デジタルギフトお役立ち記事

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デジタルノベルティとは?効果的に使う全ノウハウ&活用事例を解説

「デジタルノベルティって何?」
「自社でデジタルノベルティを活用するにはどうすればいい?」

と思うことはありませんか?

スマートフォンの普及により、自社の販促やキャンペーンの際に配布するギフトとして、デジタルノベルティを活用する企業が増えています。

そこで本記事では

  • デジタルノベルティの種類や活用事例
  • デジタルノベルティのメリット・デメリット
  • デジタルノベルティを選ぶ際のポイント

などについて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

「デジコ」ではデジタルノベルティに最適なデジタルギフトサービスを提供しています。

6,000種類の豊富なギフトを取り揃えている他、後払いにも対応したスピーディな販促が可能です。

詳しくは以下のページからお気軽に資料をダウンロードください。

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目次

デジタルノベルティとは?

デジタルノベルティとは

デジタルノベルティとは、Web上で配布できるノベルティの総称です。

グッズを始めとした実物のノベルティと比較すると、在庫や個人情報の管理といった負担が減り、社内業務を圧迫せず気軽に活用しやすい利点があります。

インターネットを通じて配布できるため、ウェビナー(オンラインセミナー)やオンライン展示会など、直接対面できないイベントでも活用できます。

デジタルノベルティを配布する目的

デジタルノベルティを配布する目的

  • 販売促進
  • 自社商品・サービスの認知向上
  • 新規顧客・見込み顧客の獲得

デジタルノベルティを配布する目的は、主に上記の3つです。

キャンペーンなどでデジタルノベルティを配布すると、インターネット上で自社の商品やサービスを幅広く認知してもらえます。

さらに、自社に興味を持ったユーザーに対してアプローチすれば、自社の顧客となる期待ができます。

以上により、デジタルノベルティは販促に役立てるマーケティング手法の一つといえるでしょう。

デジタルノベルティの5つの種類

デジタルノベルティ 5つの種類

デジタルノベルティの5つの種類

  1. 電子マネー・ギフト券
  2. ポイント
  3. 商品券・景品などの引換券
  4. デジタルコンテンツ
  5. LINEスタンプ

デジタルノベルティの種類は上記の5つです。

それぞれの詳細について解説します。

種類1.電子マネー・ギフト券

  • 電子マネー:PayPayやLINE Payなど
  • デジタルギフト:Amazonギフトカード・GooglePlayギフトカードなど

上記は使用ユーザーが多く、幅広い年代に需要があります。

端数や少額での金額設定ができるため、自社に合わせた発券ができるデジタルノベルティです。

デジタルギフトサービスのなかには、ギフトカードに自社独自のデザインを入れられるサービスもあります。

形に残らないデジタルノベルティであっても、自社認知やブランドイメージを印象に残すギフトを贈れます。

電子マネーのなかでも特に人気があるのが、Amazonギフトカードです。Amazon内で買い物ができるだけでなく、Amazon Pay対応のネットショップで使用できたりプライム会費の支払いにも使えたりと幅広く利用できるのが魅力です。

人気のAmazonギフトカードについて知りたい場合は、ぜひ以下もご一読ください。

種類2.ポイント

dポイントやLINEポイント・楽天ポイントなどのポイントも、デジタルノベルティとして配布するのにおすすめです。

電子マネーやギフト券と同様に、普段から同サービスを利用しているユーザーにとっては、ニーズの高いノベルティといえます。

また、使用ユーザーが多いサービスであれば、需要があるため注目を集められる可能性もあります。

一例として、デジコが実施した「友達紹介キャンペーンの特典」に関するアンケートを見てみましょう。

紹介キャンペーンの特典として受け取ってうれしかったもの

「友達紹介キャンペーンに参加したくなる特典は?」と題し、20~79歳の男女合計600人に対してアンケートを実施しました。

質問のひとつに「紹介キャンペーンの特典として受け取ってうれしかったもの」といった項目があり、「ポイントをもらってうれしい」と回答した割合は13.1%も存在しています。

