父の日キャンペーン成功事例9選!キャンペーンを成功させる3つのポイントとは?
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父の日キャンペーン成功事例9選!キャンペーンを成功させる3つのポイントとは?

父の日は、日頃の感謝を伝えるきっかけとして定着しており、企業にとってもギフト需要やメッセージ訴求を活かしたプロモーションのチャンスです。

近年では、SNSやLINE、店頭施策、ECサイトなどを活用したキャンペーンが多様化しており、さまざまな業種で実施されています。

一方で、「何から始めれば良いのかわからない」「他社はどのような工夫をしているのか気になる」といった声も少なくありません。

本記事では、実際におこなわれた父の日キャンペーンの事例と、成果を上げるために押さえておきたいポイントをわかりやすく紹介します。

なかでも注目度の高いSNSキャンペーンの事例を中心に、すぐに活用できる施策のヒントやアイデアをまとめています。

ぜひ、参考にしてください。

父の日キャンペーンでは、相手の好みに合わせたギフト選びが難しく、「せっかく贈ったのにあまり喜ばれなかった」といったミスマッチが起こりやすくなります。

法人向けに特化したデジタルギフトサービス「デジコ」は、Amazonギフトカードをはじめとする約6,000種類以上のギフトに対応しており、幅広いニーズに応えられるのが特徴です。

父の日キャンペーンに向けて「デジコ」の活用を検討したい方は、以下よりサービス資料をご覧ください。

父の日キャンペーンが販促に効果的な理由

父の日は「ありがとう」の気持ちをかたちにして届ける機会として広く定着しており、企業にとってもギフト需要を取り込む絶好のタイミングです。

「父の日ギフト」に関連する検索数やSNSでの投稿数が増えるこの時期は、商品やキャンペーンの話題が自然とあがりやすく、広告色を抑えた形で認知を広げやすくなります。

感謝の気持ちを伝える場面では「普段とは違う、少し特別なものを贈りたい」という心理が働きやすいため、中価格帯~高価格帯の提案もしやすく、単価アップを目指した施策にも適しています。

「お父さんに感謝を伝えよう」といった呼びかけは共感を集めやすく、感謝のメッセージ投稿といった参加型企画などSNSを活用したデジタル施策との親和性も高いです。

では、実際にどのようなキャンペーンが展開されているのでしょうか。

父の日にあわせて実施されたキャンペーンの中には、思わず参加したくなるような工夫が随所に見られるものが多くあります。

ここからは、父の日キャンペーンの事例を紹介します。

感謝の気持ちを後押し!父の日キャンペーンの事例9選

ここでは、実際に展開された父の日キャンペーンから、参考にしたい事例を9例紹介します。

父の日キャンペーンの事例9選

  1. 1週間連続応募×インスタントウィンで11.5万リポスト超
  2. 母の日+父の日ギフト予約で300ポイント付与
  3. LINE公式アカウントと組み合わせて購買意欲の向上
  4. 父の日にもらったビールの写真でフォトコンテスト
  5. 父の日に贈る「おつまみセット」プレゼントで4,000超のいいね獲得
  6. 作って答えてシェアする「参加型クイズ」で認知拡大
  7. 自社商品とビール1年分の組み合わせで5.2万リポスト
  8. 異業種コラボが話題に!Xでのフォロー&リポスト施策で認知を拡大
  9. 美容意識を刺激する「パパモニター募集」で共感と認知を獲得

投稿の広がりや企画内容に注目が集まり、多くの反響を得た父の日キャンペーンの事例も少なくありません。

自社でキャンペーンをする際の参考になれば幸いです。

1.1週間連続応募×インスタントウィンで11.5万リポスト超

株式会社プレナスが展開する「ほっともっと」が実施したのは、父の日にあわせて、公式Xアカウントのフォロー&リポストで応募できるプレゼントキャンペーンです。

人気家電ブランド「バルミューダ」のコーヒーメーカーを賞品に設定し、1週間毎日応募できるインスタントウィン形式を採用することで、その場で抽選結果がわかるドキドキを演出しました。

