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LINEキャンペーンの事例12選!成功させるコツ・やり方など総まとめ

SNSの国内ユーザー数がトップクラスのLINEは、プロモーションや販促に活用すれば効果的なキャンペーンになることが期待できます。

とはいえ、「成功させるコツ」を押さえずに闇雲にキャンペーンを開催するだけだと、思うような効果を得られません。

もしLINEキャンペーンの開催を考えているなら、他社の事例も参考にしながらキャンペーンを設計するのがおすすめです。

本記事では、LINEキャンペーンの事例12選と成功させるコツをまとめたので、ぜひ参考にしてください。

LINEを活用したキャンペーンを成功させるためには、参加したくなるような魅力的なインセンティブが効果的です。

デジタルギフトのデジコなら住所などの個人情報を登録する必要がなく、URLを送付するだけでインセンティブを渡せるため、参加への心理的ハードルが下がります。

また、6,000種類以上のギフトの中から参加者が好きなものを選べるため、参加者に喜ばれます。

インセンティブとして喜ばれるデジコの詳細は、以下から無料でダウンロードできます。社内でインセンティブについてご検討いただく際に共有しやすいので、ぜひご活用ください。

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LINEキャンペーンとは?

LINEキャンペーンは、LINEを通じて参加してもらうキャンペーンです。LINEキャンペーンは大きく分類すると2種類に分けられます。

  • オープンキャンペーン
  • クローズドキャンペーン

オープンキャンペーンは、LINEアカウントさえあれば誰でも参加できるキャンペーンです。公式アカウントの友だち登録など、キャンペーンへの参加がLINEのみで完結します。

クローズドキャンペーンは、実物商品の購入後にLINEを通じて応募するキャンペーンです。キャンペーンへ参加するためには、LINEアカウントをもっている他に、対象商品を購入するなどの条件が必要です。

対象商品に記載のQRコードや、購入レシートを使ってLINEキャンペーンへ参加できます。

LINEキャンペーンの事例12選

ここでは、LINEを利用したオープンキャンペーンの事例を9つ、クローズドキャンペーン事例を3つ紹介します。

それぞれの事例でキャンペーンの仕組みや応募方法が異なるため、キャンペーン設計時の参考にしてみてください。

オープンキャンペーンの事例9選

オープンキャンペーンは商品の購入が応募条件に含まれないことが特徴であり、参加ハードルが低いのがメリットです。

販売促進よりも認知度拡大や新商品のPRなどを目的としておこなうことが多いため、目的に合わせた応募の手続きやインセンティブなどを設計が重要です。

ここでは、キャンペーンの目的や仕組みの異なるオープンキャンペーンの事例9つを紹介するので、キャンペーンの内容を考える際の参考にしてください。

事例1.エーザイ株式会社

出典:エーザイ株式会社

概要LINE上でのアンケートへの回答でLINEポイントを付与
応募方法LINE公式アカウントの友だち追加後、アンケートに回答

エーザイ株式会社では「チョコラBB ®」や「SDGsキャンペーン」の認知拡大と、LINE公式アカウントの友だち数の増加を目的としてLINEキャンペーンをおこないました。

エーザイ株式会社は、毎年3月8日の国際女性デーに「SDGsキャンペーン」を実施しています。このキャンペーンは、SDGsで掲げられているジェンダー平等社会の実現を「チョコラBB ®」が目指していることを広く知ってもらうことを目的としています。

キャンペーンでは、LINE公式アカウントの友だち追加後、LINE上でアンケートに回答した方全員にLINEポイントが付与されます。

国際女性デーや「SDGsキャンペーン」の関心度をさらに高めるために、アンケート結果に合わせたメッセージやクイズの配信をおこなうことで、「SDGsキャンペーン」当日にエーザイ株式会社のジェンダー平等に向けた取り組みを紹介するページに誘導できました。

また、LINEキャンペーンにより「チョコラBB ®︎」の信頼性想起率は1.44倍に向上し、新規の友だちが9万6,000人増えました。

下記の記事ではアンケートキャンペーンの事例や成功のコツを解説しているので、併せてご覧ください。

本キャンペーンのポイント

  • アンケートに回答するだけでインセンティブをもらえる気軽さで多くの友だちを獲得
  • アンケートの結果をもとにメッセージやクイズを配信することで、段階的に情報を増やして関心度を向上

