キャンペーンを開催するにあたって「企画をどのように進めるべきかわからない」と悩んでいませんか。
キャンペーンはただ開催するだけでなく、企画段階での目標設定や終了後の振り返りまでおこなうことで、より良いキャンペーンとなります。
この記事ではキャンペーン企画の手順やコツ、面白いキャンペーン事例をまとめました。
キャンペーンをスムーズに進めていく方法が知りたい場合は、ぜひ最後までご覧ください。
キャンペーンで扱う景品なら、デジタルギフトがおすすめ!
デジタルギフトを活用すれば、商品の在庫を抱えるコストやリスクがありません。
必要な分だけ発行して、無駄なくスムーズに相手の喜ぶ景品を贈れます。
当サイトではそんなデジタルギフトの活用事例集を配布しているため、興味があれば以下のボタンよりお気軽にダウンロードください。
目次
キャンペーンの企画手順6ステップ
ここではキャンペーンの準備から終了後の流れまで、企画手順を6ステップで紹介します。
それではさっそく見ていきましょう。
最初のステップは、キャンペーンを企画する目的や目標の設定です。
目的が不明瞭だとどのようなキャンペーンが効果的なのかわからず、企画の方向性も定まりません。
また、目標となる数値をしっかり決めておくことで、キャンペーン終了後に結果を分析しやすくなります。
続いては、なぜキャンペーンを実施するのか理由を決めましょう。
理由があるほうがキャンペーンに必然性をもたせることができ、「ただ商品を買わせたいだけかな」とユーザーが怪しむことも少なくなります。
キャンペーンのよくある実施理由としては「○○を記念して」「○○にちなんで」などの理由です。
例えば、「3月9日(ありがとうの日)にちなんでサンキューキャンペーンを実施する」といったイメージです。
イベントや記念日を理由にキャンペーンを開催できるため、新商品だけでなく既存商品の販促にも使えます。
キャンペーンを周知する方法や媒体を決めます。
おすすめなのは、キャンペーンのターゲット層がよく情報収集をする媒体で周知することです。
ターゲットがSNSをよく見る層ならSNS、テレビをよく見る層ならテレビなどが考えられます。
とはいえ、情報収集の手法は人によってさまざまなため、ひとつの方法に絞るのが難しいこともあるでしょう。
その場合、まずはTwitterを検討してみることをおすすめします。
SNSキャンペーンは低予算で始められるので多くの企業が取り組んでいます。また、Twitterは他のSNSに比べて拡散性も高いです。
もちろん、予算に応じて複数の媒体に広げるのも良いでしょう。
キャンペーンに当選した人への景品や、条件を満たした応募者に渡す販促品などを選定します。
魅力的な景品や販促品があると、キャンペーンの参加率が上がることが期待できます。
景品はターゲット層の趣味趣向に合うものや、Amazonギフト券といった幅広い人に喜ばれるものなどが考えられるでしょう。
現物を郵送する場合は、郵送にかかる費用やユーザーの住所管理といった労働コストがかかる点を見落とさないようにしましょう。
キャンペーンへの参加方法や参加条件など、詳細を詰めていきます。
参加方法が複雑だと面倒に感じるユーザーもいるため、なるべく簡単な条件にしましょう。
また、キャンペーンの成果へとつながる形で参加条件を整えるのが望ましいです。
例えばTwitterキャンペーンなら、フォロー&リツイートを参加条件とすることで、フォロワー数の獲得および認知度拡大の成果を期待できます。
最後は、次回の施策へ活かすためにも、キャンペーンを通してどのような結果が得られたのか振り返りましょう。
振り返りでは最初に立てた目標と実際の結果を比較し、成功要因・失敗要因を分析します。
なお、キャンペーンの準備段階から「ここではこのような結果が得られるはず」といった仮説を立てておくと、実際の結果と比較・分析がしやすくなります。
効果検証の方法については他の記事でまとめているため、こちらもぜひ参考にしてみてください。
キャンペーン企画のコツ
ここでは、キャンペーンを企画する際に取り入れたい2つのコツを紹介します。
キャンペーンを実施する際は、自社商品やサービスをお得に使ってもらえる施策も取り入れてみましょう。
例えば「商品サンプルをプレゼントする」「新商品のモニターを募集する」などの方法が考えられます。
実際の商品・サービスを手に取ってもらうことで、「使ってみたら欲しくなった」というように購入意欲を刺激できます。
現物を渡すのが難しい場合は、割引セールの開催や電子クーポンを付与するなどの方法もおすすめです。
キャンペーンはSNSと連動させて拡散効果を狙いましょう。
もし実店舗で開催するキャンペーンでも、SNSで情報発信することでより多くの人の目に触れることが期待できます。
なかでも、リツイート機能があるTwitterは情報を拡散しやすいSNSです。