キャンペーン投稿では、期間限定で値下げされた商品の情報も併せて紹介しており、購買促進にもつなげています。

その結果、1日平均で約1.6万件、累計11.5万件を超えるリポストを獲得し、X上での話題化とブランド認知の拡大に成功しました。

インスタントウィンについて詳細を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

2.母の日+父の日ギフト予約で300ポイント付与

出典:ローソン研究所

株式会社ローソンは、母の日と父の日のギフトを組み合わせた予約キャンペーンを実施しました。

店頭およびLoppiで対象商品を2品以上購入すると、特典として300ポイントが付与される仕組みです。

さらに、ローソンオンラインギフトからの購入者には、Pontaポイント500ポイントに加え、次回使える500円引きクーポンも提供されました。

これまで取り扱いのなかったオンラインギフトを新たに導入し、従来の店頭販売に加えてECチャネルを拡充したことで、より多様な購入ニーズに対応できる体制を整えました。

それにあわせて実施されたポイント特典やクーポンのキャンペーンは、ギフト購入を後押しし、店頭・オンライン双方での売上促進に寄与した事例です。

3.LINE公式アカウントと組み合わせて購買意欲の向上

出典:オージー・ビーフ

ミート・アンド・ライブストック・オーストラリア(MLA)が展開する「オージー・ビーフ」ブランドは、父の日にあわせてLINE公式アカウントを活用した、レシート応募キャンペーンを実施しました。

LINEの友だち追加後、対象商品を購入したレシートを撮影・アップロードすることで、抽選で豪華賞品が当たるという内容です。

さらに、InstagramやX(旧Twitter)など、SNSでの応募にも対応しており、幅広いユーザー接点を設計していました。

父の日のギフト需要が高まるタイミングで、LINEやSNSを活用して購買アクションへとスムーズに誘導できるよう工夫されており、消費者の購買意欲を高める施策となりました。

LINE公式アカウントの友だち追加を応募条件とすることで、新たな接点の獲得や継続的な情報配信にもつながり、販促施策としての相乗効果が期待できる内容となっています。

4.父の日にもらったビールの写真でフォトコンテスト

株式会社ヤッホーブルーイングは、父の日にあわせてフォトコンテストをXとInstagram上で実施しました。

自社商品「よなよなエール」を贈った・もらったシーンを、ハッシュタグ「#よなよな父の日」とともに投稿する参加型の内容です。

商品の利用シーンを可視化することで、共感を呼びやすくなり、ブランドの認知向上と購買促進の両立を実現しています。

5.父の日に贈る「おつまみセット」プレゼントで4,000超のいいね獲得

三河屋製菓株式会社は、父の日に向けて「おつまみに贈りたい」セットをプレゼントするキャンペーンをInstagramで展開しました。

公式アカウントのフォローと「いいね」で応募できる手軽な形式により、参加のハードルを下げています。

投稿には約4,000件の「いいね」が集まり、認知拡大とフォロワー獲得の両面で成果を上げました。

6.作って答えてシェアする「参加型クイズ」で認知拡大

出典:ニコニコインフォ

株式会社ドワンゴは、「母・父検定」と題したクイズキャンペーンを実施しました。

参加者は、家庭にまつわるクイズを投稿する「投稿部門」と、それに回答して結果をシェアする「回答部門」のいずれかから参加を選べる形式です。

自ら問題を作成・共有できる仕掛けによって、参加意欲と創造性を引き出し、SNSでの拡散も促進しました。

結果として、キャンペーンの拡散とブランド認知の向上を同時に実現しています。

7.自社商品とビール1年分の組み合わせで5.2万リポスト

株式会社フォーシーズが展開するピザーラ公式Xアカウントが実施したのは、アサヒビールの「生ジョッキ缶」1年分とピザチケットのセットが当たるキャンペーンです。

フォロー&リポストで応募できる形式により、気軽に参加できる導線を設計した結果、5.2万件を超えるリポストを記録し、X上での話題化を後押ししました。

ブランドの親しみやすさを高めると同時に、顧客とのエンゲージメント強化にも貢献した事例です。

8.異業種コラボが話題に!Xでのフォロー&リポスト施策で認知を拡大

アンファー株式会社と株式会社やまやは、父の日にあわせて異業種コラボキャンペーンを展開しました。

両社の公式Xアカウントをフォロー&リポストすることで、スカルプDの薬用シャンプーと明太子ギフトセットが当たる企画です。

異なる業種の組み合わせが話題を呼び、キャンペーン期間中には新規フォロワーの獲得とともに、両ブランドの相乗効果による認知拡大が実現しました。

9.美容意識を刺激する「パパモニター募集」で共感と認知を獲得

出典:HIX

AGAセルフケアブランド「HIX」は、父の日にあわせて「パパ応援キャンペーン supported by HIX」を実施しました。

このキャンペーンでは、髪型を変えてイメージチェンジをしたい男性を対象に「HIXパパモニター」を募集し、当選者にはHIXの各種製品が4ヵ月にわたって無償提供されました。

