X(旧:Twitter)のプレゼントキャンペーンにおいて、多数の応募者から当選者を自力で選ぶのは、時間のかかる作業です。
当選者を選ぶ手間と時間を省くには、抽選ツールを使うと効率化できます。
とはいえ、「どのような抽選ツールがあるの?」と疑問に思っているのではないでしょうか。
そこでこの記事では、おすすめのTwitter抽選ツールとその選び方についてまとめました。
Twitterキャンペーンを効率化する抽選ツールがわかりますので、ぜひ最後までご覧ください。
Twitterのキャンペーン設計についても知りたい場合は「Twitterキャンペーンの方法とは?やり方を5ステップで解説!」もあわせてご一読ください。
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目次 []
抽選方法には大きく2種類あり、どちらの抽選方法を採用するかによって抽選ツールの選び方も変わります。
まずは抽選ツールを紹介する前に、抽選方法の違いを見ていきましょう。
ひとつ目は、応募者がある程度集まってから後日抽選する方法です。
運営側が当選者を決めるため、キャンペーン目的にあったターゲットを当選者に選べます。
普段から積極的にポストしているユーザーや、フォロワーが多く拡散力のあるユーザーなどを当選者に選ぶことも可能です。
ただし、規模の大きいキャンペーンや応募者数が多い場合などは、抽選作業も大変になります。
続いての方法が、応募したらその場で自動抽選する方法です。
ユーザーは当落結果を長い期間待つ必要がありません。また、運営側にとっては抽選作業を自動化でき、毎日抽選などキャンペーンの幅を広げられます。
その場で抽選する方法はインスタントウィンと呼ばれ、ツールによって抽選の流れはさまざまです。
インスタントウィンの例
インスタントウィンツールは抽選以外の機能をそろえていることも多く、効率性をより重視するならおすすめです。
よりインスタントウィンについて詳しく知りたい場合は、以下の記事もぜひご一読ください。
抽選ツール | ツールの特徴 |
---|---|
あたるぞ | 大規模なキャンペーンに対応。法人利用も可 |
キャンつく for インスタントウィン | 法人利用の実績が多い。クリエイティブ制作や運用サポートも充実 |
抽選ったー | 法人でも無料で利用可能。複雑な手続きなしで導入できる |
ATELU | 簡易レポートの生成や当選DMの一括送信機能付き。コストは比較的高め |
boite | チャットボットや独自ポイント付与など独自機能が特徴的 |
echoes | 専任コンサルタントにキャンペーン設計を依頼できる |
RTWIN | キャンペーン投稿から当選DM配信までを自動化できる |
giftee | キャンペーンの目的やターゲットに合わせたカスタマイズが可能 |
SocialDog | 複数プランが用意されているので予算に合わせたプラン選びができる |
それでは、Twitterキャンペーンで使える抽選ツールを紹介します。
抽選方法 | 後日抽選 |
---|---|
料金 | 15,000円(個人利用の場合は無料) |
商業利用 | ○ |
「あたるぞ」は、無料抽選ツール「あたれら」の後継サービスとして生まれました。
無料のあたれらでは、短期間かつ個人のキャンペーンにしか利用できません。
一方あたるぞは、1週間以上のキャンペーンや大規模なキャンペーンに対応し、法人利用も可能です。
抽選機能はベーシックで、リポストやハッシュタグから応募者を抽出し、設定条件に基づいて自動抽選されます。
出典:https://camtsuku.com/instantwin/
抽選方法 | その場で抽選(インスタントウィン) |
---|---|
料金 |
|
商業利用 | ○ |
「キャンつく for インスタントウィン」は法人での利用実績が多い抽選ツールです。
通常版・ライト版の2プランがあり、それぞれ料金や抽選の流れが異なります。
通常版はオートリプライで抽選結果をお知らせ、ライト版はポスト内のURLへアクセスすると抽選結果がわかる仕組みです。
また、Twitterキャンペーンのクリエイティブ作成や運用サポートも別途申し込めるため、自社で対応すべき業務をさらに削減できます。
出典:https://lottritter.o-kami.com/
抽選方法 | 後日抽選 |
---|---|
料金 |
|
商業利用 | ○ |
「抽選ったー」は法人でも無料で使える抽選ツールです。ただし無料プランは機能制限があるため、規模の小さいキャンペーンにおすすめです。
応募ポスト数が5,000件を超える場合や、リポストやハッシュタグから応募ポストを検索したい場合などは有料プランが良いでしょう。
導入手続きや複雑なステップなく使えるため、「とにかく簡単に抽選できれば良い」という場合は使ってみてはいかがでしょうか。
出典:https://www.comnico.jp/products/atelu/jp
抽選方法 |
|
---|---|
料金 |
|
商業利用 | ○ |
「ATELU(アテル)」はTwitterやInstagramのキャンペーン作業を一括管理できるクラウドツールです。
自動抽選だけでなく、簡易レポートの自動生成や当選DMの一括送信などができます。また、応募条件を満たしているかなど、細かいフィルタリング設定も可能です。
