Twitterキャンペーン全7種類|効果を最大限に高める手法の選び方
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Twitterキャンペーン全7種類|効果を最大限に高める手法の選び方

「Twitterキャンペーンにはどんな種類があるの?」
「キャンペーン手法はどのように選んだらいいのだろう」

と悩むことはありませんか?

Twitterキャンペーンは、応募方法やキャンペーンの見せ方などによって大きく7種類に分けられます。

最適なキャンペーン手法をとるためにも、キャンペーンの種類と特徴について知っておくことが大切です。

そこでこの記事では、Twitterキャンペーンの種類や選び方を、事例を交えてまとめました。

失敗しないポイントもお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。

Twitterキャンペーンの成功には、フォロワー数が大きく影響します。

キャンペーン情報の露出が増え多くの参加が期待できる状態を作るためには、日頃のマーケティングが大切です。

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Twitterキャンペーンとは

Twitterキャンペーンとは、宣伝や販促活動の一環としてX(旧:Twitter)で開催するキャンペーンです。

Xユーザーを対象にキャンペーンを実施し、キャンペーン参加者は抽選などで景品を受け取れます。

Twitterキャンペーンはアカウントさえあれば開催できるため、導入ハードルが低く予算を抑えやすいキャンペーン手法といえるでしょう。

Twitterキャンペーンは主に7種類ある

7種類のTwitterキャンペーン

  1. ハッシュタグキャンペーン
  2. リポストorいいねキャンペーン
  3. フォロー&リポストキャンペーン
  4. 引用リポストキャンペーン
  5. カンバセーショナルカードキャンペーン
  6. リプライキャンペーン
  7. インスタントウィンキャンペーン

Xにはフォローやリポスト、ハッシュタグなどさまざまな機能があります。

どの機能を活用するかにより、Twitterキャンペーンを7種類に分けることが可能です。

それぞれのキャンペーンの特徴や仕組みなどを見ていきましょう。

種類1.ハッシュタグキャンペーン

ハッシュタグキャンペーンはオリジナルのハッシュタグを作成し、ハッシュタグ付きでポストしてもらうキャンペーンです。

ハッシュタグは誰でも自由に作成でき、商品の特徴を織り混ぜたりキャッチコピーのように印象付けたりできます。

ハッシュタグ付きポストが多く投稿されれば、Xのトレンド入りを期待できます。

Xのトレンド入りをすれば、フォロワー外のユーザーへアピールするのに効果的です。

種類2.リポストorいいねキャンペーン

リポストorいいねキャンペーンは、「リポスト」または「いいね」をすると応募できるキャンペーンです。

このキャンペーンは、2種類の景品を用意する際に適しています。

「A賞が欲しい人はリポスト・B賞が欲しい人はいいね」といったように、景品別に応募方法を簡単に分けられます。

景品をプレゼントするキャンペーン以外にも、2択アンケートとして活用する手もあるでしょう。

種類3.フォロー&リポストキャンペーン

フォロー&リポストキャンペーンは、アカウントの「フォロー」および対象ポストを「リポスト」してもらうキャンペーンです。

フォローとリポストをタップするだけなので、簡単にキャンペーンへ応募できます。

ユーザーは投稿を作成する手間がかからず、より多くの人のキャンペーン参加を期待できるでしょう。

また、フォロー&リポストキャンペーンの応用として、以下の例のように投票型にする方法もあります。

 

上記のようなリポスト用投稿を複数用意し、「好きな投稿を選んでリポストしてください」と呼びかけます。

それぞれの投稿のリポスト数を順位付けすれば、一番人気はどれかわかるという仕組みです。

種類4.引用リポストキャンペーン

引用リポストキャンペーンは、対象の投稿に対して引用リポスト(コメントを入れられるリポスト方法)をしてもらうキャンペーンです。

ユーザーの感想や意見を集められるため、ただのリポストよりもキャンペーンに対する反応をうかがえます。

なお、引用リポストキャンペーンは単独実施より、フォロー&リポストキャンペーンと並行しておこなわれることも多いです。

例えば「A賞なら引用リポスト、B賞ならリポスト」といった形式がとられます。

種類5.カンバセーショナルカードキャンペーン

カンバセーショナルカードキャンペーンは、複数のハッシュタグを選択肢として用意し、ユーザーが好きなハッシュタグでポストするキャンペーンです。

【カンバセーショナルカードキャンペーンの例】

 

