「どのような販促をすべきかわからない」
「効果的な販促の方法を知りたい」
このように思うことはありませんか?
販促手法は多岐に渡り、それぞれの手法で期待できる効果や施策の展開方法は異なります。
そこでこの記事では、販促の目的別に12種類の販促手法をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
販促効果を最大にするには、目的にあった手法を選ぶことが大切です。
デジコでは、販促キャンペーンの必須知識と実施手順をまとめた資料をご用意しています。
オンラインやオフライン別の施策や、販促のアイデア、もらって嬉しい販促品などを紹介していますので、ぜひご活用ください。
目次 []
販促とは、消費者に商品・サービスを購入してもらうためにおこなう活動です。
販促により商品の魅力や買うメリットなどを伝え、「商品を買いたい、欲しい」と消費者の購買意欲を高めます。
オンライン・オフラインを使ったさまざまな販促手法があり、広告やノベルティ、SNSキャンペーンなどがよく実施されています。
販促の目的は総合的にいうと売上への貢献ですが、認知・購入・リピートという段階的な3つの目的にあわせたアプローチが大切です。
販促手法を適切に選ぶために、続けて販促の3つの目的について見ていきましょう。
販促の3つの目的
販促は大きく3つの目的から、どの手法を展開していくか考えます。
販促の目的と手法が食い違うと、期待する効果を得にくくなるためです。
例えば目的が「認知の拡大」の場合、とるべき手法は広告やチラシなど、幅広い消費者やターゲット層にアピールできるものがおすすめです。
もしここでポイントプログラムの手法を選択しても、認知度を高める効果は期待できません。
それでは、これら3つの目的にあった手法とは、どのようなものでしょうか。続いて、目的別の販促方法・手法を紹介します。
3つの目的ごとに販促方法・手法を一覧にすると、以下のとおりです。
販促目的 | 販促方法・手法 |
---|---|
認知の拡大 |
|
購入・消費の促進 |
|
既存顧客の維持(リピート) |
|
それぞれの販促方法・手法について、特徴や施策例などをまじえて紹介します。
会社にとって自信のある商品や魅力的なサービスであっても、まずは存在を知ってもらわなければいけません。
認知度を上げるためには、潜在顧客へのアプローチや露出量を増やすことが大切です。
認知を拡大する5つの販促方法について、それぞれ見ていきましょう。
マス広告は、マスメディアを使って商品・サービスを宣伝する方法です。
マス広告の種類
費用は比較的かかるものの影響力はいまだ大きく、一定の露出量を確保できます。
また、地域帯や時間帯をしぼって広告を出せるため、エリアターゲティングにも向いています。
インターネット広告は、WebサイトやSNSなどインターネットを通じて宣伝する広告です。
インターネット広告は非常に種類が多く、消費者の関心度にあわせて次のような選択肢があります。
顧客の関心度 | インターネット広告の主な種類 |
---|---|
顕在層 |
|
潜在層 |
|
無関心層 |
|
マス広告よりも少額で始めやすいため、コストを抑えながら認知度を高めるのに適しています。
また、収集したデータから効果測定をおこないやすい点もおすすめです。
販促でどのような効果測定をすべきかは、以下の記事で解説しているためご覧ください。
Webサイトを企業みずから運営し、商品・サービスに関連した情報発信をおこないます。
情報発信するなかで自社商品・サービスをあわせて紹介し、購入・消費を促進することが可能です。
オウンドメディアは検索エンジンからの流入を見込めるため、自然な形で集客や認知度拡大につながります。
さらに、オウンドメディアで検索上位を獲得できれば、リスティング広告費を削減する手も考えられるでしょう。
消費者に役立つ情報を発信する場として、オンラインイベント・ウェビナーを開催するのもひとつの方法です。
コロナ禍で展示会やリアルイベントの開催が難しくなり、それを機にオンラインイベントを実施する企業が増えました。
オンラインイベントに関する調査によると、約80%の企業が「コロナ禍以降にオンラインイベントの実施回数が増加した」と回答しています。
参考:PR TIMES
店頭や周辺地域の消費者に対する販促として、チラシや看板で認知拡大を図る方法があります。
チラシや看板は生活するなかで自然と目に入りやすいため、ニーズがはっきりしていない無関心層・潜在層にも届きます。
また、インターネットやテレビなどをあまり見ない消費者にも、宣伝できる広告方法です。
実際に商品・サービスの購入を促す手法として、上記4つがあります。
商品を購入するか決めかねている消費者には、お得な情報や買うメリットを提供することで行動を後押しできます。
それでは、それぞれの手法について見ていきましょう。
クーポンや割引券を配布し、商品・サービスの購入意欲を刺激する販促方法です。