キャンペーンのさまざまな設定をしておけば、あとはほとんど自動化できるため手間は削減されます。
ただ、インスタントウィンキャンペーン1回あたりの基本料金は1,100,000円と、コストは比較的高めです。
抽選方法 | その場で抽選(インスタントウィン) |
---|---|
料金 | 1,550,000円 |
商業利用 | ○ |
「boite(ボワット)」はTwitterキャンペーンの効果を可視化するツールです。キャンペーン参加者の属性や獲得したフォロワーの定着率など、分析を得意としています。
他ツールにはない独自機能も特徴的です。チャットボットや独自ポイントを付与するエンゲージメント機能を使い、フォロワーとのコミュニケーションを深められます。
SNSマーケティング専門会社によるツールのため、企業に貢献するTwitterキャンペーンをサポートします。
出典:https://service.aainc.co.jp/product/echoes/
抽選方法 | その場で抽選(インスタントウィン) |
---|---|
料金 | 有料(要問合せ) |
商業利用 | ○ |
「echoes(エコーズ)」は抽選ツールとして使うだけでなく、専任コンサルタントにキャンペーン設計を依頼できます。
「売上につながるTwitterキャンペーン」をテーマにしており、キャンペーン参加者のクーポン利用率や商品購入率などを独自調査で可視化します。
キャンペーン終了後も改善施策を専任コンサルタントが提案するため、企画を作り込みたい場合におすすめです。
抽選方法 | その場で抽選(インスタントウィン) |
---|---|
料金 | 有料(要問合せ) |
商業利用 | ○ |
「RTWIN」は、ヤクルトやDellといった大手企業でも導入実績のあるツールです。
キャンペーン投稿から当選DMの配信まで自動化し、運営側の手間を大きく削減します。
当選確率のリアルタイム変更やレポート作成機能など、オプションで必要な機能を追加することも可能です。
また、クリエイティブ作成や広告運用も担っており、幅広い角度からキャンペーン運営をサポートしています。
出典:https://giftee.biz/purposes/lottery/
抽選方法 | その場で抽選(インスタントウィン) |
---|---|
料金 | 有料(基本料金+システム費用200,000円~) |
商業利用 | ○ |
「giftee」は、デジタルギフトサービス・gifteeの利用と併せて活用できる、Twitter抽選ツールです。
当選したユーザーは500種類以上あるギフトの中から好きに選べるため、ターゲットに合わせたギフトをプレゼントできます。
オプションも複数用意されており、以下の機能を追加することも可能です。
キャンペーンの目的やターゲットに合わせて、自由にカスタマイズしたい場合におすすめのサービスです。
抽選方法 | ー |
---|---|
料金 |
|
商業利用 | ○ |
「SocialDog」はTwitter抽選に特化したツールではありませんが、アカウント運用ツールならではの機能を活かしたキャンペーン実施ができます。
など、当選者の選定が容易にできる機能を提供しており、特定のユーザーを選定・抽選することが可能です。
さらに無料プランが用意されているため、まずはお試しで利用することもできます。
有料プランも3種類用意されているので、キャンペーンの規模や予算にあったプラン選択ができる点もメリットです。
各抽選ツールで細かい機能や特徴は異なるものの、「結局どれを選べば良いかわからない」と悩むこともあるのではないでしょうか。
ここでは、抽選ツール選びに迷ったときに役立つ選び方を紹介します。
抽選ツールを商業利用できるかは、判断基準のひとつとして重要です。なかには商業利用不可の抽選ツールもあり、その場合は法人で利用できません。
特に無料の抽選ツールでは、利用規約をよく確認してから使用がおすすめです。
無料の抽選ツールの場合、商業利用は自己責任の利用や、有料プランでの利用を求められることが多いです。
サービスによっては、景品の配布までワンストップでおこなっています。抽選だけでなく景品配布も自動化できれば、キャンペーン運営の手間がさらに省けて便利です。
注意点としては、オンラインで配布できる景品に限られる場合があります。
例えばデジタルギフトや各種ポイント、電子クーポンなどがオンラインで配布できる景品にあたります。自社商品やサービスを景品にしにくい場合なども、景品提供までおこなっているツールが役立つでしょう。
もらってうれしい景品を知りたい場合は、以下の記事もご一読ください。
スピーディに導入できる抽選ツールがおすすめです。
申し込みから導入まで短期間で終われば、ショット(1回きり)での実施や急なキャンペーンにも対応できます。
抽選ツールは通常、導入までに2週間~1ヵ月程度かかることが多いです。
ツール選びの際は、導入までにどのくらいの期間が必要なのか必ず確認するようにしましょう。
抽選方法は後日抽選とその場で抽選(インスタントウィン)の2種類あり、ツールによって採用している方法が異なります。
後日抽選は無料ツールもありますが、より便利で多機能なインスタントウィンツールは基本的に有料です。
抽選ツールを使えばTwitterキャンペーンの運営を効率化できますので、ぜひ活用してみましょう。
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