商品券は8.8%、電子マネーは10.6%であることから、ポイントは需要の高いノベルティといえます。

もし調査結果を詳しく知りたい方は、以下のリンクからお気軽に資料をダウンロードしてください。友達紹介キャンペーンの特典に関する
調査資料をダウンロード

種類3.商品券・景品などの引換券

  • 全国チェーンの飲食店
  • コンビニ
  • ドラッグストア

などで利用できる商品券・引換券も、デジタルノベルティとして配布ができます。

ですが、ユーザーの居住区によっては「近くに使える店舗がない」という問題があるため、配布の際には使用可能かどうかを確認しましょう。

スマートフォンで表示させた引換券を店舗スタッフへ見せるだけで利用できるチケットもあり、その手軽さからニーズが増えています。

しかしながら、お礼として商品券を目上の人に贈るときには、気をつけたいポイントがあります。失礼にならないマナーや喜ばれる商品券を知りたい方は、ぜひ以下の記事もご一読ください。

種類4.デジタルコンテンツ

  • ホワイトペーパー:スキル・ノウハウやお役立ち情報をまとめたWeb上の資料
  • LINEスタンプ:メッセージアプリで利用できる絵文字スタンプ

上記の自社や自社業界にまつわる資料も、デジタルノベルティの一種です。

ユーザー自身にダウンロードしてもらうため、自社で一人ひとりに送付する手間がないのが特徴です。

他のデジタルノベルティと異なり、自社でコストをかけずに作成できるため、気軽に配布できるのがメリットといえます。

最近では人気作品とコラボしたデジタルコンテンツを作成し、ユーザー訪問を促すプロモーションも見られます。

法人向けのデジタルギフト(コンテンツ)を10社比較した結果を知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

種類5.LINEスタンプ

10代から40代までの利用率が90%を超えるLINE(※)で使用できる「LINEスタンプ」も、デジタルノベルティの一つです。

自社のイメージキャラクターや人気キャラクターなどを採用することで、自社認知やイメージアップにつながります。

またユーザーがLINEスタンプを使用すれば、他ユーザーへの宣伝にもなるメリットもあります。

※参考:総務省「令和元年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」

LINEそのものやLINEスタンプを活用したプロモーションについて知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

デジタルノベルティのメリット・デメリット

デジタルノベルティ メリット デメリット

デジタルノベルティのメリットやデメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。

本項ではそれぞれの詳細について解説します。

デジタルノベルティの4つのメリット

デジタルノベルティの4つのメリット

  • ユーザーニーズや予算へ柔軟に合わせやすい
  • 在庫管理などのコストを必要としない
  • その場で即時に贈れる
  • 配布後にデータ分析や効果測定ができる

デジタルノベルティのメリットは、主に上記の4つが挙げられます。

  • 1円単位で発券できるデジタルギフト
  • ユーザーが好きなアイテムを買えるギフト券・ポイント

などは、配布内容を柔軟に設定できます。そのため、幅広いターゲット層へアプローチ可能です。

さらに、すべてのやり取りをWeb上で完結できるため、下記のメリットもあります。

  • 多くのユーザーへリアルタイムでノベルティを配布できる
  • メール・DMの開封率や、ユーザー層やニーズのあるアイテムのデータ蓄積が可能
  • 在庫管理や梱包・発送の手間がいらない

