現金を用いることなく支払いがおこなえる「キャッシュレス決済」。
日本政府は、2025年までにキャッシュレス決済比率を4割程度にする目標を掲げています。
今回はそんなキャッシュレス決済について、Z世代間での実態を調査しました。
調査期間や対象、調査方法は下記のとおりです。
インターネットリサーチで400名に聞いた金銭事情の調査
※本調査では、調査時点(2022年10月)で25歳までの対象者をZ世代とする
今回の調査結果を分析したところ、「今後Z世代のなかでキャッシュレス決済の需要は高まっていく」と推測できるある理由が判明しました。
Z世代が買い物時に抱えるストレスや、キャッシュレス利用状況の地域差なども紹介しますので、ぜひ最後までご一読ください。
なお今回の調査結果は、以下のボタンからもダウンロードいただけます。資料は無料ですので、ぜひお気軽にご覧ください。
調査結果をダウンロードする
目次 []
上記は、調査対象者に対して「現在最も使用している財布の形」について調査した結果です。
Z世代は、他世代に比べて「長財布」の利用率が低く、コンパクトな「ミニ財布・三つ折り財布」の利用率が高いことがわかりました。
調査対象者に対し、買い物時に感じるストレスとして当てはまるものを聴取した結果は下記のとおりです。
Z世代は、他世代と比較して「買い物時に財布を出すのが面倒くさい」と感じている人が多いことがわかりました。
前述の「長財布よりもミニ財布を使う人が多い」という特徴と照らし合わせると、Z世代は財布の出し入れにストレスを感じる人が多いことが推測されます。
以上より、支払い時に財布を出さずにスマートフォンのみで決済をおこなうことも可能な「キャッシュレス決済」は、今後Z世代のなかでも需要が高まっていくことが予想されます。
人口の多い地域とそれ以外の地域で「直近1ヵ月以内のキャッシュレス利用状況」を比較してみたところ、キャッシュレス利用状況に大きな差があることが判明しました。
上記をみると、全世代いずれも都市部のほうが地方より「キャッシュレス決済の利用経験率」が高いことがわかります。
特にZ世代のなかでその差は顕著に現れており、都市部の「69.3%」に対して地方では「36.3%」と2倍近く多い結果になりました。
上記は、買い物時に抱えるストレスを都市部と地方で比較した結果です。
地方に住むZ世代には、
という悩みを抱えている人が都市部に住むZ世代よりも多くいることが判明しました。
先ほど紹介した調査結果によると、地方では都市部に比べてZ世代のキャッシュレス決済利用経験率が低いことがわかっています。
「小銭がかさばる」「財布を出すのが面倒くさい」といったストレスは、キャッシュレス決済を利用すれば解決できるため、今後はさらにキャッシュレス決済の需要が高まっていくことが推測できます。
今回の調査から、現状では全世代において都市部のほうが地方よりもキャッシュレス決済利用経験率は高いことがわかりました。
今後は地方でも買い物時の決済手段としてキャッシュレス決済がさらに普及していくことで、全国的に需要は高まっていくと考えられます。
また、Z世代は「財布の出し入れによるストレスを軽減すること」を重視していることが考えられるため、
という特徴を持つキャッシュレス決済へのニーズは、今後さらに高まっていくと言えるのではないでしょうか。
なお当サイトでは、本記事で紹介した調査レポートの全文がわかる資料を無料配布しています。
ご興味があれば以下のボタンから、お気軽にダウンロードしてください。