「SNSマーケティングって何?」
「どのような効果があるのか」
と考えることはありませんか?
日本全体の73.8%がSNSを日常的に利用している(※)現代において、SNSマーケティングは注目を集めています。
(※)参考:総務省 令和3年版|インターネットの利用状況
本記事ではSNSマーケティングの用語の意味や、成功事例・効果を最大化させるポイントについて解説します。
自社でのSNS導入を考えている・SNSマーケティングについて知りたい場合は、ぜひご一読ください。
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目次
SNSマーケティングとは、SNSを活用して、自社や自社商品の認知やファンの獲得を狙うマーケティング手法です。
X(旧:Twitter)・LINE・Instagramといった主要なSNSは、無料でアカウントを開設できます。
さらに、顧客やファンと直接コミュニケーションを取れるメリットがある点も、SNSマーケティングの特徴です。
アカウントの投稿に自社のサイトやショップのリンクを貼ることで、SNSを経由した利益獲得の機会にもつながります。
またキャンペーンを開催して、フォロワー数の増加や自社の認知率を上げる期待も持てます。
なお、企業が実際におこなったキャンペーンについて知りたい場合は、こちらの記事もご覧ください。
SNSマーケティングにもメリット・デメリットが存在します。
本項ではそれぞれの詳細や特徴について解説していきます。
SNSマーケティングの5つのメリット
SNSマーケティングのメリットとして、上記の5つが挙げられます。
SNSは日常生活に馴染みがあるため、ユーザーとの接点を自然に増やせることも特徴です。
ユーザーの日常に溶け込むことで、通常のマーケティングに比べて、自社の認知や商品への購入につなげやすいメリットがあります。
またアカウントの雰囲気や投稿内容・クリエイティブのデザインから、自社のブランディングを形成していくことも可能です。
ユーザーと直接やり取りをすることで企業に対する信頼や愛着(ロイヤリティ)も向上し、ファン化にもつながります。
SNSマーケティングのデメリット
SNSを運用する担当者には、SNSを適切に活用するための知識や能力(リテラシー)が求められます。
ネットのマナーや現代社会のモラル・セキュリティの意識を把握できていないと、投稿が広く拡散され炎上につながるからです。
また、SNSはフォロワーの確保が第一優先です。
まずはアカウントに有用性があることを知ってもらい、信頼を得る必要があります。
ですが、フォロワー獲得は短期間で成果を出すことが難しく、中長期的な運用が必要となる点が、デメリットといえます。
SNSマーケティングの成功には、これらのメリットデメリットを理解した上で戦略を考えることが必要です。戦略の立て方や企業の成功事例を以下にまとめているので、知りたい場合はご一読ください。
SNS | 利用率の傾向 | 特徴 |
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LINE |
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X |
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YouTube |
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TikTok |
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利用者率の参考:総務省「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」
自社の目的や、商品・サービスに合ったSNSを選ぶことも、SNSマーケティングでは重要です。
本項ではSNSマーケティングで利用される、6つのソーシャルメディアを紹介します。
LINEは、幅広い年齢層に利用されているSNSです。
