販促のヒントに!冬キャンペーンの成功事例10選&景品アイデアまとめ
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販促のヒントに!冬キャンペーンの成功事例10選&景品アイデアまとめ

冬は1年で最も購買意欲が高まる季節です。

クリスマスや年末年始、バレンタインなど、消費者の心を動かすイベントが目白押しで、販促キャンペーンを成功させる絶好のチャンスといえます。

ただし、この時期は他社も活発にキャンペーンを展開するため、埋もれないための工夫が必要です。

そこで本記事では、実際に成果を上げた冬キャンペーンの成功事例10選を紹介します。

さらに、事例から学べる成功のポイントや、参加者の心をつかむ景品アイデアも解説しますので、自社のキャンペーン企画のヒントとしてご活用ください。

キャンペーンの成否には、思わず参加したくなる季節感のある企画とあわせて、ターゲットに響く景品選びも影響します。

キャンペーンの景品に迷ったら、「デジコ」のデジタルギフトが便利です。

デジコは、約6,000種類以上の豊富なラインナップから自由に選べるため、年齢や性別を問わず幅広いターゲット層に喜ばれます。

企業側はURL送付だけでギフトを渡せるため、在庫管理や発送作業はいりません。

運用コストを削減しながら、効率よくキャンペーンを進められます。詳細は以下よりご覧ください。

ヒントが見つかる!冬キャンペーンの成功事例10選

冬はクリスマスや年末年始など、購買意欲が高まるイベントが多く、販促のチャンスです。

ここでは、季節感を活かしたユニークなキャンペーン事例を4つのジャンル別に紹介します。

ヒントが見つかる!冬キャンペーンの成功事例10選

  1. クリスマスをテーマにしたキャンペーン事例
  2. 冬のスイーツをテーマにしたキャンペーン事例
  3. 冬の思い出をテーマにしたキャンペーン事例
  4. 暮らしに寄り添う!その他の冬キャンペーン事例

アイデアづくりや企画の参考にご活用ください。では、みていきましょう。

クリスマスをテーマにしたキャンペーン事例

冬の目玉イベントであるクリスマスは、消費者の気持ちを動かしやすく、販促キャンペーンにおいても欠かせません。

多くの業界で、クリスマスならではの販促キャンペーンが展開されています。

1.株式会社ペティオ|ペットの写真投稿コンテスト

出典:株式会社ペティオ
概要Instagramでハッシュタグをつけてコスプレをしたペットの写真を投稿する
景品応募写真の中から選ばれた方に豪華賞品(Panasonic HDペットカメラなど)をプレゼント

SNSで参加できる写真投稿コンテストは、ファン層を広げやすい企画です。

ペット用品メーカーのペティオは、毎年恒例のクリスマス写真コンテストを開催しています。

「#ペティオクリスマス」を付けて、クリスマスのコスプレをしたペットの写真をSNSへ投稿する企画です。

受賞者には豪華プレゼントのほか、作品が公式サイトで紹介される特典もあります。

応募は期間中なら何度でも可能で、「気軽に応募してみようかな」と思える工夫が光ります。

2.YAMAHA×Bauhutte|クリスマス限定コラボプレゼント企画

概要2社のX公式アカウントをフォロー&対象の投稿をリポスト
景品抽選で1名様にホワイトストリーミング秘密基地を「まるごと」プレゼント

企業同士のコラボ企画は、話題性と拡散力を高めやすい施策です。

楽器メーカーの「YAMAHA」とゲーミング家具ブランド「Bauhutte」がコラボしたクリスマス限定キャンペーンを紹介します。

このキャンペーンは、「ホワイトクリスマスをイメージした配信デスクセットをまるごとプレゼントする」という豪華な内容が特徴です。

応募には、対象投稿のリポストに加えて「来年挑戦したいこと」の引用投稿で当選確率が上がる仕組みを採用し、SNSでの拡散力を最大化しました。

冬のスイーツをテーマにしたキャンペーン事例

寒い季節には、甘いスイーツのニーズが高まるため、景品に最適な時期です。

ここでは、冬のスイーツに関連したキャンペーン事例を紹介します。

1.チロルチョコ株式会社|チョコ1年分プレゼント

概要X公式アカウントをフォロー&対象の投稿をリポスト
景品抽選で1名様にDECOチョコ1年分プレゼント

商品が小型の場合、インパクトのある数量設定をすると、SNSでの拡散を呼びやすくなります。

好きな画像でオリジナルチロルチョコが作れる「DECOチョコ」では、冬のボーナスと称してチョコ1年分(365個)を贈るキャンペーンを実施しました。

「チョコ1年分」というインパクトが話題を呼び、リポスト数は1.7万件以上を超える結果になりました。

コメント投稿で当選確率が上がる仕組みも、参加意欲の向上につながっています。

2.オレンジページ編集部|うれしい冬のおやつギフト

概要X・Instagram公式アカウントのフォロー&対象の投稿をリポストもしくはいいね
景品抽選で10名様に六花亭「クリスマス六花セレクト缶(ポインセチア)」をプレゼント