クーポンや割引券があると消費者はお得に買えるため、購入までのハードルが低くなります。
実店舗であればチラシやレシートと一緒に割引券を配ったり、オンラインならSNSで配布したりできます。
X(旧:Twitter)やLINEなどのSNSを活用し、認知の拡大および購入の促進につなげることが可能です。
SNSでできることは幅広く、運用すると次のようなメリットがあります。
SNS運用のメリット
このようなメリットがありつつ、無料で始められる点や商品・サービスを問わず運用できる点が魅力です。
SNSはX・Instagram・LINEなどそれぞれの特徴を把握し、ターゲット層にあわせて使い分けましょう。詳しくは以下の記事で紹介しているので、ご覧ください。
サンプル品の配布や実演販売は、王道の販促方法ともいえます。
消費者に実際の商品を体験してもらい、本購入につなげることが目的です。
サンプル品の配布や実演販売は、実施場所・実施時間を工夫することで効果を最大化できます。例えば以下のような実施方法が考えられます。
例:缶コーヒーのサンプル品を配布する
商品の特性やターゲット層にあわせて、効果的な配布方法を考えてみましょう。
ノベルティは消費者のお得感をあおる方法です。無料でもらえるノベルティがあることで、「せっかくだからこっちを買おう」という気にさせます。
よくあるノベルティは以下のようなものです。
ノベルティの一例
なお、ノベルティを選ぶポイントやおすすめアイテムについては、以下の記事で紹介しています。参考にご覧ください。
口コミや評判が新規顧客を呼び込むこともあるため、既存顧客に対するケアや販促は欠かせません。
一度獲得した顧客にリピートを促すには、既存顧客ならではのメリットを提供するのがおすすめです。
それぞれの販促方法を見ていきましょう。
商品購入や来店により貯まるポイントプログラムは、リピートを促す代表的な手法です。
ポイントプログラムは、共通ポイント(Tポイントや楽天ポイントなど)・自社ポイントの大きく2種類あります。
共通ポイントは利用者が多いため、幅広い消費者にアプローチできます。
ポイントを使って独自の施策をおこないたい場合は、自社ポイントのほうが自由度が高くおすすめです。
DMやメルマガを送ることで、定期的に既存顧客と接触できます。
DMはハガキ・封筒・カタログ・会報誌など、送付物にさまざまな種類があります。
また、メルマガは開封率を調べたりセグメントしたり、分析や工夫をしやすい点が特徴です。
DMやメルマガはセール情報・広告を知らせるだけでなく、それ自体をコンテンツとして充実させるのもおすすめです。
例えばお茶の専門店「ルピシア」の会報誌では、茶葉の特徴やおいしい淹れ方、世界のお茶文化など毎月楽しめる内容を載せています。
送付内容の工夫自体で、既存顧客のさらなるファン化を促せます。
会員限定サービスは特別感やお得感を演出でき、顧客の維持やリピート率向上を目指せます。
会員ならではのサービス例をあげると、以下のとおりです。
また、「SNSフォロワー限定」というのもひとつの会員限定サービスといえます。
会員用サイトやアプリを新たに開設するのはコストがかかるため、最初はSNSを活用してみるのも良いでしょう。
販売促進につなげる2つのコツ
ここまで紹介した販促方法に加え、上記のコツもおさえておきましょう。販促施策を展開するヒントとなり、さらなる効果向上につなげられます。
それでは、2つのコツについてお伝えします。
自社で良い販促活動をおこなうためにも、他社の成功事例を学ぶことが大切です。
どのような販促手法だったか、販促を盛り上げるアイデアはあったかなど、自社に活かせるポイントを見つけましょう。
近年よく見かけるSNSを使った販促キャンペーンは、情報がオープンなため成功事例を学ぶのにぴったりです。
具体的な事例は、以下の記事で紹介しているためご覧ください。
販促品は消費者のお得感や購入意欲を刺激できるため、販促施策ではできる限り用意するのがおすすめです。
販促品を選ぶポイントは、
の2軸から考えられます。
誰でも使いやすく喜ばれやすい販促品に悩む場合は、受取手が好きなものを選べるデジタルギフトがおすすめです。
デジタルギフトは、販促活動などで反応が良かったプレゼント1位にも選ばれています。
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販促方法は非常にさまざまな種類があるため、販促の目的にあわせて手法を選ぶことが大切です。
販促の目的と手法について、あらためて紹介した内容をまとめます。
販促目的 | 販促方法・手法 |
---|---|
認知の拡大 |
|
購入・消費の促進 |
|
既存顧客の維持(リピート) |
|
効果的な手法を選んで、販促を成功させましょう。
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