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インタビュー調査を用いた論文の書き方・まとめ方ガイド・5つのコツも紹介

インタビュー調査とは、個人や集団に対して質問をおこない、その回答を収集して潜在意識や思考などを探る手法で、意見や感情、経験などの理解に適しています。

しかし、適正な対象者を集めたり、得られた情報を整理して論文にまとめたりすることは容易ではありません。

そこで本記事では、インタビュー調査を用いた論文の書き方・まとめ方と、インタビュー調査で失敗しないコツを紹介します。

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そもそもインタビュー調査とは

インタビュー調査とは、対象者との対話を通じて情報を収集する手段です。対象者の行動実態や洞察・背後にある考え方や価値観などを明らかにするために用いられます。

インタビュー調査の主な方法は、「グループインタビュー」と「デプスインタビュー」の2つです。それぞれの特徴や活用シーンなどを下表にまとめました。

グループインタビューデプスインタビュー
特徴短時間で大勢の意見を収集できる個別の意見を深く掘り下げられる
対象者数4〜8人程度1人
時間60分〜120分程度30分〜90分程度
効果的な活用シーン複数人の意見や反応を同時に把握したい場合個別の意見や感情を深く理解したい場合

調査の目的や対象となるデータの性質によって、どちらを選択すべきかを考慮するのがおすすめです。

インタビュー調査についてより詳しく知りたい方は、下記の記事でやり方や分析方法を解説していますので、ご覧ください。

インタビュー調査を用いた論文の書き方

あくまで一例ですが、インタビュー調査を用いた論文に書く内容を下表で紹介します。

章題内容
目次レポートの全体像を記載する
目的
  • 何のために調査を実施したのか
  • 調査を通して何を明かにしたかったのかを記載する
調査方法・期間
  • インタビューの方法、期間を説明する
  • サンプルサイズ、対象者の選択基準、データ収集の手順なども記載する
結果インタビュー調査の結果を記載する
分析・考察
  • データの整理、分析方法を説明する
  • (必要に応じて)使用した分析ツールやソフトウェアについても言及する
  • 結果がどのように研究の仮説に答えているかを説明する
結論今回の調査で得た新たな発見や今後の研究の方向性などを記載する
添付書類研究中に引用または参照したすべての文献をリストアップする

とはいえ、「どのようにまとめたらいいのだろう?」と疑問を持つ方に向けて、具体的な手順を次の章で解説します。

5ステップ!インタビュー調査を用いた論文のまとめ方

インタビュー調査を用いた論文をまとめる際は、下記の5ステップでおこなうと、より体系的かつ信頼性の高い研究になる可能性が高まります。

論文のまとめ方5ステップ

  1. 文字起こし
  2. 情報整理
  3. データ分析
  4. 仮説とデータの照らし合わせ
  5. レポート作り

ひとつずつ見ていきましょう。

ステップ1.文字起こし

まずは、インタビューデータを集めて整理します。

音源またはビデオ録画があれば、それらを文字に起こしましょう。自動で文字起こしをしてくれるツールを活用するなどして、効率良くおこなうのがおすすめです。

ステップ2.情報整理

次に、主要なテーマ・パターン・カテゴリなどの情報を識別します。情報の識別とは、ポイントとなる発言をピックアップ・整理することです。

ピックアップした発言・ワードはグルーピングするなどして分析し、仮説の検証や新たな知見・アイデアの発見につなげます。

下記に情報の識別例を挙げますので、参考にご覧ください。

    • 調査の目的
    • 仮説に関係するワード
    • よく出てくるワード
    • ポジティブ・ネガティブワード
    • 共感が多い発言、類似したワード など

ステップ3.データ分析

続いて、ステップ2で識別されたテーマやパターンに基づいてデータを分析します。

下記は「職場環境について」というテーマで研究をおこなった場合の、分析方法の一例です。

【データ分析の例:「職場環境について」という題材の場合】

  • 「職場の満足度」と「チーム内のコミュニケーションの質」に相関関係があるか
  • 管理職と非管理職で見解の違いはあるか
  • 年齢によって関心が異なる箇所はどこか

データ分析することで、意外な相関関係が浮き彫りになったり、当初立てていた仮説と異なる新たな発見が得られたりして、研究の質がより深まります。

インタビュー調査のさらに詳しい分析方法を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

ステップ4.仮説とデータの照合

次に、得られた情報を整理し、それらが研究の目的や問いにどのように関連しているか照合する作業をおこないます。

ステップ3でおこなった分析と解釈に基づいて研究の結論を導き出し、仮説が支持されたか・新しい洞察が得られたかなどを考えます。

ステップ5.レポート作成

最後に、レポートを作成します。

レポートは、目的や結果を明確に書くことが大切です。そうすることで、研究の意義や成果を真っ直ぐ伝えやすくなります。

加えて、全体的な文脈を統一し、一貫性のある主張にすることで、読者が読みやすく・かつ理解しやすいレポートになります。

書き方の例は、前章の「【例】インタビュー調査を用いた論文の書き方」をご覧ください。

インタビュー調査で失敗しないコツ5選

インタビュー調査で失敗しないためには、録音機材の万全な準備はもちろん、他にもいくつかコツがあります。ここでは下記5つのコツを紹介します。

失敗しないコツ5選

  1. 目的・目標を明確にする
  2. 適切な対象者を選定する
  3. インタビューフローを決めておく
  4. 一歩掘り下げた問いかけをする
  5. 調査に協力したくなるような謝礼を用意する