下記のような機能を、だれでも無料で利用できます。
また、ビジネス向けサービス「LINE for Business」から、LINE公式アカウントへ登録すれば、自社のアカウントを作成できます。
友だち追加したユーザーへ一斉にメッセージを送ったり、ショップカードを作成したりと販促に活用できる機能が豊富です。
ただ、LINE公式アカウントには複数のプランがあり、料金によって送信できるメッセージ数が異なります。
なお、LINEを活用したマーケティングをより知りたい場合は、よければ以下の記事もご参考になさってください。
Xの特徴は、投稿できる文字数が140文字までという文字制限があることです。
文字数が限られていることで、気軽に投稿しやすいメリットがあります。
一方、たくさんの投稿があふれ流れてしまうので、ターゲットに届きやすい投稿時間や日にちを厳選することが重要です。
また、ハッシュタグやRT機能など拡散力が強いSNSのため、自社を知らないユーザーにも認知を広げられます。
ただ1回の投稿で、炎上や自社のイメージダウンにつながる可能性もあるため注意が必要です。
なお、Xを活用したマーケティングについてより詳細を知りたい場合、こちらの記事もぜひご一読ください。
Instagramは、画像や動画メインのSNSです。
視覚重視で構成されており、検索やホーム画面にも画像のみが表示されるため、一目で投稿内容がわかるような工夫が必要です。
Instagramならではのストーリーズ機能では、24時間後に投稿が消される限定性からビジネス投稿にも活用されています。
また、Instagram広告では、詳細なターゲティングをしたうえで配信が可能です。
Facebookのデータと連動しているため、よりたくさんのデータをもとに広告を出稿できます。
Facebookは、利用規約でふだん使っている名前での登録がルールとされています。
他のSNSと比べ、実名や顔出しで登録しているユーザーをよく見かけることが特徴です。
そのため、ビジネス目的で利用するユーザーも多く、世界で900万人以上の広告主がFacebookのサービスを利用しています。
BtoBやビジネス寄りの商品・サービスを提供している場合は、Facebookを活用したPRがおすすめです。
Googleが運用している動画サービスである、YouTubeを紹介します。
YouTubeとは、アカウントを開設し動画をアップロードできるSNSです。
自社のアカウントを設立すれば、商品やサービスを動画でまとめて紹介できます。
グローバルなサービスのため、国内に限らず、海外のユーザーへ自社が展開した動画を届けられることが特徴です。
撮影する機材設備や、動画編集のために専門家へ依頼するケースがあるため、初期投資が必要になります。
しかし、一定の視聴回数や登録者数などの資格要因を満たせば収益を得られる点が、他のSNSとは異なるメリットです。
TikTokでは、15秒から3分ほどの動画を投稿できます。
本記事で紹介しているソーシャルメディアのなかでも、特に新しいSNSです。
総務省の調査では、10代の利用率が57.7%と最も高いことが特徴です。
以下のように、企業からユーザーへ投稿を促すキャンペーンが開催されています。
上記のように、SNSマーケティングとしても新しい試みが実施できるSNSサービスです。
SNSマーケティングで成功した企業
気軽に開催できるキャンペーン事例や、本格的な設備・人材導入が必要な事例など、成功パターンは会社によって異なります。
実際にSNSマーケティングで成功した企業として、上記の3社を紹介します。
総合情報サイト「テラコヤプラス by Ameba」を運用している、株式会社CyberOwl様の事例です。
テラコヤプラス by Amebaは、塾や家庭教師など教育・習い事に関する情報を扱っており、公式Xでも情報発信をしていました。
【2022年中学入試理科📚】
今年の麻布中学校の入試問題では、
ウイルスに関する問題が出題されました。ウイルスに感染した細胞について、正しいものはどれでしょうか?
