「SNSマーケティングって何?」
「どのような効果があるのか」
と考えることはありませんか?
総務省の令和4年通信利用動向調査によると、20~59歳の80.0%以上がSNSを日常的に利用しています。この結果からわかるように、SNSマーケティングは企業にとって重要な戦略です。
本記事では、SNSマーケティングの基礎から成功事例、さらに効果を最大限に引き出すための秘訣まで詳しく解説します。
自社でのSNS活用を検討中の方や、SNSマーケティングについて深く理解したい方は、ぜひご一読ください。
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目次 []
SNSマーケティングは、FacebookやX(旧Twitter)、Instagram、TikTokなどの主要なSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を活用したマーケティング手法です。
SNSは、企業とユーザーの直接的でリアルタイムな双方向コミュニケーションを可能にします。SNSを活用することで、下記のマーケティング活動が可能となります。
SNSマーケティングは従来のマーケティング手法と異なり、ユーザーとの双方向コミュニケーションを重視する点が最大の特徴です。
SNSの特性を活かすことで、企業はユーザーとの間に関係性を築きながら、同時にマーケティング目標の達成を目指せます。
なお、企業が実際におこなったキャンペーンについて知りたい場合は、こちらの記事もご覧ください。
SNSマーケティングに取り組むべき理由は、主に2つあります。
SNSマーケティングに取り組むべき2つの理由
1.SNSの利用率が高まっている
2.SNSで情報収集している
特に注目すべきは、SNSの利用率が急速に高まっている点です。
現代社会においてSNSは日常生活の一部であり、幅広い年齢層に浸透しています。
それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
近年、日本におけるSNSの利用率は急速に高まっています。
総務省が実施した令和4年通信利用動向調査によると、2022年の国内SNS利用率は80.0%に達し、国民のSNSの日常的な利用が明らかになりました。
10人に8人がSNSを利用しているという結果は、SNSが幅広い年齢層に浸透していることを示しています。
企業はユーザーの投稿やコメントを通じて、製品やサービスに対する反応をリアルタイムで把握できます。
利用率が高まっているSNSを活用することで、ターゲットのニーズの把握や、興味関心にもとづいた広告配信など、効率的なアプローチが可能です。
総務省の令和4年通信利用動向調査からは、多くのユーザーがSNSを「重要な情報収集ツール」として活用していることがわかります。
多くのユーザーが、SNS上で商品やサービスに関する評判や口コミ、企業の対応を積極的に探索し、その情報をもとに商品購入やサービス利用を決定しています。
つまり、SNSを通じてユーザーの実体験に基づく口コミを集めたり、ユーザーの疑問や心配を解消するなど信頼性を高めたりすることで、最終的な購入へと導くことも可能です。
SNSを通じた口コミやユーザーとの対話は、購買決定プロセスに影響を与え、企業の信頼性や売上の向上につながります。
SNSマーケティングは、企業にとってさまざまな効果をもたらすツールです。主な効果は下記の4つです。
SNSマーケティングで期待できる4つの効果
1.認知拡大
2.ブランディング
3.ロイヤリティ向上
4.売上アップ
製品やサービスが知られていなければ、ブランディング、ロイヤリティ向上、売上増加は難しいため、認知拡大は特に重要です。
以下、それぞれの効果について詳しく解説します。
SNSマーケティングの最も重要な効果の一つは、ブランドや製品・サービスの認知拡大です。
「ユーザー参加型のハッシュタグチャレンジ」や「リポストが参加条件のキャンペーン」など、SNSを活用した施策を実施することで、短期間で多くのユーザーに情報を届けられるので、認知度の向上が期待できます。
SNSマーケティングを通じた認知拡大は、他のマーケティング効果の基盤となる重要な要素です。ブランドや製品が広く知られることで、次のステップであるブランディングやロイヤリティ向上、そして最終的な売上増加へとつながります。
