SNSを使った販促は幅広い企業で取り入れられています。
なかでもLINEはサービス内容が豊富なため、さまざまなアプローチで販売を促進できます。
とはいえ、「LINEでどのような販促をおこなうべきか悩んでいる」という企業もあるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、
などをまとめました。自社でLINEを使った販促を検討している場合は、ぜひ最後までご覧ください。
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目次 []
LINEで販促に使える5つのサービス・機能
LINEは幅広いサービス・機能を提供しており、さまざまな販促を展開できます。ここではLINEで販促に使える主なサービス・機能を5つ紹介します。
LINE公式アカウントはビジネス用のLINEアカウントで、企業や有名人など幅広く使われています。
LINE公式アカウントを使うと、お友だち登録を促して集客や、チャットを通してユーザーへ情報提供することが可能です。
基本的なメッセージ機能以外に以下のような機能もあり、活用方法は幅広いです。
なお、以前はLINE@(ラインアット)という名前で個人・中小企業向けに別のサービスがありましたが、現在はすべてLINE公式アカウントに統合されています。
LINE広告は、LINEのサービス内に広告を出稿できるプラットフォームです。LINE広告を使えば、以下のような場所に広告を配信できます。
LINEサービスによってユーザーの年齢や性別などが若干変わってくるため、対象の属性へ効果的にアプローチが可能です。
例えばビジネスマン向けの広告を配信するなら、LINE NEWSで広告を配信するといった手法も考えられます。
LINEミニアプリは、LINE上で独自のアプリ機能を搭載できるサービスです。企業や店舗の独自アプリをLINE上で提供し、それにより商品・サービスの販売を促進します。
LINEミニアプリの例としては、店舗の会員証アプリや美容室の予約アプリなどがあります。
LINEミニアプリはアプリストアからダウンロードする必要がなく、LINE上ですぐ利用可能です。
そのため「アプリをダウンロードするほどではないけれど、店舗やサービスの利用時にあると便利」という特徴があり、ユーザーの利用ハードルが低くなります。
LINEで応募は、LINEを通して販促キャンペーンなどに応募できる機能です。活用方法としては以下のような販促があります。
ハガキなどで応募する販促キャンペーンよりも手間が少ないため、より多くのキャンペーン参加者を期待できます。
LINEチラシはデジタルチラシをLINE上で配信できるサービスです。ユーザーの生活エリア情報をもとにチラシを配信するため、商圏内の顧客に情報を届けられます。
LINEチラシの良いところは、デジタルを利用して広告効果をデータ化できる点です。
紙媒体だとポストへ届けることはできても、そのチラシが「実際に見られたかどうか」までは検証が難しいためです。
また、LINEチラシは関連Webサイトへも誘導しやすくなっています。ユーザーはバナーやURLをタップするだけで、特集ページやECサイトへ飛ぶことができます。
販売促進にLINEが効果的な3つの理由
LINEでの販促が効果的な理由は上記の3つです。他のSNSとの比較を含め、詳細を解説します。
LINEは月間利用ユーザーが8,900万人もいる巨大SNSです。他のSNSと比較しても非常に多いユーザー数を誇ります。
【SNS別の月間利用ユーザー数】
LINE | 9,600万人 |
---|---|
X(旧:Twitter) | 6,650万人 |
6,600万人 | |
2,600万人 |
※2024年6月現在
出典:https://www.comnico.jp/we-love-social/sns-users
連絡用ツールとして普段から利用している人も多いと考えられ、Xや他のSNSをもっていない人でもLINEならもっている可能性があります。
そのため、新規顧客をゲットできる可能性も広がるでしょう。
LINEはトーク画面で情報発信できるため、他のSNSよりもユーザーに見てもらいやすいと期待できます。
Xだと投稿してもタイムラインに流されてしまい、ユーザーへ情報が行き届かない可能性があります。
メールと比較しても同様に、他のメールに紛れてしまい見てもらえないかもしれません。
