アンケートを集める方法8選!失敗しないコツも紹介
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アンケートを集める方法8選!失敗しないコツも紹介

「アンケートを集める方法が知りたい」
「効果的にアンケートを集めたい」

と思うことはありませんか?

アンケートを集める方法にはさまざまな種類があるため、いい加減に選ぶと十分な結果が得られにくくなります。

だからこそ、特徴を理解して対象者にあった方法を選択することが大切です。

本記事では、8つのアンケート方法をそれぞれのメリット・デメリットとあわせて紹介します。

アンケート調査で質の高い回答を得るには、流れやポイントを押さえておくことが重要です。

デジコでは、初めてアンケート調査をおこなう方に向けて、「アンケートノウハウ」について解説した資料を無料で配布しています。

設問設計や依頼文のポイントなどを解説していますので、気になる方は下記よりダウンロードしてください。

オンライン・オフラインでアンケートを集める方法8選

冒頭でもお伝えしたとおり、アンケートは対象者や目的にあわせて適したものを選択することが重要です。

インターネットが普及した現代では、紙ではなくオンライン上でアンケートを実施する機会も増えてきました。

また、回答率を高めるために、いくつかの方法を組み合わせてアンケートがおこなわれることもあります。

では、具体的にどのようなアンケートの回収方法があるのでしょうか。

ここからは、代表的な8つの方法をオンライン・オフラインに分けて紹介していきます。

オンラインでアンケートを集める4つの方法

方法メリットデメリット
メールで依頼
  • 特定の属性だけに絞ってアンケートを依頼できる
  • 回答率を上げるための細かなテクニックが必要
SNS上で依頼
  • 幅広い対象から意見を集められる
  • ターゲットではないユーザーからの回答ばかり集まる可能性がある
Webサイト上で依頼
  • 貴重な意見を集められる可能性がある
  • アンケートの回答数はあまり期待できない
QRコードを活用
  • さまざまな場所・ケースで活用しやすい
  • スマートフォンを所有していない人からは回答を得られにくい

オンラインでアンケートを集める代表的な方法は、上記の4つです。

では、詳細を見ていきましょう。

方法1.メールでアンケートを依頼する

1つ目は、メールにWebアンケートサイトのURLを添えて回答を依頼する方法です。

メールアドレスのリストのなかから、特定の属性だけに絞ってアンケートを依頼することも可能です。

ただし、メールで依頼しても回答してもらえないと意味がありません。

回答率を上げるためには、メールを開いてすぐクリックできる場所にURLを入れたり、回答の目安時間を書いたりして工夫する必要があります。

なお、アンケートの依頼文を書くときには、作成のポイントや回答率を上げるテクニックを踏まえて作成すると、より多くの回答が期待できます。

回答率を上げるアンケート依頼文の書き方については、以下の資料にて公開しています。利用は無料ですので、ご興味がありましたらご参考ください。
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方法2.SNS上でアンケートを取る

SNS利用者が増えた現代では、SNS上でのアンケートも効果的です。

具体的なアンケートの取り方としては、SNS上にWebアンケートサイトのURLを投稿する方法や、SNSに搭載されたアンケート機能を活用する方法などがあります。

SNSは不特定多数の人に公開できるため、幅広い対象から意見を集められる点がメリットです。

ただし、逆にいうと本来は対象としていなかったユーザーからの回答ばかり集まってしまうことも考えられます。

もし商品・サービスと親和性の高いターゲットに限定してアンケートを取りたい場合、SNSではなく店頭でのアンケートなどのほうが適しています。

方法3.Webサイト上でアンケートを取る

3つ目は、自社のWebサイト上でアンケートを取る方法です。

Webサイトを訪問してくれるお客様は、

  • 「会社概要が気になる」
  • 「サービス情報が知りたい」

など、何かしらの目的があるはずです。

すでに高い関心を持っている人も多いため、貴重な意見を集められる可能性があります。

一方で、Webサイトを訪問した人に限定されてしまうことから、アンケートの回答数はあまり期待できません。

方法4.QRコードを活用する

「さまざまな場所やケースでアンケートを実施したい」とお考えの方には、QRコードの活用がおすすめです。

例えば、印刷したQRコードを店舗で提示したり、チラシやWebサイト上にQRコードを貼り付けたりすることが可能です。

一般的に、QRコードを活用したアンケートは以下の流れで実施されます。

  1. 実施者がQRコードにWebアンケートサイトのURLを登録する
  2. 回答者がスマートフォンでQRコードを読み込む
  3. 回答者がスマートフォンで回答する

注意点は、回答者がスマートフォンを所有していることが前提の方法であるということです。

スマートフォンを所有していない人や、所有していても操作に不慣れな人からは回答が得られにくいことを理解しておきましょう。

オフラインでアンケートを集める4つの方法

方法メリットデメリット
自宅や事業所などを訪問
  • 生活実態に沿った回答を得られやすい
  • 協力の許可が必要になる
ターゲットに電話
  • 短期間で大量にアプローチできる
  • 質問量が多い場合には適していない
アンケート票を郵送
  • 調査員を用意する必要がない
  • 回答率が低い傾向にある
対面でアンケートを依頼
  • 状況を見ながら相手が回答しやすいタイミングを狙える
  • 回答者が限定される

