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面白いキャンペーン事例12選まとめ!企業の秀逸な企画をSNS別に紹介

面白いキャンペーンは話題性もあり、販促やプロモーション活動などに効果的です。

とはいえ、「面白いキャンペーンって何だろう」と良いアイデアがなかなか浮かばないのではないでしょうか。

そのようなときは、実際に開催されたキャンペーンを参考にアイデアを考えてみるのがおすすめです。

そこでこの記事では、企業が実施したキャンペーンをSNS別に紹介します。

販促キャンペーンに関する知識を持った上で紹介する事例をご覧いただけると、知識と事例を関連付けることができ、より理解が深まります。

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X(旧:Twitter)の面白いキャンペーン事例4選

Xの面白いキャンペーン事例4選

  • 紀文
  • ポケモン食玩
  • Xbox
  • ねこねこ食パン

まずは、Xで開催された面白いキャンペーン事例を紹介します。

Xはユーザーの性質上、「笑える」という意味で面白いキャンペーンが開催されることもあります。それではさっそく見ていきましょう。

Twitterキャンペーン事例1.紀文

使用SNSX
キャンペーン内容公式アカウントをフォロー&投稿をリポストで、抽選1名に紀文のコラボ商品をプレゼント

練り物の製造メーカー紀文では、バズり記念として急遽キャンペーンを開催しました。

キャンペーン内容自体はシンプルなフォロー&リポストキャンペーンですが、キャンペーンを開催した経緯が面白いです。ことの始まりは以下のポストです。

このポストからハッシュタグ「#のりふみフェスティバル」の誕生や、大喜利ポストが盛り上がりました。

SNSでの流行やバズりを敏感にキャッチし、キャンペーンにうまくつなげた事例といえます。

Twitterキャンペーン事例2.ポケモン食玩

使用SNSX
キャンペーン内容公式アカウントをフォロー&クイズに回答で、抽選100名にフィギュア(アルセウス)をプレゼント


バンダイキャンディの公式アカウント「ポケモン食玩」では、ポケモン好きの人が楽しみながら参加できるキャンペーンを開催しました。

こちらのキャンペーンでは、ポケモンのフィギュア(ポケモンスケールワールド)の20倍拡大画像を見て、何のキャラクターか当てるクイズを毎日出題しました。

クイズは対象画像をクリックして回答ポストをすると、答えが自動返信される仕組みです。すぐ正解を知れる手軽さや毎日クイズを楽しめる面白みがあります。

Twitterキャンペーン事例3.Xbox

使用SNSX
キャンペーン内容該当ポストの117リポストごとにXbox Series Sの縮小画像を掲載


Xboxの海外公式アカウントでは、117リポストごとに「Xbox Series S」の縮小画像をアップしていくポストをしました。(117はXboxの代表的ゲーム「Halo」に関する数字)

最初の投稿からリポストは爆発的に伸び続け、約15分後には量子サイズのXbox Series Sの画像が載せられています。

ユーザーが何か貰える類のキャンペーンではありませんが、公式アカウントとユーザーのコミュニケーションを深められる面白いアイデアです。

Twitterキャンペーン事例4.ねこねこ食パン

使用SNSX
キャンペーン内容公式アカウントのフォロー&投稿をリポストで、抽選100名に高級食パンをプレゼント


高級食パン専門店のねこねこ食パンでは、2022年2月22日を「スーパーねこねこの日」と記念してキャンペーンをおこないました。

該当ポストのリポスト数に応じて、特別セールの開催や動物愛護センターへの寄付などを実施しています。

2月22日は毎年やってきますが中でも2022年は2が例年より多く、特別感のあるキャンペーンとなりました。

以上がXでの面白いキャンペーン事例でした。他にもXでのキャンペーン事例を他の記事でまとめていますので、こちらもぜひご覧ください。

Instagramの面白いキャンペーン事例4選

Instagramの面白いキャンペーン事例4選

  • ハワイ州観光局
  • ELLE Japan Beauty
  • ZETT THULE
  • ホテルマウント富士

Instagramではストーリーズやリールなどの機能を活用したキャンペーンを開催できます。続いては、Instagramで開催されたキャンペーンを見ていきましょう。

