「販促キャンペーンにはどのような事例があるのか」
「キャンペーン施策案のアイデアがほしい」
とお悩みの方もいるのではないでしょうか?
この記事では販促キャンペーンの事例や、施策案の企画で気をつけるポイントについて解説します。
販促キャンペーン成功のノウハウを知りたい方は、ぜひご一読ください。
販促キャンペーンに関する知識を持った上で紹介する事例をご覧いただけると、知識と事例を関連付けることができ、より理解が深まります。
当サイトでは、販促キャンペーンの必須知識や実施手順などをまとめた資料を無料配布しています。
「知識を深め販促キャンペーンを成功させたい」とお考えの方は、下記からお気軽にダウンロードしてください。
目次 []
販促キャンペーンとは、販促ツール・アイテムを利用し
を目的としたキャンペーンの総称です。
近年ではSNSやインターネット上で完結するキャンペーンも増えており、手法も多様化しています。
次の章では、販促キャンペーンを実施する4つの目的について詳しく解説します。
販促キャンペーンを実施する主な目的は、以下の4つです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
商品・サービスの売上を伸ばすためには、まず消費者に「知ってもらうこと」が重要です。
販促キャンペーンに多くの人が参加したり情報拡散したりすることで、ブランドをより大勢の人に知ってもらえるようになります。
例えば、「ハッシュタグキャンペーン」や「フォロー&リポストキャンペーン」などの参加型キャンペーンは、投稿がSNSで拡散されることで認知度向上につながりやすいです。
など、ユーザーに「参加したい!」と思ってもらえるような施策を打つことがポイントです。
下記記事では、効果的な販促施策や企業の成功事例を紹介していますので、関心のある方はご覧ください。
これまで接点がなかった新たな顧客にアプローチできるという意味でも、販促キャンペーンは有効な施策です。
例えば、無料体験・サンプリングや割引・セールなど「消費者がお得に感じる販促キャンペーン」は、新規顧客の増加を期待できます。
また、販促キャンペーンを展開することで、競合商品を使っていた顧客がブランドスイッチするきっかけにもなります。
3つ目は、リピート顧客の増加です。
クーポン配布やポイントアップキャンペーンなど、「また使ってみよう!」と感じてもらえる施策を打つことで、既存顧客のリピート率向上につながります。
リピート顧客の増加は、経営を安定させる意味でも重要です。
販促キャンペーンの主要な目的は、自社商品・サービスの売上向上です。
商品の購入を迷っていた消費者が、販促キャンペーンをきっかけに購入へと踏み切ることもあります。
販促方法は種類が多く、どれを選ぶべきか迷ってしまいがちですが、大切なのは販促の目的に応じた方法を選択することです。
下記記事では、12種類の販促方法を販促の目的別に紹介しています。
「認知拡大にはマス広告」など具体的な販促方法を紹介しているので、自社に合う販促方法を見つけたい方はぜひチェックしてみてください。
成功した販促キャンペーンとして、上記の8種類が挙げられます。
本項では、成功した販促キャンペーンの種類とその事例について解説します。
「フォロワー限定キャンペーン」とは、キャンペーン用アカウントや公式アカウントをフォローし、投稿をリポストすることで参加できるキャンペーンです。
限定アイテムや自社商品が当たる抽選を開催することで、フォロワー獲得や自社の認知度向上を狙えるメリットがあります。
キャンペーン終了後も、自社アカウントが発信する情報や新たなキャンペーンをユーザーに伝えていくことが可能です。
株式会社モバイルファクトリー様のソーシャルゲームアプリ「ステーションメモリーズ!」の事例です。
7周年キャンペーンの一つとして、デジタルギフトを777名にプレゼントするXフォロー&リポストキャンペーンを実施しました。
キャンペーン開始から1週間でフォロワーが1.7万人超え、Xのトレンド入りも達成。タイトル認知と新規ユーザー獲得に成功しました。
参考:Twitterフォロワー1.7万増!インスタントウィン活用で大規模キャンペーンも実施可能に
友達とのたわいもない会話や家族とのなにげない時間。そんな小さな幸せが大きく見えた年✨
