企業の知名度アップに期待できる「友達紹介キャンペーン」。
「友達紹介キャンペーンを検討しているけど、どのような特典がユーザーに喜ばれるかわからない」
このように感じている企画担当の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで本記事では『友達紹介キャンペーンに参加したくなる特典』を600人に調査した結果をまとめました。
Webアンケートで600人に聞いた「紹介キャンペーン」に関する調査
ユーザーが「実際に受け取ってうれしかった特典」も紹介しているので、これから友達紹介キャンペーンを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
なお、今回の調査レポートは、以下のボタンから30秒でダウンロードできますので、ぜひご活用ください。
目次 []
「どのような謝礼(特典)がもらえる友達紹介キャンペーンであれば、参加したくなるか」という質問をしたところ、以下の結果になりました。
一番右のグラフが「参加したくなる特典」、それ以外が各業種・サービスの紹介キャンペーンで実際に「受け取ったことがある特典」です。
一番右のグラフから、キャンペーンに参加したくなる特典として「お金に近いもの」が選ばれる傾向にあることがわかります。
お金に近い特典一覧
一番右のグラフと他のグラフを見比べてみましょう。
例えば、「健康食品やサプリメント」の友達紹介キャンペーンに参加したことがある人は111人です。
111人のうち、実際に受け取った特典は「ポイント」が約38%、「電子マネー」が約3%と続きます。
参加したくなる特典で「電子マネー」や「商品券」が選ばれているにもかかわらず、実際に受け取っている人は少ないようです。
つまり、各業種・サービスの紹介キャンペーンにおいて「受けとったことがある特典」と「参加したくなる特典」に差があることがわかりました。
キャンペーンに参加したくなる特典内容がわかったところで、「参加したくなる相当金額」についても見ていきましょう。
「友達紹介キャンペーンの謝礼(相当金額)がいくらであれば参加したいか」という質問をしたところ、以下の回答を得られました。
調査結果を見てみると、高額(4,500円以上)の金額と回答した方もそれなりにいますが、注目すべきは低額の回答です。
「500~1,000円未満」と「1,000円~1500円未満」といった少なめの金額が、回答者のボリュームゾーンを占めています。
「金額が高額であるか」も重要です。
しかしながら、金額よりも「気軽に参加できるか」をポイントと考えている方が多いことも予想できます。
友達紹介キャンペーンに参加したくなる特典と相当金額をまとめてグラフにすると、以下のようになりました。
横軸は「金額ごとの参加したくなる特典」、縦軸は「金額ごとに回答した割合」を示しています。
一例として、一番左のグラフ(500円未満)を見てみましょう。
グラフをもとにすると、参加したくなる特典は以下の表のようにまとめられます。
相当金額が高額 | 相当金額が低額 |
---|---|
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4,500円以上相当の金額と回答した方は、「現金」「商品券」など、純粋にお金として利用できる特典を望んでいる方が多いといえます。
反対に、500~1,500円と回答した方は、「ポイント」「電子マネー」といった「実質お金」として使える特典を希望するようです。
「日常で使いやすいか」といった観点で選ぶ場合は、ポイントや電子マネーは非常に便利といえます。
現在はスマートフォン1台でお買い物できるので、時代背景も関わっているかもしれません。
この章では、企業が実施する友達紹介キャンペーンに参加した経験がある人を対象にして、以下について調査した結果を紹介します。
受け取った特典が本当に喜ばれているかがわかるので、ぜひ読みすすめてみてください。
「友達紹介キャンペーンに参加してどのような特典を受け取ったことがあるか」という質問をしたところ、以下のような結果になりました。
紹介キャンペーンの特典として受け取ったものTOP3
実際に受け取った特典は、「商品券」や「商品やサービスの割引」、「ポイント」と続いています。
4人に1人以上は「商品券」を受け取っているので、配布する特典として根強い人気があるのがうかがえますね。
続いて、友達紹介キャンペーンの特典として受け取ってうれしかったものを見ていきましょう。
「友達紹介キャンペーンの特典として受け取って嬉しかったものを3つ教えてください」という質問をしたところ、以下の回答になりました。
紹介キャンペーンの特典として受け取ってうれしかったものTOP3
特典として受け取ってうれしかったものの1位は「商品やサービス」、「商品サービスの割引」「ポイント」と続きます。
「商品やサービス」や「商品サービスの割引」は、自分が本当に良いと思って薦めたものや、すでに興味があったものを友人から薦めてもらったものが該当していると想像できます。
このような特典を無料で受け取れたり、割引された価格で利用できたりすることは、キャンペーンの参加者にとって非常に魅力的です。
また、「実際に受け取った特典」と照らし合わせると、本当にうれしいのは「ポイント」「電子マネー」でした。
なかには、実際にもらった特典と、本当にうれしいと感じている回答が大きく乖離しているものもあります。
具体的に、回答が半分未満になっているものは以下のとおりです。
特典名 | 実際に受け取った割合 | うれしいと感じている割合 |
---|---|---|
商品券 | 26.9% | 8.8% |
カタログギフト | 5.5% | 1.3% |
限定ノベルティ | 4.8% | 1.9% |
「商品券」をもらった人の割合は多いですが、実際にうれしいと感じているのは約1/3と、少し悲しい結果になりました。
結果を踏まえると、特典の内容は「モノ」よりも、「自分が普段利用しているサービス」や「汎用性の高い電子マネーやポイント」が好まれる傾向があるといえるのではないでしょうか。
本記事のまとめ
キャンペーンに参加したくなる特典は、「お金に近いもので、500~1,500円相当の金額」といった結果でした。
「商品券」や「カタログギフト」よりも、「電子マネー」「ポイント」を特典としたほうがより参加してもらえるかもしれません。
販促として友達紹介キャンペーンを利用する際の参考にしてみてください。
今回の調査レポートは、PDFデータでもダウンロードいただけます。興味があれば、以下のボタンよりお気軽にダウンロードしてください。調査レポートを無料でダウンロードする