インスタントウィンの意味とは?仕組みから成功の3つのポイントまで全解説
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インスタントウィンの意味とは?仕組みから成功の3つのポイントまで全解説

「インスタントウィンって何?」
「どのように始めればいいの?」

と思うことはありませんか?

ユーザーが気軽に参加でき、フォロワー増加に効果的なインスタントウィンは、SNSで効果的な手法の1つです。

本記事ではインスタントウィンの仕組みや活用のメリット、成功させるポイントなどについてお伝えします。

インスタントウィンについて網羅的に理解できるようまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

日頃からSNSを活用して自社や自社商品の認知、多くのファン獲得を狙うことは、キャンペーンを実施した際の参加者増加につながります。

SNS上でのキャンペーンをより効果的に行うためにも、顧客と直接コミュニケーションをとれるSNSマーケティングでフォロワーを増やしながらファン化を促すことは大切です。

以下の資料では、SNSマーケティングにおいて重要なフォロワーの増やし方を基本・応用にわけて紹介しています。

キャンペーン実施のステップや人を惹きつけるコツも紹介しているので、SNSマーケティングについて知りたい方はぜひご確認ください。

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インスタントウィンとは「その場ですぐ当選結果がわかるキャンペーン」

インスタントウィンとは、その場ですぐ当選結果がわかるキャンペーンのことです。

X(旧:Twitter)・LINE・InstagramなどのSNSから、特定のアカウントのフォロー&リツイートや友達追加をすることで簡単に参加できます。

他のSNSキャンペーンとして

  • 「特定のハッシュタグをつけて投稿したユーザー」の中から抽選で当選者を選ぶハッシュタグキャンペーン
  • 実際の商品や特定スポットの写真投稿を促すフォトコンテストキャンペーン

などが挙げられます。

インスタントウィンは上記のキャンペーンと異なり、その場ですぐに応募が可能で抽選結果もすぐにわかる「参加ハードルの低さ」が魅力でしょう。

さらに魅力的な景品を用意できれば、より参加ユーザーや拡散数の増加が狙えます。

インスタントウィンのやり方4ステップ

インスタントウィンを始める際に必要な手順は、大まかに分けると上記の4ステップです。

まずはキャンペーンのターゲットと目的を設定し、それに従って実施期間や景品の詳細を決めていきます。

次に使用するインスタントウィンツールを選びます。

ツールがないとキャンペーンの成果把握が難しく、その後の施策を展開することが難しいため、基本的には導入することがおすすめです。

キャンペーンに役立つツールとおおよその費用については、別の記事で詳しく解説しています。よろしければこちらもご一読ください。

ツール導入後はツイートの文章や画像などのクリエイティブを作成します。

そしてクリエイティブの準備ができたらキャンペーンを実施し、景品を当選者に届ける、という流れです。

本記事では概要を理解いただくために簡潔にお伝えしたので、「より詳しいやり方を知りたい」という場合は以下の記事もご覧ください。

インスタントウィンをキャンペーンに活用する4つのメリット

インスタントウィンキャンペーンをおこなうメリットとして、上記の4つが挙げられます。

本項では、それぞれの詳細について解説します。

メリット1.ユーザーが簡単に参加できるため集客が期待できる

インスタントウィンは多くの場合、参加条件がアカウントの「フォロー&リツイート」「友達登録」のみと、簡単に参加できる点がメリットです。

ユーザーが気軽に応募できるだけではなく、企業側も短期間で多くの接点を確保できます。

そのため、その後の他キャンペーンやマーケティングにも活用できるでしょう。

メリット2.拡散による自社商品・サービスの認知拡大が見込める

SNSという情報拡散がされやすい特性を活かしたインスタントウィンは、短期間で幅広いユーザーに認知・キャンペーン参加をしてもらえる特徴があります。

クローズドな従来のキャンペーンと異なり、他ユーザーの当落がチェックできるキャンペーンだからこそ「自分も参加してみようか」とユーザーの行動を促すことが可能です。

さらに抽選に当たったユーザーが、自ら景品の写真や感想を添えて投稿をするケースも多くあり、さらなる拡散や自社認知の向上も期待できるでしょう。

メリット3.フォロワーが増加し新規顧客とつながりをもてる

インスタントウィンキャンペーンに参加する条件に「フォローor友達登録」を追加することで、短期間で多くのユーザーと接点を設けることが可能です。

参加ハードルが低いインスタントウィンキャンペーンは、新規顧客とのつながりを得るのに最適な施策と言えるでしょう。

キャンペーン終了後にフォローや友達の解除をされないよう、定期的なキャンペーンの開催やお得情報の共有など「ユーザーにメリットのある存在」であることをアピールしていきましょう。

メリット4.既存顧客との良好な関係構築に役立つ

すでに自社を認知している・利用している既存顧客の立場でも、簡単に参加・応募ができるインスタントウィンキャペーンは魅力的な施策です。

顧客との関係構築において「自社のファンになってもらうこと」は重要なポイントであり、より自社アカウントと交流・やりとりができるインスタントウィンはその一助を担ってくれる期待が持てます。

特に当落に関わらず、参加した全員に何らかのクーポンや割引チケットが配布されるキャンペーンは、既存の顧客からも喜ばれる内容です。

ここまでのメリットをまとめると、インスタントウィンキャンペーンは顧客の集客からファン化まで、一通りをカバーできる優れた仕組みといえます。

インスタントウィンを活用したキャンペーン事例


インスタントウィンは自動抽選で手間を減らせるからこそ、毎日応募可能なキャンペーン企画が成り立ちます。

それでは、実際どのようなインスタントウィンキャンペーンが実施されているのでしょうか。

Twitter・LINEそれぞれのインスタントウィンキャンペーン事例を紹介します。

Twitterのインスタントウィンキャンペーン事例

 