あなたの大きく見えた小さな幸せは❓
①@yukimi_lotteフォロー
②あなたの大きく見えた小さな幸せと#小さな幸せが大きく見えた年でした をつけ引用ツイート 12/6〆https://t.co/qt5K4sfmPq#雪見だいふく pic.twitter.com/42OBkRfq1W— ロッテ 雪見だいふく (@yukimi_lotte) November 24, 2020
ロッテ雪見だいふくの公式Xアカウントが、2020年の冬に実施したフォロー&引用リポストキャンペーンの事例です。
本事例では、景品として「雪見だいふく5個セット×100」を用意しました。
応募条件として自粛が続いた1年を振り返り、友達や家族とのなにげない「小さな幸せ」についての投稿を募集しました。
このキャンペーンは、結果として1万近い「いいね・引用リポスト」を獲得しています。
Twitterキャンペーンの方法やポイントを知りたい場合は、「X(旧:Twitter)を活用した販促事例5選&集客を成功させる3つのポイント」を参考にしてください。
「タグ付け投稿キャンペーン」とは、特定のハッシュタグを付けて投稿することで参加できるキャンペーンです。
ユーザーにハッシュタグを付けた投稿を促すだけで開催できるため、簡単に企業キャンペーンをおこなえるのがメリットです。
「フォロワー限定キャンペーン」と並び、こちらも販促イベントとして頻繁に採用されています。
出典:東ハト
東ハトの人気商品である「キャラメルコーン」の、50周年を記念したキャンペーン事例です。
Instagramのフォロー&投稿キャンペーンとして、キャラメルコーンの曲にあわせて歌って踊る動画の投稿を募集しました。
実施期間は3ヵ月と長い期間を設けつつ、毎週締め切りを設定します。
そうすることで抽選に参加できる回数を増やし、アクティブなキャンペーンを実現しました。
ブラザー🎶
遂に #きのこたけのこ国民総選挙 の結果が出たYo‼️
新たけのこ党、4,565,799票‼️
新きのこ党、6,021,986票‼️1,456,187票差で、負けちまったZe…💦
応援してくれたブラザー達、ありがとうNa‼️
新きのこ党、初勝利おめでとう✨新CMはコチラ👉#きのこたけのこ国民総選挙ノーサイド pic.twitter.com/KNbfDQ7XUq
— たけ里ブラザーズ (@takenoko_meiji) December 17, 2019
「きのこの山とたけのこの里のどちらが好きか。」この話題性を活かし、明治はXでキャンペーンをおこないました。
「きのこの山・たけのこの里国民総選挙」というテーマで、特設WebサイトやSNSから投票をおこなえるキャンペーンを2年続けて開催します。
2年目に実施した「ポストと同時にプレゼントに応募できるキャンペーン」ではおよそ33万票が集まり、総投票数は1年目の1.2倍を記録しました。
「コラボキャンペーン」とは、話題の作品やキャラクターと自社商品・サービスをコラボし、双方のファンを集客するキャンペーン手法です。
作品・キャラクターのファンに対して、自社を認知してもらうことが目的になります。
そのため、コラボ対象のファン層が自社商品・サービスとマッチしているのか、事前に確認することが大切です。
出典:日清食品
アニメ・映画化で社会現象を起こした「鬼滅の刃」と日清食品がコラボした事例です。
限定パッケージの販売や、作中キャラクターのフィギュアが当たる抽選キャンペーンをおこないました。
LINEで日清チキンラーメンやキャンペーンアカウントと友達登録をし、対象商品のレシート写真をアップロードすることで応募ができます。
第1期・第2期と景品の内容を変えることで、長くユーザーに参加してもらえるような工夫を凝らしています。
/#ピカチュウ東京ばな奈#イーブイ東京ばな奈
メガだきマクラ
合計50名様に当たる
プレゼントキャンペーン🎁
\▼応募方法
①@tokyobanana1991 をフォロー
②欲しい方のハッシュタグ
どちらか1つをつけこの投稿を引用RT締切:7月10日23:59
規約:https://t.co/hJH75OxDTU#ポケモン #pokémon pic.twitter.com/kgQPIUYygN— 東京ばな奈【公式】 (@tokyobanana1991) June 26, 2021
