10月におすすめの販促キャンペーン事例7選!今すぐ使えるキーワード・アイデアも紹介
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10月におすすめの販促キャンペーン事例7選!今すぐ使えるキーワード・アイデアも紹介

「思わず参加したくなるような、秋らしい魅力的な企画を届けたい!」と悩むことはありませんか。

秋本番であるこの時期は、スポーツ、食、読書、芸術など、季節感を活かした多彩なテーマがあります。

しかし、キャンペーンの成功には、ユーザーを惹きつける企画の工夫が必要です。

そこで本記事では、10月に実施され成果を上げたキャンペーン事例と、企画づくりに役立つアイデアを紹介します。

実践的なアイデアを参考に、思わず参加したくなるキャンペーンを企画しましょう。

キャンペーンで成果を出すには、「ターゲットがもらってうれしい景品」を用意することも重要です。

法人専用のデジタルギフトサービス「デジコ」は、約6,000種類以上の豊富なラインナップから好きなギフトに交換できるため、幅広い層から喜ばれやすいです。

詳しいサービス内容は、以下より資料をダウンロードしてご覧ください。

参考にしたい!10月の販促キャンペーン成功事例7選

ここでは、実際に実施され成果を上げた7つのキャンペーン事例を紹介します。

参考にしたい!10月の販促キャンペーン成功事例7選

  1. 記念日を活用!「日本酒の日」レシート応募キャンペーン
  2. 「○○の秋」で投稿を促す!Xキャンペーン
  3. 運動ニーズに応える!秋の入会促進キャンペーン
  4. 運動の秋を応援!フォロー&リポストキャンペーン
  5. 食欲の秋を刺激!ごはんのお供プレゼントInstagramキャンペーン
  6. 読書の秋にぴったり!読書週間キャンペーン
  7. 体験で盛り上げる!店頭イベント型ハロウィンキャンペーン

事例ごとにポイントをまとめていますので、季節感のあるテーマ設定や参加方法の工夫など、参考になる要素を確認しましょう。

1.記念日を活用!「日本酒の日」レシート応募キャンペーン

キャンペーン名みんなでお祝い!日本酒で乾杯!キャンペーン
概要期間中に2,000円以上(税込)の日本酒または清酒を購入したレシートを応募フォームにアップロード→抽選で1,001名様に全国の地酒(720ml)を1本 プレゼント

日本酒造組合中央会が、10月1日の「日本酒の日」にあわせて実施した全国規模のキャンペーン事例です。

記念日を切り口に、日本酒業界全体を盛り上げる仕掛けを採り入れました。

工夫がみられる点は、応募条件を「レシートのアップロード」にした点です。

キャンペーン参加が直接的な商品購入につながり、売上に直結しています。

ファンに喜ばれる景品選定も人気を集め、本キャンペーンは今年(2025年)も開催予定です。

本事例のポイント

  • 「日本酒の日」で特別感と正当性を演出し、業界全体を盛り上げるお祭り感を創出
  • 売上に直結するマストバイ形式(購入レシートのアップロード条件)
  • ファン心理をくすぐる景品選定(まだ見ぬ銘柄に出会える「全国の厳選地酒」)

2.「○○の秋」で投稿を促す!Xキャンペーン

キャンペーン名秋をもっと楽しもうトヨタのau・UQ秋のXキャンペーン
概要X公式アカウントをフォロー&ハッシュタグを付けて「○○の秋」を書いて引用リポスト

トヨタのau公式キャラクター「レンキチ」が運営する公式Xアカウントでは、Xでユーザー参加型のキャンペーンを実施しました。

コンセプトは「秋の楽しみを発見しよう」。

「秋といえば」思い浮かぶワードを、「○○の秋」として引用投稿するだけのシンプルな仕組みです。

誰でもアイデアを出しやすいテーマだったため、「食欲」「散歩」「ドライブ」など多様な投稿が集まりました。

企業側からの一方的な発信ではなく、ユーザー自身の投稿を参加条件にしたことで、X上での拡散につながっています。

本事例のポイント

  • 「○○の秋」という誰でもアイデアを出しやすいテーマ設定で参加者数を拡大
  • 応募方法を引用リポストに限定し、拡散を狙う
  • 企業からの一方的な発信ではなくユーザー投稿を条件にし、双方向のコミュニケーションを実現