事例2.資生堂ジャパン株式会社

出典:資生堂ジャパン株式会社

概要抽選で5,000名にdプログラムのサンプルをプレゼント
応募方法LINE公式アカウントの友だち追加後、希望する商品を選択して応募

資生堂ジャパン株式会社では、dプログラムの商品を理解・体験してもらい、ユーザーとの関係を深めることを目的としてキャンペーンを実施しました。

LINE公式アカウントの友だちに追加した後、希望商品を選択します。抽選で当選した方にはサンプルがプレゼントされます。

応募はLINE内で完結し、当選した方のみアンケートに回答する仕組みであるため、気軽に参加できるキャンペーンです。

抽選ではより早く結果がわかるうれしさが魅力の「即時当選」を採用しており、参加者増加を狙っています。

また、応募時に収集したアンケート結果を活用してユーザーに合わせたメッセージを継続的に送信することで、長期的な関係構築につなげているのもポイントです。

本キャンペーンのポイント

  • 応募をLINE内で完結できるようにすることで離脱を防止
  • 「その場で当たりがわかる!」と明記することでユーザーの期待感をアップ

事例3.森永乳業株式会社

出典:森永乳業株式会社

概要応募者全員にクーポンや試供品をプレゼント
応募方法LINE公式アカウントの友だち追加後、アンケートに回答

森永乳業株式会社では、LINE公式アカウントに友だち追加アンケートに答えることで、子どもの月齢に合わせた育児・商品に関する情報、クーポン・試供品をプレゼントするキャンペーンを実施しています。

アンケートの回答のインセンティブをLINEポイントにせずに、見込み顧客のニーズに合った1~3歳向けのフォローアップミルク「チルミル」やクーポンにすることで、キャンペーンの参加率増加を狙っています。

また、忙しいママ・パパが育児情報を簡単に受け取れることをアピールすることで、LINE公式アカウント登録のメリットがわかるようにしているところもポイントです。

本キャンペーンのポイント

  • LINEポイントではなく見込み顧客に合わせたインセンティブにすることで参加率を増加
  • 役立つ情報が自動的に受け取れることを明記することで、キャンペーン参加を促進

事例4.三井ショッピングパーク

出典:三井ショッピングパーク

概要抽選で1,000名に最大30,000円分のデジタルギフトをプレゼント
応募方法LINE公式アカウントの友だち追加のみ

三井ショッピングパークでは、LINE公式アカウントに追加するだけでエントリーできるキャンペーンを実施しました。

キャンペーンのインセンティブは最大30,000円分のデジタルギフトであり、当選額面を大きくすることで顧客の期待値を上げ、キャンペーンへの参加を促進しています。

また、インセンティブを汎用性の高いデジタルギフトにしているのもポイントです。デジタルギフトは受け取った方が好きなものを選べるため、参加者満足度の高いキャンペーンになります。

デジタルギフトの概要や活用事例については、下記の記事にて解説していますのでご覧ください。

本キャンペーンのポイント

  • 当選金額を大きくすることでキャンペーンへの参加を促進
  • インセンティブをデジタルギフトにすることで、参加への心理的負担を軽減

事例5.PayPayグルメ

出典:PayPayグルメ

内容公式アカウントからの通知をONにした人の中から当選者にPayPayマネーライトを付与
応募方法LINE公式アカウントの友だち追加後、通知設定をON

PayPayグルメは、LINE公式アカウントの友だち追加&通知設定をONにした人の中から、当選者に最大10,000円相当のPayPayマネーライトをプレゼントするキャンペーンを実施しました。

友だち追加してもらった見込み顧客に販促をおこなっても、気がついてもらえなければ意味がありません。

友だち登録と通知ONの設定をセットにし、お得な割引・キャンペーン情報が目に入りやすい状態を作ることで、効果的な販促につなげています。

また当選額面を大きくし顧客の期待値をあげることで、キャンペーン参加の促進も期待できます。

本キャンペーンのポイント

  • 「通知設定ON」を条件にし販促効果を促進
  • 当選額面を大きくすることでキャンペーン参加を促進

事例6.ベルーナグルメ

出典:ベルーナグルメ

内容LINEアカウント連携した人の中から、抽選で毎月20名に3,000円相当のベルーナグルメ商品をプレゼント
応募方法ベルーナグルメへの会員登録(無料)後、LINEアカウント連携

