eスポーツ大会の賞金の交換先にデジコを導入、運用のリスク回避とユーザーメリットの両立を実現
ログリー株式会社様
- 利用方法
- サービス内独自通貨(賞金)の交換先
- 連携方法
- 管理画面方式
- 業種・サービス
- メディアテクノロジー事業
全大会賞金付きeスポーツ大会プラットフォーム「Adictor(アディクター)」を運営
- eスポーツ大会プラットフォーム「Adictor」内で発行される賞金(Adictor Coin)の交換先として。
- 賞金の交換におけるリスク回避・作業負担の軽減をしつつ、ユーザーが求めるインセンティブ提供を実現。
日本初、全大会賞金付きeスポーツ大会プラットフォーム「Adictor」とは
Adictor(アディクター)は、全大会賞金付きeスポーツ大会プラットフォームとして2020年10月よりサービス提供を開始しました。主に、「大会を開催する機能」と「大会に参加する機能」があり、主催ユーザーとその大会への参加ユーザーを繋ぐプラットフォームになっています。UGC(User Generated Content)として、ユーザーがご自身で作られた様々な大会が日々開催されています。
従来、大会進行に必要なトーナメント機能などを持ったサービスはありましたが、Adictorでは大会進行に必要な機能の利用はもちろん、オンライン完結で簡単に主催や参加ができることが特徴です。
サービス最大の特徴は全大会賞金付きで、賞金は「Adictor Coin(アディクターコイン)」(単位:AC)という独自企業通貨で発行され、デジコで交換できる仕組みになっています。
ユーザー特性に合せたインセンティブと、運用上のリスク回避・負担軽減の両立を求めていた
当初は、賞金の交換先として銀行を介して”現金”での振り込みを検討していました。口座振り込みの場合は、ユーザーから振込先情報を取得する必要があります。しかし、いわゆるゲーマーの方々は名前も顔出しもしていないことが多く、パーソナルな情報を出すことをとても嫌がる傾向があります。また、社内的にも個人情報の保有リスクがあることから、賞金でも現金にこだわる必要はないと思い、別の方法を検討することにしました。
次に検討したのが、Amazonギフトカード・Apple Gift Card・Google Playギフトコードなどのギフト券です。Adictorがターゲットにしているゲームユーザーの間では、このようなデジタルギフトはよく利用されるため、交換先として適していると考えました。一方で、ユーザーの希望に応じてそれぞれのギフト券を都度発注したり、在庫管理したりするのは運用上の負担が大きくなる懸念がありました。
そこで、複数のデジタルギフトに交換できるサービスの利用を検討しはじめました。その時、知人から紹介してもらったことがきっかけでデジコの導入を決めました。
シンプルかつトラブルなく運用できることが、デジコの良さ
前述の通り、Adictorユーザーにとって魅力的な交換先はある程度絞られているため、交換先のバリエーションの豊富さは重要ではありませんでした。手数料や運用面を重視してデジコの導入を決定しました。
実際にデジコを導入してみて、デジコは、ギフトコードを発行する管理画面は非常にシンプルで、「交換できなかった」などのトラブルがなく運用できていることが価値だと感じています。現在は、ユーザーからの交換リクエストを受けて、ギフトコードを管理画面で発行するCSV方式で運用していますが、今後はユーザー増加も見込まれるためAPI連携機能を活用する方向で検討を進めています。
また、現在は賞金の交換先として活用していますが、今後はプロモーション用途にも活用を広げていきたいと考えています。例えば、Adictorに新しいゲームタイトルを追加する際は、また新しいユーザー層にリーチしていく必要があります。その際には、デジコのTwitterやLINEのインスタントウィン機能を使って、集客を加速させるツールとしての活用も検討しています。
デジコには、機能開発をどんどん行っていただき、よりシンプルかつ使いやすいツールとして成長していってくれることを期待しています。
- 社名:ログリー株式会社
- 事業概要:メディアテクノロジー事業 / アドテクノロジー事業 / データマーケティング事業
- 設立年月日:2006年5月30日
- URL:https://corp.logly.co.jp/