通常のハッシュタグキャンペーンでは、ハッシュタグはひとつしか用意しません。

しかしカンバセーショナルカードキャンペーンの場合、最大4つまでハッシュタグを用意できます。

複数のハッシュタグの選択肢があることで、アンケートやクイズ的要素を含むこともでき、ユーザーがつい参加したくなる仕組みです。

種類6.リプライキャンペーン

リプライキャンペーンは、投稿したポストに対してリプライ(返信)で応募できるキャンペーンです。

例えば、「商品の使い心地をリプライで教えてくれた人の中から、オリジナルグッズをプレゼント」などのキャンペーン展開ができます。

既存ユーザーに対しておこなうため拡散力は期待できませんが、商品や企業のファン化を促せるでしょう。

種類7.インスタントウィンキャンペーン

インスタントウィンキャンペーンは、その場ですぐ当落結果がわかる仕組みのキャンペーンです。

フォロー&リポストキャンペーンと組み合わせて実施されることが多いです。

ユーザーが応募アクションをおこなうと、当落結果をチェックできる専用URLがリプライやDMで届きます。

応募後のユーザー対応が自動でおこなわれるため、キャンペーン開催側の負担を減らせます。

インスタントウィンのさらに詳しい仕組みについては、以下の記事で解説しています。こちらもあわせてご一読ください。

手法はどう選ぶ?考えるべきはTwitterキャンペーンの目的

Twitterキャンペーンの手法を決める際は、キャンペーンを開催する目的を軸に選ぶのがおすすめです。

例えば、キャンペーンには以下のような目的があります。

キャンペーンの目的例

  • フォロワー数の増加
  • 企業の認知度の向上
  • 商品・サービスの売上アップ
  • 消費者の口コミを集めたい

フォロワー数の増加が目的であれば、フォロー&リポストキャンペーンなどフォローが前提のキャンペーン開催がおすすめです。

企業の認知度の向上が目的であれば、拡散を狙えるよう企業名を入れたハッシュタグキャンペーンにするなどの方法も考えられるでしょう。

なお、キャンペーンの目的や種類はさまざまですが、キャンペーンのやり方自体は大きく変わりません。

キャンペーンの実施手順については以下の記事で詳しく解説していますので、こちらもぜひご覧ください。

Twitterキャンペーンの実際の事例を紹介

ここでは、実際にどのようなTwitterキャンペーンがおこなわれたか事例をご紹介します。

事例1.駅メモ!

 

  • キャンペーンの種類:インスタントウィンキャンペーン
  • キャンペーン概要:リポスト数に応じてグレードアップする景品をプレゼント

駅メモ!ではサービス7周年を記念してTwitterキャンペーンを開催しました。

7日間の実施期間で、のべ約89,000件のリポスト(キャンペーン応募者)を獲得しています。

キャンペーン応募者数は非常に多いものの、インスタントウィンにより抽選の手間を軽減できています。

事例2.トワイニング

 

  • キャンペーンの種類:リポストorいいねキャンペーン
  • キャンペーン概要:A賞を希望の人はリポスト、B賞を希望の人はいいねで応募可能

トワイニングは「紅茶の日(11月1日)」にちなんでTwitterキャンペーンを実施しました。

2種類の景品を用意し、リポストまたはいいねで好きなほうに気軽に応募できるようになっています。

事例3.博多一風堂

 

  • キャンペーンの種類:ハッシュタグキャンペーン
  • キャンペーン概要:指定ハッシュタグと対象のラーメンメニューを画像付きでポストすると応募可能

博多一風堂は期間限定メニュー「博多まぜそば ねぎまみれ」のプロモーションとして、Twitterキャンペーンを実施しました。

ハッシュタグと画像付きの投稿を促すことにより、味の感想や口コミもポストで見れるといった利点があります。

Twitterキャンペーンのさらに詳しい事例については、以下の記事でご紹介しています。こちらもぜひご覧ください。

Twitterキャンペーンで失敗しないための3つのコツ

Twitterキャンペーンで失敗しないコツ

  • キャンペーン要項は簡単にする
  • キャンペーン実施前から定期的なポストを心掛ける
  • 魅力的な景品を用意する

キャンペーンを失敗に終わらせないためには、事前の準備が非常に大切です。

ここではTwitterキャンペーンの3つのコツについてお伝えするので、ぜひご覧ください。

コツ1.キャンペーン要項は簡単にする

ひとつ目のコツは、キャンペーン要項を簡単にすることです。

複雑な前提条件や応募方法だと、ユーザーは面倒に感じてキャンペーンへの参加意欲が落ちてしまいます。

例えば、以下のようなキャンペーン要項は参加意欲を下げる要因となるでしょう。

応募するのに複数アカウントのフォローが必要
(例:AとBとCのアカウントをフォローしてください)