Instagramキャンペーン事例1.ハワイ州観光局

使用SNSInstagram
キャンペーン内容公式アカウントのフォロー&投稿へいいね&好きなハワイ語をコメントで、抽選5名にオリジナルグッズをプレゼント

2012年のハワイ州改正法により、2月はハワイ語の継承月間となっています。

そのためハワイ州観光局では、ハワイ文化の理解推進やハワイ語の魅力発信としてプロモーションキャンペーンを実施しました。

ハワイ語のクイズをストーリーズへ投稿したり、ハワイの格言をリールで紹介したりするなど固有文化の魅力を発信しています。

>>実際の投稿はこちら

Instagramキャンペーン事例2.ELLE Japan Beauty

使用SNSInstagram
キャンペーン内容公式アカウントのフォロー&投稿へいいねで、抽選5名に刻印入りリップをプレゼント

美容情報を発信するELLE Japan Beautyでは、イヴ・サンローラン・ボーテの新しいリップカラーをプレゼントするキャンペーンを開催しました。

プレゼントはお試しサイズではなく、高級リップの正規品なのでお得感があります。

さらに、キャップにクローバーマークと好きなアルファベットの刻印をしてくれる特別仕様です。

美容に興味のある女性ユーザーが参加したくなるキャンペーンといえるでしょう。

>>実際の投稿はこちら

Instagramキャンペーン事例3.ZETT THULE

使用SNSInstagram
キャンペーン内容公式アカウントのフォロー&モニター希望の商品と自己PRをコメントで、応募者からモニターを決定

スーツケースやアウトドアバックパックのブランド「THULE」は、商品の良さを伝えるためにモニターキャンペーンを実施しました。

キャンペーンでは自転車通勤用バックパックを提供する代わりに、商品の使い心地や感想をモニターが投稿します。

一般応募で集まったモニターの正直なレビューをユーザーは見ることができ、商品の効果的なプロモーションになります。

>>実際の投稿はこちら

Instagramキャンペーン事例4.ホテルマウント富士

使用SNSInstagram
キャンペーン内容ホテルから撮影した富士山の画像を投稿すると、食事券や富士山グッズが当たる

こちらは2月23日の「富士山の日」にちなんで、富士山が見えるホテルへの宿泊を促すキャンペーンです。

ホテルマウント富士は「富士山を眺めるために建てられたホテル」というコンセプトがあります。

空気が澄み渡り富士山を見るのに適した季節である2月下旬~3月上旬にキャンペーンを開催し、宿泊客の獲得を試みています。

>>実際の投稿はこちら

TikTokの面白いキャンペーン事例4選

TikTokの面白いキャンペーン事例4選

  • 銚子市観光協会
  • コミックELMO
  • チャミスル
  • TikTok×フジテレビ

TikTokでも、ショートムービーを活かしたさまざまなキャンペーンが開催されています。4つの事例について紹介します。

TikTokキャンペーン事例1.銚子市観光協会

使用SNSTikTok
キャンペーン内容公式アカウントのフォロー&動画を指定のハッシュタグを付けて投稿で、優秀作品に景品プレゼント
@chiba.2021 【銚子】全席オーシャンビューに巨大いけすのあるお店!#銚子グルメ #一山いけす #銚子 #千葉グルメ #PR #vlog #千葉県PR ♬ グッバイ宣言 – Chinozo


銚子市観光協会では、銚子市内のグルメスポットを動画にし、ハッシュタグを付けて投稿してもらうキャンペーンを実施しました。

銚子市のおいしいグルメや魅力的な観光スポットを紹介し、市内観光を盛り上げる施策になっています。

なおキャンペーンの景品として、2021年12月にオープンした「銚子CAN缶パーク」のオリジナル缶詰4種セットをプレゼントし、施設の知名度向上にもつなげています。

TikTokキャンペーン事例2.コミックELMO

使用SNSTikTok
キャンペーン内容公式アカウントのフォロー&動画を指定のハッシュタグを付けて投稿で、作者の直筆サインをプレゼント
@nun__nun #ad コワモテチャレンジ!是非挑戦してみてね#なつめとなつめ #本の紹介 #みんなの推し本 #コワモテチャレンジ#漫画紹介 #漫画感想 ♬ オリジナル楽曲 – ぬん 漫画紹介


女性向け漫画レーベルのコミックELMOでは、漫画「なつめとなつめ」のチャレンジ企画を開催しました。

「なつめとなつめ」に登場するキャラクターの顔真似動画と一緒に、指定のハッシュタグを投稿するキャンペーンです。

特徴的な顔真似で動画を見る人を笑わせつつ、漫画への興味を引くキャンペーンとなっています。

TikTokキャンペーン事例3.チャミスル

使用SNSTikTok
キャンペーン内容公式アカウントのフォロー&動画を指定のハッシュタグを付けて投稿で、優秀作品に景品をプレゼント
@chamisul_jpn チャミスルムーブ成功したよーっ😍✊️❤️ @banghana #チャミスルムーブ #チャミスル #チャミスルムーブオーディション #PR ♬ チャミスルムーブ – チャミスルムーブ


こちらは韓国焼酎「チャミスル」のキャンペーンです。

チャミスルを持って踊る「チャミスルムーブ」の動画オーディションをTikTokで開催し、応募者は賞に応じて景品をゲットできます。

アンバサダーとして韓国の大手事務所JYPの元練習生や元NMB48メンバーを起用するなど、日本でも話題のKPOP(ダンス)が切り口となっています。

TikTokキャンペーン事例4.TikTok×フジテレビ

使用SNSTikTok
キャンペーン内容動画を指定のハッシュタグを付けて投稿で、優秀作品はめざまし8内で紹介や景品をプレゼント
@mezamashi8tiktok 今日は久慈アナの誕生日🎂#SDGsクリエイターズグランプリ でハーバリウムを作ってみました🎉#久慈暁子 #めざまし8しか勝たん #朝8時はめざまし8 ♬ Birdman – SEKAI NO OWARI