3.運動ニーズに応える!秋の入会促進キャンペーン

出典:コナミスポーツ株式会社
キャンペーン名秋の入会キャンペーン
概要期間中、フィットネスクラブは特別価格で施設を利用できる、スクールは入会時の登録料や体験料が無料になる

コナミスポーツ株式会社が運営するフィットネスクラブで実施された、秋の入会促進キャンペーン事例です。

「スポーツの秋」かつ「夏が終わり運動しやすい季節」というタイミングに合わせ、運動を始めたいという潜在ニーズに応えました。

特典は、フィットネスクラブ利用者向けに特別価格、スクール入会者向けには登録料や体験料無料といった直接的なメリットです。

ターゲット別の特典設計により、新規利用者の獲得と継続利用の促進を同時に狙っています。

本事例のポイント

  • 「運動しやすい季節」というタイミングで潜在ニーズを先取り
  • 目的を入会促進に絞り、特典を直接的メリットに設定
  • フィットネスクラブ(継続利用層)とスクール(新規開始層)で特典内容を変える、ターゲットに合わせた設計

4.運動の秋を応援!フォロー&リポストキャンペーン

出典:キッコーマンソイフーズ株式会社
キャンペーン名運動の秋を#SoyBodyで応援!フォロー&RTキャンペーン
概要X公式アカウントをフォロー&対象投稿をリポストした方のなかから抽選で50名様に自社商品をプレゼント

豆乳飲料「#SoyBody」の秋のSNSキャンペーンでは、「運動の秋」という季節テーマと、健康的な自社商品のイメージを組み合わせ、利用シーンを効果的に提案しました。

参加方法はフォローとリポストのみの手軽さで、多くの健康志向ユーザーにアプローチしています。

季節性にもマッチし、リポスト数は2.5万を超えました。

景品を自社製品にすると、実際の利用体験を促すことができファン育成にもつながります。

本事例のポイント

  • 季節テーマと、自社商品の健康的なイメージを組み合わせた訴求
  • フォロー&リポストという王道の参加方法で拡散を促進
  • 景品を自社商品に設定し、利用体験とファン育成を狙う

5.食欲の秋を刺激!ごはんのお供プレゼントInstagramキャンペーン

出典:生活協同組合ユーコープ
キャンペーン名ごはんが止まらない!!食欲の秋プレゼントキャンペーン
概要Instagram公式アカウントをフォロー&本投稿にいいね!した方のなかから抽選で10名様に商品をプレゼント

生活協同組合ユーコープのInstagramキャンペーンでは、「食欲の秋」「新米」という季節感あふれるテーマで、自社製品の魅力を引き立てました。

応募は、公式アカウントのフォローと、投稿へのいいね!のみで完了するという低ハードル設計で、2週間で4,000件以上のいいね!を集めます。

キャッチコピーである「ごはんが止まらない」や景品の「ごはんのお供セット」の画像は、季節感もあいまって、思わず応募したくなるような訴求につながりました。

本事例のポイント

  • ユーザーの共感を呼ぶ「季節のど真ん中」を突くテーマ設定
  • Instagramの特性を活かした低ハードルな応募方法(フォロー&本投稿にいいね!)
  • 共感を呼ぶキャッチコピーとビジュアル訴求

6.読書の秋にぴったり!読書週間キャンペーン

出典:株式会社スモールブリッジ
キャンペーン名秋の読書週間キャンペーン
概要読書レッスンを受講した方を対象に、抽選で図書カードNEXT500円分をプレゼント

続いて、「読書の秋」にちなんだ事例を紹介します。

オンライン習いごとサービス「カフェトーク」で実施したキャンペーンは、講師が選んだ一冊で秋の読書週間レッスンを受講すると抽選でプレゼントが当たるという内容です。

トークテーマは、「初めてもらった、初めて贈ったプレゼントの本・今も心に残る本」で、参加者の感想や思い出はサイト内でも掲載されました。

景品には講師が選んだ本や図書カードを用意し、読書好きの知的好奇心を刺激しました。

本事例のポイント

  • 「読書の秋」を自社サービス「オンライン読書レッスン」につなげた
  • 参加者の感想をサイトで公開し、単なるプレゼント企画に終わらせず、コミュニティ化を促進した
  • ターゲット層に合った景品を選定した(講師選定の本や図書カード)

