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レシートキャンペーンとは?メリットや事例・成功のポイントを総まとめ

レシートキャンペーンとは、商品の購入時に発行されるレシートを利用したキャンペーンです。

特典を通じて自社商品の売上アップや来店促進が期待できますが、ターゲットにあった種類や正しい進め方などを把握できていないと、思うような成果を得られない可能性があります。

そこで本記事では、レシートキャンペーンに関する下記の内容を解説します。

  • レシートキャンペーンの概要・種類
  • レシートキャンペーンのメリット
  • レシートキャンペーンを成功させるポイント
  • レシートキャンペーンの主な流れ

レシートキャンペーンの活用事例も紹介しますので、ぜひ最後までご一読ください。

少ない運用負荷でレシートキャンペーンを実施するなら、「デジコ」の活用がおすすめです。

デジコは問い合わせ事務局まで一気通貫しておこなうため、これまでかかっていた手間やコストが削減されます。

また賞品キャンペーンとして、AmazonギフトカードやPayPayマネーライトなど6,000種類以上の豊富なギフトが用意されている点も特徴です。

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レシートキャンペーンとは「購入時のレシートを使ったキャンペーン」

レシートキャンペーンとは、商品購入時のレシートを使って応募できるキャンペーンです。

購入して初めて応募できることから、「マストバイ(購入必須)キャンペーン」とも呼ばれています。

ひと昔前のレシートキャンペーンといえば、ハガキに貼り付けるタイプが主流でした。

しかし今では、PCやスマートフォンから応募できるものが増え、ハガキに書き込む手間を省けたり送料が不要になったりと参加しやすくなっています。

レシートキャンペーンは、主に下記のような目的で実施されるケースが多いです。

【レシートキャンペーンの主な目的】

  • 販売促進
  • 来店促進
  • 顧客の情報収集

レシートキャンペーンの参加者は必ず商品を購入するという特徴から、販売促進や来店促進につながります。

レシートキャンペーンの3つの種類

レシートキャンペーンは、大きく下記3つの種類に分かれます。

レシートキャンペーンの3つの種類

  1. Webサイトから応募
  2. SNSから応募
  3. ハガキで応募

それぞれの特徴を見ていきましょう。

種類1.Webサイトから応募

1つ目は、企業公式サイトのキャンペーン専用ページやアプリから応募する方法です。

PCとスマートフォンのどちらからでも応募できるので、多くの購入者にとって使いやすく便利な応募方法と言えます。

種類2.SNSから応募

2つ目は、LINEやX(旧:Twitter)などのSNSから応募する方法です。

撮影したレシートの画像を、チャットやダイレクトメールで送信します。

募集する企業側は、フォローやリポスト・いいねなどの応募条件を追加しているケースが多いです。

種類3.ハガキで応募

3つ目は、はがきにレシートを貼り付ける昔ながらの方法です。

住所や名前などの必要事項をハガキに記入し、指定のレシートやバーコードを貼り付けます。

電子機器が苦手な方や高齢の方でも参加しやすいのが特徴です。

レシートキャンペーンの3つのメリット

レシートキャンペーンのメリットは、大きく次の3つです。

レシートキャンペーン3つのメリット

  1. 競合との差別化が図れる
  2. 売上拡大が期待できる
  3. 顧客データを収集できる

自社で実施すべきかの判断にお役立てください。

メリット1.競合との差別化が図れる

前提として、同じような価格・クオリティの製品であれば、おまけがついているほうにお得を感じやすいものです。

例えば「湿布」を買いにきた人が、キャンペーンの景品に付加価値を感じることで、同じ「湿布」というジャンルの中から、自社の製品を手に取るきっかけを生み出せます。

このように、レシートキャンペーンの実施は競合との差別化に効果的です。

メリット2.売上拡大を期待できる

レシートキャンペーンは、自社の商品を購入してもらって初めて成り立つキャンペーンです。

魅力的なプレゼントの提供で顧客の購買意欲を高めることで、商品購入につながり売上拡大を期待できます。

また、キャンペーンの実施で幅広い層の人に自社製品を知ってもらい、認知度・好感度がアップするきっかけにもなります。

メリット3.顧客データを収集できる

3つ目は、顧客データを収集できることです。

そもそもレシートには、マーケティングに役立つさまざまな情報が記載されています。

レシートから入手できる情報の一例

  • 購入日時
  • 購入商品
  • 購入費用
  • 個数

これらの顧客データを駆使すると、商品との親和性などをもとにマーケティング施策に活かせます。

下記に一例を挙げますので、ぜひ自社の商品にあう活用の仕方へとアレンジしてみてください。

  • お弁当と一緒によく買われているデザートの販売個数を増やす
  • レシートの日付からその日の天気を振り返り、天候ごとの売上推測に活かす
  • 併売されている商品を手に取りやすいレイアウトへと変更する