東京の定番土産である「東京ばな奈」と、ポケモンの人気キャラクター「ピカチュー&イーブイ」がコラボした事例です。
それぞれが印刷された東京ばな奈型のメガだきマクラが当たるXキャンペーンを実施しました。
など話題性でユーザーの関心を引き、キャンペーンへの参加を促すことに成功します。
「懸賞・プレゼントキャンペーン」とは、
を集めることで参加できる販促キャンペーンです。
ユーザーのニーズが高い販促品を採用することで、新規顧客とリピート顧客、両方の獲得を期待できます。
\#白いお皿 プチ情報📣/
1981年からはじまった春のパンまつり🌸
今年で43回目を迎えました✨景品は、開始当初からアルク・フランス社製の白いお皿🍽
累計交換枚数はなんと約5億5千万枚❗️たくさんの人に使っていただき嬉しいです😊#春のパンまつり 詳しくは⬇https://t.co/VQV5pr8wL7 pic.twitter.com/5CbylXlo72
— 山崎製パン@商品情報発信中 (@yamazakipan_cp) February 6, 2023
山崎製パンが毎年おこなっている「ヤマザキ春のパン祭り」は、以下の流れで食器と交換できる長寿の販促キャンペーンです。
「毎年食器のデザインが変わる」「点数を集めれば必ずもらえる」といった理由から、幅広いユーザー層に支持されています。
出典:サントリー
「セイコーマートで対象商品12本以上を購入すれば、電動ビールサーバーを必ずプレゼント」というサントリーの事例です。
特典を用意しユーザーにアプローチをおこなう手法は「プレミアム手法」と呼ばれ、プレミアム感を高めて購入へつなげる狙いがあります。
また本キャンペーンでは、抽選応募の際にクーポンサイト「Gotcha!mall」への会員登録を必要としました。
これにより、サイトの会員登録者数や継続利用ユーザー数の向上も期待できます。
「QRコードキャンペーン」とは、店頭や商品に記載されたQRコードを読み取ることで参加できるキャンペーンです。
スマートフォン普及率の高い現代において、気軽に参加できるQRコードキャンペーンもおすすめの販促手法の一つとなっています。
🍀1/15までコラボキャンペーン実施中🍀
選ぶだけでエコになる #いろはすecoACTION
ユニクロ エコなフリースなどが
抽選で10万名様にその場で当たりま・す!選べる3色×5サイズ✨
▼応募方法
1⃣ #いろはす ラベルのQRコードを読み込む
2⃣その場で抽選スタート!詳しくは👇
— い・ろ・は・す (@ILOHAS) November 27, 2020
日本コカ・コーラ株式会社と株式会社ユニクロがコラボしたキャンペーン事例です。
本キャンペーンは、いろはすのペットボトルに記載されたQRコードを読み取ることで参加できます。
いろはすのロゴが入ったオリジナルフリースが当たる他、
とキャンペーンの拡散をおこなうと同時に、両社の顧客を増やせる施策です。
スターバックスから桜のGIFT🌸#スターバックスさくら2020 をいつでもどこでもお楽しみいただけるようになりました。満開のARさくらの下で、心あたたまるコーヒーブレイクを☕️https://t.co/0cB7rTTPLS pic.twitter.com/EEQzsbJSps
— スターバックス コーヒー (@Starbucks_J) March 23, 2020
スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社が実施した、AR(スマートフォンやARグラスを通して現実世界に3Dデータなどを出現させる技術)を活用した事例です。
店内に掲示されたQRコードを読み込むことで、スマートフォンのカメラ内にARで桜の花を咲かせるキャンペーンを実施しました。
本キャンペーンの特徴は、桜の写真をハッシュタグ「#スターバックスさくら2020」でSNSに投稿できるようにしたことです。
店舗への来店を促すだけではなく、SNSを通じた集客効果アップの狙いもあります。
季節のイベントを利用したキャンペーンは集客に欠かせません。季節にあわせてキャンペーンを打つことで消費者の関心を引き付けられます。
さらに毎年の実施が可能のため、売上予測がしやすく、予算計画も立てやすくなるのが魅力です。
#メルカリみくじ2024 を引こう!
今年のラッキーアイテム✨は?
