年末年始は、多くの人が買い物や旅行、レジャーに積極的になるため、新規顧客獲得やブランド認知拡大の絶好のチャンスです。
とはいえ、短期間で成果を出すには、テーマ設定や景品選び、応募方法の工夫などが欠かせません。
本記事では、成功事例10選をもとに、年末年始キャンペーンを盛り上げるためのポイントを解説します。
次のキャンペーン企画にすぐ役立つヒントが満載ですので、最後までお読みください。
「ユーザーがもらってうれしい景品」をお探しなら、法人向けデジタルギフトサービス「デジコ」はいかがでしょうか。
デジコは、約6,000種類以上の豊富なラインナップのなかから、好きなギフトに交換できるサービスです。
ギフトは1円単位から発行できるため、「2,026円」など年末年始にインパクトのあるギフト価格設定も可能です。
ユーザーからも喜ばれやすく、キャンペーンの効率化も実現するデジコの詳細は、以下よりご覧ください。
目次 []
12月から1月にかけての年末年始は、忘年会やクリスマス、正月準備など、イベントが重なり消費がピークを迎える時期です。
近年では、ネットショッピングやSNS経由での購入も増え、総務省統計局の調査でも12月の消費支出は他の月より大きく伸びていることがわかります。
つまり、年末年始は一般的に消費者の財布の紐が緩みやすく、企業にとって販促効果が出やすい絶好のタイミングです。
そのため、多くの企業がこの時期にあわせてキャンペーンを展開しています。
では、年末年始にキャンペーンをおこなうと、どのようなメリットがあるのでしょうか。
ここからは、年末年始にキャンペーンをおこなうメリットについて紹介します。
年末年始というタイミングを販促キャンペーンに活かすメリットは、以下の2つです。
年末年始にキャンペーンをおこなうメリット
メリットを理解して、年末年始というタイミングを成果につなげていきましょう。
それでは、一つずつ紹介します。
前述のとおり、年末年始は消費者の購買意欲が年間で最も高まる特別な時期です。
人によって差はあるものの、ボーナス支給や帰省、旅行、贈答などの出費イベントが重なり、財布の紐が緩みやすくなります。
加えて、仕事や学校の休暇によってインターネットやSNSに触れる時間が増えるため、キャンペーンに参加する機会も自然と拡大します。
つまり、この時期は販促効果を最大化しやすい絶好のタイミングということです。
年末年始は、クリスマスや初詣などのイベントの記録で、SNSへの投稿数が自然と増える季節です。
このタイミングで話題性の高いキャンペーンを仕掛ければ、ユーザー同士による自主的な拡散が期待でき、短期間で商品・サービスの認知を一気に広げられます。
こうした理由から、多くの企業が年末年始に力を入れた販促キャンペーンを展開しています。
では、実際にどのような事例が話題となったのか、次の章でみていきましょう。
ここからは、実際に企業が年末年始に実施したキャンペーンを10社紹介します。
話題になった!年末年始キャンペーン事例10選
いずれも、季節性や商品・サービスの特徴をうまく活かした企画です。
自社の販促アイデアや、キャンペーン設計の参考にしてください。
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🌟応募方法
1⃣@DigicoOfficialをフォロー
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3⃣下のURLから抽選に参加https://t.co/neGZohWZje#懸賞 #プレゼント #デジコ— 【公式】デジコ:誰でも簡単に使えるデジタルギフト (@DigicoOfficial) January 1, 2022
概要 | X公式アカウントをフォロー&対象の投稿をリポスト→指定のURLから抽選に参加 |
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景品 | 最大10,000円相当のデジコポイントが抽選で毎日100名様に当たる |
最初に紹介したいのが、デジタルギフトサービス「デジコ」が正月に実施したSNSキャンペーンです。
本キャンペーンの特徴は、デジタルギフトならではの即時性にあります。
当選したユーザーはその場でポイントを受け取り、すぐに利用できるため、参加者の満足度や話題性を高めやすいです。
毎日抽選できるため、抽選に外れてもまたすぐに参加でき、短期間ながらも継続的な訪問を促しました。
自社サービスを景品にすることで、認知拡大と見込み顧客の育成を狙える設計にもなっています。
本事例のポイント
明日まで!
\その場で当たりがわかる🎯/#メルカリ正月くじ2025 をひこう!