引用リポストの内容を細かく指定する
(例:商品に対する感想と改善して欲しい点を100字以上書いてください)

Twitterキャンペーンは誰でも参加しやすいことが重要です。キャンペーン要項は複雑にしないようにしましょう。

コツ2.キャンペーン実施前から定期的なポストを心掛ける

キャンペーンの実施前は、なるべく定期的なポストを心掛けましょう。

キャンペーンの効果を得るには、ある程度フォロワーがいるアカウントでキャンペーンを開催するのが理想的です。

定期的なポストを心掛けていれば、キャンペーンの開催までにある程度のフォロワーを獲得できます。

また、キャンペーンのときだけポストしても、キャンペーン終了後にフォロワーが離れてしまいます。

フォロワーの離脱防止とキャンペーン効果を上げるために、キャンペーンを開催するアカウントは普段から活動させましょう。

コツ3.魅力的な景品を用意する

最後にご紹介するコツは、魅力的な景品を用意することです。

ユーザーはメリットを感じないとキャンペーンに参加してくれません。

例えば、景品が「自社HPでの表彰」だった場合、表彰されたくて応募する人は限られてしまいます。

キャンペーンで用意する景品は、不特定多数の人が喜ぶものが望ましいでしょう。

自社商品やサービスを景品にするのも良いですが、より幅広い人に喜んでもらう景品としてデジタルギフトを選ぶのもおすすめです。

デジタルギフトとは、クーポン券や各種ポイントなどオンラインで送れるプレゼントです。

デジタルギフトの企業での活用例や導入メリットを知りたい人は、こちらも記事もぜひご一読ください。

続いては、Twitterキャンペーンにおすすめのデジタルギフトについてご紹介します。

Twitterキャンペーンの景品ならデジタルギフトの「デジコ」

デジタルギフトはURLやギフトコードをDMで送るだけなので、Twitterキャンペーンと非常に相性が良いです。

弊社のデジタルギフト「デジコ」には以下のような特徴があります。

デジコのメリット

  • 1円から発行可能のため、キャンペーン内容に合わせて景品の予算を設定できる
  • キャンペーンの実施から当選者へのデジタルギフト配布までデジコが対応
  • ユーザーが自分でギフトを選べるため満足度が高い

デジコは導入まで最短2日で完了するため、Twitterキャンペーンをスピーディに実現可能です。

景品配信まで一貫対応するプランも取り揃えているため、キャンペーン開催側の手間も軽減できます。

デジコをTwitterキャンペーンで活用する方法やサービスの詳細については、資料をご用意しております。ダウンロードは無料ですので、お気軽にご確認ください。
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まとめ:Twitterキャンペーンの最適な種類を選ぼう

本記事ではTwitterキャンペーンの種類をはじめ、選び方や事例などをお伝えしました。

Twitterキャンペーンは大きく7種類あり、リポストやハッシュタグなどの機能によってキャンペーン手法が変わります。

それぞれの手法で期待できる効果が変わるため、キャンペーンの目的から最適な手法を選びましょう。

SNSを活用する他にも、メルマガやクーポンを活用した販促キャンペーンもあります。販促効果を最大にするには、目的にあった手法を選ぶことが大切です。

デジコでは、販促キャンペーンの必須知識と実施手順をまとめた資料をご用意しています。販促のアイデアやもらって嬉しい販促品を紹介しているので、ぜひご活用ください。

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この記事を書いた人

東村龍樹

東村龍樹

株式会社DIGITALIO 販促DX事業本部 本部長。日本インターネットポイント協議会(JIPC)のラーニング&ネットワーキング委員としても活動中。現在は、ポイントメディアの知見を活かして、販促DX事業本部にてデジタルギフトサービス「デジコ」の責任者を務めています。