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デジタルキャンペーンとは?事例や成功させる3つのポイントなど全まとめ

デジタルキャンペーンとは、SNSやWebサイトなどのデジタルメディアを活用して実施するキャンペーンのことです。

国内SNS利用者は約8,270万人・普及率は82%(ICT 総研調べ)といわれる現代において、企業がデジタルキャンペーンに取り組む重要性はより高まっています。

しかし、デジタルキャンペーンの特性や正しい実施手順を理解して「ユーザーが参加したくなる企画」を作らなければ、思うような効果は得られません。

そこで本記事では、デジタルキャンペーンの特徴やメリット、実施する方法5ステップを紹介します。デジタルキャンペーンを成功させたい方は、ぜひご一読ください。

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デジタルキャンペーンとは「Web上で実施されるキャンペーン」

デジタルキャンペーンとは、Webを中心に実施されるキャンペーンです。SNSやWebサイトなどを通じて、見込み客の獲得や商品・サービスの認知度アップを目的におこなわれます。

最近では、NFT(デジタルアイテムの固有性や持ち主を証明する仕組み)やLINEスタンプなどをデジタルキャンペーンに活用する事例も見られるようになりました。

デジタルキャンペーンの具体的な成功例を見たい人は、こちらからご覧ください。

スマートフォンやインターネットの普及も影響し、近年デジタルキャンペーンに取り組む企業が増えています。

デジタルキャンペーンを実施するメリット・デメリット

さまざまな企業が実施しているデジタルキャンペーンですが、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

ここからは、メリット・デメリットについて詳しく紹介します。

デジタルキャンペーンを実施するメリット

デジタルキャンペーンを実施する主なメリットは、次のとおりです。

デジタルキャンペーンを実施する主なメリット

  • ユーザーの行動をリアルタイムで分析できる
  • 低コストで実施できる
  • 解析ツールを使った具体的な効果検証ができる

デジタルキャンペーンを実施すると、参加者のデータをリアルタイムで把握できます。

「サイトへのアクセスログ」や「リポスト数」など、キャンペーン開始直後からユーザー行動を分析できるのは、デジタルキャンペーンならではのメリットです。

また獲得したデータは、解析ツールを使うことでより詳細な効果検証ができます。

  • どの広告やメディアから流入があったのか
  • 参加者の年代や居住地域はどうか

など、解析ツールからは、次回以降のキャンペーンに活かせるデータを得ることができます。

紙媒体やTVCMでのキャンペーンに比べて、比較的低コストでキャンペーンが実施できるのもメリットのひとつでしょう。

デジタルキャンペーンを実施するデメリット

続いて、デジタルキャンペーンを実施する主なデメリットは次のとおりです。

デジタルキャンペーンを実施する主なデメリット

  • 目的に適した媒体(X(旧:Twitter)、Instagram、LINEなど)を選ばないと効果を出しづらい
  • 応募条件がある場合、満たしているかのチェックに手間がかかる

デジタルキャンペーンはSNSを活用することが多いですが、SNSは媒体ごとに特徴が異なります。

    • 視覚的な情報伝達に向いているSNS:Instagram・Pinterest
    • 認知拡大に向いているSNS:X・TikTok
    • 販促に向いているSNS:X・LINE

目的に適した媒体を選ばないと、効果を出しづらくなってしまうため、各媒体の特徴を事前に把握しておきましょう。

また、「年齢制限」や「購入者限定」などキャンペーンの応募条件を設ける場合、参加者が条件を満たしているかのチェックに手間がかかってしまいます。

応募条件が細かく設定されていると参加者が不便に感じることもあるため、キャンペーンの目的に立ち返って本当に必要な条件のみ設定するようにしましょう。

デジタルキャンペーンを実施する5ステップ

デジタルキャンペーンを実施する際は、次の5ステップを踏みます。

デジタルキャンペーンを実施する5ステップ

  1. 目的・ゴールを明確にする
  2. 媒体と手法を決める
  3. 景品と当選人数を決める
  4. 当選方法を決める
  5. 効果検証する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ステップ1.目的を明確にする