一等P10,000(10名)
二等P5,000(50名)
三等P1,000(100名)
参加方法
1️⃣@mercari_jpをフォロー
2️⃣この投稿をリポスト
3️⃣通知(@ツイート)で結果をチェック
詳細はこちら👇https://t.co/lJWBdaPG16 pic.twitter.com/f73oEM4KQL— メルカリ (@mercari_jp) January 17, 2025
概要 | X公式アカウントをフォロー&対象の投稿をリポスト |
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景品 | 抽選で160名様に最大10,000円分のメルカリポイントが当たる |
フリマアプリ「メルカリ」が毎年恒例で実施している正月キャンペーンは、「メルカリの正月といえばコレ」と多くのユーザーに待ち望まれる毎年の人気企画となっています。
ポイントは、年末年始に目を引く「正月くじ」というネーミングや企画と、年末年始に参加者全員が楽しめる仕組みです。
プレゼント抽選にプラスして、参加者全員に「おみくじ」の結果を返すため、たとえ当選しなくても「今年の運試し」が楽しめる体験ができます。
ユーザーが楽しめる体験を盛り込んだ結果、リポスト数は5万回以上と盛り上がりをみせました。
本事例のポイント
/#年越しおかし で
🤍✨大感謝祭✨🤍#キャンペーン
\
抽選で10名様に
雪の宿の詰め合わせを
プレゼント🎁
🤍応募方法
① @howamiru810をフォロー
② この投稿をリポスト(RT)
※12/7(木) 23:59応募締切り
🤍詳細はこちら👇https://t.co/BzrPDn5dXn pic.twitter.com/lUa7pu0vPs— ホワミル【公式】 (@howamiru810) December 1, 2023
概要 | X公式アカウントをフォロー&対象の投稿をリポスト |
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景品 | 抽選で10名様に自社商品詰め合わせをプレゼント |
お菓子ブランド「雪の宿」が実施したキャンペーンでは、「#年越しおかし」という年末年始の団らんシーンとマッチするキャッチコピーが、ユーザーの共感と参加意欲を高めました。
景品を「正月に家族や友人と一緒に食べられる自社商品詰め合わせ」にすることで、「年越しのお供」というテーマ性とうまくマッチしています。
X公式アカウントをフォロー&対象の投稿をリポストするだけのシンプルな応募方法と、テーマ性とうまくマッチした結果として、リポスト数は1.6万を超えました。
「雪の宿」が実施したキャンペーンは、ローコストながら高い反応を得た好事例です。
本事例のポイント
\ ながらトレで目指せ #正月太り 解消キャンペーン🎍/
宅トレクリエイター #竹脇まりな さんと一緒に #ながらトレ に挑戦してみましょう💪
👇応募方法
⭐@sbfoods_jpをフォロー&本投稿をRT
OR
⭐ながらトレ動画を視聴しスタンプを集めてシェアボタンをツイート
両方実施で当選確率2倍‼— エスビー食品株式会社 (@sbfoods_jp) January 11, 2023
概要 | X公式アカウントをフォロー&対象の投稿をリポスト、もしくはながらトレ動画を視聴しスタンプを集めてシェアボタンを投稿(両方実施で当選確率2倍) |
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景品 | 抽選で50名様に2,000円分のAmazonギフトカードが当たる |
エスビー食品株式会社が年始に実施したのは、年始の健康ニーズに訴求した参加型キャンペーンです。
多くの人が抱える「正月太りを解消したい」というテーマが共感を呼び、リポスト数は1.1万を超える盛り上がりをみせました。
さらに、人気トレーニング系クリエイター・竹脇まりなさんとコラボしたエクササイズ動画を配信することで、拡散力の向上を狙っています。
人気インフルエンサーとの動画を活用することで、参加意欲やエンゲージメント、話題性を高めた点も、本キャンペーンのポイントです。
本事例のポイント
🐧年末年始特大 #キャンペーン🐧
あけましておめでとうございます!
フォロー&RTで毎日10名様、合計100名様にmajicaギフト券1,000円分がその場で当たる!
12/25~1/3まで毎日がチャンス!
年末年始特大キャンペーン 最終日スタート!