デジタルノベルティの2つのデメリット

デジタルノベルティの2つのデメリット

  • 実物のギフトより独自性を出しにくい
  • ITリテラシーが低い層へのアピールが難しい

デジタルノベルティのデメリットは、上記の2つです。

実物のギフトは

  • カレンダー
  • 文房具
  • 衛生用品

などに自社名やロゴを印字して制作し、自社の宣伝をおこないます。

しかし、デジタルノベルティはすでにあるオンラインサービスを活用するため、独自性のある制作物を出しにくいです。

また、スマートフォンを使いこなせていないITリテラシーが低い層には馴染みがなく、アプローチが難しいデメリットもあります。

デジタルノベルティの活用事例7選

デジタルノベルティ 活用事例

実際に「デジタルノベルティ」を活用した事例を7つ紹介します。

さまざまなジャンルの事例を紹介しているため、ご自身の業種や利用シーンに近いものを選んで、参考にしてみてください。

なお、デジコでは「デジタルノベルティを活用した事例集」を無料で提供しています。

自社のデジタルノベルティ運用の参考になるはずなので、記事で紹介する内容とあわせてぜひ手にとってみてください。

デジタルギフト事例集を
無料でダウンロードする

自由な金額設定でキャンペーンにちなんだギフトが実現:X(旧:Twitter)キャンペーン

活用方法活用後の効果
X(旧:Twitter)キャンペーン「7」というキャンペーンに関する数字にちなんだノベルティの配布実現

PC向けソフトウェア・アプリ開発をおこなう、株式会社ワンダーシェアーソフトウェア様の事例です。

登録者7万人を突破した記念キャンペーンを開催するため「7」という数字にちなんだ金額で、ギフトを用意したいと考えていました。

そこで、1円単位で金額設定が可能なデジタルギフトを採用したところ「777円」のノベルティが配布できるようになりした。

また、Web上で購入~配布までを簡単に実施できたことで、担当者1名でも通常より大規模なキャンペーンを実現しました。

元事例:株式会社ワンダーシェアーソフトウェア様

配布に必要な情報の管理工数が大幅削減:謝礼

活用方法活用後の効果
謝礼謝礼配布で使う個人情報やデータの管理工数が大幅削減

案件紹介サービスを提供している、株式会社Hajimari様の事例です。

新規登録者や友人紹介をしたユーザーへ、謝礼を配布していました。

シートに手入力で個人情報や管理情報を記入していたため、利用者の増加とともに手間も増えてしまうことが課題でした。

そこで、データ管理画面が見やすいデジタルギフトサービスに移行したところ、管理工数の大幅削減に成功しています。

元事例:株式会社Hajimari様

ギフト送付作業の運用負担が改善:謝礼

活用方法活用後の効果
謝礼ギフト購入~送付までのオペレーションの運用負担軽減

ライバーマネジメント業務をおこなう、株式会社KIRINZ様の事例です。

イベントの景品や配信時間に応じたインセンティブとして、年齢・性別の異なるライバーに合わせられるギフトを模索していました。

そこで、ライバー自身が欲しいものと交換できる、種類が豊富なデジタルギフトを採用します。

結果として、ライバーの配信者数が約40%増という成果につながりました。

元事例:株式会社KIRINZ様

車の一括査定申し込みのCVRが10%改善:アンケートキャンペーン

デジタルギフト事例1

活用方法活用後の効果
アンケートキャンペーン査定申し込みのCVRが10%増加

車の買取・事故車や廃車の査定サービス「セルトレ」の運営をおこなう、株式会社じげん様の事例です。

車の一括査定申し込みのキャンペーンとして、これまではAmazonギフトカードを活用していました。

しかし、楽天を始めとするECモールやPayPayなど「日常的に使えるデジタルギフトのほうが、ユーザーは喜ぶのでは?」と考え、複数の交換先に対応しているデジタルギフトサービスの導入を決めました。