SNSは企業のブランドイメージを構築・強化するのに適している媒体です。企業は自社の価値観やビジョンを一貫してSNSで発信することで、顧客との深い絆を築けます。
一貫性のあるメッセージや価値観を発信し、ユーザーとの共感を生み出すことで、競合他社との差別化を図り、独自のブランドの個性を確立できます。
例えばアウトドアブランドのパタゴニアは、製品の宣伝だけでなく環境保護活動や持続可能な製造プロセスに関する情報をSNSで積極的に発信することで、「環境に配慮したライフスタイルブランド」としてのイメージを強化しています。
SNSマーケティングを通じて、パタゴニアは単なるアウトドア用品メーカーではなく、社会的責任を果たす企業として認識されるようになりました。結果として、ブランドへの信頼度が向上し、競合他社との差別化にも成功しています。
効果的なSNSブランディングは、顧客のブランドへの共感や愛着を高め、長期的な関係構築につながります。
ロイヤリティとは、ユーザーがある特定の企業やブランド、製品、サービスに対して持つ「愛着」など、ポジティブな感情や行動です。SNSを通じたユーザーとの直接的なコミュニケーションは、既存顧客との関係を深め、ブランドへの愛着や信頼を高められます。
例えばスターバックスでは、新商品の情報だけでなく、ユーザー投稿のリポストやコメントへの丁寧な返信をおこなっています。
また、「#MyStarbucksIdea」というハッシュタグを使ってユーザーからアイデアを募集し、実際に商品開発に反映させたり「パートナーとお客様で選ぶ歴代人気タンブラー復刻企画」というユーザー参加型企画を定期的に実施したりしています。
ユーザーの声に耳を傾け、適切に対応することで信頼関係を築き、リピート購入や口コミ効果を促進できます。
SNSマーケティングの最終的な目標の一つは、売上の増加です。SNSマーケティングによって高められた認知度と強化されたユーザーとの関係は、最終的に売上アップが期待できます。
認知度やブランディング、ロイヤリティの向上が売上につながる理由は以下です。
認知拡大:認知度が高まると、購入を検討するユーザーが増える
ブランディング:信頼を獲得しているので、似たような商品やサービスの場合でも競合他社より選ばれやすくなる
ロイヤリティの向上:愛着心を持ってリピートや口コミをしてくれるので、安定した売上や新規顧客の獲得につながる。
SNSを通じた売上アップは、ユーザーとの関係強化やブランド価値向上に基づくことが多いため、短期的な利益増加だけでなく、長期的な企業価値の向上も期待できます。
SNSマーケティングにもメリット・デメリットが存在します。
本項ではそれぞれの詳細や特徴について解説していきます。
SNSマーケティングの5つのメリット
1.誰でも簡単にはじめられる
2.ターゲットの年代に合わせて媒体を選べる
3.スピーディーな情報の拡散を狙える
4.投稿内容を柔軟に変えて、見込み客へアプローチできる
5.ユーザーと直接交流できる
SNSマーケティングのメリットとして、上記の5つが挙げられます。
SNSは無料で始められるものがほとんどで、手軽に始められます。またSNSによって特徴がはっきりしているので、ターゲットとの接点を自然に増やせることがメリットです。
ユーザーの日常に溶け込むことで、通常のマーケティングに比べて、自社の認知や商品への購入につなげやすいというメリットもあります。
またアカウントの雰囲気や投稿内容・クリエイティブのデザインから、自社のブランディングを形成していくことも可能です。
ユーザーと直接やり取りをすることで企業に対する信頼や愛着(ロイヤリティ)も向上し、ファン化にもつながります。
SNSマーケティングのデメリット
1.炎上リスクがある
2.短期間で成果が出にくい
SNSを運用する担当者には、SNSを適切に活用するための知識や能力(リテラシー)が求められます。
ネットのマナーや現代社会のモラル・セキュリティの意識を把握できていないと、投稿が広く拡散され炎上につながるからです。
またSNSでフォロワーを増やすためには、アカウントに有用性があることを知ってもらい、信頼を得る必要があります。
そのためフォロワー獲得は短期間で成果を出すことが難しく、中長期的な運用が必要となる点がデメリットといえます。
SNSマーケティングの成功には、これらのメリットデメリットを理解した上で戦略を考えることが必要です。戦略の立て方や企業の成功事例を以下にまとめているので、知りたい場合はご一読ください。