複数のSNSを活用するキャンペーンは、異なる層に同時にアプローチできるため、幅広いターゲット層がいる場合に有効です。

雑誌の「オレンジページ」がXとInstagramで同時に実施したキャンペーンでは、冬らしい景品が話題を呼び、両プラットフォーム合わせて多くの参加者を獲得しました。

オレンジページ編集部のキャンペーンは、複数SNS展開の効果を最大化する好例として参考になります。

3.ハーゲンダッツ|応募者全員もらえるレシートキャンペーン

出典:ハーゲンダッツジャパン株式会社
概要対象商品を購入したレシートを公式アプリにアップロードし、マイレージを貯めて応募
景品15個購入で応募者全員に保冷機能があるカップアイス用の容器、抽選でコーヒーメーカーやギフト券など

購入数に応じた特典は、継続購買を促しやすい施策です。

ハーゲンダッツでは、冬限定のレシート応募型のキャンペーンを実施しました。

このキャンペーンは、「対象商品の購入レシートを公式アプリにアップロードすると購入数に応じて景品がもらえる」というマイレージ企画です。

15個購入で必ず保冷容器がもらえるほか、抽選で家電やギフト券も当たります。

応募には公式アプリの利用が必須であるため、キャンペーンを通じてアプリの利用促進にもつながりました。

冬の思い出をテーマにしたキャンペーン事例

冬はイベントや旅行、受験など、印象深い思い出が生まれやすい季節でもあります。

1年を振り返る機会も多いため、この時期に感情に寄り添う企画をおこなうと、共感を呼び、反響を得やすいです。

ここでは、冬の思い出をテーマにした事例を紹介します。

1.日本ハム株式会社|受験応援エピソード募集

概要XもしくはInstagramにハッシュタグを付けて受験エピソードを投稿
景品抽選で50名様にPayPayマネーライト5,000円分をプレゼント

参加者の感情に寄り添う募集企画は、共感と拡散を生みやすい施策です。

国産鶏肉ブランド「桜姫®」を展開する日本ハム株式会社は、受験シーズンに合わせた応援企画を実施しました。

受験勉強の思い出や心温まるエピソードを募集し、抽選でデジタルギフトをプレゼントする内容です。

景品にはデジタルギフトを採用し、即時の受け渡しとコスト効率を両立させました。

このような共感・応援を軸とした企画は、企業ブランディングにつながります。

2.東武トップツアーズ株式会社|冬のフォトコンテスト

概要Instagram公式アカウントをフォロー&ハッシュタグを付けて写真を投稿
景品グランプリ(1名様)旅行券2万円分、準グランプリ(3名様)旅行券1万円分

写真投稿コンテストは、参加者が自ら発信したくなる仕組みを作りやすい企画です。

東武トップツアーズ株式会社がInstagramで開催した「冬のフォトコンテスト2025」では、多くの冬の思い出が集まりました。

東武トップツアーズ株式会社のフォトコンテストは、過去6回開催されていて、累計25,000件を超える作品が集まっている人気の企画です。

クリスマスや初詣、スキー旅行など、さまざまな冬の写真が彩り、旅行需要の喚起にもつながりました。

暮らしに寄り添う!その他の冬キャンペーン事例

寒さが厳しい冬は、生活を快適にするサービスや防寒アイテムをテーマにしたキャンペーンが支持されます。

暮らしに密着した企画は、利用や購入への動機づけに効果的です。

1.株式会社Antway|冬を乗り切る温活フェア

出典:株式会社Antway
概要

初めて注文される方を対象に1,500円のキャッシュバック

専用のクーポンコードを入力して応募

新規利用のきっかけをつくりやすい施策のひとつが、キャッシュバックキャンペーンです。

手作りおかずの宅配サービス「つくりおき.jp」では、5周年を記念して初回注文者に1,500円をキャッシュバックしました。

キャッシュバックキャンペーンは、クーポンコード入力のみで応募できるので運営側の負担が少なく、参加者にとってもわかりやすいのが特徴です。

あわせて、温かい食事で体調をサポートする温活メニューを提供し、冬の季節需要に沿ったプロモーションを展開しました。

2.株式会社フェリシモ|裏ボアパンツのサンプリング企画

出典:株式会社フェリシモ
概要5名以上の団体・企業で商品試着後に着用写真の送付と事後アンケート回答が必要
景品合計5組に裏ボアパンツをプレゼント

商品を手に取って試せるサンプリング企画は、商品の良さを直接伝えられる有効な施策です。

フェリシモが展開するファッションブランド「Live in comfort」は、冬にうれしい防寒性の高い裏ボアパンツを団体・企業に提供し、着用レビューを収集するキャンペーンを実施しました。