オフラインでアンケートを集める代表的な方法は、上記の4つです。

それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

方法1.調査員が自宅や事業所などを訪問する

1つ目は、自宅や事業所などに調査員が訪問してアンケートをおこなう方法です。

お客様の生の声を聴取できるため、より生活実態に沿った回答を得られやすい点がメリットです。

例えば、商品・サービスの使い心地や改善して欲しい点をヒアリングするのに向いています。

一方で、時間的な制約がかかることや、協力の許可が必要になることなどがデメリットです。

また、対象者からうまく回答を引き出すためには、調査員の訓練が欠かせません。

方法2.ターゲットに電話をかけてアンケートを実施する

調査員を確保できるのであれば、電話をかけてアンケートを実施する方法も選択肢のひとつです。

電話口ですぐに回答を得られるため、短期間で大量にアプローチできるメリットがあります。

一方で、視覚的に情報を伝えたい場合や、質問量が多い場合などには適していません。

長めの時間が必要なアンケートを実施する際は、電話調査以外の方法を選択しましょう。

また、対象者から電話口でうまく聞き取るための調査員の訓練が必要になります。

方法3.自宅や事業所へアンケート票を郵送する

オフラインでアンケートを集める方法のなかでも、郵送調査であれば調査員は必要ありません。

郵送調査の具体的な流れは、以下のとおりです。

  1. 対象者の自宅や事業所へアンケート票を郵送する
  2. 対象者がアンケートに回答する
  3. 回答後のアンケートを、対象者が返送する

郵送調査なら、訪問での聞き取りがしにくい相手へもアンケート票を配布できます。

ただし、近年では回答率が低い傾向にある点がデメリットです。

また、対象者の自発的な協力が欠かせないことから、協力してもらいやすいアンケートにするための工夫が必要になります。

例えば、しばらく期間を空けて「お礼兼督促状」を送付することで、回答率の向上を期待できます。

方法4.店舗やイベント会場など対面でアンケートを依頼する

4つ目は、店舗やイベント会場など対面でアンケートを依頼する方法です。

メールやSNSを使った方法だと、アンケート依頼時が対象者の忙しいタイミングだった場合に、回答率が低くなってしまいます。

しかし、対面での依頼の場合、状況を見ながら相手が回答しやすいタイミングを狙える点がメリットです。

また、対象者からその場で直接意見を聞けるため、質の高い回答を得られやすくなります。

一方で、イベント開催日に都合のあわない人からは回答を得られないなど、回答者が限定される点に注意が必要です。

アンケートを集める際に失敗しない5つのコツ

アンケートを集める際に失敗しない5つのコツ

  1. 複数の回収方法を同時に実施する
  2. アンケートの依頼の仕方を工夫する
  3. Webアンケートサイトを活用する
  4. アンケートへの謝礼としてインセンティブを用意する
  5. アンケート回答へのお礼を伝える

アンケートを集める際は、上記の5つを意識すると失敗しづらくなります。

どういうことか、詳しく見ていきましょう。

コツ1.複数の回収方法を同時に実施する

アンケートに回答しやすい方法は、対象者によって異なります。

例えば、高齢者をターゲットにする場合、オンラインより郵送調査や電話調査などオフラインでのアンケートのほうが、多くの回答が集まる可能性は高いです。

一方で、若者がターゲットであれば、回答率の低い傾向にある郵送調査よりも、SNSやメールでのアンケートのほうが高い回答率を得やすくなります。

そのため、幅広い年齢層から回答を集めたい場合は特に、複数の回収方法を同時に実施するのがおすすめです。

なお、アンケートの回答率を上げる方法は、以下の記事で詳しく解説しています。

コツ2.アンケートの依頼の仕方を工夫する

アンケートは、一方的に協力を依頼するだけだと高い回答率は得られにくくなります。

なぜなら、人はメリットを感じないと動いてくれないからです。

アンケートに回答してもらうためには、メリットを感じてもらうことが大切です。

だからこそ、対象者に「アンケートに協力するメリットがある」と感じてもらえるよう、依頼の仕方を工夫しましょう。

また、依頼する文章の内容次第でも回答率に大きな差が生まれます。

アンケートに回答してもらいやすくなる文章の例

  • メールの件名や本文の最初に受取人の名前を記載する
  • 報酬が用意されていることを明記する

なお、依頼文の回答率をあげたいときは、上記のポイントのほかに

  • ファーストビューに回答URLを記載する
  • 回答URL以外のリンクは記載しない

といったことも重要になります。アンケート依頼文で回答率を上げる7つのコツや作成のポイントについてさらに詳しく知りたい方は、下記の資料をご参照ください。
アンケート依頼文の書き方をダウンロードする

