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郵送調査とは?メリット・デメリット&回収率を上げる3つのコツ

「郵送調査って何?」
「郵送調査の実施を検討しているけど、どのようなケースに適しているかわからない」

と思うことはありませんか?

郵送調査とは、紙のアンケートを送付して、回答後に郵便で返送してもらう調査方法のことです。

本記事では、そんな郵送調査のメリット・デメリットから回収率をあげる方法までご紹介します。

郵送調査を成功させるカギの一つに「返送してまで欲しいと思える魅力的な謝礼があるか」が挙げられます。

そこで、デジタルギフトの「デジコ」を検討してみませんか?

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郵送調査(郵送アンケート調査)とは?

郵送調査(郵送アンケート調査)とは、紙のアンケートを対象者へ送付して回答後に郵便で返送してもらう調査方法です。

会場調査やインタビュー調査と違い、会場費や調査員の人件費が必要ないため、比較的安価に調査を実施することができます。

また、Webアンケートではアプローチしにくいインターネットに慣れていないシニア層や、メールアドレス・電話番号がわからない対象者を調査する場合に有効な手段です。

郵送調査の3つのメリット

郵送調査の3つのメリット

  1. 対面の調査より費用が安い
  2. 本音を引き出しやすい
  3. 対象者の住居が散らばっていても実施しやすい

郵送調査のメリットは、主に3つあげられます。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

メリット1.対面の調査より費用が安い

郵送調査のメリットとして、対面調査より費用が安いことがあげられます。

これは、対面調査のように調査員を用意しなくていいことや、会場調査のように調査会場を用意する必要もないためです。

メリット2.本音を引き出しやすい

郵送調査は、対象者の本音を引き出しやすいのも大きなメリットです。

郵送調査では、対面調査でよくある

  • 慣れていない調査員が求める回答を誘導してしまう
  • 対象者が見られている圧力から「早く答えなきゃ」と回答を省略してしまう

といった失敗が基本的に発生しません。

調査員の力量による調査結果の偏りが生じないのも、郵送調査のメリットです。

メリット3.対象者の住居が散らばっていても実施しやすい

対象者がさまざまな地域に散らばって居住している場合には、その物理的距離差を郵送という手段で埋めることで広範囲での効率的な調査ができます。

特定地域を調査対象とする場合や大量なサンプル調査、平日や昼間にあまり家にいない対象者にも依頼したい場合も郵送調査がおすすめです。

郵送調査の3つのデメリット

アンケートを販促に活かす3つのポイント

郵送調査の3つのデメリット

  1. 回収率が低い傾向にある
  2. 集計の工数や時間がかかる
  3. クオリティの高い調査票が求められる

比較的安い費用で多くのデータを得られる郵送調査ですが、デメリットも存在します。

順番に見ていきましょう。

デメリット1.回収率が低い傾向にある

郵送調査は、調査票の回収率が低い傾向にあります。

これは受け取るだけ受け取って、調査票の存在を忘れてしまったり面倒になり回答しない場合があるためです。

回収率があまりにも低ければ予定回収数を満たせず、その穴を埋めるために再び調査をおこなうなど、結果として費用が高くなってしまうリスクもあります。

※回収率を高めるコツは「回収率を高めるための3つのコツ」をご覧ください。

デメリット2.調査工程に時間がかかる

調査票の印刷をはじめ発送や回収、集計などの工程に手間と時間がかかります。

また回収した紙の回答をPCなどに入力して集計するため、場合によっては集計ミスが発生するリスクもあります。

集計ミスを防ぐため人員を増やしたり、集計作業の効率化をおこなうなどの工夫が必要です。

デメリット3.クオリティの高い調査票が求められる

対面調査だと対象者がわからない点を質問したり、調査員が口頭で補足したりできますが、郵送調査だと調査票の情報をもとに回答するしかありません。

正しく回答してもらうためには、質問内容や答え方が明確な調査票を作る必要があります。

しかし、細かすぎても途中で面倒臭くなってしまうので

  • 設問数を絞る
  • イラストや箇条書き、表を使い情報をわかりやすくする

などといった調査票のレイアウト工夫が必要です。

最低限上記の2点をクリアしていれば、対象者も「とりあえず答えてみようかな」という気持ちになりやすいでしょう。

調査設計や設問の作り方は以下の資料でまとめていますので、ぜひご活用ください。

初めてでも失敗しない!アンケート調査全ノウハウ

結局、郵送調査はどのような場合におすすめ?