SNS | 利用率の傾向 | 特徴 |
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LINE |
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X(旧Twitter) |
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YouTube |
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TikTok |
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利用者率の参考:総務省「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」
自社の目的や、商品・サービスに合ったSNSを選ぶことも、SNSマーケティングでは重要です。
本項ではSNSマーケティングで利用される、6つのソーシャルメディアを紹介します。
LINEは、幅広い年齢層に利用されているSNSで、下記のような機能を無料で利用できます。
ビジネス向けサービス「LINE for Business」からLINE公式アカウントへ登録すれば、自社のアカウントを作成できます。
友だち追加したユーザーへ一斉にメッセージを送ったり、ショップカードを作成したりと、販促に活用できる機能も豊富です。
ただLINE公式アカウントには複数のプランがあり「料金によって送信できるメッセージ数が異なる」など注意点がいくつかあります。
LINEを活用したマーケティングをより知りたい場合は、以下の記事も参考にしてください。
Xの特徴は、Xプレミアム未登録の場合「投稿できる文字数が140文字」という文字制限があることです。
文字数が限られていることで、気軽に投稿しやすいメリットがありますが、たくさんの投稿があふれ流れてしまうというデメリットもあります。
そのため、ターゲットに届きやすい投稿時間や日にちを厳選することが重要です。
またハッシュタグやリポスト機能など拡散力が強いSNSのため、自社を知らないユーザーにも認知を広げられます。
そのため1回の投稿で炎上や自社のイメージダウンにつながる恐れもあるため、投稿は慎重に行いましょう。
なお、Xを活用したマーケティングについてより詳細を知りたい場合、下記の記事もぜひご一読ください。
Instagramは、画像や動画メインのSNSです。
視覚重視で構成されており、検索やホーム画面にも画像のみが表示されるため、一目で内容がわかるような投稿が必要です。
Instagramならではのストーリーズ機能では、24時間後に投稿が消される限定性から「24時間限定のセールやプロモーションコードを公開し、顧客の購買をうながす」などビジネス投稿にも活用されています。
またInstagramはFacebookが所有しているため、両プラットフォームのユーザーデータを共有しています。これによりInstagram広告では、詳細な情報をもとに広告を出稿できます。
Facebookは、利用規約でふだん使っている名前での登録がルールとされています。そのため他のSNSと比べて、実名や顔出しで登録しているユーザーが多いことが特徴です。
信頼性や透明性が高く顧客との関係構築がしやすいため、ビジネス目的で利用するユーザーも多く、世界で900万人以上の広告主がFacebookのサービスを利用しています。
BtoBやビジネス寄りの商品・サービスを提供している場合は、Facebookを活用したPRがおすすめです。
Googleが運用している動画サービスであるYouTubeは、アカウントを開設し動画をアップロードできるSNSです。
自社のアカウントを設立すれば、商品やサービスを動画でまとめて紹介でき、海外のユーザーにも自社の動画を届けられます。
撮影機材の購入や動画編集・制作を外注をする場合は、初期投資が必要ですが、一定の視聴回数や登録者数などの資格要因を満たせば収益を得られます。
TikTokでは、15秒から3分ほどの動画を投稿できます。
本記事で紹介しているソーシャルメディアのなかでも、特に新しいSNSです。
総務省の調査では、10代の利用率が66.4%と最も高いことが特徴です。