ベルーナグルメは、毎月20名に3,000円相当のグルメ賞品が当たるキャンペーンを実施しました。

会員登録数の増加を目的としたキャンペーンで、参加条件をベルーナグルメへの会員登録(無料)とLINEアカウント連携にしています。

LINE連携も条件にすることで、クーポンやお得情報をLINEにも届けられ、より効果的な販促が狙えます。

また毎月キャンペーンを実施することにより、継続的な新規登録者の獲得が狙えます。

本キャンペーンのポイント

  • 会員登録とLINE連携を応募条件にすることで、効果的な販促活動を促進
  • 毎月キャンペーンを実施することで、継続的な会員登録者数の増加を促進

事例7.Pasco

出典:Pasco

内容抽選で12,000名にえらべるPayをプレゼント
応募方法LINE公式アカウントの友だち追加後、推しパン「レシピ」に投票して応募

食パンやロールパンなどの製品を展開しているPascoでは、「推しパン選手権」というキャンペーンを実施しています。

LINE公式アカウントの友だち追加後、推しパン「レシピ」に投票して応募した人の中から12,000名にポイントを自由に選べる「えらべるPay」をプレゼントするキャンペーンです。

キャンペーンに参加する際に商品を購入する必要はなく、1日1回まで参加できます。

そのため、キャンペーン期間中は何度もPascoの公式アカウントにアクセスすることになり、徐々に親近感が高まるように設計されています。

また、パンレシピの投票を応募条件にすることで、「試してみたい」とユーザーに思わせるきっかけとなり、パンの購入への誘導になっているのもポイントです。

本キャンペーンのポイント

  • 1日1回まで応募できる設計にすることで信頼性を向上
  • 応募内容を工夫することで商品の購入へ誘導

事例8.オンセブンデイズ

出典:オンセブンデイズ

内容オンラインストアにて3,000円(税込)以上の買い物で使える300円OFFクーポンをプレゼント
応募方法LINE公式アカウントの友だち追加のみ

雑貨やファッションなどを販売しているオンセブンデイズでは、LINE公式アカウントの友だち追加すると、クーポンがもらえるキャンペーンを実施しています。

LINE公式アカウントの友だち追加した方全員に、オンラインストアにて3,000円(税込)以上の買い物で使える300円OFFクーポンを配布しています。

追加するだけでクーポンをもらえるため、参加者の心理的負担が軽減され、気軽に参加できるような仕組みです。

また、インセンティブを自社で利用できるクーポンにすることで、クーポンを利用するための自社商品の購入につなげられ、より効果的な販促を狙えます。

本キャンペーンのポイント

  • 登録するだけでインセンティブがもらえるため、キャンペーン参加を促進
  • 自社で利用できるクーポンにすることで効果的に購入意欲を向上

事例9.三井住友銀行

出典:三井住友銀行

内容抽選で最大10,000円相当のVポイントをプレゼント
応募方法LINE公式アカウントの友だち追加し、インターネットバンキングと連携

三井住友銀行ではLINE公式アカウントに友だち追加し、インターネットバンキング(SMBCダイレクト)と連携すると、抽選でVポイントが当たるキャンペーンを実施しました。

インセンティブを店頭やネットショッピングで利用できるVポイントにすることで、参加への心理的ハードルを下げています。

「LINEとインターネットバンキングの連携」というひと手間がありますが、連携することによるユーザーのメリットを強調し、参加を後押ししているのもポイントです。

連携することにより残高・入出金明細の確認がLINEでできるという、ユーザーが日頃おこなっている操作がより簡単にできることを強調しています。

本キャンペーンのポイント

  • ショッピングに使用できるポイントをインセンティブにすることで、応募への心理的負担を軽減
  • 登録によるユーザーのメリットを強調することで、参加率をアップ

クローズドキャンペーンの事例3選

クローズドキャンペーンは、商品やサービスの購入などが応募条件に含めているのが特徴です。既存顧客をターゲットとし、販売促進や顧客の育成を目的として実施されます。

クローズドキャンペーンと一言でいっても応募方法にもさまざまな方法があるため、紹介する3つの事例を参考にキャンペーンの仕組みを考えてみてください。

事例1.サンスター株式会社

出典:サンスター株式会社

概要先着40,000名に購入金額に応じたLINEポイントを付与
応募方法対象商品のレシートを撮影して専用フォームから応募

サンスター株式会社では、オーラルケア製品(歯ブラシ・歯磨き粉など)のレシートキャンペーンを実施しました。目的は、併売率(1度に複数の商品が購入されている件数の割合)の上昇です。