併せて、東京23区内の提携美容室での無料体験や、美容師とのオンライン相談といった特典も提供され、より実践的なケア体験を後押ししています。

ここまでの事例を見て、「自社でも何かできるのではないか」と感じた方も多いのではないでしょうか。

父の日の販促施策においては、参加のしやすさや感謝の気持ちを届ける設計が成功の鍵になります。

そうした施策を支える手段としておすすめなのが、法人向けデジタルギフトサービス「デジコ」です。

「デジコ」なら、キャンペーンに応じた柔軟なデジタルギフト配布や運用の効率化が図れるため、初めてでも導入しやすい仕組みが整っています。

デジコのサービス内容など詳しく知りたい方は、以下の資料をご覧ください。

ここまで紹介してきたように、父の日は「感謝の気持ち」を届けるという明確なテーマがある分、企画次第で参加率や認知拡大に大きな差が生まれます。

多くの企業が父の日キャンペーンを実施しているなかで、目を引く施策にはいくつかの共通点がありました。

ここからは、紹介した事例に共通していた父の日キャンペーンを成功に導くためのポイントを紹介します。

事例から学ぶ!父の日キャンペーンを成功させる3つのポイント

父の日キャンペーンを成功させる3つのポイント

  1. 父の日までの計画的な設計+直前アクションで参加率を最大化する
  2. 感謝や体験のストーリーが広がる参加型企画にする
  3. 魅力ある賞品やコラボ設計で話題性と満足度を両立する

どのポイントもキャンペーンの成功には欠かせない要素なので、ぜひチェックしてください。

それでは、詳しく紹介します。

1.父の日までの計画的な設計+直前アクションで参加率を最大化する

父の日キャンペーンでは、1ヵ月ほど前からのプレ告知や早期予約特典によって、比較・検討段階にいる人へ先回りして情報を届けることが重要です。

早い段階でキャンペーンを知ってもらうことで、贈り物を検討している人の選択肢に入りやすくなり、最終的に購入や応募といった行動につながりやすくなります。

開催期間中にLINE配信やSNSでの再告知などを活用すれば、直前のアクションを促す導線としても機能します。

父の日直前だけに訴求を集中させてしまうと、すでにギフトを購入済みの層にはアプローチできません。

ギフトを購入する前の層にアプローチするためにも、早期の接点づくりと、当日まで継続的に情報を届ける設計が求められます。

2.感謝や体験のストーリーが広がる参加型企画にする

父の日には、「ありがとう」の気持ちが自然と表に出やすくなります。

このタイミングを活かし、エピソード投稿やメッセージ共有といった企画にすることで、感情に寄り添った参加を促すことが可能です。

実体験に基づいた投稿は「共感を呼びやすい」という特徴があります。

共感を呼ぶ投稿は、SNS上でのコメントやシェアなどのエンゲージメントが高まりやすく、SNSのアルゴリズムにも好影響を与えるため、おすすで紹介されるなど拡散されやすくなるケースが多いです。

他にも、個人の感情や思い出と結びついた発信の場をつくることで、「このブランドがきっかけで、父のことを思い出した」など親近感や感謝の気持ちがうまれ、好意的な感情がブランドに向けられやすくなります。

