アンケートキャンペーンとは?事例からわかる成功のコツやメリットを紹介!
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アンケートキャンペーンとは?事例からわかる成功のコツやメリットを紹介!

顧客の生の声を知れるアンケートは、製品やサービスの開発・改善に非常に効果的です。

しかし正しい方法で実施しないと、想定よりも回答数が少ない場合や、回答が集まってもアクションにつなげられない場合があります。

そこでこの記事では、アンケートキャンペーンの基礎知識や成功事例、成功のコツを紹介します。

アンケートキャンペーンの謝礼には、「デジコ」のデジタルギフトがおすすめです。

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アンケートキャンペーンとは回答に対し謝礼を贈るキャンペーン


アンケートキャンペーンとは、アンケートの回答に対して謝礼やプレゼントを贈るキャンペーンです。

雑誌や店舗などでもおこなわれていますが、SNSや企業の公式アプリなどWebで展開するのが主流となっています。

SNSのなかでもX(旧:Twitter)は「リポスト」や「いいね」といった拡散力のある機能が搭載されていることから、アンケートキャンペーンをおこなう媒体として選ばれています。

多くのキャンペーンは「いいね」や「リポスト」を参加条件としているので、ターゲットが参加したいと思えるアンケートキャンペーンでないと、リポストやいいねの獲得・拡散にはつながりません。

アンケート対象者が「参加したい!」と思える謝礼やキャンペーン内容の企画立案など「この企業好きだから参加しよう」という企業に対する好感度が、キャンペーンの成功につながります。

アンケートキャンペーンを実施する3つのメリット

アンケートキャンペーンを実施するメリット

  1. 参加者の増加が期待できる
  2. リサーチと認知拡大が同時に実施できる
  3. SNSのフォロワー増加が期待できる

これらのメリットを活かしてアンケートキャンペーンに取り組むことで、より明確な目標が立てられ成果も出やすくなります。それでは、一つずつ紹介しましょう。

メリット1.参加者の増加が期待できる

最初のメリットは、参加者の増加が期待できることです。

アンケートキャンペーンでは謝礼が用意されているので、謝礼を目的とした参加の増加が期待できます。

なお、キャンペーンの当選金額としては100円以上が喜ばれる傾向にあるようです。
 

出典:PR TIMES「キャンペーンに関する消費者意識と実態調査」


ただアンケートをお願いするのではなく、キャンペーンとすることで「謝礼が当たるかどうか」のワクワク感も感じてもらえ「楽しそうだから参加しようかな」という気持ちを誘えます。

▼キャンペーン例

  • アンケートに答えてくれた人の中から100名様にデジタルギフト500円分プレゼント!
  • アンケートに答えてくれた人全員に100円オフクーポンプレゼント! など

メリット2.リサーチと認知拡大が同時に実施できる

リサーチと認知拡大が同時に実施できることも、アンケートキャンペーンのメリットです。

アンケートの回答がリサーチになるのはもちろんですが、キャンペーンとして周知することで、サービスや商品を知ってもらえる機会が増えます。

特にXは、リポストした人がフォローしている人に拡散されていくので、対象者として想定している以外の層への認知拡大も期待できます。

▼キャンペーン例

アンケートに答えてリポストすると20名様にデジタルギフト1,000円分プレゼント!

メリット3.SNSのフォロワー増加が期待できる

アンケートキャンペーンの参加条件に「フォロー」を加えることで、SNSのフォロワー増加も期待できることも、大きなメリットの一つでしょう。

SNSのフォローはボタンひとつで簡単に完了するため、謝礼やキャンペーン内容が魅力的なら「キャンペーンに参加したいからフォローしよう」と思ってもらえる可能性があります。

なおフォロワーの増加は、以下のメリットがあります。

  • 広告費をかけずに新製品などの情報を多くの人へ届けられる
  • 「多くの人に支持されている企業」と信頼を得やすくなる

多くのアンケート回答を得ることも重要ですが、SNSを使ったアンケートキャンペーンの場合はフォローを参加条件にしてフォロワーを増やすこともおすすめです。

▼キャンペーン例

アンケートに回答後フォローしてくれた人の中から抽選で10名様に弊社商品をプレゼント!