商品・サービスソーシャルゲームアプリ「ステーションメモリーズ!(駅メモ!)」
キャンペーン内容
  • 公式アカウントのフォロー&対象投稿のリツイート
  • 最終的なリツイート総数に応じた企画と、毎日参加できる企画を並行して実施
当選賞品
  • リツイート総数に応じたプレミアムガチャチケット×サービス利用者全員
  • 最大10,000円分の選べるギフトコード×毎日最大777名

ソーシャルゲームアプリ「ステーションメモリーズ!(駅メモ!)」誕生から7周年を記念し

  • 新規ユーザー→自社サービスの認知
  • 既存ユーザー→毎日プレイしてもらえるきっかけ作り

をおこないたいと、Twitterインスタントウィンを活用したフォロー&リツイートキャンペーンを実施します。

その後はキャンペーン開始から一週間で新規フォロワー1.7万を達成します。

さらにTwitterトレンド入りを果たしたことで、当初計画していた新規・既存ユーザーへの認知拡大が期待できる結果となりました。

LINEのインスタントウィンキャンペーン事例

出典:https://kodawarisakaba-cp.com/

商品・サービスサントリー酎ハイ「こだわり酒場レモンサワー」
キャンペーン内容
  • 相性診断で5つの質問に答えて、抽選に応募(毎日応募OK)
  • 商品の購入レシートで応募可能なWチャンスあり
当選賞品王道晩酌セット(缶4種・瓶2種・特製グラス)×2,000名

相性診断に答えるだけで、酎ハイセットが当たるかもしれないお得なキャンペーンです。

相性診断の内容は「カラオケで歌うなら盛り上げ曲?バラード曲?」といった、簡単な質問に答えるだけで完了します。

気軽に回答できるうえ、毎日応募可能なので「当たるかもしれない」という期待が膨らみ、参加率アップを期待できるでしょう。

なおLINEには、インスタントウィンの他にも「LINEで応募」など、キャンペーンや販促に使える便利な機能があります。

LINEをプロモーションに活用するノウハウを知りたい方は、以下の資料もあわせてご一読ください。

LINEを活用するためのノウハウ集の詳細を見る

インスタントウィンキャンペーンを成功させる3つのポイント

インスタントウィンキャンペーンを成功させるためには上記3つのポイントが重要です。

それぞれの詳細について解説します。

ポイント1.ターゲット・目的を明確にする

まずはキャンペーンのターゲット・目的を明確にしましょう。

その上で

  • 認知拡大のためのリツイート数を増やす
  • コンテンツに関心を持ってもらうため、エンゲージメント総数を増やす

など目に見える具体的な数値目標を決めて、それを達成するためのツイート内容を考えます。

ポイント2.ターゲットのニーズに合わせてクリエイティブを考える

最初に定めた目標を達成するために、ターゲットのニーズに合わせたクリエイティブを考えましょう。

クリエイティブは一目見ただけで「キャンペーン内容を理解しやすく」「参加したくなる」魅力的なデザインとなっていることが重要です。

例えば、次のクリエイティブは「フォロー&リツイートで人気コスメが当たる」という内容が一目で分かります。

 

また、クリエイティブが良いとキャンペーンへの参加率にも影響します。

  • ターゲット層にとってニーズの高い景品とはなにか
  • その景品は受け取りやすい品物かどうか

など、ターゲットファーストなキャンペーン設計を進めていきましょう。

ポイント3.ツールを活用して運用コストに配慮する

キャンペーンの企画~当選者への手元に商品が届くまでの全体工数を具体的にし、効率的に運用できる体制を整えることも重要です。

キャンペーンや景品の内容によっては

  • 応募ユーザーが参加条件を達成しているかの確認が必要
  • 景品の発送や梱包作業など、受け渡し作業が必要

のように、工数や費用が必要となるケースも考えられます。

そのため運用コストを削減できるツールや景品の導入も検討しておいてください。

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最短2日で納品(導入後は発注から2時間以内に納品)できるため、迅速なキャンペーンも実現できます。

さらに、キャンペーンをサポートする以下のようなサービスもご用意しております。

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まとめ:インスタントウィンでSNSマーケティングを加速させよう

インスタントウィンは、認知向上やフォロワー増加に適したキャンペーンです。

気軽に参加できるため、ユーザーにとっても利便性の高い施策と言えます。紹介した内容を参考に、インスタントウィンの実施を検討してみてください。

Twitterキャンペーンを実施する際、フォロワーが多いとキャンペーン情報の露出や参加者増加が期待でき、キャンペーン成功にも大きな影響を与えます。

以下の資料では、フォロワーの増やし方や人を惹きつけるコツなど、SNSマーケティングに必要な情報をまとめています。

SNSマーケティングをこれから始めようと考えている人は、ぜひ資料をダウンロードの上ご確認ください。
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この記事を書いた人

東村龍樹

東村龍樹

株式会社DIGITALIO 販促DX事業本部 本部長。日本インターネットポイント協議会(JIPC)のラーニング&ネットワーキング委員としても活動中。現在は、ポイントメディアの知見を活かして、販促DX事業本部にてデジタルギフトサービス「デジコ」の責任者を務めています。