対象商品のレシートを撮影し、専用フォームから応募すると、購入金額に応じたLINEポイントが付与されます。

  1. 購入金額500円~800円未満:LINEポイント 200ポイント
  2. 購入金額800円~1,000円未満:LINEポイント 350ポイント
  3. 購入金額1,000円以上:LINEポイント 500ポイント

対象商品を買えば買うほど多くのポイントを獲得できるキャンペーンを実施し、複数商品の購入を促進しました。

実際にキャンペーン期間中の併売率は23%上昇し、平常時と比較するとキャンペーンの参加有無を問わない期間中の売り上げに対する広告費用対効果は133%を記録しました。

本キャンペーンのポイント

  • 併売率(1度に複数の商品が購入されている件数の割合)の上昇が目的
  • 付与するLINEポイントを段階的に分けることで、複数商品購入を後押し

事例2.株式会社タカラトミー

出典:株式会社タカラトミー

内容抽選で500名にえらべるPay3,000円分をプレゼント
応募方法トミカ、プラレール、リカちゃん、アニアの商品を3,000円(税込)以上購入したレシートを撮影して、LINE公式アカウントに友だち追加後、専用フォームから応募

株式会社タカラトミーでは、トミカやプラレール、リカちゃん、アニアの商品を対象としたレシートキャンペーンを実施しました。

「3,000円(税込)以上購入したレシート単体の写真」と「レシートと対象商品が一緒に写った写真」を用意して、LINE公式アカウントに友だち追加し、専用フォームから応募すると抽選で「えらべるPay」3,000円分がプレゼントされるキャンペーンです。

このキャンペーンではレシートの撮影方法や必要事項を詳細に明記することで、不正できないように工夫しつつ、販売を促進しています。

また、キャンペーンの応募条件を「3,000円(税込)以上の商品購入」にすることで、客単価の増加につながる施策にしています。

本キャンペーンのポイント

  • レシートの写真の撮影方法を詳細に記載し、不正などを防ぎつつ販売を促進
  • 応募条件に金額を指定することで、客単価をアップ

事例3.アサヒビール株式会社

出典:アサヒビール株式会社

内容抽選で合計3,000名に食品や家電などをプレゼント
応募方法クリアアサヒに貼付されているQRコードを読み込んで、ポイントを集めて応募

アサヒビール株式会社では、クリアアサヒに貼付されているQRコードを読み込み、ポイントを集めて応募できるキャンペーンを実施しています。

貯めたポイントが多いほど豪華なインセンティブに応募できる仕組みにしており、リピーターを獲得できるように設計されています。最大5人までのグループでポイントを合算し応募できる「グループ応募」を採用しているのもポイントです。

家族や友人に紹介してもらえるキャンペーンにすることで、新規顧客獲得も期待できます。

本キャンペーンのポイント

  • 応募する際に対象商品を複数購入する必要があるため、リピーター獲得に貢献
  • グループ応募を取り入れることで、新規顧客を獲得

ここまで紹介した事例でもわかるように、LINEは多くの企業から販促やプロモーションに利用されています。

「LINEを使った販促はどう行う?5つの販促機能や事例を紹介」「LINEをプロモーションに使おう!企業事例5選からわかる活用法」で詳しく紹介しているので、取り組みたいキャンペーンがあればご一読ください。

事例を通してわかるLINEキャンペーンを成功させる3つのコツ

事例を通してわかる、LINEキャンペーンを成功に導くコツは次の3つです。

事例を通してわかるLINEキャンペーンを成功させる3つのコツ

  1. LINEを使い応募条件を簡単にして参加のハードルを下げる
  2. 効果的な販促を目的とした条件を設定する
  3. 付与するLINEポイントを段階的に分けて複数商品の購入を後押しする

キャンペーンの参加数増加には、応募条件を簡単にして参加への心理的負担を減らすのが有効です。

LINEの友だち追加は、住所など個人情報の登録が必要なくボタン一つで完結します。そのため気軽に参加しやすく、キャンペーンの参加負担軽減が期待できます。

また、LINE連携や通知ONを条件にすることで、無料クーポンやセール送信といった販促が目にとまりやすくなります。効果的な販促を目的とした条件を設定することで、キャンペーン後の施策がうちやすく、売上向上にもつながります。

