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アンケート回答率を上げるには?協力してもらうための5つの方法

「アンケートの回答率を上げるにはどうしたら良いだろう」と悩むことはありませんか?

ほとんどの場合アンケートは任意でおこないます。そのため回答率を上げるには、回答者の負担を減らし答えてもらいやすい工夫をすることが大切です。

この記事ではアンケートの回答率を上げるための方法や、回答率アップにつながるアンケートの作り方などを紹介します。

アンケートの回答率を上げ、精度の高い調査結果を得るためにもぜひ最後までご覧ください。

アンケート依頼文の印象は、回答率を左右します。回答率を向上させるためにも、ユーザーやターゲットの気持ちをつかむ依頼文の作成が重要です。

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アンケートの回答率を上げる5つの方法

アンケートの回答率を上げる5つの方法

  • アンケートの趣旨を最初に伝える
  • 設問数は少なくする
  • 回答にかかる目安時間を提示する
  • 思考停止で回答できる設問にする
  • 回答者に謝礼を準備する

ただアンケートをお願いするだけでは、断られたり適当に回答されたりすることもあります。

できるだけ精度の高いアンケートを回収するには、回答者の負担を極力減らすことでアンケートに協力してもらう必要があります。

それでは、アンケートの回答率を上げる方法をそれぞれ見ていきましょう。

方法1.アンケートの趣旨を最初に伝える

アンケートをお願いする際は、まずアンケートの趣旨を伝えましょう。例えば次のような内容です。

  • 何を目的にしたアンケートなのか
  • アンケートの回収結果をどのように使うのか
  • 誰を対象にアンケートをとっているのか

いきなりアンケートを頼まれても「なぜ自分に質問してきたのか」「何のためのアンケートなのか」と回答者は疑問を抱きやすいです。

回答者の疑問や不安をできる限りクリアにすることで、アンケートに回答してもらいやすくなります。

方法2.設問数は少なくする

アンケートの設問数は最低限に絞りましょう。設問が多いと回答に時間がかかり、回答者が面倒に感じてしまいます。

アンケート中盤以降になると回答が適当になるなど、調査精度が下がることも考えられます。

設問数の目安としては、多くても20〜30問程度に抑えるのがおすすめです。

方法3.回答にかかる目安時間を提示する

アンケート回答にかかる目安時間は最初に伝えることが大切です。

回答者も都合があるので、どのくらい時間がかかるかわからないと、アンケートに答えるべきか悩んでしまいます。

自分の都合に影響しないことがわかれば、アンケートに回答してくれる人も増えると期待できます。

なお、気軽に答えてもらうためにも回答時間は短いほうがおすすめです。インターネット調査ならできるだけ10分以内、長くても15分までが目安です。

方法4.思考停止で回答できる設問にする

アンケートは回答に迷うと回答率が下がりやすいため、思考停止で答えられる質問をしましょう。

調査内容にもよりますが、考えずに答えられるよう回答の選択肢を用意しておくのがおすすめです。

×不満な点を教えてください(ゼロから思考する必要がある)
〇不満な点を以下よりお選びください(選択肢の中から思考停止で選べる)

回答者に答えを考えさせず、提示した選択肢から事実を選んでもらうほうが気軽にアンケートに答えられます。

方法5.回答者に謝礼を準備する

アンケートは任意で回答してもらうため、回答者に何らかのメリットがあると協力してもらいやすいです。そこで効果的なのが、謝礼を用意することです。

「どのような謝礼品が良いだろう」と迷うと思いますが、モノやサービスなど直接的な利益になるお礼が喜ばれるでしょう。

謝礼としておすすめなのはデジタルギフト(オンラインで贈れるギフト)です。

デジタルギフトがアンケート謝礼におすすめな点

  • 郵送する手間や費用がかからない
  • データで管理できるため在庫置き場がいらない
  • 必要数だけすぐ発注できるため在庫が余らない
  • 幅広いギフトがあるため人を選ばず贈りやすい

デジタルギフトのなかには、アンケートの集計作業をまとめて任せられるサービスもあります。

例えば「デジコ」の場合は、即日納品(発注から2時間以内に発券)できるため急ぎのアンケートにも対応可能です。

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回答率をアップさせるアンケートの作り方3ステップ

回答率をアップさせるアンケートの作り方

  1. 【事前準備】アンケートの目標を決める
  2. 【設問設計】調査したい内容を設問に落とし込む
  3. 【最終チェック】回答者が答えやすい内容か見直す

アンケートの回答率を上げるには、アンケート項目の作り込みも大切です。ここでは、回答率の上がるアンケートの作り方を3ステップで紹介します。

ステップ1.【事前準備】アンケートの目標を決める

いきなり設問を考えるのではなく、まずはアンケートの目標設定から始めましょう。

アンケートを通して得たい情報や達成したい目標を明確にすることで、調査すべき内容が見えてきます。

以下のようにアンケートの方向性を明確にしましょう。

アンケートの目標(例:顧客満足度の向上につなげたい)
アンケートで知りたい情報(例:商品に対する満足感や不満な点)