7.体験で盛り上げる!店頭イベント型ハロウィンキャンペーン

出典:株式会社活美登利
キャンペーン名カボチャレ2024
概要各店店頭に置いてあるカボチャの重さを予想→選択肢から答えを選ぶ→QRコードを読み取って、応募フォームで応募→抽選で150名様にプレゼント
プレゼント内容50名様に活美登利お食事券2,000円分、100名様にオリジナル湯呑みをプレゼント

最後に、回転寿司店「回し寿司活/寿司活」が実施した、店頭でのハロウィンキャンペーンを紹介します。

店頭に置かれたカボチャの重さを予想するゲーム形式で、来店客が楽しめる体験型イベントとして企画され、家族連れなど幅広い層の来店動機になりました。

応募はQRコード経由で応募フォームからおこなう仕組みを採用し、リアル店舗からオンラインへと誘導して顧客データを獲得しています。

さらに、秋の味覚「カボチャ」をテーマにした季節限定メニューも提供しており、イベントの盛り上がりに花を添えています。

本事例のポイント

  • 店頭での体験型イベントで来店動機を作る
  • 店頭(リアル)からQRコード経由でオンラインへ誘導し顧客データを獲得
  • キャンペーンと連動した限定メニューを提供しイベントを演出

以上が、10月に実施された販促キャンペーンの成功事例です。

事例からもわかるとおり、10月のキャンペーンには季節感やテーマ性が欠かせません。

ここからは、実際の企画づくりに役立つキーワードやアイデアを紹介します。

10月のキャンペーンに効くキーワードと企画アイデアまとめ

事例からもわかるように、10月は多様なテーマ設定が可能な時期です。

この時期ならではのキーワードや文化的行事を活用すれば、自然な流れで商品訴求や来店促進につなげられます。

ここでは、キャンペーン企画に使える10月の注目キーワードと、それを活用した販促アイデアを紹介します。

10月のキーワードは、以下のとおりです。

種類
10月のイベント・行事
  • 日本酒の日(10月1日)
  • スポーツの日(10月の第2月曜日)
  • 読書週間(10月末~11月頭)
  • ハロウィン(10月31日)
  • 運動会・文化祭
  • 紅葉シーズンのはじまり
秋の味覚・旬の食材
  • 新米
  • サンマ、サバ、秋鮭
  • サツマイモ、カボチャ、栗、銀杏
  • 松茸
  • リンゴ、ブドウ、柿
販促に役立つキーワード
  • 行楽の秋(旅行・外出・レジャー)
  • スポーツの秋(運動習慣・健康意識・フィットネス)
  • 食欲の秋(秋限定メニュー・旬の食材・お取り寄せ)
  • 読書の秋(文化・知的関心・自己投資)
  • 芸術の秋(展示会・クラフト体験)
  • 衣替え・新作アイテム(ファッション・生活雑貨)
  • ハロウィン(イベント装飾・フォトスポット・仮装)

今回紹介したキーワードは、販促テーマだけでなく、SNS投稿のハッシュタグや店頭装飾にも活用できます。

上記のキーワードを活用した販促アイデア例は、以下です。

おすすめキャンペーンアイデア例

  • 【食欲の秋】◯◯フェア × 限定クーポン配布
  • 【読書の秋】レビュー投稿&景品抽選
  • 【スポーツの秋】健康グッズ購入で抽選
  • 【ハロウィン】写真投稿キャンペーン&景品抽選
  • 【行楽の秋】お出かけ応援!購入で旅行券抽選
  • 【衣替え・秋物訴求】「○○の秋」投稿で割引クーポン進呈
  • 【衣替え・冬物準備】冬に向けた新商品、年末ギフトの準備
  • 【○○を応援】地域イベント・自治体と連携する
  • 【BtoB】新年度の事業計画へ向けたサービス訴求