コツ3.Webアンケートサイトを活用する

現代では、インターネット上でアンケートを実施する機会が増えてきました。

Webアンケートサイトを活用すれば、インターネット上で気軽にアンケートを回収できます。

さらに、Webアンケートサイトの場合、アンケート結果の分析がしやすい点もメリットです。

例えば、集計した回答結果から、商品・サービスへの顧客満足度を分析できます。

顧客満足度はサービス改善や商品開発にもつながる重要な指標ですので、Webアンケートサイトを活用して分析されてみてはいかがでしょうか。

なお、次の記事では顧客満足度アンケートで失敗しない5つのコツや流れを紹介していますので、関心のある方はご一読ください。

コツ4.アンケートへの謝礼としてインセンティブを用意する

アンケートの回答率を高めたい場合、謝礼としてインセンティブを用意すると効果的です。

アンケートの謝礼には、現金やギフトカードなどの「金銭的インセンティブ」と、オリジナルグッズや文房具などの「非金銭的インセンティブ」の2種類があります。

また、以下のとおりインセンティブの配布方法もさまざまです。

インセンティブの配布方法の例

  • 回答者全員に配布されるケース
  • 回答者のなかから当選者にのみ配布するケース

インセンティブを配布する際は、ターゲット層のニーズを的確にとらえることが重要になります。

アンケートに使えるインセンティブの相場や配布する際の流れは、下記記事で詳しく解説しています。

なお、インセンティブの配布をオンラインで完結させたい場合は、デジタルギフトがおすすめです。

法人向けデジタルギフトサービス「デジコ」では、デジタルギフトの活用方法に迷っている方に向けた無料相談窓口を開設しています。

「アンケートの謝礼に最適なデジタルギフトを一緒に考えてほしい」方は、以下よりお気軽にお申し込みください。

コツ5.アンケート回答へのお礼を伝える

5つ目は、アンケート回答へのお礼を伝えることです。

アンケートへのお礼があるかないかで、回答者の印象は大きく変わります。

お礼が届いたら「次回以降もアンケートに協力しよう」と思ってもらいやすくなるため、回答率アップにも効果的です。

なお、アンケート回答者へお礼を伝える具体的な方法は、以下の3通りがあります。

アンケート回答者へお礼を伝える方法

  1. お礼メールを送る
  2. お礼状を送る
  3. お礼の品を送る

お礼とあわせてインセンティブを贈ると、より回答者に喜ばれやすくなるためおすすめです。

アンケートのお礼について詳しくは、資料「アンケート回答へのお礼の仕方まとめ」にて紹介しています。これからアンケート調査を検討されている方へご参考になれば幸いです。

また、お礼メールやお礼状の例文が気になる方は、以下の記事でも紹介していますのであわせてご覧ください。

アンケートに関してよくあるQ&A2選

最後に、アンケートに関してよくある疑問を紹介します。気になるものだけチェックしてみてください。

Q1.無料でアンケートを集める方法は?

無料でアンケートを集めたい場合、Webアンケート作成ツールを活用するのがおすすめです。

今では、無料で使えるWebアンケート作成ツールも多く出回っています。

例えば、知名度の高い「Googleフォーム」では、テンプレートを使って気軽にフォームを作成することが可能です。

作成したフォームのURLをメールやSNSに掲載することで、無料でアンケートを集められます。

Q2.卒論で使うアンケートを集める方法は?

卒論で使うアンケートを集める方法には、「Webアンケートサイトの活用」や「調査会社への依頼」などがあります。

例えば、調査会社へ依頼する場合、手間が省けるだけでなく高いクオリティを期待できます。

ただし、調査会社へ依頼する際は費用が発生する点に注意が必要です。

まとめ:自社にあうアンケートの方法を取り入れよう

アンケートを集める方法にはさまざまな種類がありますが、対象者や目的に応じて自社にあったものを選択することが重要です。

複数の回収方法を同時に実施したり、アンケートに協力するメリットを伝えたりしながら、回答率を高められるよう工夫しましょう。

また、アンケートへの謝礼としてインセンティブを用意すると「アンケートに協力しよう」と思ってもらいやすくなります。

なかでもデジタルギフトの場合、発券がスピーディーかつ在庫管理も不要なため、実施者も扱いやすくおすすめです。

デジコでは、アンケートの種類から回答率を左右する設問設計、アンケート回答の依頼やお礼メールの例文など、アンケート調査に必要な情報を網羅的にまとめた資料を、無料で配布しています。

アンケート調査のノウハウについて具体的な内容になっていますので、ぜひ以下のボタンからお気軽にご活用ください。アンケート調査全ノウハウをダウンロードする

この記事を書いた人

東村龍樹

東村龍樹

株式会社DIGITALIO 販促DX事業本部 本部長。日本インターネットポイント協議会(JIPC)のラーニング&ネットワーキング委員としても活動中。現在は、ポイントメディアの知見を活かして、販促DX事業本部にてデジタルギフトサービス「デジコ」の責任者を務めています。