■応募方法
①ドンキ公式アカウントをフォロー
②この投稿をRT pic.twitter.com/0TBBBEhKBz— 驚安の殿堂 ドン・キホーテ🐧 (@donki_donki) January 2, 2021
概要 | X公式アカウントをフォロー&対象の投稿をリポスト |
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景品 | 毎日10名様、合計100名様にmajicaギフト券1,000円分がその場で当たる |
ドン・キホーテが過去におこなった年末年始特大キャンペーンでは、12月25日から1月3日までの10日間、毎日抽選形式で実施されました。
当選結果は、その場で確認できるインスタントウィン形式を採用しています。
参加者の心理的ハードルを下げると同時に、「明日も挑戦してみよう」と思わせる継続参加の仕掛けをつくったことで、期間中のリピート訪問を促進しました。
さらに、X公式アカウントをフォロー&対象の投稿をリポストだけで応募できる手軽さがSNSに不慣れな層の参加も促し、リポスト数は日を追うごとに増加しました。
最終日には、1.9万件以上の拡散を記録しています。
景品を自社専用のサービス券にすることで、リアル来店・売上向上に直結させる工夫も注目したいポイントです。
本事例のポイント
概要 | 2つのコースから選び抽選に応募する。応募方法はWebとハガキのどちらか |
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景品 | オープン懸賞→正解者のなかから抽選で5名様に「お年玉現金100万円」 クローズド懸賞→商品に付いているマークを集めて応募した方のなかから抽選で5,000名様に「自社商品詰め合わせ」 |
食品メーカーの丸美屋が毎年恒例で実施しているのが、「家族の初夢キャンペーン」です。
抽選で現金100万円が当たる豪華さが目を引き、話題性と参加意欲を大きく高めています。
応募方法をWebとハガキで併用することで、デジタル慣れしていない高齢層を含む層の参加を促すことにも成功しました。
誰でも参加可能なオープン懸賞に加え、自社商品購入者限定のクローズド懸賞も同時開催することで、新規顧客の獲得と既存顧客へのアプローチを両立しています。
本事例のポイント
\フォローといいねで無料宿泊券があたる✨お年玉キャンペーン/
亀の井ホテル那智勝浦の公式Xアカウントフォローと、この投稿をリポスト🔁で、
抽選で5組様に亀の井ホテル 那智勝浦の無料宿泊券をプレゼント!
皆様のご応募お待ちしております♪
詳細はこちらから!⏬https://t.co/INUf9cSLW2 pic.twitter.com/w8B0CRe92W— 亀の井ホテル 那智勝浦 | KAMENOI HOTEL NACHIKATSUURA (@kamenoihotel_NK) December 16, 2024
概要 | XもしくはInstagramの公式アカウントをフォロー&対象の投稿をリポストかいいねをして応募 |
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景品 | 抽選で5組様に無料宿泊券をプレゼント |
和歌山県の亀の井ホテル那智勝浦が実施したのは、「お年玉」のワクワク感を体験として提供するキャンペーンです。
景品を「無料宿泊券」にして宿泊体験を贈ることで、旅行ニーズと正月の特別感をうまくかけ合わせています。
SNSキャンペーンは全国のユーザーに届くため、地方の宿泊施設でありながら、多くの人の目に触れる効果があります。
拡散効果によって、地方施設でもSNS拡散で全国的な認知を獲得でき、観光需要の喚起にもつながりました。
本事例のポイント
概要 | キャンペーン応募ページにて、アンケートに回答して応募 |
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景品 | 抽選で1,000名以上に総額110万円分の豪華賞品をプレゼント |
オンライン英会話サービス「Kimini」の正月キャンペーンは、おめでたい時期にふさわしい総額110万円分の豪華賞品が当たる大型お年玉キャンペーンです。
特徴的なのは、キャンペーンの応募方法です。
特設ページを用意し、簡単なアンケートに回答するだけで応募が完了します。
SNSアカウントがなくても参加可能にすることで、SNS利用者以外の参加を促すことに成功しました。
アンケート形式にすると、ユーザーの属性やニーズなど今後のマーケティングに役立つデータも同時に収集できるというメリットもあります。
本事例のポイント
概要 | 対象期間中の商品購入者全員へオリジナル限定ポチ袋をプレゼント(先着順) |
