株主優待にデジコ、ホテル優待券と一緒に送付し管理コストを削減
株式会社イントランス様
- 利用方法
- 株主優待
- 連携方法
- 管理画面方式
- 業種・サービス
- 不動産業、ホテル運営業
不動産事業、ホテル運営事業を中心に事業を展開
- 株主優待のデジタル化を通じて費用や対応コスト削減を図りたい
- デジコのご案内と現物のホテル優待券を組み合わせて印刷し、従来と比較して大きくコストを抑えられた
株主優待としてデジコを導入
イントランスでは、不動産事業とホテル運営事業を中心に事業展開しており、IRなどを担当する部署で株主優待としてデジコを活用しています。
当社株式への投資魅力を高めていただくことなどを目的として、2023年9月から株主優待制度を再開しました。再開当初は現物のギフト券を採用していましたが、デジタル化や業務効率化の一環としてデジタルギフト「デジコ」を導入することにしました。
株式価値の毀損につながる管理コストは徹底的に削減したい
以前使用していた現物ギフト券は広く知られているもので、主にコンビニなどで使えてシンプルで良かった一方、ギフト券の金額に対してその手数料と諸経費が20%ほど上乗せでかかっていました。また、運営するホテルの優待券も一緒にお配りしているため、専用台紙に埋め込んだギフト券とホテルの優待券を一緒に封入するといった配送作業の手間もかかっており、金銭的なコストと手間の両方を含めた「管理コスト」に課題を感じていました。これら管理コストは販管費であるため、不要なコスト上昇は結果として株式価値の毀損にも繋がります。
こうした背景から株主優待の見直しを行い、比較検討を行いました。デジコの導入を決めた理由としては、最終的なコストを抑えられたことが最も大きいですが、その中でも導入の初期費用が低いことやシンプルで使いやすいことが挙げられます。また、デジコの担当者が熱心に提案やフォローしてくれたこともデジコの導入を決めた理由の一つです。
余分なコストや手間を削減、株主の利便性も向上
ホテルの優待券とデジコのギフトコード(二次元コード)を一緒に印刷することで、従来よりもコストを抑えることができ、全体的に満足のいくコスト感で実施することができました。また、スマートフォンをお持ちの方はスムーズにご利用いただけたようで、次回はAmazonギフトカードだけでなく、交換先を追加して、さらに利便性を高めたいと思いました。
当社は、不動産とホテル運営の2つの事業を中心に展開していますが、SDGsなどの観点から紙を大量に使ったり、余計なコストを使ったりすることは時代にも沿っておらず、できることからデジタル化を推進していきたいと考えています。
優待内容を変えたことにより一部お問い合わせが増えたという課題はありながらも、不動産やホテル運営といった、人が中心のビジネスにおいてはデジタル化やAI活用が強く求められていますし、昔と変わらないやり方を続けているとコスト面も見合わなくなってきてしまうため、企業も時代とともに発展していくべきと考えています。
今後の株主優待では、ギフト券だけでなくホテルの割引券や無料券のデジタル化も目指していきたいと考えています。また、ホテル運営事業においてはマーケティングの観点からポイント等の活用なども構想していきたいと思っています。
- 社名:株式会社イントランス
- 事業概要:不動産事業、ホテル運営事業、その他事業
- 設立年月日:1998年5月
- URL:https://www.intrance.jp/