正解だと思う画像をタップ👇#テラコヤプラス #中学受験 #中学入試 #理科 #麻布中学校 pic.twitter.com/CuZXnH6KSk
— 【公式】テラコヤプラス 教育情報メディア (@terakoyaplus) June 26, 2022
そして公式Xのフォロワーの更なる増加を目的に、デジタルギフトを景品としたRTキャンペーンを実施します。
結果として、従来のギフト券を景品にしていたときと比較して新規フォロワーが114%増加しました。
元事例:株式会社CyberOwl様
出典:https://www.daiso-sangyo.co.jp/
株式会社大創産業が展開する、100円均一ショップ「ダイソー」の事例を紹介します。
同社ではInstagramを活用し、自社の新商品や季節商品を画像や動画で解説しました。
さらに、自社商品を使った日常のワンシーンを写真投稿することで、自社店舗の訪問や自社商品の購入を促す狙いもあります。
商品や使用例を画像でわかりやすく伝えられたことで、180万人以上のフォロワーを獲得しています。(※2022年6月現在)
最後は、動画投稿がメインのTikTokを活用した事例です。
レシピ動画サービス「クラシル」では、TikTokでアカウントを開設しました。
@kurashiru.com フライパンと肉があれば、勝ち 【使用楽曲 : ココロヲドレ – 鹿P feat.鏡音リン】 #クラシル #tiktokレシピ #ビーフペッパーライス
上記のように、15秒のテンポの良い音楽とともに動画を配信します。
特有のレシピ紹介はユーザーを惹きつけ、2022年6月時点でフォロワーを25万人獲得しました。
動画とともにキャンペーン情報を掲載することで、興味を持ったユーザーをそのままキャンペーンサイトへ誘導する狙いがあります。
なお、SNSを活用した他のキャンペーンについて以下の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
自社のSNSマーケティングでより高い効果を出すためにも、効率化やPDCAを回していくことは重要です。
SNSマーケティングで効果を最大化させるポイントとして、下記の3つを解説します。
SNSマーケティングで効果を最大化させる3つのポイント
では、1つずつ解説します。
まずは、自社のサービスや商品のターゲットを明確にし、ターゲットに合ったSNSを選びましょう。
前述のとおり、SNSによって利用率が高い年代層が異なるからです。
たとえば20代の若者をターゲットとした際、30代の利用率が最も高い(※)Facebookを選んでも、成果を得られないかもしれません。(※参考)
XやInstagramであれば、ハッシュタグ検索を踏まえてタグ付けを慎重におこなえば、一定の効果を期待できます。
ただ、Facebook広告の配信では、年齢や性別だけでなく、興味関心や行動など詳細にターゲティングができます。
若者をターゲティングすることが不可能というわけでは、決してありません。
なんとなく一般論に合わせるのではなく、あくまで自社の目的・ターゲットに合わせて優先度を明確にし、SNS媒体を選びましょう。
SNSの特徴を活かしたクリエイティブを制作することも重要です。
ユーザーはすべての投稿をじっくりと読むわけではありません。
自社の投稿を読んでもらうためには、パッと見ただけで興味を持てる投稿にする必要があります。
例えばInstagramであれば、最初に表示される画像にキャッチコピーを入れることで訴求力をアップできます。
さらに、短い動画がメインになるTikTokでは、トレンドの曲を選んで惹きつけることも可能です。
各SNSの特徴を踏まえたうえで、ターゲットに
と感じてもらえるクリエイティブの制作が大切です。
SNSマーケティングでは、効果測定をおこない戦略の修正を繰り返すことが必要です。
当初予定していた目標が達成できない・思うように数字が伸びない、と悩む可能性はあります。
定期的に効果測定し、ユーザーのニーズに合わせてコンテンツの修正を続けていく姿勢が重要です。
例えば、キャンペーンの参加者を増やしたい場合、以下を振り返ります。
などを、ターゲットの立場になって考えてみます。
SNSでは、ユーザーが率直な感想を投稿しているケースがあるので、生の声を集めて改善することもおすすめです。
施策を一度おこなうだけではなく、集めたデータをもとに定期的に戦略を改善していきましょう。
SNSを運用するのであれば、エンゲージメント率は重視すべきポイントです。各SNSのエンゲージメント率の算出法は以下にまとめていますので、知りたい場合はあわせてご覧ください。
SNSアカウントは、だれでも無料で開設・運用できます。
フォロワーの獲得には時間がかかるものの、ユーザーと直接コミュニケーションを図れることが魅力です。
ファンの獲得や自社ブランドの構築につなげられるため、ビジネスをおこなう上でSNSマーケティングの実施は必須です。
また、キャンペーンやイベントなどを通じて、SNSの持つ拡散力を活かした認知向上も狙えます。
キャンペーンの景品に、Web上で完結するデジタルギフトを採用できれば、社内での在庫管理や発送手続きの負担を減らすことも可能です。
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