3.魅力ある賞品やコラボ設計で話題性と満足度を両立する

父の日キャンペーンの参加率を高めるためには、賞品の内容も大きな要素です。

「何を贈れば良いか迷っている」という声は多く、魅力的なギフト提案がキャンペーン参加の後押しになります。

例えば、異業種とのコラボや限定アイテムなどはSNS上でも話題になりやすく、メディアで紹介される可能性も高まります。

また、当選後の体験にまで気を配ることで「参加してよかった」と感じてもらいやすいです。

その結果、次回以降の参加意欲やブランド好感度の向上にもつながります。

なかでもデジタルギフトは、受け取る側が自分で商品を選べるため、当選後の不満や使いにくさを感じにくく、満足度の高い賞品として多くの企業に導入されています。

デジタルギフトについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

父の日キャンペーンで注目されている景品・賞品はデジタルギフト

父の日キャンペーンでは、「何を贈れば良いか悩む」という人が多く、参加ハードルを下げる景品選びが重要です。

そのなかで注目を集めているのが、スマートフォンで受け取れて自由に使える「デジタルギフト」です。

ビールやおつまみ、カフェチケット、日用品など、受け取った人が好みに合わせて自由に選べるデジタルギフトは、満足度の高い贈り物として喜ばれやすいです。

デジタルギフトは、在庫管理や配送の手間がないため、運営に無駄なコストがかからずスピーディにキャンペーンを展開できるメリットがあります。

短期集中型の施策にも適しており、限られた期間で効果を出したい場面でも活用しやすい選択肢です。

父の日は「感謝の気持ちを伝える日」だからこそ、贈り物の内容に迷いやすくなります。

何をあげたらいいかわからない場合でも、価格帯やジャンルを自由に設計できるデジタルギフトは、相手に喜んでもらえるギフトとして、多くの場面で重宝されています。

デジコがおこなったデジタルギフトに関する調査でも、販促キャンペーンや福利厚生でデジタルギフトを導入した企業のうち、96%が「満足」と回答したという結果が出ました。

こちらの調査結果を詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

以下は、父の日キャンペーンにデジタルギフトを使用している事例です。

スマートグラスなどのXRデバイスを展開するRokid Japanは、父の日にあわせてSNSキャンペーンを実施しました。

公式Xアカウントのフォロー&リポストで応募できる仕組みに加えて「コメント付きリポストは抽選確率がアップする」と設計としたことで、キャンペーン投稿には約5,000件以上のリポストが集まり、大きな拡散につながっています。

賞品に採用されたAmazonギフトカードは、その場で自由に使えるだけでなく、ギフトとして贈り直すこともできる利便性が特徴です。

「感謝を気軽に届けたい」という父の日のムードとも相性がよく、多くの共感を集める結果となりました。

とはいえ、「デジタルギフトの導入は初めてで不安」「具体的な活用方法を知りたい」と感じる方もいるかもしれません。

そうした方に向けて、法人向け専用のデジタルギフトサービス「デジコ」では、導入から運用までをサポートする無料相談を実施しています。

企画の内容に合わせた使い方や、ギフト設計のポイントなども相談できますので、ぜひ一度ご活用ください。

父の日キャンペーンで、受け取った人に喜ばれる景品を用意したいと考えるなら、法人向けデジタルギフトサービス「デジコ」の活用がおすすめです。

デジコについては、次の章で説明します。

父の日キャンペーンにデジタルギフトを使うなら「デジコ」

デジコは、法人利用に特化したデジタルギフトサービスです。

デジタルギフトは先ほど解説したように、受け取り手が自分の好きな商品を選べる自由度の高さが大きな魅力です。

そのなかでも「デジコ」は、法人利用に特化したサービスとして、以下のような特徴を備えています。

デジコの魅力

  • 初期費用や月額費用はかからない
  • API連携を無料でおこなえるためギフト発券の効率化ができる
  • 即日納品(発注から2時間以内に発券)なので、急な施策やキャンペーンにも対応できる
  • 約6,000種類以上のギフトから選択でき、幅広いユーザー層に対応
  • 納品・請求書・導入手順など法人向けに最適化された設計

最小限のコストで運用できる仕組みなど、キャンペーンの運用をサポートするデジコは、すでに1,000社以上の企業から選ばれています。

「導入するにはどのような手順になるの?」「デジコの活用方法や事例をみてみたい」という方は、以下の資料をご覧ください。

まとめ:父の日キャンペーンで販促を成功させよう

今回の記事では、SNSをはじめとするさまざまなチャネルで展開された父の日キャンペーンの事例や、キャンペーンを成功させるポイントを紹介しました。

特にSNSを活用した施策は、拡散力が高く、低コストでエンゲージメントを獲得できる手段として極めて有効です。

この記事で紹介した事例やポイントを参考に、父の日キャンペーンを成功させましょう。

参加率に大きく影響する景品選びも、キャンペーンの成功には欠かせません。

キャンペーンで喜ばれやすいのは、受け取った人が自分で好きな商品を選べる選択型のデジタルギフトです。

なかでも法人専用のデジタルギフト「デジコ」は、導入のしやすさと運用のしやすさを兼ね備えており、1,000社を超える企業が導入しています。

「今年こそ成果の出る父の日キャンペーンを実施したい」と考えている方は、ぜひ以下よりデジコの資料をダウンロードしてみてください。

この記事を書いた人

東村龍樹

東村龍樹

株式会社DIGITALIO 販促DX事業本部 本部長。日本インターネットポイント協議会(JIPC)のラーニング&ネットワーキング委員としても活動中。現在は、ポイントメディアの知見を活かして、販促DX事業本部にてデジタルギフトサービス「デジコ」の責任者を務めています。