以下のように、企業からユーザーへ投稿を促すキャンペーンが開催されています。
上記のように、SNSマーケティングとしても新しい試みが実施できるSNSサービスです。
SNSマーケティングには下記の5つのような手法があります。
SNSマーケティングの手法
1.SNSアカウント運用
2.SNS広告
3.SNSキャンペーン
4.インフルエンサーマーケティング
5.ソーシャルリスニング
効果的なSNSマーケティング戦略には、明確な目的を設定した上で、ターゲット層の特性、そして利用可能なリソースを考慮しながら、上記の手法を適切に組み合わせることが重要です。
SNSは急速に進化し続けており、ユーザーの行動パターンや各プラットフォームの特性も常に変化しています。
そのため、最新のトレンドや技術革新を継続的に把握し、状況に応じて柔軟な調整が求められます。
それぞれの手法について、詳しく見ていきましょう。
SNSアカウント運用は、自社の製品、サービス、ブランドに関連するコンテンツをSNS上で配信する手法です。
ブログ記事、動画、画像、インフォグラフィックなど、ユーザーに役立つ情報を無料で提供することで、ブランドへの信頼構築が期待できます。
またSNS上でユーザーとコミュニケーションを取ることで、ブランドへの愛着が生まれ、長期的な関係構築も可能です。
定期的な投稿や交流を通じてユーザーの声を直接聞くことで、製品やサービスの改善にも役立てられます。
SNS広告は、FacebookやX、Instagramなどの広告機能を活用し、ターゲット層に効率的にアプローチする方法です。
ターゲットを絞った効果的なマーケティング手法で、SNSプラットフォームが持つ詳細なユーザーデータを活用し、年齢、性別、興味関心などに基づいて広告を配信できるため、興味のある人に広告を届けられます。
SNS広告では、広告目的の明確化や予算の設定をしたうえで、ターゲット層の利用率が高いSNSの選定やターゲットがアクティブな時間帯に合わせた配信など、適切な広告フォーマットや配信設定を検討しましょう。
SNSキャンペーンは、ユーザー参加型のイベントを実施してエンゲージメントの向上を図る手法です。
SNSキャンペーンのなかにはハッシュタグキャンペーン、フォトコンテスト、クイズ、プレゼント企画などがあります。
ユーザーの積極的な参加を促すことで、キャンペーンが自然と広まり話題を呼べば、多くの潜在顧客へのアプローチが可能です。
インフルエンサーマーケティングは、SNS上で影響力のある人物を起用し、製品やサービスの宣伝をおこなう戦略です。
インフルエンサーの発信力を借りることで、自社の認知度を高め、ユーザーの信頼を獲得できます。
インフルエンサーマーケティングにおいては、インフルエンサーの選定が重要なポイントとなります。インフルエンサーを選ぶときは、以下に注目しましょう。
インフルエンサーはすでに信頼関係を築いたフォロワーを持っているため、彼らを通じて製品やサービスを紹介することで、より自然で信頼性の高いプロモーションができます。
ニッチな興味を持つフォロワーを抱えるインフルエンサーの起用は「特定市場へのアプローチがしやすい」などのメリットもあります。
ソーシャルリスニングは、SNS上でのユーザーの会話や投稿を分析し、自社や競合他社、業界に関する情報を収集する手法です。
企業が実施するアンケートに比べると、ユーザーの本音を得られやすいため、企業や商品の改善に役立てられるのが特徴です。
顧客のニーズや不満、トレンドをリアルタイムで把握できるので、製品開発などにも活用できます。
紹介した5つの手法を適切に組み合わせることで、効果的なSNSマーケティング戦略の構築が可能です。
デジコではSNSマーケティングの全体像を解説した資料を無料で配布しています。これからSNSの活用を始める方は、ぜひ下記のボタンよりダウンロードしてください。
SNSマーケティングで成功した企業の事例6選
1.テラコヤプラス by Ameba(株式会社CyberOwl)
2.ダイソー(株式会社大創産業)
3.クラシル(dely株式会社)
4.snaq.me(株式会社スナックミー)
5.ヒラキ(ヒラキ株式会社)
6.ハーゲンダッツ(ハーゲンダッツ ジャパン株式会社)
気軽に開催できるキャンペーン事例や、本格的な設備・人材導入が必要な事例など、成功パターンは会社によって異なります。
実際にSNSマーケティングで成功した企業として、上記の6社を紹介します。