その一方、LINEはトーク画面にメッセージがたまっていくので、他の情報に流されずに内容をチェックしてもらいやすいです。
商品・サービスのファン化を促しやすいのもLINEの魅力です。
LINEは基本的にお友だち登録したユーザーに向けて発信するため、クローズドな空間になります。
一方的に情報発信するだけでなく、個々のトーク画面でチャットのやり取りも可能なため、距離感が近く感じられます。
距離感が近くなると親近感が湧きやすくなり、商品やサービスをより深く知ってもらうきっかけにもなるでしょう。
キャンペーンを成功させるには、販促品の選定も重要です。代表的な販促品や販促品を選ぶ際のポイントを以下の記事でまとめたので、知りたい場合はぜひご一読ください。
LINEを使った販促事例3選
それでは、実際どのようにLINEを使った販促がおこなわれているのでしょうか。
上記3社の販促事例について、LINEのどの機能を使いどのような内容で展開したのか見ていきましょう。
出典:資生堂マキアージュ
資生堂ではLINE公式アカウントを利用し、「マキアージュ 新ファンデ体感キャンペーン」を実施しました。
新しいファンデーションを発売前に試してもらい、本格的な商品購入につなげる販促キャンペーンです。
このキャンペーンでは、応募条件としてLINE公式アカウントとのID連携が必須となります。
ID連携をするとメールアドレスや購入履歴などの顧客情報も得られるため、その後の施策にも活かしやすくなっています。
MLA豪州食肉家畜生産者事業団では、オーストラリア産牛肉の販売促進として「オージー・ビーフでGENKI!キャンペーン」を展開しました。
こちらのキャンペーンは、LINEで応募を利用したレシートキャンペーンです。
オージービーフを購入したレシートをスマートフォンで撮影し、LINE公式アカウントに送信することでキャンペーンへ応募できます。
レシートを撮影・LINEで応募という流れで、スマートフォンのみでキャンペーン参加へでき、ユーザーにとっても簡単です。
ドラッグチェーンストアを展開する株式会社マツキヨココカラ&カンパニーでは、LINEチラシを使った販促を実施しています。
同社では、新聞未購読者や主婦層へのアプローチのためにデジタルチラシを導入しました。
なかでもLINEはユーザー数が多いため、ユーザーリーチを期待してLINEチラシを活用しています。
LINEチラシと同時におこなっているのが、LINE公式アカウントでのクーポン配布やキャンペーン情報の発信です。
LINE公式アカウントとLINEチラシの同時活用で、販促の効果向上を目指しています。
ここで紹介した事例以外に、LINEを活用したキャンペーン事例を以下で紹介しています。ぜひこちらもご覧ください。
また、販促の際に欠かせないのが販促物ではないでしょうか。
販促物は自社商品やサービスを提供することも多いですが、デジタルギフトを活用するのもおすすめです。
デジタルギフトとはSNSやメールで送付できる電子ギフトのことです。LINEのトーク画面からも、URLを送るだけでデジタルギフトをプレゼントできます。
デジタルギフトを販促物として活用すれば、発送する手間や郵送料がかからないためコスト削減になります。
法人向けデジタルギフトでおすすめなのは、導入までスピーディで1円単位でデジタルギフトを発行できる「デジコ」です。
無料API連携でデジタルギフトを自動的に発券できるため、管理や準備の手間ない運用が実現します。
デジコの特徴
デジコの活用方法や導入事例は、以下の資料よりご覧いただけます。お気軽にダウンロードしてご覧ください。
本記事では販促に使えるLINEの機能・サービスや、実際にLINEで販促をおこなった事例などを紹介しました。
LINEはXやInstagramより利用ユーザー数が多く、活用することで商品の販売促進や認知度拡大を実現できます。LINEで販促を展開するなら、ぜひ今回お伝えした内容を参考にしてみてください。
とはいえ、販促はLINEなどオンラインに限ったものではありません。販促の基本をおさえておけば、オフラインの販促にも活用できます。
デジコでは、販促キャンペーンの目的や、オンライン・オフライン別の施策紹介など、これから販促施策を考えていくために必須の知識をまとめた資料を用意しています。
基本的な内容をわかりやすくお伝えしていますので、販促のご担当者はぜひご活用ください。