失敗しないギフトカードキャンペーンとは?基礎知識から成功事例までを紹介
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失敗しないギフトカードキャンペーンとは?基礎知識から成功事例までを紹介

手軽さと幅広い使い道で相手に喜ばれるギフトカード。

個人間のプレゼントだけではなく、企業キャンペーンの景品としても定番になっています。

一方で「ギフトカードキャンペーンを運用してみたいけれど具体的な内容がわからない」と、悩む方も多いのではないでしょうか。

本記事では、ギフトカードを使ったキャンペーンの基本から成功事例まで、企画のヒントになるようなポイントをわかりやすく紹介します。

より多くの事例を知りたい方は「【2025年最新版】販促キャンペーンと企画アイデア事例24選&施策案の企画で重要な4つのポイント」もあわせてご一読ください。

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ギフトカードを使ったキャンペーンとは?

ギフトカードキャンペーンとは、商品購入やSNSのアカウントフォローなどの特典としてギフトカードをプレゼントする販促手法です。

ギフトカードは物品と比べて、在庫管理が不要で発送の手間がかからず準備工数が少ないため、短期間で効率よく運用できるのが魅力です。

以下のように、業種・施策を問わず幅広い販促シーンで活用できます。

  • BtoC:会員登録・購買促進・SNS拡散
  • BtoB:資料請求・商談化 など

ここからは、ギフトカードを実際にどのような形でキャンペーンに活用できるのか、具体的な手法を紹介します。

ギフトカードを活用した代表的な5つのキャンペーン

ギフトカードを使ったキャンペーンの主な手法は、以下の5つです。

ギフトカードを活用した代表的な5つのキャンペーン

  1. SNSフォロー促進
  2. アンケート回答へのお礼
  3. モニター募集
  4. 購入・ダウンロード特典
  5. 友達紹介

キャンペーンの特徴を紹介しますので、自社の目的にあった手法を見つけるヒントとしてお役立てください。

それでは、ひとつずつ紹介します。

1.SNSフォロー促進

X(旧:Twitter)やInstagramなどのSNSでおこなうキャンペーンは、拡散力を活かし認知拡大に効果的です。

SNSでの拡散により今まで接点のない層にリーチできるため、新規ユーザーの獲得にも向いています。

SNSにおけるフォロワー獲得施策として、以下の2点を参加条件とする抽選型キャンペーンが広く採用されています。

  • 自社アカウントをフォローする
  • 該当の投稿をリポストする

当選品はSNSのDMで直接受け取れるため、ユーザーは個人情報を入力する必要がありません。

この手軽さが、キャンペーン参加へのハードルを大きく下げています。

運営側にとっても、住所などの個人情報を管理する手間が省けコスト削減につながる、というメリットがあります。

2.アンケート回答へのお礼

アンケートの回答者へお礼としてギフトカードを進呈するキャンペーンは、小売・飲食・ECサイトなど幅広い業種で採用されている定番の施策です。

  • 商品購入後に簡単なアンケートに回答する
  • サービス利用後のフィードバックを送信する

ギフトカードの贈呈対象は、抽選もあれば回答者全員へ贈るケースもあります。

購買者向けに実施すれば、購買後の行動を促し、再来店やリピート購入にもつながりやすくなります。

3.モニター募集

モニター募集とは、商品やサービスの体験をしてくれる方を募集し、体験後のレビュー投稿を条件にギフトカードを贈るものです。

モニターの対象は、新商品だけに限りません。

既存の商品やサービスについて、体験談を募集して掲載する場合もあります。

モニター募集キャンペーンは、参加者全員にギフトカードを配布するケースが多いため、高い応募率につながりやすいです。

集まったレビューを自社のSNSやWebサイトに掲載することで口コミ効果も期待でき、SNS施策との相性も抜群です。

4.購入・ダウンロード特典

ギフトカードを活用したキャンペーンは、商品の初回購入やアプリの初回ダウンロードのきっかけ作りにも活用できます。

具体例な活用例は、以下です。

  • 一定金額以上の商品購入者にギフトカードを進呈
  • アプリをダウンロードし、ログイン完了でギフトカードを進呈

新規顧客の獲得はもちろん、購入金額条件を設定すれば客単価アップにもつながります。

5.友達紹介

友達紹介キャンペーンは、新規獲得を安定的に獲得できる施策として人気です。

紹介者・新規会員の双方に特典が付与される仕組みは、双方にメリットがあり新規会員の獲得を効果的に促進します。

友達紹介キャンペーンは、BtoCだけではなくBtoBでの資料請求やセミナーへの申し込みを高める施策としても活用されています。

ここまで、代表的なギフトカードキャンペーンの概要を紹介しました。

「とはいえ、実際のキャンペーンではどのような企画へ落とし込まれているの?」と気になる方もいるのではないでしょうか。

ここからは、成果が見えた成功事例を詳しくみていきましょう。

成果が見える!ギフトカードキャンペーンの5つの成功事例

ここでは、ギフトカードを用いたキャンペーンの成功事例を5つ紹介します。

ギフトカードキャンペーンの5つの成功事例

  1. 「home365」X(旧:Twitter)キャンペーン
  2. 「CREATIVE VILLAGE」秋のプレゼントキャンペーン
  3. 「ワンちゃんと(wanchanto.info)」モニター募集キャンペーン
  4. 「日本農業新聞ニュースアプリ」ダウンロードキャンペーン
  5. 「みんなの介護」お友達紹介キャンペーン