対象は企業やイベント団体など、多様です。

利用者の声や着用画像はWebで公開し、リアルな体験談が購買意欲を高めました。

単なる自社商品プレゼントにとどまらず、「使って広めてもらう」仕組みが特徴的なプロモーションです。

3.株式会社毎日新聞社|2ヵ月無料キャンペーン

出典:株式会社毎日新聞社
概要期間中、初めてサービスを利用した方は、スタンダードプラン「1ヵ月自動更新」が最初の2ヵ月間無料になる

一定期間の無料提供は、新規利用のハードルを下げる施策です。

毎日新聞社のニュース配信サービス「毎日新聞デジタル」 では、年末年始に最初の2ヵ月間の利用料を無料にするキャンペーンを実施しました。

冬休みや新年は、新しい習慣や学びを始める人が増えるタイミングです。

こういったニーズにあわせ、新しい習慣づくりを後押しし、新規利用者の獲得を狙いました。

なお、年末年始に特化した事例は以下の記事にもまとめていますので、併せてご一読ください。

ここまで、冬のキャンペーンの事例と特徴を紹介してきました。

続いて、これらの事例をふまえ、キャンペーンを成功させるためのポイントを整理します。

事例から学ぶ!冬キャンペーンに活かせるキーワードまとめ

冬キャンペーンを企画する際は、季節感のある「行事」や「キーワード」を盛り込むと効果的です。

ここでは、前述の事例で活用されていた要素をもとに、企画や告知文、ハッシュタグに活用できるキーワードをカテゴリ別にまとめました。

イベントキーワード
クリスマスプレゼント/ギフト/サンタ/ツリー/クリスマス限定/コラボグッズ
年末年始・お正月福袋/お年玉/年末セール/新春キャンペーン/初売り
バレンタインチョコレート/本命・義理チョコ/手作りキット/カップル/愛を伝える
節分恵方巻/豆まき/鬼退治/開運グッズ/厄払い
ウィンタースポーツスキー/スノーボード/スケート/雪遊び/ゲレンデ
冬のスイーツ・食べ物ホットチョコレート/焼き菓子/あったかスイーツ/冬のおやつ/甘いご褒美
温活・あたたかグッズ温活/冷え対策/防寒グッズ/ぽかぽか/冬を乗り切る
思い出・記録系思い出づくり/写真投稿/フォトコンテスト/エピソード募集/家族の時間

季節感やテーマ性は、他社キャンペーンとの差別化にもつながります。

これらのキーワードを組み合わせて、季節感や参加意欲を高めた告知や企画案を作りましょう。

次は、これらの要素を実際の企画に落とし込むための3つの成功ポイントを解説します。

冬キャンペーンを成功させる3つのポイント

冬キャンペーンの実施前に押さえておきたい基本のポイントは以下の3つです。

冬キャンペーンを成功させる3つのポイント

  1. キャンペーン実施の目的を明確にする
  2. キャンペーンを周知する方法を選ぶ
  3. 参加したくなるキャンペーン景品を選ぶ

どれも企画の成功を左右する重要なポイントです。

順にみていきましょう。

1.キャンペーン実施の目的を明確にする

キャンペーンを成功させるには、最初に「なぜ実施するのか」という目的と、「どのような成果を得たいのか」を示す目標を明確にすることが重要です。

目的があいまいだと、企画の方向性が定まらず、効果測定もしにくくなります。

以下のように、目的を具体的に設定しましょう。

目的キャンペーン例目的達成につながる理由
認知拡大SNSでの冬のフォトコンテストブランド名やハッシュタグの拡散が認知拡大に広がる
集客年末年始セール(初売り・福袋)冬休みの買い物需要が高まる時期にあわせ、即効性のある集客が期待できる
リピート促進年末限定のポイント2倍デー「年内の買い納め」を促進できる

