世の中に対する影響力も大きく、これからの消費を担っていくと注目される「Z世代」。
本記事では、そのようなZ世代の金銭事情に関する調査結果をまとめました。
調査期間や対象、調査方法は下記のとおりです。
インターネットリサーチで400名に聞いた金銭事情の調査
※本調査では、調査時点(2022年10月)で25歳までの対象者をZ世代とする
今回の調査結果で、Z世代の金銭事情は他世代と異なることがわかりました。
独自調査した内容をグラフも交えながら紹介しますので、ぜひ最後までご一読ください。
なお今回の調査結果は、以下のボタンからもダウンロードいただけます。資料は無料ですので、ぜひお気軽にご覧ください。
Z世代の金銭事情に関する調査結果をダウンロードする
目次 []
「キャッシュレス決済の直近1ヵ月以内の利用経験率」を調査したところ、Z世代は他世代と比べてキャッシュレス決済を利用していないことがわかりました。
Z世代より上の世代(26歳以上)では、直近1ヵ月以内のキャッシュレス決済利用経験率が7割を超えた一方で、Z世代全体では5割と大きな差が開いています。
さらに詳しく見てみると、18歳以下では「43.8%」、19~25歳では「67.3%」とZ世代のなかでも乖離があることがわかりました。
上記は、「直近1ヵ月以内にキャッシュレス決済を利用した」と回答した人に「今までに一度でも登録・所持したことのあるキャッシュレス決済方法」を聴取した結果です。
Z世代は、キャッシュレス決済のなかで「バーコード決済」の登録・所持率が最も高いことがわかりました。
また、Z世代のなかでも19歳以上の世代では「クレジットカード」の所持率が高くなっています。
これは、多くのクレジットカードで年齢制限が設けられており、原則として18歳以上でないと申し込みできないことが影響していると考えられます。
Z世代によく利用されているキャッシュレス決済は何なのでしょうか?
本章では、下記3つに分けて調査した結果をご紹介します。
特に3つ目の「最も利用頻度の高いキャッシュレス決済」は、Z世代のキャッシュレス事情を知る上で押さえておきたいポイントです。
ひとつずつ見ていきましょう。
上記は、「直近1ヵ月以内にキャッシュレス決済を利用した」と回答した人に「今までに一度でも利用したことのあるキャッシュレス決済方法」を聴取した結果です。
Z世代は、キャッシュレス決済のなかで「バーコード決済」の利用率が最も高いことがわかりました。
また、Z世代のなかでも19歳以上の世代では「クレジットカード」の利用率が高くなっています。
「直近1ヵ月以内にキャッシュレス決済を利用した」と回答した人に、「直近1ヵ月以内に一度でも利用したことのあるキャッシュレス決済方法」を聴取した結果は下記のとおりです。
Z世代は、キャッシュレス決済のなかで「バーコード決済」の直近利用率が最も高いことがわかりました。
また、Z世代のなかでも19歳以上の世代では「クレジットカード」の直近利用率が高くなっています。
「直近1ヵ月以内にキャッシュレス決済を利用した」と回答した人に、「最も利用頻度の高いキャッシュレス決済方法」を聴取した結果は下記のとおりです。
Z世代は、キャッシュレス決済のなかで「バーコード決済」の利用頻度が最も高いことがわかりました。
今回の調査結果を統括すると、Z世代は一度バーコード決済を使うとそのままバーコード決済が「最も利用するキャッシュレス決済手段」になる傾向が見られます。
上記は、直近1ヵ月以内のキャッシュレス決済利用者に対し「現金決済」と「キャッシュレス決済」のどちらを使うことが多いか聴取した結果です。
18歳以下のZ世代では、キャッシュレス派よりも現金派のほうが多いことがわかりました。
一方で19歳~25歳のZ世代に着目すると、現金派が比較的少なく、キャッシュレス派の人が多くなっています。
以上から、Z世代のなかでも18歳以下と19~25歳の世代で差が生まれていることがわかりました。
上記は、直近1ヵ月以内のクレジットカード利用者と非利用者に対し、現金・キャッシュレスの利用頻度はどちらのほうが高いかを聴取した結果です。
クレジットカード利用者は半数以上が「キャッシュレス決済を使うことが多い」と回答した一方で、クレジットカード非利用者は半数以上が「現金決済を使うことが多い」と回答しました。
以上から、キャッシュレス決済の利用頻度において、クレジットカードの有無は大きな影響力があると考えられます。
今回の調査で、Z世代は「他世代と比較してキャッシュレス決済の利用率が低い」という結果になりました。
またクレジットカードを所有しているかどうかが、キャッシュレス決済の利用意向に大きな影響を与えていることが読み取れます。
現在18歳未満のZ世代がクレジットカードを持てるようになると、Z世代のキャッシュレス利用率は上昇するかもしれません。
なお当サイトでは、本記事で紹介した調査レポートの全文がわかる資料を無料配布しています。
ご興味があれば以下のボタンから、お気軽にダウンロードしてください。
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