3ステップ!回答率がアップするアンケートの作り方


キャンペーンに参加してもらえても、回答しづらいアンケートだと回答してもらえない恐れもあります。

回答率が上がるアンケートは、以下3ステップで作ります。

回答率が上がるアンケート作成の3ステップ

  1. 【事前準備】アンケートの目標を決める
  2. 【設問設計】調査したい内容を設問に落とし込む
  3. 【最終チェック】回答者が答えやすい内容か見直す

まずはアンケートを通して、得たい情報や達成したい目標を明確にします。

目標が明確になったら、アンケート項目を考えます。項目を考える時のポイントは以下です。

  • ひとつひとつの設問は簡潔な文章にまとめる
  • 設問数は最低限に絞る
  • 回答は選択式にし、回答者の負担を減らす

アンケート項目が完成したら、回答者が答えやすい内容かを見直します。
以下を中心に見直しましょう。

  • 思考停止で回答できる設問か
  • 設問数は多くないか
  • 選択肢にモレはないか

特に思考停止で回答できるか、は回答しやすさに直結する大切なポイントです。

【ポイント】思考停止で回答できる設問にする
例:〇〇を使ったことはありますか?〇〇は好きですか?など

以下の記事では、アンケートに協力してもらえるコツも紹介しているので、ぜひあわせてご一読ください。
 

2023年最新!アンケートキャンペーンの事例5選


ここでは、2023年におこなわれた以下のアンケートキャンペーンの事例を紹介します。

アンケートキャンペーンの事例5選

  1. 集英社
  2. クリニーク
  3. 北川製菓
  4. 鬼怒川温泉ホテル
  5. 日本電機工業会

事例ごとに特典やキャンペーンのポイントもまとめていますので、ぜひご覧ください。

事例1.集英社


集英社では、読者アンケートキャンペーンを毎月開催しています。

アンケートの謝礼は、500名に800円のデジタルギフトです。

300~500円の謝礼が多い中、相場より少し高めの謝礼ということもあり「応募しました!」「当選しました!」というポストも多く盛り上がりを感じます。

特典800円分のデジタルギフト
応募方法フォロー&リポストしてアンケートに回答
本キャペーンのポイント
  • アンケート回答と認知拡大を同時に実施
  • 毎月実施&当選報告ポストの積極的なリポストで回答したくなる仕組み作りを実現

集英社が謝礼に使っているデジコは、URLの送付だけで手軽に謝礼が贈れます。受け取り側に特別な手続きはいりません。

  • 即日納品(発注から2時間以内に発券)可能
  • ラインナップは6,000種類以上
  • 無償提供のAPI連携を利用すれば、デジタルギフトの自動発券・リアルタイム配布にも対応

など謝礼に活用できるデジコの資料は、以下よりダウンロードいただけます。ぜひご一読ください。
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事例2.クリニーク

クリニークのアンケートキャンペーンは「店頭でアンケート回答&LINE連携」が参加条件です。

Web上で参加が完結せず来店の必要がありますが、1本4,000円以上するマスカラのミニサイズを全員プレゼントにすることで、多くの参加を可能にしました。

またWeb上でも完結するフォロー&リツイートキャンペーンを用意したことで、1,657件ものリツイートを獲得。認知拡大にも成功しています。

事例3.北川製菓

北川製菓のアンケートキャンペーンは、人気のドーナツを10個プレゼントという豪華さがポイントです。

当選人数は5人と少ないですが、商品が豪華なので3,700以上の参加リポストがありました。

アンケート回答に必要な時間を記載し、アンケートのボリュームがわかるようにしたことで、対象者が参加するか判断しやすくなったことも真似したいポイントです。

特典お菓子セットを5名様にプレゼント
応募方法ポストをリポストしてアンケートに回答
本キャペーンのポイント
  • 当選人数は少ないけど謝礼が豪華
  • アンケートの目安時間を記載

事例4.鬼怒川温泉ホテル

出典:鬼怒川温泉ホテル

鬼怒川温泉ホテルはInstagramでのアンケートキャンペーンで、参加条件はInstagramのアカウントフォローとアンケート回答です。

しかし、「倶楽部金谷メンバーズというグループ会社運営団体の会員登録をすれば当選確率が上がる!」と案内することで、認知拡大や会員数増加もうながしています。

先ほどのクリニークと同じく、一度のキャンペーンでSNSのフォロー・リポストやアンケート回答以外の目的をもって実施されたキャンペーンです。

特典抽選で3名に3つの賞金から好きな商品をプレゼント
応募方法Instagramのアカウントをフォロー&アンケート回答
本キャペーンのポイント「会員登録で当選確率アップ」と会員登録も誘導

事例5.日本電機工業会

出典:日本電機工業会

日本電機工業会のアンケートキャンペーンは、設計が秀逸です。

キャンペーンの参加はXから特設サイトへ移動する流れになっていて、画面をスクロールすると、最新の冷蔵庫に買い替えるメリット紹介が始まります。

サイトの一番下にキャンペーン応募フォームとアンケートを設置することで、参加者は自然な流れで最新の冷蔵庫に買い替えるメリットを知ることができます。

実施にあたり、リサーチや認知拡大以外の目的も設計したアンケートキャンペーン事例でした。

また他のキャンペーン同様にXのフォロー&リポストの同時実施もおこなっているのもポイントです。

特典5,000円相当の黒毛和牛すき焼き肉を20名にプレゼント
応募方法特設サイトからアンケート回答・応募フォーム記載
本キャペーンのポイント
  • リサーチ・認知拡大以外にも目的を設計
  • Xフォロワー増加を目指すチャンスを用意