レシートキャンペーンの活用事例3選

ここからは、レシートキャンペーンの活用事例を3つ紹介します。

レシートキャンペーンの活用事例3選

  1. 肉にはタンサン!キャンペーン
  2. やかんの麦茶 爽健美茶 ゴクゴク飲んでもらおう!キャンペーン
  3. 未来を創る60周年目のベープキャンペーン

それぞれ異なる特徴を持った事例です。自社で実施する際の参考にしてください。

事例1.肉にはタンサン!キャンペーン

出典:https://www.asahiinryo.co.jp/entertainment/campaign/wilkinson/230704-230929/

概要炭酸水とお肉を購入したレシートで応募できるキャンペーン
特徴
  • ターゲットが明確化している(料理好き、もしくは関心のある人など)
  • 肉にちなんで「2日」「9日」「29日」に購入すると当選確率が2倍になるよう設定してある

飲料水の製造・販売を手がけるアサヒ飲料株式会社は、炭酸水「ウィルキンソン」と肉の購入で応募できるレシートキャンペーンを開催しました。

本キャンペーンの賞品は、「料理教室」や「調理器具」など料理関係に集中しています。

このことから、料理好きな人や料理に興味がある人にターゲットを絞っていることが読み取れます。

事例2.やかんの麦茶 爽健美茶 ゴクゴク飲んでもらおう!キャンペーン

出典:https://yakannomugicha-ranking.spexperts.jp/

概要レシートもしくは納品書・領収書を、専用サイトからアップロードして応募できるキャンペーン
特徴
  • 応募者全員LINEポイントをもらえるコースがある
  • 「現在のランキング」を確認できる

日本コカ・コーラ株式会社は、LINEで応募できるレシートキャンペーンを開催しました。

本キャンペーンは、下記2つの応募コースに分かれています。

  1. LINEポイントが必ずもらえるコース
  2. ランキング上位5,000名が必ず賞品をもらえるコース

1つ目は、LINEポイントが必ずもらえる設定にすることで、参加率の向上を期待できるコースです。

2つ目は、対象製品の購入で獲得した応募シール数の多かったランキング上位者が、必ず賞品をもらえるコースです。

応募ページに「現在のランキング」を公開することで、競争意識を持たせる狙いが読み取れます。

事例3.未来を創る60周年目のベープキャンペーン

出典:https://fumakilla.jp/vape60cp/

概要レシートやECサイトの納品書などを、専用サイトからアップロードして応募できるキャンペーン
特徴
  • 基本コースは、一度応募するとキャンペーン期間中に毎月抽選対象となる
  • 月替わりコースは毎月賞品が変わる