SNSでキャンペーンを開催しているケースは数多くあるため、どのようなキャンペーンがあるか続けてご紹介します。
企画内容・アイデアが面白いキャンペーン事例
ここでは3社のキャンペーン事例を紹介します。どれも参考になる企画内容ですので、ぜひご覧ください。
使用SNS | |
---|---|
キャンペーン内容 | 公式アカウントのフォロー&投稿をリツイートで、抽選100名に高級食パンをプレゼント |
/#スーパーねこねこの日 プレゼントキャンペーン🎊
\史上最高級「ねこねこ食パン プレミアム」が抽選で50名様に当たる🎁
さらに2222RT達成で2/22~28の期間中、店舗&オンラインで「ねこねこ食パン プレーン」22%OFF!応募方法
1 @neko_shoku をフォロー
2 このツイートをRT
〆切:2/21#猫の日 pic.twitter.com/GNZ22pvVZD— ねこねこ食パン【公式】 (@neko_shoku) February 6, 2022
高級食パン専門店の「ねこねこ食パン」では、2022年2月22日を「スーパーねこねこの日」と称してキャンペーンを開催しました。
フォロー&リツイートでキャンペーンへ応募でき、抽選でねこ型の高級食パンが当たるキャンペーンです。
また、抽選以外にもリツイート数に応じて動物愛護センターへの寄付を実施しました。
キャンペーン企画に慈善活動を含めることで、企業のイメージアップやねこ愛好家との信頼関係を構築することにもつながります。
使用SNS | |
---|---|
キャンペーン内容 | 公式アカウントのフォロー&モニター希望の商品と自己PRをコメントで、応募者からモニターを決定 |
カバンのブランド「THULE(スーリー)」では、自転車通勤用バックパックのモニターキャンペーンを実施しました。
モニターはバックパックを受け取る代わりに、商品の使い心地や感想をInstagramへ投稿します。
Instagramは基本的に画像やショートムービーを投稿するSNSですので、バックパックの質感や細かい作りなどを効果的にアピールできます。
拡散性ではTwitterが有利ですが、この事例のようにキャンペーン内容に合わせたSNS選定も大切です。
使用SNS | |
---|---|
キャンペーン内容 | 公式アカウントをフォロー&投稿をリツイートで、抽選1名に紀文のコラボ商品をプレゼント |
/#なんかバズったから記念にプレゼントするキャンペーン 開催🎉
\
急の急なんですがなんかバズったんで
開催いたします!
抽選で1名様に豪華商品全てプレゼント🎁応募方法
1️⃣@kibun_kitchen
@mublix_misato
@EarthOfficialJP をフォロー
2️⃣この投稿をRT🔄
応募期間2月8日(火)23:59 pic.twitter.com/lUMyosfM3F— 紀文 【公式】🍢 (@kibun_kitchen) February 4, 2022
練り物の製造メーカー紀文では、Twitterでのバズり記念に急遽キャンペーンを開催しました。
バズったのは社名(紀文)を題にした大喜利ツイートで、公式アカウントとフォロワーのコミュニケーションを深めることにもつながりました。
前々から準備していた正式なイベントや記念日でなくても、勢いに乗ってキャンペーンを開催するのもひとつの方法としておすすめです。
なお、他のキャンペーン事例についても以下の記事でまとめていますので、気になる場合はこちらからご覧ください。
紀文の事例のように急遽キャンペーンを開催する場合、景品や販促品をどう用意するかが課題になることもあります。
バズり・流行りといった企画内容は新鮮さが大切なため、スピーディに準備を進めなくてはなりません。
そのようなときにおすすめなのが、デジタルギフトを景品や販促品にすることです。次の項で紹介します。
デジタルギフトとは、SNSやメールで送信できる電子ギフトです。各種ポイントやギフト券、コンビニで使えるクーポンなどさまざまな電子ギフトがあります。
データでやりとりするため在庫管理の手間がなく、郵送費用などのコストもかかりません。
デジタルギフトの「デジコ」は導入まで最短2日で完了し、導入後は1~2時間で発券可能です。
さらに、後払いできるため急ぎのキャンペーンでもスムーズに開催できます。
実際にデジコを利用したキャンペーン事例は以下よりご覧いただけますので、ぜひご参考にしてみてください。
この記事ではキャンペーン企画の進め方やコツについて紹介しました。あらためて、キャンペーンを進める手順は以下のとおりです。
キャンペーンは開催中の対応も大切ですが、事前準備や終了後の振り返りがキャンペーンの成功・失敗に大きく関係します。
ご紹介した手順を参考に、キャンペーン企画に取りかかってみてください。