「SNSを利用してプロモーションをしていきたいけれど、具体的にどうしたらいいの?」と思うことはありませんか?
媒体によって特徴が異なるSNSは、目的やターゲットによってアプローチ方法が変化します。
本記事では、SNSプロモーションを実施するメリットや、成功事例などをご紹介します。
自社にあったSNSプロモーションを実施する際の参考として、ぜひご一読ください。
※SNSマーケティングについて網羅的に知りたい場合は「SNSマーケティングとは?成功事例や効果を最大化するポイントを解説」も併せてご覧ください。
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目次 []
SNSプロモーションとは、SNSを活用し製品やサービスに対する意識や関心を高め、購買を促進する活動のことをいいます。
スマートフォンの普及にともない、SNSは日常に馴染みのあるツールとなりました。
例えば、令和3年に発表された総務省の調査によると、LINEの利用率は90.3%という結果が出ています。
想定しているターゲットがよく利用しているSNSを活用することで、消費者へダイレクトにアプローチが可能です。
SNSプロモーションを実施するメリットには、どのようなものがあるのでしょうか?
ここでは、以下4つの視点で解説していきます。
SNSプロモーションを実施する4つのメリット
1つずつ見ていきましょう。
SNSは、誰もが無料でアカウントを作成し利用できることが特徴です。
従来の広告出稿で自社商品やサービスを宣伝する方法と比べ、低コストで自社商品やサービスの宣伝が可能となります。
スピーディーな情報拡散を期待できる点は、SNSの特徴の1つです。
自社がおこなった情報発信はもちろん、関連する口コミも拡散されれば、多くの人に認知されます。
また認知が広がり共感してもらえれば、新たなファンの獲得も見込めます。
SNSを利用すれば、企業と消費者が直にコミュニケーションを図れるようになります。
SNSでコメントを寄せたユーザーに対して、企業がいいねしたり返信したりすることで、距離を縮めることが可能です。
コミュニケーションによって信頼関係を構築できれば、リピーターが増加する期待ができます。
購買までの導線をオンラインで完結できることもメリットです。
SNS投稿にWebサイトのURLを貼ることで、購買意欲が高まった消費者を逃しにくくなります。
消費者は、手続きが複雑で面倒なほど離脱する恐れがあります。
誰でもわかりやすい購買の導線を設計できれば、より多くの消費者が購入までスムーズにたどり着けるでしょう。
SNSプロモーションを企画する5ステップ
SNSプロモーションを企画するにあたって、目的・ターゲットを明確にすることは最も重要です。
目的やターゲットが曖昧なままでは、適したSNS媒体選びやクリエイティブ制作ができません。
目的とは、以下のような施策のゴールを設定しておくことです。
またターゲット決定の際は、以下などを明確にします。
以上のように明確にした目的・ターゲットに合わせて、SNS媒体や訴求を決めていきましょう。
SNS | 特徴 | 手法例 |
---|---|---|
LINE |
|
|
X(旧:Twitter) |
|
|
|
| |
|
| |
YouTube |
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TikTok |
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利用者率の参考:総務省「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」
ここでは、上記6つのSNSの特徴を詳しく解説します。
LINEは、日常のコミュニケーションツールとして普及しているSNSです。
月あたりのアクティブユーザー数は9,200万⼈以上で、日本の人口の7割に相当します。
多くのスマートフォンユーザーが利用しているため、幅広い年代へのアプローチが可能です。
「LINE公式アカウント」を開設すれば、以下の機能が使えます。
他にも機能があるため、より多様なプロモーション活動をおこなえます。
なお、LINEを活用したマーケティング方法の詳細は、以下の記事をご参考になさってください。
Xは、140文字以内と制限があるため、気軽にメッセージを投稿できる点が特徴です。
常に新しい投稿であふれ、「今」話題になっているトレンド情報をいち早く把握できます。
また、イベント情報をリアルタイムで拡散することも可能です。
ユーザーと近い距離間でコミュニケーションをとれるため、ファンの獲得も狙えます。
なお、Xを活用したマーケティング手法は以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
Instagramは、画像をシェアするビジュアル重視のSNSです。
画像や動画でブランドの世界観を共有し、ユーザーに共感してもらうことでファンを獲得する期待ができます。
ノウハウ情報をクリエイティブに落とし込み、雑誌メディア化するような活用方法も有効です。
また、Metaの調査では、ユーザーの44%が小規模なブランドの発見にInstagramを活用しています。