コツ1.目的・目標を明確にする

まずは、下記のように目的・目標を明確にすることが重要です。

  • どのようなテーマにするか
  • どのような仮説を立てるのか
  • インタビュー調査で何を検証したいのか

このとき、調査結果を何に活用するのかも明確にします。

コツ2.適切な対象者を選定する

2つ目のコツは、目的や仮説にマッチする対象者を選定することです。対象者の正確な特定により、テーマに直結する実用的かつ信頼性の高い情報の獲得につながります。

下記に「対象者を選定する際に考えるべきポイントの例」を挙げますので、参考にご覧ください。

【対象者を選定する際に考えるべきポイントの例】

  • 属性(年齢・性別・職業・教育水準・地域など)
  • 個性や性格(コミュニケーション能力や開放性など)
  • 普段の行動や意識(態度・価値観・信念など)
  • 特定の経験や背景(例えば、特定の病気の経験・特定の職業経験など)

コツ3.インタビューフローを決めておく

3つ目のコツは、インタビュー調査の大まかなフローを決めておくことです。例えば下記のような項目があります。

【事前に決めておくべき項目の例】

    • グループインタビュー or デプスインタビュー(1対1の面談式)か
    • オンライン or オフラインか
    • 誰に何を聞くか
    • インタビューの段取りや流れ など

もしオフラインでインタビューするのであれば、当日使用する場所の確保も必要です。大まかなフローを決めておくと直前に慌てなくて済み、インタビューに集中しやすくなります。

コツ4.一歩掘り下げた問いかけをする

4つ目のコツは、表面的な回答だけではなく「一歩掘り下げた問いかけ」をし、それに答えてもらうことです。

その場で相手の考えを深掘れることこそが、インタビュー調査の醍醐味といえます。

例えば、「A」という回答をもらったら、下記のように掘り下げて聞いてみるといいでしょう。

  • 「なぜAにしたのか?きっかけ・動機は?」
  • 「Aのように行動した理由は?」
  • 「Aのように行動した際は、どのような気持ちになったか?」

深掘りにより回答の背景や動機・感情がわかることで、より実態に近づき研究の質の向上に貢献します。

コツ5.調査に協力したくなるような謝礼を用意する

いくら万全な準備をおこなっても、インタビューに答えてくれる人が集まらなければ十分な結果が得られません。

そこで、調査に協力したくなるような「謝礼」を用意することをおすすめします。次章では、インタビュー調査に協力してくれた人への謝礼の例を紹介します。

なお下記の記事では、謝礼額を決める際のポイントや謝礼がない場合の対処法なども解説していますので、あわせてご覧ください。

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  • 無料API連携で運用の負担がかからない
  • 1円単位で発行・交換できるため謝礼金額に制限がない
  • 必要数だけすぐ発注できるため在庫が余らない
  • URLの送付でギフトが贈れるので送付の経費がかからない

交換できるギフトの種類が多いため、個人の好き嫌いに影響されることがありません。また、無料API連携でデジタルギフトを自動的に発券できるので、運用側の負担もかからないのがメリットです。

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まとめ:インタビュー調査の協力に感謝してギフトを贈ろう

インタビュー調査は、調査対象者の行動や態度の理由を探求し、仮説検証したい場合に有効です。インタビュー調査の結果を根拠として、論文作成に活かしましょう。

インタビューの参加者に感謝の気持ちを込めて謝礼を提供すれば、また次回もインタビュー調査の協力を得やすくなります。

例えばデジタルギフトの「デジコ」なら、6,000種類以上の豊富なギフトから、受け取る側が好みに合ったギフトを選べるため、満足度が高くなり謝礼としておすすめです。

管理画面から欲しい分だけ発券できるため、贈る側も在庫を抱えるリスクを避けられます。また、1円単位で金額が設定できるため、インタビューの内容によって謝礼額を変えられて便利です。

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この記事を書いた人

東村龍樹

株式会社DIGITALIO 販促DX事業本部 本部長。日本インターネットポイント協議会(JIPC)のラーニング&ネットワーキング委員としても活動中。現在は、ポイントメディアの知見を活かして、販促DX事業本部にてデジタルギフトサービス「デジコ」の責任者を務めています。