季節感や共感を演出するためのアイデアとして組み合わせてみましょう。

10月のキャンペーンで喜ばれる特典・景品3選

販促に使うキーワードが決まったら、次に検討したいのが景品選びです。

キャンペーンを成功させるためには、参加率や拡散力を高める景品選びが欠かせません。

ここでは、10月キャンペーンとの相性が良く、実際の企画にも採り入れやすい3つの景品ジャンルと活用ポイントを紹介します。

10月のキャンペーンで喜ばれる特典・景品3選

  1. ユーザーに人気の自社製品や割引券
  2. 季節感のあるノベルティ商品
  3. 選択肢が豊富なデジタルギフト

では、順にみていきましょう。

1.ユーザーに人気の自社製品や割引券

人気のある自社製品やサービスは、すでに価値が認められており、「当たったら使いたい」という気持ちを生みやすい景品です。

景品の例は以下です。

サービス:無料体験、入会金無料
通販:次回使える割引クーポンや送料無料特典
飲食店:ドリンク1杯無料券や期間限定メニュー引換券
日用品・食品メーカー:自社商品の詰め合わせ など

既存ファンはもちろん、新規顧客にもお試しで使ってもらい、気に入ればリピートにつなげられます。

自社商品を活かすと原価調整がしやすく、予算内に収めやすい点もメリットです。

2.季節感のあるノベルティ商品

10月ならではのイベントや行事に合わせたノベルティは、参加者の記憶に残りやすく、限定感を演出できます。

ハロウィン柄:ブランケット/トートバッグ/ポーチ/マスク
運動会・行楽向け:タオル/レジャーシート/ドリンクボトル
紅葉や木の実モチーフ:雑貨/ステーショナリー など

特にハロウィンは、デザインを重視する方も多くいます。

ターゲットやキャンペーン内容に応じて、「ビジュアル映え」を意識しましょう。

人気の高いノベルティは以下の記事にまとめています。

あわせてご一読ください。

3.選択肢が豊富なデジタルギフト

業種問わず汎用的に使える景品として人気が高まっているのが、「デジタルギフト」です。

デジタルギフトは、ユーザーが自由に使い道を選べるため満足度が高く、ハズレのない景品として支持されています。

代表的なデジタルギフトは、以下です。

  • デジコ
  • Amazonギフトカード
  • QUOカードPay
  • LINEギフト
  • コンビニエンスストアやカフェで使える電子クーポン など

運営側にとっても配送や在庫管理が不要で、オンライン完結型キャンペーンとの相性が良い点が魅力です。

デジタルギフトの仕組みについては、以下の記事をご覧ください。

キャンペーンの景品に迷ったら「デジコ」がおすすめ

キャンペーンの景品選びに迷ったら、法人専用のデジタルギフトサービス「デジコ」がおすすめです。

デジコは、約6,000種類以上の商品ラインナップから受け取り手が好きな商品を選べるため、満足度が高いのが特徴です。

運用面においても、以下のように柔軟な対応ができるため、突発的なキャンペーンや短納期案件でもスピード感を持って実施できます。

  • API連携を活用した自動発券機能
  • 1円からギフトを設定:キャンペーンの規模や内容にあわせて柔軟に価格設定が可能
  • 即日納品(発注から2時間以内に発券)で導入可能

実際に、1,600社以上の企業がデジコを導入し、販促・顧客満足度向上に活用しています。

活用イメージや効果を知りたい方は、デジコの成功事例をまとめた資料を以下のボタンからダウンロードしてください。

まとめ:10月のキャンペーンでは季節感を演出しよう

10月は「○○の秋」に代表されるように、多彩なテーマで販促企画を展開できる時期です。

季節や文化的行事をうまく活用すれば、参加率の向上や話題作り、売上アップにつなげられます。

本記事で紹介した成功事例やキーワード、景品アイデアを組み合わせれば、季節感と話題性を両立したキャンペーンが実現できます。

ぜひ企画の参考にしてください。

キャンペーンで成果を出すためには、ユーザーに「参加したい!」と思わせる工夫だけではなく、もらってうれしい景品選びも欠かせません。

特に、ターゲットの嗜好や世代を問わず喜ばれる景品は、参加率や満足度の向上につながります。

「キャンペーンに適した景品がなかなか見つからない」
「運用の手間を減らしながら効果を出したい」

このようなお悩みの方には、幅広いターゲットに喜ばれる「デジコ」のデジタルギフトが便利です。

デジコの詳しいサービス内容は、以下からご確認ください。

この記事を書いた人

東村龍樹

東村龍樹

株式会社DIGITALIO 販促DX事業本部 本部長。日本インターネットポイント協議会(JIPC)のラーニング&ネットワーキング委員としても活動中。現在は、ポイントメディアの知見を活かして、販促DX事業本部にてデジタルギフトサービス「デジコ」の責任者を務めています。