「アンケートの回答率を上げるにはどうしたら良いだろう」と悩むことはありませんか?
ほとんどの場合アンケートは任意でおこないます。そのため回答率を上げるには、回答者の負担を減らし答えてもらいやすい工夫をすることが大切です。
この記事ではアンケートの回答率を上げるための方法や、回答率アップにつながるアンケートの作り方などを紹介します。
アンケートの回答率を上げ、精度の高い調査結果を得るためにもぜひ最後までご覧ください。
アンケート依頼文の印象は、回答率を左右します。回答率を向上させるためにも、ユーザーやターゲットの気持ちをつかむ依頼文の作成が重要です。
当サイトでは、「アンケート依頼文の例文」や「回答率を上げる7つのテクニック」をまとめた資料を無料配布していますので、お気軽にダウンロードしてください。
アンケートの回答率を上げる5つの方法
ただアンケートをお願いするだけでは、断られたり適当に回答されたりすることもあります。
できるだけ精度の高いアンケートを回収するには、回答者の負担を極力減らすことでアンケートに協力してもらう必要があります。
それでは、アンケートの回答率を上げる方法をそれぞれ見ていきましょう。
アンケートをお願いする際は、まずアンケートの趣旨を伝えましょう。例えば次のような内容です。
いきなりアンケートを頼まれても「なぜ自分に質問してきたのか」「何のためのアンケートなのか」と回答者は疑問を抱きやすいです。
回答者の疑問や不安をできる限りクリアにすることで、アンケートに回答してもらいやすくなります。
アンケートの設問数は最低限に絞りましょう。設問が多いと回答に時間がかかり、回答者が面倒に感じてしまいます。
アンケート中盤以降になると回答が適当になるなど、調査精度が下がることも考えられます。
設問数の目安としては、多くても20~30問程度に抑えるのがおすすめです。
アンケート回答にかかる目安時間は最初に伝えることが大切です。
回答者も都合があるので、どのくらい時間がかかるかわからないと、アンケートに答えるべきか悩んでしまいます。
自分の都合に影響しないことがわかれば、アンケートに回答してくれる人も増えると期待できます。
なお、気軽に答えてもらうためにも回答時間は短いほうがおすすめです。インターネット調査ならできるだけ10分以内、長くても15分までが目安です。
アンケートは回答に迷うと回答率が下がりやすいため、思考停止で答えられる質問をしましょう。
調査内容にもよりますが、考えずに答えられるよう回答の選択肢を用意しておくのがおすすめです。
例
回答者に答えを考えさせず、提示した選択肢から事実を選んでもらうほうが気軽にアンケートに答えられます。
アンケートは任意で回答してもらうため、回答者に何らかのメリットがあると協力してもらいやすいです。そこで効果的なのが、謝礼を用意することです。
「どのような謝礼品が良いだろう」と迷うと思いますが、モノやサービスなど直接的な利益になるお礼が喜ばれるでしょう。
謝礼としておすすめなのはデジタルギフト(オンラインで贈れるギフト)です。
デジタルギフトがアンケート謝礼におすすめな点
デジタルギフトのなかには、アンケートの集計作業をまとめて任せられるサービスもあります。
例えば「デジコ」の場合は、即日納品(発注から2時間以内に発券)できるため急ぎのアンケートにも対応可能です。
デジタルギフトの概要やアンケート謝礼の活用事例などをまとめた資料を配布しておりますので、以下よりご自由にダウンロードください。
回答率をアップさせるアンケートの作り方
アンケートの回答率を上げるには、アンケート項目の作り込みも大切です。ここでは、回答率の上がるアンケートの作り方を3ステップで紹介します。
いきなり設問を考えるのではなく、まずはアンケートの目標設定から始めましょう。
アンケートを通して得たい情報や達成したい目標を明確にすることで、調査すべき内容が見えてきます。
以下のようにアンケートの方向性を明確にしましょう。
アンケートの目標(例:顧客満足度の向上につなげたい)
アンケートで知りたい情報(例:商品に対する満足感や不満な点)
このように目標や知りたい情報を明確にしておくと、アンケート設問が考えやすくなります。
続いて、事前準備で明確にした内容からアンケート項目を考えます。
ひとつひとつの設問は簡潔な文章にまとめ、設問数は最低限に絞りましょう。基本的に回答は選択式にし、回答者の負担を減らすことも大切です。
なお、アンケート項目を考える際は、どのような回答が多いか仮説を立てることをおすすめします。
仮説をもとに今後とるべき施策を予測しておき、回答結果と照らし合わせることで、ネクストアクションにもつなげやすくなります。
ゴールは「アンケートをとること」ではなく、「アンケート結果を活かして課題解決に取り組むこと」です。調査後の分析精度を上げるためにも、仮説を立てましょう。
アンケート項目を作り終えたら、回答者目線で答えやすいアンケートになっているかチェックします。以下のチェックポイントを中心に見直してみてください。
なお、設問作成者が見直すよりも、他の担当者が最終チェックするほうが問題点を見つけやすいです。
アンケートの作り方については、以下の記事でさらに細かく解説しています。こちらもぜひご参考にしてみてください。
アンケートに協力してもらう3つのコツ
アンケートの内容自体は良くても、そもそも回答に協力してもらえなければ意味がありません。
ここでは、アンケートに協力してもらうために実践したいコツを紹介します。
メールでアンケート依頼をする場合は、メール文に送る相手の名前を入れると効果的です。
アンケートは不特定多数の人に実施するため、相手からすると「自分が答えなくても良いのでは」と感じやすいです。
依頼文に名前が入っていると自分事にとらえてもらいやすく、回答率アップを期待できます。
アンケート依頼文によっても回答率は左右されるため、書き方のコツは以下の記事をご参考にしてみてください。
アンケートでは回答者の職業や年代など、個人情報を含む場合があります。
個人情報の取扱をしっかりと明記することで、回答者は安心してアンケートに答えやすくなります。
特に、街頭アンケートや新規顧客へのアンケートなどでよく知らない企業のアンケートに答える場合、回答者は懐疑的になるものです。
回答者が少しでも不安な気持ちを感じた場合はアンケートを断られると考え、丁寧で透明性のある依頼を心がけましょう。
アンケートを依頼するタイミングも大切です。回答者が手の空いている時間や、比較的余裕のある時間を狙ってアンケートを依頼しましょう。
例えばセミナーや講演会のアンケートなら、開演前の待ち時間にアンケートメールを送っておくなどの方法があります。
実際にアンケートに回答するのは終演後だとしても、開演を待っている人は比較的手が空いておりアンケートに目を通す時間があります。
アンケート対象者を具体的に決め、どのタイミングならアンケートに答えてもらいやすいか考えましょう。
アンケートの回答率を上げるには、回答者の負担を極力減らすことが重要です。
そのためには、設問数を減らしたり考えずに答えられる設問にしたりするなど、アンケートの作り方を工夫しましょう。
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