殺虫用品・家庭用品などの製造販売を手がけるフマキラー株式会社は、誕生から60周年を迎える商品などを対象としたレシートキャンペーンを開催しました。

1口(500円)から応募できる「基本コース」と、口数の異なる「月替わりコース」の二本立てで構成されています。

対象期間中は何度でも応募できる設定になっており、継続的な商品購入・キャンペーン参加が期待できます。

レシートキャンペーンを成功させる3つのポイント

レシートキャンペーンを成功させるポイントは、次の3つです。

レシートキャンペーンを成功させる3つのポイント

  1. キャンペーンに参加したくなる企画を用意する
  2. リピートしてもらいやすい仕組みを作る
  3. システムを活用する

上記のポイントを実践することで、キャンペーン参加者の増加が見込めるとともに管理者の手間削減につながります。

ポイント1.キャンペーンに参加したくなる企画を用意する

キャンペーン参加者を増やすためには、魅力的な企画や賞品を用意することがポイントです。

例えば、応募者の全員が賞品をもらえる企画にすると「必ず賞品がもらえるなら参加したい」と思ってもらいやすくなります。

また、賞品をデジタルギフトにすることで、応募から賞品の受け取りまでをWeb上で完結でき、購入者の利便性が高まります。

デジタルギフトは、煩わしい宅配の手続きを好まない人や忙しくて自宅での受け取りが難しい人にも喜ばれやすい賞品です。

ポイント2.リピートしてもらいやすい仕組みを作る

2つ目は、リピートしてもらいやすい仕組みを作ることです。

例えば、LINEポイントを段階的に付与することで「もう少し買えばさらにポイントがもらえる」などと購買意欲を掻き立てられます。

また、第1弾・第2弾とキャンペーン賞品を変えていけばリピート買いを促せます。

なおユーザーとは、キャンペーン終了後もつながっておくのがおすすめです。

つながりを持っておくと、お得情報の提供やクーポン配布などを継続しておこなえるため、自社の製品を手にとってもらう機会を増やせます。

ポイント3.システムを活用する

レシートキャンペーンを手作業で実施すると、データ集計や抽選などの運用負荷がかかりますし、キャンペーン規模が大きくなるほどミスが発生しやすくなるものです。

一方で、レシートキャンペーンシステムを活用すると、集計や抽選といった作業を自動化できるため運用負荷の削減が可能です。

もちろん、自動化することでミスの削減にもつながります。

レシートキャンペーンを実施するなら「デジコ」がおすすめ

レシートキャンペーンを実施するなら、キャンペーン事務局からLPの運用までお任せできる「デジコ」がおすすめです。

デジコはOCR(紙に印刷された文字をスキャナやカメラで読み込み、テキストデータに変換する技術)を利用するため、担当者によるレシートの目視確認は必要ありません。

またキャンペーン賞品として、PayPayやAmazonギフトカードなど6,000種類以上のデジタルギフトと交換できる点も大きな特徴です。

デジタルギフトの場合、参加者が自分で好きなギフトを選べる楽しみも提供できます。

キャンペーン周知のプロモーションから景品の交換までワンストップでサポートする「デジコ」について、詳しくは下記のボタンをクリックのうえご確認ください。

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【6ステップ】レシートキャンペーンの主な流れ

レシートキャンペーンの主な流れは、次の6ステップです。

【レシートキャンペーンの主な流れ】

  1. キャンペーンの目的・ターゲットを決める
  2. 最終目標を決める
  3. キャンペーン内容を決める
  4. キャンペーンを告知する
  5. キャンペーンを実施・当選者へ連絡する
  6. キャンペーンを振り返る

レシートキャンペーンは、まず目的・ターゲット・目標の明確化が何よりも大切です。場合によっては最終目標だけではなく、中間目標を決めることもあります。

▼目的・ターゲット・目標の例

目的顧客が新規商品(ビール)を購入するきっかけ作り
メインターゲット20〜60代の男女
中間目標キャンペーン開始1ヵ月後に10万箱を売り上げる
最終目標キャンペーン開始2ヵ月後に25万箱を売り上げる

目標を決めたら、具体的な特典・配布方法など「キャンペーン内容」を決めましょう。

システムを活用すると、受け取ったハガキの内容確認や抽選作業などは自動化できるため、担当者にかかる負担が軽減されます。

なお、レシートキャンペーンに限らず、キャンペーン企画の進め方に興味がある方は下記の記事をご覧ください。

まとめ:レシートキャンペーンで売上を拡大しよう

今回は、レシートキャンペーンの特徴から実施する際の流れまで解説しました。

レシートキャンペーンを実施すると、売上拡大を期待できるだけではなく顧客データをマーケティング施策にも活かせます。

ターゲットにとって魅力的な企画や賞品を用意し、キャンペーンを成功させましょう。

なお、レシートキャンペーンを実施するなら「デジコ」がおすすめです。

導入企業は申し込みをするだけで、キャンペーンに必要な対応はすベてデジコがおこないます。

また、キャンペーン賞品として発行できるデジタルギフトはWeb上で受け渡し可能なため在庫を持つ必要はありません。

レシートキャンペーンの運用コストを抑えられる「デジコ」の詳細が気になる方は、下記のボタンをクリックのうえサービス資料をダウンロードしてください。

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この記事を書いた人

東村龍樹

株式会社DIGITALIO 販促DX事業本部 本部長。日本インターネットポイント協議会(JIPC)のラーニング&ネットワーキング委員としても活動中。現在は、ポイントメディアの知見を活かして、販促DX事業本部にてデジタルギフトサービス「デジコ」の責任者を務めています。