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猫グッズを企画・販売する「キミとワタシのSUMIKA」では、抽選ではなく先着順で景品を配布するキャンペーンを実施しました。
購入者全員にブランドオリジナルの限定ポチ袋をプレゼントすることで、ユーザーの購入意欲を高め、売上へ直結させています。
ブランドの世界観が反映されたオリジナルグッズが購入者全員もらえる仕組みは、購入を後押しする強い動機となり販売促進に貢献するだけではありません。
ファンの満足度にも、良い影響をもたらします。
実用的な景品がユーザーの手元に残るため、ブランドとの継続的な接点ができる点も押さえておきたいポイントです。
本事例のポイント
概要 | 以下に当てはまる方の初月の受講料が50%オフになる 期間中に無料お試しを開始し、お試し中に解約せず月謝制を契約した方 期間中に月謝制を再開された方 |
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最後は、新規顧客の獲得と休会中の顧客の呼び戻しを狙った、オンライン教室「パルミー」が実施したキャンペーンを紹介します。
初月の受講料を割引する施策は、「新年から新しいことを始めたい」という意欲を刺激し、受講開始のハードルを下げます。
長期プラン契約者にはAmazonギフトカード5,000円分をプレゼントする施策も同時展開することで、契約継続への動機付けも強化しました。
割引の条件を「無料お試しからの継続」とすることで、納得感のある契約の促進にもつながっています。
本事例のポイント
その他、冬全体のキャンペーン事例は、以下の記事でまとめていますので、あわせてご一読ください。
今回紹介した年末年始キャンペーンの事例で共通しているのは、「季節感」「参加しやすさ」「もらってうれしい景品」をうまく組み合わせているという点です。
なかでもユーザーに「欲しい!」と思わせる景品を提供することは、参加意欲を高める重要な要素といえます。
次章は、年末年始キャンペーンを成功させるための景品選びについて解説します。
本記事で紹介した事例からもわかるように、成功するキャンペーンには「もらってうれしい」または「話題にしたくなる」景品が欠かせません。
魅力的な景品は、参加者の応募意欲を高めるだけではなく、SNSでの拡散やブランド好感度の向上にもつながります。
年末年始のような繁忙期は、企画から実施までのスピード感と、運営側・参加者側双方の手間を最小限に抑えることも重要なポイントです。
とはいえ、実際に景品を選ぶとなると、以下の課題に直面しがちです。
そこでおすすめなのが、「デジタルギフト」です。
運用の手間をかけずに導入でき、受け取ったユーザーの満足度も高いため、年末年始キャンペーンにぴったりの景品として活用できます。
ここからは、デジタルギフトサービスのなかでも法人専用の「デジコ」を紹介します。
法人向けデジタルギフトの「デジコ」は、相手の住所や名前を知らなくても、メールアドレスやSNSのDMで簡単にギフトを贈れる便利な仕組みです。
在庫を抱える必要がないため、運用の負担を軽減し、突発的な企画や短期間のキャンペーンにも柔軟に対応できます。
ユーザーは約6,000種類以上のラインナップから好きなギフトを選べるため、年末年始の買い物や自宅でのオンラインショッピングなど、さまざまなシーンでの活用が可能です。
さらに、法人専用サービスならではのAPI連携によるギフト自動発券機能や、最短2時間で発券できるスピード対応もおこなっています。
デジコは、これまでに1,600社以上の企業が導入し、幅広い業種で活用されているサービスです。
デジコを導入した企業が実際にどのような成果を上げているのかは、以下の事例集でご確認ください。
年末年始は、多くの人が買い物やレジャーに積極的になる特別な時期です。
本記事で紹介した事例からもわかるように、季節感のあるテーマ設定や応募方法の手軽さ、景品の魅力は重要なポイントとなります。
自社にあった施策を選び、年末年始ならではの盛り上がりを最大限に活かしましょう。
とはいえ、短期間での実施が多い年末年始キャンペーンでは、準備や運用のスピードも成果を左右します。
効率的かつ効果的なキャンペーンを設計・実施するには、発注から発行までがスムーズなデジタルギフトがおすすめです。
法人専用のデジタルギフト「デジコ」は、キャンペーンの効率化と効果向上を支援し、導入した多くの企業でCVRや登録数の向上を実現しています。
1,600社以上に導入されているデジコの詳細は、以下のボタンからダウンロードできます。
スタンプラリーキャンペーン + デジコなど、次のキャンペーン企画にすぐ活かせる施策例や企画手順もご紹介していますので、ぜひご活用ください。