抽選で10名さまに選べる豪華賞品、1,000名さまに1,000円分のメルカリポイントが当たる🎁参加方法👇
1.@mercari_jpをフォロー
2.この投稿をリポスト
3.通知(@ツイート)でおみくじの結果をチェック詳細は👇
— メルカリ (@mercari_jp) January 8, 2024
株式会社メルカリのXアカウントで行われたお正月キャンペーン事例です。
公式アカウントをフォロー・対象ツイートをリポストするだけで、「メルカリみくじ」というおみくじ結果が返ってきます。
さらに、抽選で豪華賞品やメルカリポイントがもらえるというお正月ならではの華やかな企画です。
「おみくじの結果を知りたい」「結果を自分のフォロワーに見せて話のネタにしたい」というニーズにマッチし、結果的に5.8万リポストを集めました。
この企画は、前年(2023年)にも行い人気のため継続して行っている企画です。
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春到来🌸
シャウ SHOUT!キャンペーン🎁
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春めいてきた3月🌸抽選で20名様にシャウポーチと
シャウ3種詰め合わせが当たる🎁
①@schauessen_nhをフォロー
②投稿をRT
さらに #シャウでシャウト
🌸新生活の意気込み
🌸忘れ去りたいこと
を引用投稿で\SHOUT!/
で当選確率2倍📢— 【公式】シャウエッセン (@schauessen_nh) March 25, 2022
日本ハム株式会社の商品「シャウエッセン」が春の新生活に行ったプレゼントキャンペーン事例です。
通常のプレゼントキャンペーンの応募条件(公式アカウントをフォロー+対象投稿をリポスト)に加えて、引用リポストで「新生活の意気込み」「忘れ去りたいこと」を投稿すると当選確率が2倍となる仕組みを加えています。
応募したユーザーが自分に関する投稿をすることで、ただのリポストよりもフォロワーにも読まれやすくなり、内容の濃いキャンペーンとなりました。
自社オリジナル記念日を作り、販促を展開しているキャンペーンは、他社と時期がかぶらないメリットがあります。
自社オリジナル記念日の具体例とは以下のとおりです。
記念日の例
日付を商品名とかけあわせるなど、商品に絡んだキャンペーンを行えばブランド認知度アップへとつながります。
🌸#春の新商品 プレゼントキャンペーン🎁🌸
新商品の発売を記念して抽選で30名様に
新商品8種詰め合わせセットが当たるチャンス🎯
3/20(水)まで毎日応募可能です📢<応募方法>
1⃣@nipponhamgroupをフォロー
2⃣この投稿をリポスト(RT)で応募完了 pic.twitter.com/ClIIOsbbN2— 【公式】ニッポンハムグループ / 日本ハム (@nipponhamgroup) March 8, 2024
オリジナル企画事例として、日本ハムグループの公式Xアカウントが行った新商品発売記念キャンペーンを紹介します。
Xの公式アカウントフォロー+対象投稿をリポストすると、「抽選で30名に新商品8種の詰め合わせセットが当たる」といったプレゼントキャンペーンです。
本キャンペーンは開催期間中、1人何回でも応募することができます。それをふまえて公式アカウントは、締切日までの10日間毎日カウントダウン式で投稿しました。結果、そのすべての投稿が1.4万以上リポストされ認知拡大へつながりました。
🟩🟩🟩🟩🟩🟩🟩🟩🟩
🟩 3月6日は #ミロの日 🟩
🟩 キャンペーン 🟩
🟩🟩🟩🟩🟩🟩🟩🟩🟩「ミロ オリジナル」
「ミロ オトナの甘さ」
マグカップのセットを
抽選で100名様にプレゼント✨①@MILO_Japan をフォロー
②この投稿をリポスト🔁㊙️当選確率アップの方法は
画像をチェック👀👇 pic.twitter.com/nunCjI93Lp— ミロ(MILO) (@MILO_Japan) March 6, 2024
続いて紹介したいのは、商品の語呂合わせた記念日の事例です。
機能性飲料である「ネスレミロ」は、3月6日を「ミロの日」とし、商品+ノベルティのプレゼントキャンペーンを企画しています。