こちらはTikTok公式とフジテレビ「めざまし8」のコラボキャンペーン企画です。SDGsをテーマにした動画コンテストを開催しました。

SDGsは高校生の授業でもよく扱われるテーマであり、株式会社アイ・エヌ・ジーの調査によると約44%の高校生が授業で取り組んでいます。

TikTokのユーザー層は他のSNSと比べ10代が多いため、キャンペーンのテーマとしてもユーザーとの親和性があります。

参照:高校生のSDGsに関する認知・行動調査2021を発表
参照:日本の TikTok ユーザーは平均34歳、博報堂調査が示す実態

SNSキャンペーンの事例はまだまだあります。他の事例を知りたい場合は、ぜひ以下の記事もご一読ください。

おもしろいキャンペーン企画に共通する3つのポイント

おもしろいキャンペーン企画に共通する3つのポイント

  • 流行りを取り入れている
  • 応募が簡単にできる
  • 魅力的なプレゼントがある

ここまでSNS別にキャンペーンをご紹介しましたが、おもしろい企画には共通点があります。どのような特徴があるのか、共通する3つのポイントを紹介します。

ポイント1.流行りを取り入れている

ひとつ目のポイントは、シーズンもののイベントや世間での流行を取り入れていることです。

例えば、紀文では瞬間的なバズりを逃さずスピーディなキャンペーンを実施し、ねこねこ食パンでは特別な「ねこの日」のためにキャンペーンを計画的に準備しています。

流行りを取り入れるには、敏感に情報収集することが欠かせません。

いざ「キャンペーン企画を練ろう」というときに情報収集しても、キャンペーンにつながる良い流行りがないこともあります。

そのため、情報にはアンテナを常に張っておき、いつでもキャンペーン実施に活かせる用意も大切です。

ポイント2.応募が簡単にできる

キャンペーンへの応募が簡単にできると、キャンペーンへの参加率が上がると期待できます。

応募者が多いほどキャンペーンは盛り上がりますし、応募者の投稿から他のユーザーがキャンペーンを目にするチャンスも増えていきます。

Xならフォロー&リポストするだけで応募完了、TikTokなら参考動画があり動画作りに迷わないなどの工夫をしましょう。

ポイント3.魅力的なプレゼントがある

さまざまなキャンペーンで、実用的な商品やファンなら欲しくなる魅力的なプレゼントを用意しています。

Xboxの事例のようにプレゼントがないケースもありますが、基本的には景品を準備するほうがキャンペーンへの参加意欲が高まります。

キャンペーン景品として自社商品をプレゼントするのも良いですが、使い勝手の良いデジタルギフトにするのもおすすめです。

次の項では、なぜデジタルギフトはキャンペーンで使いやすいのか、おすすめのデジタルギフトとあわせて紹介します。

キャンペーンにおすすめのデジタルギフト「デジコ」

デジタルギフトとは、SNSやメールで送信できる電子ギフトです。

実物のプレゼントと比べ在庫管理の手間や郵送料がかからないため、キャンペーンの労働コストを軽減できます。

デジタルギフトのなかでも「デジコ」は、受取手が好きな商品を選べます。選べる商品ラインナップは6,000以上あるため、幅広いユーザーが満足できるデジタルギフトです。

「デジコ」は導入まで最短2日・導入後は発注から2時間以内、と納品までが非常に早く、後払いができるため急なキャンペーンでもスピーディに対応できます。

「デジコ」のサービス概要や活用事例は以下の資料にまとめましたので、下記のボタンからお気軽にダウンロードしてください。

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まとめ:面白いキャンペーンで話題を集めよう

この記事では、面白いキャンペーンをSNS別に紹介しました。

面白いキャンペーンは必ずしも奇抜なアイデアが必要なわけではなく、ユーザーが楽しめる企画であることが大切です。

面白いキャンペーンの共通点である「流行りを取り入れること・応募が簡単にできること・魅力的なプレゼントがあること」の3点を、キャンペーン企画の参考にしてみてください。

販促キャンペーンの成功には、効果的な施策を取り入れることも有効です。

以下の資料では、販促の具体的な施策を、オンライン・オフライン別に紹介しています。

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この記事を書いた人

東村龍樹

株式会社DIGITALIO 販促DX事業本部 本部長。日本インターネットポイント協議会(JIPC)のラーニング&ネットワーキング委員としても活動中。現在は、ポイントメディアの知見を活かして、販促DX事業本部にてデジタルギフトサービス「デジコ」の責任者を務めています。