デジタルキャンペーンは、目的によって設定すべき目標や実施すべき施策が異なります。そのため、まずは目的を明確にしましょう。

たとえば目的が「長期的にSNSでの集客数を増やすため」の場合、「フォロワーを〇人獲得」を目標にして長期的な集客数の向上を狙う必要があります。

そのため、多くのユーザーの認知拡大が狙えるXの「フォロー&リポストキャンペーン」が適切。そう判断できます。

このように、目的によって設定すべき目標や実施すべき施策が変わるため、目的は必ず設定しましょう。

ステップ2.媒体と手法を決める

続いて、デジタルキャンペーンを実施する媒体と手法を決めましょう。

媒体ごとに特徴が異なるため、目的にあった媒体を選定することが大切です。

たとえばXのリポスト機能は、拡散力があります。そのためステップ1で例に出した認知拡大に、Xのリポスト機能を使ったキャンペーンは適しています。

リポスト機能を使ったキャンペーンには以下の種類があります。

リポストorいいねキャンペーンユーザー自身がいいねかリポストを選択してアクションするので、記憶に残りやすい
フォロー&リポストキャンペーンフォローとリポストのタップだけで応募できるので、多くの参加が期待できる
引用リポストキャペーンユーザーの感想や意見を集められるため、キャンペーンに対する反応をうかがえる

媒体が同じでも、手法によって期待できる効果は変わります。詳しくは以下の記事で紹介しているので、併せてご一読ください。

ステップ3.景品と当選人数を決める

キャンペーンの景品と当選人数は、キャンペーン参加者数を左右する重要な項目です。

「どうせ当たらない」とユーザーに思われるような当選人数や、魅力的でないキャンペーン景品だと「キャンペーンに参加したい」と思ってもらえないからです。

多くの参加者を獲得したい場合、景品が安価でも当選者数が多いほうがキャンペーン参加者が増える可能性があります。

また忘れてはならないのが、目的や予算にあわせた景品の種類・数を決めることです。

  • 売上アップが目的のため、自社商品やサービスに関連する景品を用意する
  • 予算が限られているため、提携企業に商品・サービスを提供してもらう

など、目的や予算を鑑みて適切なバランスで設定することが大切です。

ステップ4.当選方法を決める

デジタルキャンペーンの当選方法は、主に後日発表するパターンと即時抽選のパターンの2つがあります。

それぞれ次のような特徴があるため、メリット・デメリットや担当者の手間などを考慮して適した当選方法を選択しましょう。

後日発表即時抽選
メリット当選者を事前に把握できるため、余裕を持って景品の手配や発送ができる手軽に参加できるので、多くの参加者が見込める
デメリット当選発表までに期間があるため、参加者の関心が薄れる可能性がある即時抽選に必要なツールや設備の用意に時間とコストがかかる場合がある

ステップ5.効果検証する

キャンペーン実施後、すぐにデータ集計ができるのもデジタルキャンペーンならではのメリットです。

キャンペーンを実施して終わりではなく、データを用いて効果検証することで改善点を次回以降に活かせます。

  • 当初定めた目標は達成できたのか
  • キャンペーンが失敗に終わったならその原因は何だったのか

などデータを活用して振り返る場を設けましょう。

デジタルキャンペーンの成功事例3選

ここでデジタルキャンペーンの成功事例を3つ紹介します。

  1. Xフォロー&リポストキャンペーン
  2. 各種SNSでの動画投稿キャンペーン
  3. LINEを活用したPRキャンペーン

事例を見ることで自社で実施する際のイメージがしやすくなりますので、ぜひ参考にしてください。

事例1.Xフォロー&リポストキャンペーン

出典:X(旧:Twitter)フォロワー1.7万増!インスタントウィン活用で大規模キャンペーンも実施可能に

キャンペーン名駅メモ!誕生7周年記念♪毎日当たるキャンペーン
内容最大1万円分の選べるギフトコードが最大777名にその場で当たる
応募方法公式アカウントをフォロー&リポスト

ソーシャルゲームアプリの開発運営を手がける株式会社モバイルファクトリーは、Xのフォロー&リポストキャンペーンを実施してフォロワー数を1.7万人増やすことに成功しました。

本キャンペーンの特徴は、当選結果がその場でわかる「インスタントウィン」を活用したことです。

インスタントウィンは、対象アカウントのフォロー&リポストや友達追加で気軽に参加できることもあり、集客を期待できるキャンペーンのひとつです。

また、参加者が情報拡散することで、自社商品・サービスの認知拡大も見込みます。

インスタントウィンのメリットや実施方法に関しては、下記記事で詳しく解説していますのでご参照ください。

事例2.各種SNSでの動画投稿キャンペーン

出典:https://music.casio.com/ja/products/casiotone/cts1000v/challenge/

キャンペーン名CT-S1000V Challenge
内容優れた作品の投稿者には、製品オフィシャルMVに投稿動画や楽曲を使用する相談&今後のプロモーション活動において制作者名を紹介
応募方法電子楽器の機能を使用したオリジナル楽曲を含む動画を作成し、各種SNSに投稿&専用フォームからエントリー

電子楽器や電卓などを扱うカシオ計算機株式会社は、オリジナルの楽曲動画をSNSに投稿して参加できるキャンペーンを実施しました。

本キャンペーンは、同社がリリースした電子楽器を使用することが参加の条件です。

つまり、参加者が楽曲動画をSNSに投稿することで、同社の電子楽器の認知拡大を期待できる施策となっています。

事例3.LINEを活用したPRキャンペーン

出典:埼玉県LINE公式アカウント、わずか2日で友だち登録者数+1万人を達成!