キャンペーンでは、時間限定でハッシュタグ「#ミロの日」をつけて投稿すると当選確率が6倍に上がる仕組みを採用し、短時間で1.6万リポストを獲得しました。
コンテスト型キャンペーンとは、「クイズに答える」「テーマに合った動画を投稿する」など、フォロワーの積極的なアクションを求めるキャンペーンを指します。
具体的な企画例は以下です。
コンテスト型企画例
キャンペーンは通常、会社からフォロワーへの一方通行になりがちですが、コンテスト型にすることで商品のファンとのコミュニケーションを深められる効果があります。
また、コミュニケーションを取ることで、フォロワーの継続利用や再利用を促せる期待も高められます。
出典:エジソンママ
ベビーグッズのブランド「エジソンママ」の動画投稿型キャンペーンを実施した事例です。
「商品を使ったオリジナルレシピ」・「お子様が商品を食べている様子」といった、商品テーマに沿った動画を募集しました。
動画募集など、投稿に時間がかかるものはユーザーにとってハードルが高いものです。
同社は少しでもユーザーが気軽にキャンペーンに参加できるよう、プレゼントには汎用性の高いデジタルギフトを採用するなど、さまざまなニーズに答えられるような工夫をしています。
結果、Instagramにはクオリティの高いレシピや赤ちゃんがおいしそうに食べる動画が投稿されました。
キャンペーンについて詳しい内容は以下の記事をお読みください。
参考:ベビー用品のSNSキャンペーン施策、ギフトを送る側も受け取る側も簡単に
/#ヱビスシトラスブランおいしさのヒミツ
クイズキャンペーン第1弾🍋🌿
第1問
\抽選で100名に
ヱビスシトラスブラン1ケース当たる!■応募方法
①@SapporoBeerをフォロー
②動画内のクイズをチェック
③正解だと思うボタンを選んでポスト!クイズは全3回、参加すればするほど当選確率アップ
— サッポロビール SapporoBeer (@SapporoBeer) March 1, 2024
続いて、サッポロビール株式会社が行ったクイズを取り入れたキャンペーン事例を紹介します。
プレゼント応募条件が、投稿内の動画を見て用意された選択肢のなかから答えを選択し、引用リポストするタイプのキャンペーンです。
応募したいユーザーは、クイズに答えるため必然的に動画を観ることになります。
このように商品に関するクイズを取り入れたキャンペーンは、ゲーム感覚で楽しみながら参加でき商品訴求がしやすい魅力があります。
ここで、キャンペーン企画をおこなう際のアイデアの作り方を2つ紹介します。
アイデアの作り方のコツ
コツ1.季節性・トレンドを取り入れる
コツ2.狙うべきターゲットを明確にする
では、1つずつ見ていきましょう。
まずは、季節性や世の中のトレンドに合った企画をおこなうことです。
例えば、以下のようなアイデアが挙げられます。
このように、ユーザーの関心が高い季節感のある企画やトレンドを取り入れた企画は、注目を集めやすくなります。
また、下記に季節のイベント一覧をまとめました。
<季節のイベント例>
月 | イベント・記念日 | キャンペーン例 |
---|---|---|
1月 | お正月・成人の日 | コンテンツお年玉キャンペーン・新春大売り出し |
2月 | 節分・バレンタインデー | バレンタインキャンペーン |
3月 | ひなまつり・ホワイトデー・卒業 | 入園・入学準備フェア |
4月 | 入園・入学・新年度 | 新生活応援キャンペーン・お花見キャンペーン |
5月 | ゴールデンウィーク・母の日 | こどもの日・母の日キャンペーン |
6月 | 父の日 | 梅雨を吹き飛ばせキャンペーン |
7月 | 七夕・海の日・夏休み | 夏休みキャンペーン |
8月 | 夏休み・山の日 | 夏祭り・猛暑応援 |
9月 | シルバーウィーク・敬老の日 | 秋の大感謝祭・敬老の日キャンペーン |
10月 | スポーツの日・ハロウィン | トリックオアトリートキャンペーン |
11月 | 文化の日・勤労感謝の日・七五三 | ブラックフライデー |
12月 | クリスマス・年末 | 年末大感謝祭 |
このようにイベントを活用し、顧客の行動を一歩先読みして、需要が高まる商品やサービスに注目し、時期に合わせたキャンペーンを企画しましょう。