郵送調査がおすすめのケース

  • 調査コストを抑えたいケース
  • 慣れている調査員がいないケース
  • 対象者の居住地が散らばっているケース
  • インターネット利用の有無が調査結果に影響するケース
  • Webアンケートに慣れていない人が調査対象のケース(高齢者など)

郵送調査は調査員の人件費や会場費がかからないため、「調査コストを抑えたい」「調査員を用意できない」といった場合におすすめです。

また、会場に来てもらう必要がないため対象者の居住地が散らばっているケースにも適しています。

さらに調査は紙で実施するため、ECサイトの利用率調査など、インターネット利用の有無が調査結果に影響するケースも郵送調査が効果的です。

同様の理由で、Webアンケートへの回答ができない・慣れていない人(高齢者など)が調査対象者の場合も郵送調査をおすすめします。

郵送調査の流れ5ステップ

郵送調査をおこなうにあたって、課題と目的は明確にしておきましょう。

課題や目的が不透明だと、適切な設問を調査票に盛り込めません。

対象者は、課題と目的が決まったら自ずと見えてきます。

もし、調査票の回収率が思わしくない場合は、督促状やリマインドの案内を送って調査票への関心を促しましょう。

回収率を高めるための3つのコツ

調査票の回収率が低いといわれる郵送調査ですが、少しの工夫で回収率を高めることができます。

ここでは3つのコツを紹介します。

コツ1.事前に案内状を送付

調査票を送付する前に、対象者へ挨拶を兼ねた案内状を送付して調査の予告をしておきましょう。

そうすることで対象者の不信感をやわらげると同時に、調査票がDMと間違えられて見てもらえなくなるリスクも防げます。

コツ2.調査票送付後にリマインドの案内を送付

調査票の発送後に、リマインドの案内を送付しましょう。

対象者が「そのうち出そう」と思って忘れてしまうことを防げます。

目安として、調査業の発送後2〜3日で送付すると良いでしょう。

コツ3.督促状とお礼の送付

調査票発送後、調査票の回収状況が思わしくない場合は督促状を送付し、調査票への関心を促すのも効果的です。

目安として、調査票の回答期限の1週間前に送付するといいでしょう。

また督促状だけでなく、電話番号がわかる場合は並行して電話による督促をおこなう場合もあります。

さらに回答者へ調査協力のお礼を用意しておくと、回収率のアップが期待できます。

お礼の仕方については以下のボタンからダウンロードできますので、お気軽にこちらをご覧ください。

お礼の仕方をまとめた資料をダウンロードする

郵送調査のお礼にはデジタルギフトがおすすめ

回収率を高めるための3つのコツ」でお伝えしたように、お礼があると回答者は郵送調査にメリットを感じ回答意欲の向上につながります。

そしてお礼があるとわかれば、郵送調査の回収率の増加も期待できるでしょう。

しかし回答者が「返送してまで欲しいと思えるお礼」を把握するのは難しいですし、そもそも欲しいと思う物は人それぞれです。

そこでおすすめなのが、デジタルギフト(インターネット上で気軽に贈れるギフト)です。

デジタルギフトなら「デジコ」がおすすめ

デジタルギフトの「デジコ」は1円単位でギフト発行でき、郵送調査の内容やボリュームに応じて柔軟に金額設定が可能です。

贈る側は在庫管理や梱包などのコストも削減できるとともに、受け取り側は6,000種類以上のラインナップの中からギフトを選ぶことができます。

また後払いが可能なため、どれだけ調査票を回収できるか不確定な郵送調査のお礼にぴったりです。

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まとめ:郵送調査の特徴を理解して効果的に活用しよう

今回は郵送調査のメリット・デメリットや回収率を高めるためのコツについてお伝えしました。

郵送調査は、

  • 調査コストを抑えたい
  • 慣れている調査員がいない
  • 対象者の居住地が散らばっている
  • インターネット利用の有無が調査結果に影響する
  • Webアンケートに慣れていない人(高齢者)が調査対象

といった場合におすすめの調査方法です。

「何について調査したいのか」課題と目的を明確にして、適切な設問で対象者の本音を引き出しましょう。

この記事を書いた人

東村龍樹

株式会社DIGITALIO 販促DX事業本部 本部長。日本インターネットポイント協議会(JIPC)のラーニング&ネットワーキング委員としても活動中。現在は、ポイントメディアの知見を活かして、販促DX事業本部にてデジタルギフトサービス「デジコ」の責任者を務めています。