総合情報サイト「テラコヤプラス by Ameba」を運用している、株式会社CyberOwl様の事例です。
テラコヤプラス by Amebaは、塾や家庭教師など教育・習い事に関する情報を扱っており、公式Xでも情報発信をしていました。
そして公式Xのフォロワーの更なる増加を目的に、デジタルギフトを景品としたRTキャンペーンを実施します。
結果として、従来のギフト券を景品にしていたときと比較して新規フォロワーが114%増加しました。
元事例:株式会社CyberOwl様
出典:ダイソー
株式会社大創産業が展開する、100円均一ショップ「ダイソー」の事例を紹介します。
同社ではInstagramを活用し、自社の新商品や季節商品を画像や動画で解説しました。
さらに、自社商品を使った日常のワンシーンを写真投稿することで、自社店舗の訪問や自社商品の購入を促す狙いもあります。
商品や使用例を画像でわかりやすく伝えられたことで、190万人以上のフォロワーを獲得しています。(※2024年6月現在)
出典:クラシル
次に、動画投稿がメインのTikTokを活用した事例です。
レシピ動画サービス「クラシル」では、TikTokでアカウントを開設しました。
上記のように、15秒のテンポの良い音楽とともに動画を配信します。
特有のレシピ紹介はユーザーを惹きつけ、2024年6月時点でフォロワーを34.7万人獲得しました。
動画とともにキャンペーン情報を掲載することで、興味を持ったユーザーをそのままキャンペーンサイトへ誘導する狙いがあります。
出典:snaq.me
株式会社スナックミーが提供するおやつの定期便サービス「snaq.me」は、効果的な広告戦略により顧客獲得を実現しています。
当初はGoogle検索広告を中心に新規顧客を獲得していましたが、YouTube動画広告の導入により、わずか1ヵ月でGoogle広告全体からの申し込み数が3倍に増加しました。
さらに、指名検索の増加やソーシャルメディアからの獲得増加など、副次的な効果も得られました。
出典:ヒラキ
靴の製造・販売をおこなうヒラキでは、インフルエンサーマーケティングを活用してECサイトの訪問者数を大幅に増加させました。
インフルエンサーを起用したキャンペーンでは、550万回の再生・表示回数と9万件の「いいね」を獲得しています。
キャンペーンの結果、ECサイトへの訪問者数が前期比15%増となり、ブランド認知度の向上に成功しました。
出典:ハーゲンダッツ ジャパン
アイスクリームの製造販売をおこなうハーゲンダッツジャパンは、ソーシャルリスニングを活用して売上向上とファン獲得を実現しています。
具体的には、ファンの投稿をヒントに「ハーゲンハート」キャンペーンを展開しました。消費者を楽しませる工夫を施したキャンペーンの内容は、以下です。
以上のような取り組みにより、ブランディングとファン獲得に成功しました。
なお、SNSを活用した他のキャンペーンについて以下の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
SNSマーケティングを効果的に始めるには、以下の6つのステップが重要です。
SNSマーケティングの始め方6ステップ
1.目的・目標の明確化
2.ターゲット(ペルソナ)の設定
3.競合他社の調査
4.利用するSNSの選定
5.KPIの設定
6.投稿頻度と内容の選定
6つのステップのなかで最も重要なのは、目的・目標の明確化です。
最初に決めた目的・目標に沿ってステップ2~6を進めることで、一貫性のある戦略を立てられます。
さらに、目的・目標を関係者と共有することで、チーム全体が同じ方向を向いてSNSマーケティングに取り組むことも可能です。
SNSマーケティングの始め方の各ステップについてより詳しく説明を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
自社のSNSマーケティングでより高い効果を出すためにも、効率化やPDCAを回していくことは重要です。
SNSマーケティングで効果を最大化させるポイントとして、下記の3つを解説します。
SNSマーケティングで効果を最大化させる3つのポイント
1.自社のターゲットに合わせてSNSを選ぶ
2.SNSの特徴を活かしたクリエイティブを制作する
3.定期的に効果測定をおこない戦略を修正する
では、1つずつ解説します。
まずは、自社のサービスや商品のターゲットを明確にし、ターゲットに合ったSNSを選びましょう。