効果的なキャンペーンを企画するには、まず自社の顧客となり得るターゲットを明確にする必要があります。
ターゲットが曖昧なままでは、宣伝するSNSの選定や景品の選定などの適切な判断ができません。
具体的なターゲットの例として、以下のようなイメージが挙げられます。
子育て世代向け:忙しい生活生活に役立つ商品や家計の助けになるプレゼントキャンペーン
10代・20代向け:リアルで話題にできるような占い・診断・クイズ系コンテンツを取り入れたキャンペーン
狙うべきメインターゲットを定めれば「どのメディアでどのような企画をすれば刺さるのか」が格段に考えやすくなります。
なお、キャンペーン企画の進め方については、以下の記事をあわせてお読みください。
販促キャンペーンの施策案を企画する際、気をつけるポイントは上記の4点です。
本項ではそれぞれの詳細について解説します。
1つ目のポイントは、期間限定のキャンペーンをおこなうことです。
ユーザーに「今しか参加できない」と思ってもらい、キャンペーンへの参加を促しましょう。
ハロウィン・クリスマスなど、季節イベントの他にも、
といった限定性の訴求をすることで、ユーザーが行動に移すきっかけとなります。
サンプリングの配布やモニタリングをおこない、ユーザーに商品やサービスを触れてもらうのもポイントの一つです。
効果や使い心地を実感してもらうことでユーザーの理解・関心を深め、購入意欲の増加を狙います。
他にも既存顧客に対して、関連アイテムや別商品のサンプルを提供するのも一つの方法です。
定期的にキャンペーンを続けなければ、ユーザーはフォローを解除し離れてしまいます。
定着率を上げリピーターを増やすためにも、定期的にキャンペーンをおこないましょう。
販促キャンペーンは実施して終わりではなく、効果測定までおこなうことが重要です。
効果測定をおこなうことで、改善案や変更点を次回以降のキャンペーンに活かせます。
下記記事では、販促で分析すべき指標や効果測定の重要性を解説していますので、関心のある方はご覧ください。
販促キャンペーンをより多くのユーザーへリーチするには、ニーズの高い販促品を選ぶ必要があります。
販促品のなかでもおすすめなのは、在庫管理や商品発送の手間がいらないデジタルギフトです。
豊富な種類の中からユーザーの好きなアイテムを選べるデジタルギフトなら、
といった必要がないため、工数やコストの削減も期待できます。
販促はもちろん、「アンケート回答の謝礼」「SNSキャンペーンの景品」「社内インセンティブ・福利厚生」と実は幅広く利用ができるデジタルギフト。
デジタルギフトの活用事例や導入メリットは以下の記事で詳しく解説しているので、興味があればぜひご一読ください。
販促キャンペーンにデジタルギフトを検討しているなら、法人向けデジタルギフト「デジコ」がおすすめです。
アプリのダウンロードや会員登録が不要で、キャンペーンに参加するユーザーへ負担をかけずにギフトを送ることができます。
デジコでは、販促キャンペーンに役立つAPI連携機能を無償提供しています。
電子ギフト券の発行が自動でできるので、「ギフトを渡すユーザー数や回数が多い」「自社のサービスやシステムと連携して渡したい」といった企業にもおすすめです。
また、「自社にキャンペーンのノウハウがない」とお悩みの場合でも、サポート担当が施策の設計や運用をサポートします。
デジコ導入までの4ステップ
デジコは申し込みから即日納品(発注から2時間以内に発券)で導入が可能です。後払いも可能なため、スピーディーな販促キャンペーンを実現します。
また1円単位でギフトを発行できるため、柔軟な景品設定が可能となり、小規模なアンケートや低予算のプロジェクトにも最適です。
まずは下記のボタンから、お気軽に資料をダウンロードしてください。
本記事では、成功した販促キャンペーンとして、以下のような種類とその事例をお伝えしました。
ぜひこの記事で紹介した事例やノウハウを、自社の販促キャンペーンに役立てていただけたらと思います。
なおキャンペーンの成功には、販促の目的と施策内容にズレが生じないことも重要です。以下の資料では、具体的な施策を目的別に紹介しています。
販促キャンペーンを実施するときの必須知識や手順なども網羅的にまとめていますので、販促のご担当の方は下記からダウンロードのうえご活用ください。