具体的な施策例を知ることで、実際の効果や運用イメージがわかりやすくなり、自社での活用方法のヒントにもつながります。

ご参考ください。

1.「home365」X(旧:Twitter)キャンペーン

出典:ホーム365株式会社様
企業ホーム365株式会社様
期間2025年2月26日~3月7日
景品フォロー&リポストで毎日10名様にデジタルギフトコード3,650円分をプレゼント

不動産マッチングサイト「home365」が実施したのは、X(旧:Twitter)を活用したフォロー&リポストキャンペーンです。

「対象投稿をフォロー&リポストした方の中からデジタルギフトコードをプレゼントする」という内容で、実施後の集計によると合計で約30,000件もの応募が集まりました。

さらに参加者からは「自分の好きなサービスに交換できるのがうれしい」といった、ポジティブな声も寄せられました。

home365のキャンペーン結果は、認知拡大とユーザー満足の両面で成果を上げた、といえます。

キャンペーンの詳しい内容については、以下の記事をご覧ください。

>>ホーム365株式会社様の事例

2.「CREATIVE VILLAGE」秋のプレゼントキャンペーン

出典:株式会社クリーク・アンド・リバー社様
企業株式会社クリーク・アンド・リバー社様
期間2024年10月18日~11月8日
景品Amazonギフトカード1万円分を抽選で5名様にプレゼント

クリエイター向け情報サイト「CREATIVE VILLAGE」では、会員への感謝企画として秋のプレゼントキャンペーンを実施しました。

キャンペーンの内容は、アンケートに回答した方の中から抽選でAmazonギフトカードをプレゼントする、というものです。

「アンケートは約2分で回答できるシンプルな内容」と記載し、参加するハードルを下げている点に工夫がうかがえます。

手軽な参加条件でかつ高額景品を用意することで、多くの会員の反響を集めました。

3.「ワンちゃんと(wanchanto.info)」モニター募集キャンペーン

出典:株式会社サイドバイ様
企業株式会社サイドバイ様
期間2024年10月9日~(総額50万円分のギフトカードが発行され次第終了)
景品1投稿につき500円分のAmazonギフトカードをプレゼント

続いて紹介するのは、愛犬家向けのお出かけ口コミサイト「ワンちゃんと」で開催された、モニター募集型のキャンペーンです。

このキャンペーンで特徴的なのは、1人で複数回投稿ができる点です。

「1件のレビュー投稿ごとに500円分のAmazonギフトカード」がもらえるため、投稿数が増えるほど特典も増え、参加意欲を高める効果があります。

本施策は今回で2回目の開催であり、前回は136名の愛犬家登録と1,110件もの口コミ投稿を集めています。

レビュー投稿を促しながら、口コミ拡散とユーザー参加を同時に達成した好例です。

4.「日本農業新聞ニュースアプリ」ダウンロードキャンペーン

出典:株式会社日本農業新聞様
企業株式会社日本農業新聞様
期間2024年11月1日~12月20日
景品抽選で300名様にAmazonギフトカード1,000円分をプレゼント

国内唯一の日刊農業専門紙「日本農業新聞」では、ニュースアプリのダウンロード促進を目的としたキャンペーンを実施しました。

本キャンペーンは、アプリをダウンロード後、所定の手続きを完了された方を対象に抽選でギフトカードを進呈します。

好評だったことから、翌年の2025年にも継続開催されています。

アプリダウンロード数の増加だけでなく、農業関連ニュースの認知拡大にもつながった事例です。

5.「みんなの介護」お友達紹介キャンペーン

出典:株式会社クーリエ様
企業株式会社クーリエ様
期間2024年11月22日~終了日未定
景品紹介を通じて1部屋のご契約が成立した場合、紹介者・被紹介者の双方にAmazonギフトカード3,000円分を進呈