前述のとおり、SNSによって利用率が高い年代層が異なるからです。
例えば20代の若者をターゲットとした際、30代の利用率が最も高い(※)Facebookを選んでも、成果を得られないかもしれません。(※令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書)
XやInstagramであれば、ハッシュタグ検索を踏まえてタグ付けを慎重におこなえば、一定の効果を期待できます。
ただ、Facebook広告の配信では、年齢や性別だけでなく、興味関心や行動など詳細にターゲティングができます。
若者のターゲティングが不可能、というわけでは決してありません。
なんとなく一般論に合わせるのではなく、あくまで自社の目的・ターゲットに合わせて優先度を明確にし、SNS媒体を選びましょう。
SNSの特徴を活かしたクリエイティブを制作することも重要です。
ユーザーはすべての投稿をじっくりと読むわけではありません。
自社の投稿を読んでもらうためには、パッと見ただけで興味を持てる投稿にする必要があります。
例えばInstagramであれば、最初に表示される画像にキャッチコピーを入れることで訴求力をアップできます。
さらに、短い動画がメインになるTikTokでは、トレンドの曲を選んで惹きつけることも可能です。
各SNSの特徴を踏まえたうえで、ターゲットに
と感じてもらえるクリエイティブの制作が大切です。
SNSマーケティングでは、効果測定をおこない戦略の修正を繰り返すことが必要です。
当初予定していた目標が達成できない・思うように数字が伸びない、と悩む可能性はあります。
定期的に効果測定し、ユーザーのニーズに合わせてコンテンツの修正を続けていく姿勢が重要です。
例えば、キャンペーンの参加者を増やしたい場合、以下を振り返ります。
などを、ターゲットの立場になって考えてみます。
SNSでは、ユーザーが率直な感想を投稿しているケースがあるので、生の声を集めて改善することもおすすめです。
施策を一度おこなうだけではなく、集めたデータをもとに定期的に戦略を改善していきましょう。
SNSを運用するのであれば、エンゲージメント率は重視すべきポイントです。各SNSのエンゲージメント率の算出法は以下にまとめていますので、知りたい場合はあわせてご覧ください。
SNSマーケティングの手法のひとつであるSNSキャンペーンには、魅力的な景品を用意すると参加意欲が高まります。
キャンペーンの景品には、使い勝手の良いデジタルギフト「デジコ」がおすすめです。
デジタルギフト「デジコ」のおすすめポイント
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昭和33年創業の東京大田区にある製麺所である株式会社丸山製麺様では、通販やSNS活用などtoCの事業にも取り組まれています。
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リポスト件数に応じたギフトカードをプレゼントするキャンペーンを実施し、Xのフォロワーが2,000人以上も増加しました。
導入事例の詳細は、「Twitter✕デジタルギフトでtoC領域拡大、1円単位発券のデジコで柔軟性UP」で紹介しているので、ぜひご覧ください。
SNSキャンペーンに魅力的なプレゼントを用意することで、フォロワーの増加やキャンペーンの拡散が期待できます。
デジコ導入事例集には、他にもSNSマーケティングにデジコを活用した事例がたくさん掲載されています。ぜひ参考にしてください。
SNSアカウントは、だれでも無料で開設・運用できます。
フォロワーの獲得には時間がかかるものの、ユーザーと直接コミュニケーションを図れることが魅力です。
ファンの獲得や自社ブランドの構築につなげられるため、ビジネスをおこなう上でSNSマーケティングの実施は必須です。
また、キャンペーンやイベントなどを通じて、SNSの持つ拡散力を活かした認知向上も狙えます。
キャンペーンの景品に、Web上で完結するデジタルギフトを採用できれば、社内での在庫管理や発送手続きの負担を減らすことも可能です。
デジコでは、キャンペーンに活用できる法人向けデジタルギフトサービスを提供しております。
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