キャンペーン名埼玉で開催!Tokyo2020応援キャンペーン
内容抽選で500名にチョコレート菓子をプレゼント
応募方法LINE公式アカウントの友だち追加

埼玉県では、東京2020オリンピック・パラリンピックの盛り上げ施策の一環として、LINEを活用したPRキャンペーンを実施しました。

LINE公式アカウントを友だち追加したユーザーの中から、抽選で500名にチョコレート菓子をプレゼントする企画です。

本キャンペーンは、わずか2日で新規の友だち登録者数が2万人を超えました。

国内ユーザー数9,400万人と、多くの国民が使用しているLINEは、プロモーションや販促に活用することで効果的なキャンペーンを期待できます。

次の記事では、LINEを活用したキャンペーンの事例を8つ紹介していますので、関心のある方はご覧ください。

デジタルキャンペーンを成功させる3つのポイント

販売促進とマーケティングの違いは何?事例や施策もあわせて解説

デジタルキャンペーンを成功させるポイントは、主に次の3つです。

デジタルキャンペーンを成功させる3つのポイント

  1. 商材や目的に合った媒体を選定する
  2. ターゲットが参加したくなる企画を作る
  3. 拡散してもらいやすい仕組みを作る

上述した内容と一部重複するものもありますが、成功に欠かせない重要なポイントですのでぜひ参考にしてください。

ポイント1.商材や目的に合った媒体を選定する

SNSは媒体ごとに年代別や性別の利用率が異なります。

例えば、Instagramは他のSNSと比較して女性の利用比率が高いため、美容グッズなど女性に関心の高い商材に向いています。

また「若年層へのサービスの認知度を高めたい」という目的がある場合、InstagramやTikTokといった若年層の利用率が高い媒体がおすすめです。

商材や目的に合った媒体を選んで、デジタルキャンペーンを実施することが大切です。

ポイント2.ターゲットが参加したくなる企画を作る

デジタルキャンペーンに参加してもらうためには、ターゲット層の「参加したくなる理由」を設計することも重要です。

  • 参加者限定の割引クーポンを発行する
  • 参加者が自分でアレンジできるコンテンツを提供する

など、ターゲットにとって魅力的な企画を作りましょう。

「インスタントウィンキャンペーン」は、その場ですぐ当選結果がわかるキャンペーンツールです。

個人情報やメールアドレスの登録が苦手なユーザーにとって、手軽に参加できるインスタントウィンキャンペーンは魅力的でしょう。

下記記事では、インスタントウィンの成功事例13選を紹介していますのでチェックしてみてください。

また、デジタルギフト券やデジタルクーポンといった「デジタルインセンティブ」は、SNSのDMやメールで贈ることができるので、使い勝手がいい魅力的な当選品としておすすめです。

デジタルインセンティブの特徴や種類、メリットを詳しく知りたい方は、次の記事をご参照ください。

ポイント3.拡散してもらいやすい仕組みを作る

ユーザーが自然と拡散してくれるような仕組みを作ることで、高い広告費をかけなくてもキャンペーンの認知度を高められます。

例えば、Xの「フォロー&リポストキャンペーン」の場合、高い拡散効果を期待できると同時に新規フォロワーの獲得にもつながるのでおすすめです。

またハッシュタグを設定することで、参加者がキャンペーンに参加したことをSNS上で共有しやすくなります。

下記記事では、「フォロー&リポストキャンペーン」や「ハッシュタグキャンペーン」をはじめ、Xを使ったキャンペーン事例14選を紹介していますのでチェックしてみてください。

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まとめ:デジタルキャンペーンを成功させて売上拡大につなげよう

デジタルキャンペーンは、商品・サービスの認知度拡大やユーザーとの接点の増加など多くのメリットを享受できるマーケティング施策の一つです。

参加者に楽しんでもらい、拡散してもらえる企画を作ることでキャンペーンの成功に近づきます。

デジタルキャンペーンを成功させて売上拡大につなげましょう。

この記事を書いた人

東村龍樹

株式会社DIGITALIO 販促DX事業本部 本部長。日本インターネットポイント協議会(JIPC)のラーニング&ネットワーキング委員としても活動中。現在は、ポイントメディアの知見を活かして、販促DX事業本部にてデジタルギフトサービス「デジコ」の責任者を務めています。