結果として査定申し込みのCVRが10%増加し、期待している成果を得られています。

元事例:株式会社じげん様

Xユーザーフォロワー数3日で2万人超え:Twitterキャンペーン

デジタルギフト事例2

活用方法活用後の効果
Twitterキャンペーン新規アプリゲームの公式Xフォロワー数が3日で2万人、サイトアクセスも増加

スマートフォンゲームアプリの開発や運営をおこなっている、株式会社SNOWPIPE JAPAN様の事例です。

新規ゲームタイトルの『異世界に飛ばされたらパパになったんだが ~精霊騎士団物語~』のリリースに先立ち、Xのキャンペーンを実施しました。

その内容は、公式Xのフォロー&リポストのみで限定500名に対し、最大10,000円があたるものです。

たったの3日でフォロワー数2万人を超え、サイト訪問数も増加の一途をたどり大反響を得られています。

元事例:株式会社SNOWPIPE JAPAN様

LINE公式アカウントの友達2日で1万人超え:自治体サポート

デジタルギフト事例3

活用方法活用後の効果
自治体サポート自治体のLINE公式アカウントの友達が2日で1万人増加、ブロック率は10%減少

埼玉県 オリンピック・パラリンピック課様の事例です。

東京2020オリンピック・パラリンピックを盛り上げるためにLINE公式アカウントを開設し、友達追加特典を用意しました。

その内容は「抽選で500名様にチョコレート菓子のガルボが当たる」というもので、バナークリックのみで参加できるものです。

目標としていた登録数1万人をたったの2日で達成し、同時にブロック率も50%→40%と大幅に削減できました。

元事例:埼玉県 オリンピック・パラリンピック課様

不動産投資サービスの資料請求のCVRが3倍:謝礼

デジタルギフト事例4

活用方法活用後の効果
謝礼資料請求のCVRが従来と比較して3倍、ギフト券の発券もスピーディーに

ネット不動産マーケットプレイス「RENOSY(リノシー)」の開発・運営をおこなっている、株式会社GA technologies様の事例です。

資料請求のインセンティブとしてAmazonギフトカードを提供していましたが、同じ謝礼ばかりだったため、お客様の飽きが心配でした。

そこで、複数のギフトから選べて、さらにギフト券の発行スピードの早いデジコを導入しました。

従来と比較して資料請求のCVRが3倍に伸び、導入した効果を得られています。

元事例:株式会社GA technologies様

デジタルノベルティ選びの4つのチェックポイント

デジタルノベルティ選びの4つのチェックポイント

デジタルノベルティのサービスを選ぶ際には、以下4つのポイントを意識してみてください。

それぞれ詳しく紹介します。

ポイント1.サービスの手数料が予算に合うか

サービスを利用する前に、デジタルノベルティの代金だけではなく、利用手数料も確認しましょう。

ギフトそのものが低価格でも、手数料が割高になってしまう可能性が考えられます。

もし、総額費用が予算を超えてしまう場合は、

  • 手数料が安い
  • 手数料が不要

など、他のサービスの導入も視野に入れるのがおすすめです。

ポイント2.自社の課題が解決できるサービスか

デジタルノベルティの配布を通じて、自社の解決したい課題を事前に把握しておきましょう。

具体的には

  • SNSアカウントのフォロワーを増やしたい
  • 自社の新商品・新サービスを認知させたい

といった例が挙げられます。

さらに利用したいサービスが、課題を解決できるかどうかの確認も必須です。

例えば、SNSキャンペーンに利用できるサービスであれば、自社アカウントのフォロワー増加に役立ちます。

ポイント3.ニーズとマッチしたノベルティを扱っているか

サービスによって、取り扱っているギフトの種類は異なります。

ターゲットのニーズに合ったデジタルノベルティが用意されているか、事前に確認しておきましょう。

ユーザーが「もらっても使い道がない」「使えるお店がない」と感じるノベルティでは、配布する意味がなくなってしまいます。

配布する企業で種類を限定せず、ユーザーが好きなものを選べるようなデジタルノベルティ選びがおすすめです。

ポイント4.支払い方法は運用しやすいシステムか

サービスの支払い方法についても留意しましょう。

振込のタイミングが前払い制・後払い制など、サービスによって支払い時のシステムが異なります。

導入するサービスの支払い方法が、自社の予算や運用方針に合っているか確認することも、運用コストを下げる一つのポイントです。

デジタルノベルティなら「デジコ」がおすすめ

デジタルノベルティを配布するなら、デジタルギフトの「デジコ」がおすすめです。

デジコでは、PayPay・Amazonギフトカードをはじめとする、6,000種類の豊富なギフトを取り揃えています。

そのため、ユーザーのニーズを限定しないデジタルノベルティとしてご活用いただけます。

  • 後払いOKなため、社内の承認を通す負担を軽減
  • 1円単位での発券が可能

であるため、自社の運用方針や予算に柔軟に合わせたデジタルギフトの用意ができます。

詳しくは以下のページから資料をダウンロードください。

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まとめ:デジタルノベルティを活用して顧客満足度をアップしよう

Web上で完結するデジタルノベルティは、グッズなどの在庫管理や梱包・発送の不備などのリスクを減らせるメリットもあります。

またスマートフォンで気軽に利用できるため、インターネット人口が増加している時代に適したマーケティング手法の一つです。

デジコではデジタルノベルティにも活用できる、デジタルギフトサービスを提供しています。

下記のように、明解な手続き・金額設定で手軽にご利用いただけます。

  • お申し込みから最短2営業日で納品、スピーディなノベルティ配布が可能
  • 月額費用や初期費用0円で、発券した分だけを請求

詳しい資料を用意しているので、以下のページからお気軽にダウンロードください。

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この記事を書いた人

東村龍樹

株式会社DIGITALIO 販促DX事業本部 本部長。日本インターネットポイント協議会(JIPC)のラーニング&ネットワーキング委員としても活動中。現在は、ポイントメディアの知見を活かして、販促DX事業本部にてデジタルギフトサービス「デジコ」の責任者を務めています。