LINEポイントをインセンティブにするなら、段階的に付与するのも効果的です。

対象商品の購入金額に応じたポイントを付与することで「買えば買うほど多くのポイントを獲得できる」と購買意欲を刺激し、複数商品購入の後押しをおこないました。

これらのコツを押さえつつ、目的やターゲットに合わせて仕組みやインセンティブを工夫することでキャンペーン成功に近づけますが、LINEを利用するメリット・デメリットを知っておくことでより効果的なキャンペーンを実施できます。

LINEでキャンペーンを実施する3つのメリット

LINEでのキャンペーン実施は、他のSNSとはまた違うメリットがあります。それぞれのメリットについて見ていきましょう。

メリット1.公式アカウントの友だち登録者を増やせる

LINEキャンペーンの1つ目のメリットは、公式アカウントの友だち登録者数を増やせることです。

キャンペーンへの応募条件として友だち登録を必須にすれば、公式アカウントの友だち登録者数を増やせます。

LINEは他のSNSのような拡散力がなく、友だち登録者を増やすのが大変です。そのため、キャンペーンを開催することで友だち登録者を効率的に増やせます。

なお、多くのユーザーに友だち登録してもらえれば、トーク画面からメルマガを送信するなど他の施策にもつなげられます。

メリット2.LINEユーザーが多く新規顧客を獲得しやすい

LINEの国内ユーザー数は月間ユーザー数9,500万人(LINEキャンパス調べ・2023年6月末時点)と多く、その分だけ新規顧客を獲得しやすいSNSといえます。

次にユーザー数が多いのはInstagramです。2022年11月に総務省が調査したデータによると、日本のInstagram利用率は50.1%でした。

2022年1月の日本の総人口は1億2,544万人と統計局から発表されているので、おおよそ6,284万人となり、LINEはInstagramに比べユーザー数が1.5倍以上多いです。

もしも使っていないSNSでキャンペーンに参加する場合、アプリをインストールして登録するなどの手間がかかります。

LINEならもともと使っている人が多いため、友だち登録だけなど簡単な応募方法ならキャンペーンへ参加する人も多くなると期待できます。

メリット3.他のSNSよりクローズドな空間をつくれる

XやInstagramはフォロー外でも他のアカウントが発信する情報を見られますが、LINEで発信する内容は友だち登録者しか閲覧できません。

限られた人しか見られないクローズドな空間だからこそ発信できる内容があり、特別感を演出しやすくなっています。

例えば、公式アカウントの友だち登録者限定で、お得なクーポンやタイムセール情報を流すといった施策も実施可能です。

LINEでキャンペーンを実施する3つのデメリット

メリットだけでなくデメリットも知っておくと、キャンペーン設計の際に役立ちます。ここでは、LINEでキャンペーンを実施する3つのデメリットをご紹介します。

デメリット1.友だち登録までのハードルが高め

LINEは友だち登録してもらえるまでのハードルが高めの傾向です。

LINEアカウントは同じ電話番号で複数のアカウントをつくれません。そのため、プライベート用に1つのアカウントしかもっていない人も多いのではないでしょうか。

「プライベート用のLINEアカウントで企業アカウントとつながりたくない」と思う人もなかにはいるため、友だち登録者を集めるのに苦戦する可能性があります。

デメリット2.拡散力がない

LINEには他のSNSのようにリポストやハッシュタグといった機能がなく、拡散力はそこまで期待できません。

LINEで情報発信できる相手は、基本的に友だち登録をしている人のみになります。

ただし、LINEのタイムラインに情報がシェアされれば、友だち登録者以外の人の目にも止まりやすくなります。

デメリット3.ブロックされやすい

LINEはブロックされやすいのもデメリットの1つです。

XやInstagramの場合、フォローしてもタイムラインに相手の投稿が流れるだけで、個別のメッセージがたくさん送られてくるわけではありません。

しかし、LINEの場合は友だち登録した相手との個別のトーク画面が作られます。

ミュートにしても送られてきたメッセージや通知はどんどん溜まるため、「気になるからブロックしよう」となる可能性があります。

そのためメッセージの内容や送信頻度などを調整し、できるだけブロックを減らす工夫が必要です。

LINEキャンペーンのやり方を5ステップで紹介

LINEキャンペーンを実施する際は、次の5ステップを踏みます。

LINEキャンペーンを実施する5ステップ

  1. 目的・ターゲットを明確にする
  2. 中間目標・最終目標を定める
  3. キャンペーン内容を決める
  4. キャンペーンを実施する
  5. 効果測定をおこなう