このように目標や知りたい情報を明確にしておくと、アンケート設問が考えやすくなります。

ステップ2.【設問設計】調査したい内容を設問に落とし込む

続いて、事前準備で明確にした内容からアンケート項目を考えます。

ひとつひとつの設問は簡潔な文章にまとめ、設問数は最低限に絞りましょう。基本的に回答は選択式にし、回答者の負担を減らすことも大切です。

なお、アンケート項目を考える際は、どのような回答が多いか仮説を立てることをおすすめします。

仮説をもとに今後とるべき施策を予測しておき、回答結果と照らし合わせることで、ネクストアクションにもつなげやすくなります。

ゴールは「アンケートをとること」ではなく、「アンケート結果を活かして課題解決に取り組むこと」です。調査後の分析精度を上げるためにも、仮説を立てましょう。

ステップ3.【最終チェック】回答者が答えやすい内容か見直す

アンケート項目を作り終えたら、回答者目線で答えやすいアンケートになっているかチェックします。以下のチェックポイントを中心に見直してみてください。

  • 設問数は多くないか
  • 考えるのが難しい設問はないか
  • 選択肢にモレはないか

なお、設問作成者が見直すよりも、他の担当者が最終チェックするほうが問題点を見つけやすいです。

アンケートの作り方については、以下の記事でさらに細かく解説しています。こちらもぜひご参考にしてみてください。

アンケートに協力してもらう3つのコツ

アンケートに協力してもらう3つのコツ

  • アンケート依頼メールに相手の名前を入れる
  • 個人情報の取扱について明記する
  • アンケートをとるタイミングを工夫する

アンケートの内容自体は良くても、そもそも回答に協力してもらえなければ意味がありません。

ここでは、アンケートに協力してもらうために実践したいコツを紹介します。

コツ1.アンケート依頼メールに相手の名前を入れる

メールでアンケート依頼をする場合は、メール文に送る相手の名前を入れると効果的です。

アンケートは不特定多数の人に実施するため、相手からすると「自分が答えなくても良いのでは」と感じやすいです。

依頼文に名前が入っていると自分事にとらえてもらいやすく、回答率アップを期待できます。

アンケート依頼文によっても回答率は左右されるため、書き方のコツは以下の記事をご参考にしてみてください。

コツ2.個人情報の取扱について明記する

アンケートでは回答者の職業や年代など、個人情報を含む場合があります。

個人情報の取扱をしっかりと明記することで、回答者は安心してアンケートに答えやすくなります。

特に、街頭アンケートや新規顧客へのアンケートなどでよく知らない企業のアンケートに答える場合、回答者は懐疑的になるものです。

回答者が少しでも不安な気持ちを感じた場合はアンケートを断られると考え、丁寧で透明性のある依頼を心がけましょう。

コツ3.アンケートをとるタイミングを工夫する

アンケートを依頼するタイミングも大切です。回答者が手の空いている時間や、比較的余裕のある時間を狙ってアンケートを依頼しましょう。

例えばセミナーや講演会のアンケートなら、開演前の待ち時間にアンケートメールを送っておくなどの方法があります。

実際にアンケートに回答するのは終演後だとしても、開演を待っている人は比較的手が空いておりアンケートに目を通す時間があります。

アンケート対象者を具体的に決め、どのタイミングならアンケートに答えてもらいやすいか考えましょう。

まとめ:回答率を上げてアンケート結果を活用しよう

アンケートの回答率を上げるには、回答者の負担を極力減らすことが重要です。

そのためには、設問数を減らしたり考えずに答えられる設問にしたりするなど、アンケートの作り方を工夫しましょう。

当サイトでは、「アンケートの設問設計で大事なポイント」や「依頼メール・お礼メールの例文」などのノウハウをお役立ち資料として無料配布しています。

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この記事を書いた人

東村龍樹

株式会社DIGITALIO 販促DX事業本部 本部長。日本インターネットポイント協議会(JIPC)のラーニング&ネットワーキング委員としても活動中。現在は、ポイントメディアの知見を活かして、販促DX事業本部にてデジタルギフトサービス「デジコ」の責任者を務めています。