介護施設の比較検索サイト「みんなの介護」では、お友達紹介キャンペーンを実施しています。

このキャンペーンは、以前は紹介者のみに特典が贈られていましたが、今回からは紹介された方にも特典を付与する方式に変更されました。

紹介による契約成立を促進し、新規リードの安定的な獲得と顧客満足度の向上を両立した事例です。

ここまで、ギフトカードキャンペーンの企画内容について紹介してきました。

キャンペーンの企画内容の次に確認したいのが、キャンペーンで贈るギフトカードの種類です。

ターゲットや目的に応じた景品を選ぶためにも、キャンペーンに使われるギフトカードの種類と選び方のポイントを知っておきましょう。

キャンペーンの景品に使われる3種類のギフトカード

キャンペーンの景品として使われるギフトカードは、以下の3種類です。

種類・タイプ
紙タイプ(物理)
  • JCBギフトカード
  • 全国百貨店共通商品券
  • おこめ券 など
カードタイプ(物理)
  • QUOカード
  • スターバックスカード
  • Apple Gift Card など
デジタルタイプ(コード)
  • Amazonギフトカード(Eメールタイプ)
  • QUOカードPay
  • デジタルギフト(デジコ、gifteeなど)など

物理的なカードには「紙タイプ」と「カードタイプ」の2種類があります。

紙製のギフト券や商品券などの紙タイプは、手渡しや郵送で贈りやすく、年齢層問わず幅広く喜ばれるのが特徴です。

紙タイプは、直接顧客と顔をあわせる営業施策やイベントなどでも、景品としてよく使われます。

一方、カードタイプはプラスチックカードなどの形状で発行されるギフトです。

繰り返し入金して使えるものや、PINコードを入力することでECサイトでの買い物に使えるものなどがあります。

オンラインで完結するギフトカードを、デジタルタイプと呼びます。

デジタルタイプはメールやSNSで簡単に送付できるため、在庫管理や発送の手間がかかりません。

URLを送付すれば景品を贈れる手軽さから、特にSNSキャンペーンや短期施策で高い人気があります。

ギフトカードのタイプはそれぞれ特徴が異なるため、ターゲットやキャンペーン内容に応じて適したギフトカードを選びましょう。

ギフトカードの種類ごとの詳しい解説については、以下の記事もあわせてご一読ください。

キャンペーンの景品にはデジタルギフトがおすすめ!

キャンペーンの景品としてギフトカードを利用する際、特におすすめなのが「デジタルギフト」です。

デジタルギフトは、管理の手軽さ・送付のスピード・利用者満足度の高さから、多くの企業に選ばれています。

デジタルギフトの主なメリット

  • 当選後すぐにメールやSNSのDMで贈れるため、発送の手間がかからない
  • 必要数だけ発行できるため在庫を抱える心配がない
  • スマートフォンで完結するから受け取り手もうれしい

デジタルギフトは、発送の手配が不要なため、当選後すぐにメールアドレスやSNSのDMで送付できます。

景品の受け渡しがスマートフォンひとつで完結するため、受け取り手も郵送物の到着を待つ必要がありません。

ユーザーが好きなタイミング・好きな場所で使えるため、喜ばれやすいです。

紙タイプやカードタイプと異なり、在庫を抱える必要もありません。

個人情報の管理もメールアドレスのみなので、在庫管理や情報管理リスクも最小限ですみます。

キャンペーンの景品としてデジタルギフトを活用する際は、一括管理・大量配布がしやすい仕組みがある法人専用のデジタルギフトがおすすめです。

ここからは、おすすめのデジタルギフトサービスを紹介します。

法人のギフトやインセンティブなら「デジコ」

ギフトカードキャンペーンを導入するなら、法人向けデジタルギフトサービスの「デジコ」が便利です。

デジコは、約6,000種類以上の交換先から自由にギフトを選べるデジタルギフトサービスです。

年齢や性別、ライフスタイルを問わず、受け取った人が自分に合った景品を選べるため、満足度の高いキャンペーンが実現できます。

さらに、API連携を活用したギフトの自動発券や、即日納品(発注から2時間以内に発券)も可能です。

大量のギフト配布や、定期的なインセンティブ付与業務でも、スピーディーかつ効率的に対応できる仕組みがあります。

景品選定やキャンペーン運用で悩んでいる企業の方は、導入社数が1,000社を超えるデジコの活用をぜひ検討してみてください。

サービスについての詳しい説明は、以下よりご覧いただけます。

まとめ:ギフトカードを活用して販促効果を高めよう

ギフトカードは、手軽で効果の出やすい販促景品として、多くの企業のキャンペーンで活用されています。

キャンペーンの目的やターゲットにあわせて、最適な施策を選ぶことで、効果的な販促活動を実現しましょう。

「どのようなギフトが自社のターゲットに喜ばれるかわからない」
「運用負担をなるべく軽くしたい」

このようなお悩みをお持ちの方は、幅広いターゲットに喜ばれる「デジコ」のデジタルギフトが便利です。

法人向けデジタルギフトサービスのデジコは、キャンペーンの企画から運用方法まで最適のプランをご提案いたします。

デジコの詳しいサービス内容は、以下からご確認ください。

この記事を書いた人

東村龍樹

東村龍樹

株式会社DIGITALIO 販促DX事業本部 本部長。日本インターネットポイント協議会(JIPC)のラーニング&ネットワーキング委員としても活動中。現在は、ポイントメディアの知見を活かして、販促DX事業本部にてデジタルギフトサービス「デジコ」の責任者を務めています。