LINEキャンペーンは、何を目的とするかで実施すべき施策が異なります。

友だち登録者数の増加・来店促進・売上アップなど、LINEキャンペーンの目的を明確にしましょう。

中間目標・最終目標を定める際は、「友だち数を1万人増やす」といった具合で具体的な数字に落とし込むのがおすすめです。

なお、LINE公式アカウントでは「配信通数」「開封数」「クリック数」などの指標を計測できます。

キャンペーン実施後は、定めた目標がどの程度達成できているかの効果測定を実施することで、次のキャンペーンに活かせます。

LINEキャンペーンの景品ならデジタルギフトの「デジコ」

LINEキャンペーンの景品ならデジタルギフトを使ってみませんか?

デジタルギフトとは、クーポン券や各種ポイントなどオンラインで送れるプレゼントです。

URLやギフトコードをLINEのトーク画面で送るだけなので、LINEキャンペーンの景品として使い勝手が非常に良くおすすめです。

デジタルギフトのデジコは、以下のような特徴があるためLINEキャンペーンの景品に適しています。

デジコがLINEキャンペーンにおすすめの理由

  • 導入まで即日納品(発注から2時間以内に発券)のためスピーディーに施策を実現
  • ギフトの金額は1円単位で柔軟に設定可能
  • 後払いできるのでキャンペーン参加者が想定より少ない場合でも安心

デジコの活用方法や導入方法などサービスの内容については、以下の資料に詳しくまとめています。無料でダウンロードいただけるので、お時間があるときにご覧ください。

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導入事例:埼玉県 オリンピック・パラリンピック課様

内容友だち登録した人の中から500名に抽選でチョコレート菓子をプレゼント
応募方法LINEでお友だち登録後、トーク画面の応募ボタンをタップ

埼玉県では東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げる施策の一環として、LINEを活用したPRで「デジコ自治体サポート」を導入し、LINEキャンペーンを開催しました。

埼玉県のキャンペーンでは、その場で当落結果がわかるインスタントウィンを活用しました。

誰でも手軽に参加しやすい仕組みのため、キャンペーン開始からわずか2日で友だち登録者数はプラス1万と大成功を収めています。

事例については「埼玉県LINE公式アカウント、わずか2日で友だち登録者数+1万人を達成!」で詳しく紹介しているため、ぜひご一読ください。

本キャンペーンのポイント

  • その場で当落結果がわかるキャンペーンにすることで、多くのユーザー参加を促進
  • 抽選に参加すること自体を楽しんでもらえるキャンペーンにすることで、わずか2日でLINE公式アカウントの友だち+1万人を達成

デジコではキャンペーン実施に必要なシステムに加えて、キャンペーンを周知するプロモーションから景品の交換までワンストップでサポートできます。

デジタルのキャンペーンのノウハウがない企業や自治体でもキャンペーンの成功事例がありますので、PRにお困りの方はデジタルギフト事例集をご覧ください。

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まとめ:事例を参考にLINEキャンペーンを開催しよう

本記事ではLINEのキャンペーン事例をご紹介しました。LINEは他のSNSとは特徴が異なるため、LINE独自のメリット・デメリットもあります。

拡散力などは期待できませんが、クローズドな情報提供やユーザー数が多い点などを考慮すると活用すべきといえます。

ご紹介した事例を参考にLINEキャンペーンを開催してみてください。

プロモーションや販促キャンペーンは、SNSだけではなくオフラインでも効果的です。デジコでは、販促キャンペーン必須知識と実施手順をまとめた資料を用意しています。販促キャンペーンの企画手順6ステップもわかりやすく紹介しているので、気になる方はぜひご活用ください。

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この記事を書いた人

東村龍樹

株式会社DIGITALIO 販促DX事業本部 本部長。日本インターネットポイント協議会(JIPC)のラーニング&ネットワーキング委員としても活動中。現在は、ポイントメディアの知見を活かして、販促DX事業本部にてデジタルギフトサービス「デジコ」の責任者を務めています。