ここまでみてきた5つの事例には、アンケートキャンペーンを成功させるヒントがあります。ここからは、事例をもとにアンケートキャンペーンを成功させるヒントを紹介します。

事例からわかる!アンケートキャンペーンが成功する4つのコツ


紹介した5つの事例からわかるアンケートキャンペーンが成功するコツは、以下の4つです。

アンケートキャンペーンが成功する4つのコツ

  1. 回答者とコミュニケーションをとって親近感を獲得する
  2. 回答のハードルが高い場合は「豪華な景品&全員プレゼント」にする
  3. 回答にかかる目安時間を提示する
  4. 謝礼がお得であることを記載する

どれも大切なポイントなので、一つずつ紹介します。

コツ1.回答者とコミュニケーションをとって親近感を獲得する

事例1の集英社は

  • アンケートキャンペーンの当選ポストをリポストする
  • 当選ポストにお礼のリプライをおくる

など「当選した」という報告に「お礼」やリアクションをしています。

公式からの反応をうれしいと思う人は多くいます。

積極的に反応することで「公式が反応してくれるならポストしてお礼を伝えよう」とさらなる当選ポストの増加につながるでしょう。

当選ポストが増えることで「応募して当選している人がいるなら、次回は応募しようかな」と次回参加者の増加にもつながります。

キャンペーンの成功だけでなく、フォロワーからの親近感を獲得し「アンケートに回答したい!」という仕組みづくりにも成功している事例です。

コツ2.回答のハードルが高い場合は「豪華な景品&全員プレゼント」にする

事例2のクリニークは、Webでアンケートキャンペーンへの参加が完了せず「来店でアンケート回答+LINE連携」しなければなりません。

Webで完結するアンケートキャンペーンが多いなか、来店が条件に入っているキャンペーンが成功した理由は「4,000円以上する人気マスカラのミニサイズが必ずもらえる」と全員プレゼントにしたことです。

ミニサイズとはいえ「通常4,000円以上するマスカラが必ずもらえる」というお得感が勝ち、回答・来店のハードルを下げることに成功しました。

コツ3.回答にかかる目安時間を提示する

事例3の北川製菓では、アンケートにかかる目安時間を「Webアンケート(約2分程度)」と
明記しています。

アンケート回答の目安時間を伝えることでアンケートのボリュームがわかるので、以下が予想できます。

  • 今回答する時間があるか
  • 手間がかかるアンケートかどうか

「Webアンケート(約1分程度)」や「Webアンケート(1問だけ)」と書いてあったら、「たった1分なら」「1問だけなら」と心理的ハードルを下げることにもつながり、回答につながる可能性が高いです。

コツ4.謝礼がお得であることを記載する

上記で紹介した回答時間の目安に加えて、謝礼のお得感を伝えるのもキャンペーン成功のコツです。

事例4では「ご当地」とつけることで現地でしか手に入らない希少性をアピールしていますし、事例5のように「5,000円分の黒毛和牛」と具体的な金額を明記してお得感を伝えています。

お得感が伝わりにくい場合は、「時給換算で〇円」と書くのも効果的です。

「Webアンケート(約10分程度)」や「Webアンケート(15問)」とあっても、謝礼の金額が1,000円と高めだったり、「時給6,000円相当」などと記載したりすることで、回答してもらいやすくなります。

アンケートキャンペーンの謝礼にはデジコがおすすめ

デジコがアンケートキャンペーンの謝礼にむいている理由

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  • URLにアクセスするだけで簡単に利用できるから、アンケート回答者の負担なし
  • 6,000種類以上の豊富な交換先で、性別年齢問わない謝礼として使用可能

1円単位で設定できるので、777円や12,345円やアンケートキャペーンに関係する数字を謝礼として送ることもできます。

デジコの詳細は以下からダウンロードできますので、ぜひアンケートキャンペーンの謝礼としてお役立てください。
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まとめ:アンケートキャペーンを成功させてリサーチと認知拡大を狙おう


アンケートキャンペーンは、リサーチと認知拡大が同時に期待できます。

またアンケートキャペーンの参加条件を工夫すれば、SNSのフォロワーや独自コミュニティの登録者数増加も狙うことも可能です。

ご紹介した事例やコツを、ぜひアンケートキャンペーンの成功にお役立てください。

アンケートキャンペーンの謝礼は、対象者がキャンペーンに参加するかを判断する大切な要素です。デジコなら、6,000種類以上のラインナップから交換先を選べるので、年代や性別問わず喜ばれやすい謝礼としてご利用いただけます。

受け取りに際しても登録不要なので、URLをクリックするだけで簡単に謝礼を受け取ってもらえて手間になりません。

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この記事を書いた人

東村龍樹

東村龍樹

株式会社DIGITALIO 販促DX事業本部 本部長。日本インターネットポイント協議会(JIPC)のラーニング&ネットワーキング委員としても活動中。現在は、ポイントメディアの知見を活かして、販促DX事業本部にてデジタルギフトサービス「デジコ」の責任者を務めています。