など各機能を使えば、企業規模を問わずリアルタイムにユーザーとの交流が見込めます。
利用規約で、ふだん使っている名前での登録をルールとしているSNSがFacebookです。
強みの1つは、詳細にターゲティングできる広告配信です。
学歴・職種やライフステージだけでなく、興味・関心などさまざまな情報をもとに、精度の高いターゲティングをおこなえます。
利用率は30代(48%)が最も高いですが、ターゲットを絞り込み他の年代にアピールすることも可能です。
YouTubeは、動画を主とした配信サービスです。
日本国内では10代~60代の利用率は約85%と、LINEに次ぐ利用率の高さが特徴です。
Google傘下のサービスのため、Googleが持つ膨大なデータ(ビッグデータ)を活用した広告配信もできます。
また同社によると、YouTubeで目にした商品は、購入する確率が通常の2倍になると公表されています。
動画ならではの情報量で、ターゲットにアプローチしたいときに有効なツールです。
TikTokは、音楽に合わせて15秒から3分ほどのショートムービーを配信するSNSです。
最も利用率が高いのは10代(57.7%)です。
2番目に利用率が高い世代は20代(28.6%)なので、若者を中心に利用されていることがわかります。
ただTikTokによると、ユーザーの53%が新しいブランドや商品を発見しています。(※参考)
実際にキャンペーンに活用している企業もあり、認知拡大を狙えるプラットフォームといえます。
SNSプロモーションを使った会社の成功事例2選
SNSプロモーションを使った会社の成功事例を2社に絞ってご紹介します。
【受験準備スタート応援キャンペーン🎁】
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— 【公式】テラコヤプラス 受験親子の応援 (@terakoyaplus) June 9, 2022
株式会社CyberOwl様が運営する、総合情報サイト「テラコヤプラス by Ameba」の事例です。
中学受験の準備のため、入塾を検討している保護者へ向けプレゼントキャンペーンを、Xで実施しました。
資料請求することで、デジタルギフト券が抽選でもらえるという内容です。
入塾に悩んでいるターゲットに向けてプレゼントキャンペーンをおこなうことで、新規フォロワー増加数が114%と効率を改善した事例です。
元事例:https://digi-co.net/case/cyberowl
出典:カゴメ株式会社
調味食品・飲料などの製造販売をおこなう、カゴメ株式会社の事例です。
LINEを活用した「友だち限定キャンペーン」をおこないました。
当事例には、3つの工夫が施されています。
従来、アンケート調査といえばリサーチ会社へ依頼する必要がありました。
ですが、自社のLINEアカウントとXを組み合わせたことで、低コストでアンケート調査の実施が実現しています。
なお、他の事例については以下の記事で紹介していますので、合わせてご一読ください。
ここでは、SNSプロモーションで人を惹きつける戦略を立てる3つのコツを解説していきます。
SNSプロモーションで人を惹きつける戦略を立てる3つのコツ
では、1つずつ解説します。
SNSでは、ユーザーが共感できる投稿をしましょう。
企業が伝えたい商品情報や宣伝などを一方的に伝えても、ユーザーに興味を持ってもらえません。
「ここだけの話」「誕生ストーリー」など、ユーザーが知りたいと思えるような投稿がおすすめです。
まるで友人と気軽にコミュニケーションを図るように投稿することで、信頼を得られフォローへつながります。
あくまでユーザーの求めている投稿を第一とし、内容を考えましょう。
SNSによってクリエイティブの特徴が異なるため、各SNSの特徴に合わせた訴求が必要です。
例えばXなら、あえて文字制限を活かして興味を引き、サービスサイトの画像を添付しコンテンツへ誘導します。
気軽にライブ配信できるInstagramなら、リアルタイムでユーザーと交流し、反応を確かめる方法も有効です。
各SNS媒体の特徴を活かした画像・動画や配信などで、ユーザーへ訴求しましょう。
SNS投稿から購買まで、誰でもわかりやすい導線を設計しておきましょう。
ユーザーが興味を持ってもどこで購入すればいいかわからなければ、購入にはつながりません。
例えば、商品を売りたいのであれば、投稿にECサイトのURLを記載し、購入場所がすぐにわかるようにしておきます。
もちろん目的によって、ゴールがECサイトとは異なるケースもあります。
ゲームやアプリなどの場合はインストール、BtoBサービスなら資料ダウンロードなどさまざまです。
いずれの場合も、ユーザーが迷わずにゴールにたどり着けるよう、わかりやすい導線設計を考えましょう。
SNSプロモーションとは、SNSを利用して自社の興味関心を高め、購買を促進する活動のことです。
自社のサービスや商品を、購買につなげるためには、生活者へ直接アピールすることが大切です。
生活を惹きつけるSNS投稿やキャンペーンなど、自社に合った企画をおこないましょう。
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