目的と理由をはっきりさせると、参加者に必然性が伝わり行動につながります。

2.キャンペーンを周知する方法を選ぶ

キャンペーンを周知する方法や媒体は、ターゲットや目的にあわせて選びます。

必要に応じて複数のチャネルを活用すると、より幅広いターゲット層へアプローチが可能です。

チャネルキャンペーン例特徴・メリット
SNS(Instagram・X・TikTok)SNSでの冬のフォトコンテスト写真や動画で季節感を演出しやすく、拡散力がある
LINE公式アカウント年末年始セールの先行告知既存顧客に確実に届き、即来店につながる
メールマガジン年末限定のポイント2倍デー会員限定感を出せるため、購買意欲が高まりやすい

また、開始前からカウントダウンや先行告知をおこなうと、より期待感を高められます。

3.参加したくなるキャンペーン景品を選ぶ

最後に、忘れてはいけないのが景品や特典の選定です。

景品は参加率を左右する重要な要素のため、ターゲットや季節感にあわせた選定をおこないましょう。

冬キャンペーンらしい景品例

  • 温かさを感じる防寒グッズや冬に役立つ生活アイテム
  • クリスマスやお正月に関連した「限定感」のある特典
  • 年末年始に使える実用的な商品やサービス

物理的なギフトを贈る場合は、配送コストや個人情報管理の手間も考慮しながら計画を立てる必要があります。

配送不要のデジタルギフトであれば、運営負担を減らしながら受け取り手の満足度も高められます。

「キャンペーンの進め方がわからない」「キャンペーンをスムーズに進めていく方法をさらに詳しく知りたい」方は、以下の記事もあわせてご一読ください。

他社と差がつく冬キャンペーンの景品・特典の選び方

冬は多くの企業が同時期にキャンペーンを展開するため、景品や特典の選び方で差別化を図るとより成功しやすくなります。

ターゲット層のニーズにマッチした景品であれば参加者の心に残りやすく、他社と一歩差をつけられます。

「もらったけれど使わない」というミスマッチを防ぐには、受け取り手が好きな商品やサービスと交換できるギフトが効果的です。

なかでも「デジタルギフト」は、現金に近い景品として実用性が高く、幅広い層に喜ばれる特典になります。

デジタルギフトは、発注から配布までWeb完結するので、個人情報保持のリスクを最小限に運用ができる点も魅力です。

URLやコードを送付するだけで受け渡しができるため、在庫管理や発送作業の負担がありません。

キャンペーンの景品に迷ったら「デジコ」がおすすめ

「景品を何にするか決まらない」
「できるだけ多くの人に喜ばれる特典を用意したい」

そのような方へおすすめなのが、法人向けデジタルギフトサービスの「デジコ」です。

デジコは、受け取り手が好きな交換先を自由に選べるギフトを提供しています。

交換先は約6,000種類以上あり、以下のような幅広いラインナップから選択可能です。

  • Amazonギフトカード
  • Apple Gift Card
  • Google Play ギフトコード
  • PeXポイント(各種ポイント、マイル、食品など数千以上の商品)
  • PayPayマネーライト など

ギフトは1円単位から発行できるため、「777円」「9,999円」などインパクトのあるギフト価格設定もできます。

デジコはこれまで1,600社以上の企業実績があり、導入事例集では、実際に成果を上げたキャンペーンの具体例を多数紹介しています。

登録率やCVR向上に成功したキャンペーン事例にご興味のある方は、以下のボタンよりご覧ください。

まとめ:成功事例を参考に冬キャンペーンを成功させよう

冬はクリスマスや年末年始、バレンタインなど、購買意欲が高まるイベントが多く、販促のチャンスです。

今回紹介した事例のように、季節感や限定感を演出しながら、ターゲットのニーズにあった景品や特典を用意すると、参加率や認知度の向上が期待できます。

企画を成功させるには、実施目的を明確にし、適切な告知方法を選び、魅力的な景品を設定することが重要です。

「冬キャンペーンに適した景品がみつからない」
「運用負担をなるべく減らしたい」

このようなお悩みをお持ちの方には、幅広いターゲットに喜ばれる「デジコ」のデジタルギフトが便利です。

企業側はURL送付だけでギフトを渡せるため、在庫管理や発送作業はいりません。

コストや業務負担を減らしつつ、幅広い層に喜ばれる景品を提供できます。

デジコの詳しいサービス内容は、以下からご確認ください。

この記事を書いた人

東村龍樹

東村龍樹

株式会社DIGITALIO 販促DX事業本部 本部長。日本インターネットポイント協議会(JIPC)のラーニング&ネットワーキング委員としても活動中。現在は、ポイントメディアの知見を活かして、販促DX事業本部にてデジタルギフトサービス「デジコ」の責任者を務めています。