ビジネスで喜ばれる贈り物の選び方とは?相場感やマナーもあわせて紹介
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ビジネスで喜ばれる贈り物の選び方とは?相場感やマナーもあわせて紹介

「ビジネスパートナーや取引先への贈り物の選び方がわからない」
「贈り物選びで失敗したくない」

とお悩みではありませんか?

ビジネスシーンでの贈り物は、相手と距離を縮めたり、より良い関係を築いたりするための手段のひとつです。

しかし、贈り物は相手の好みや予算があるため、どのようなものを選ぶか悩んでしまいます。

そこで、本記事では、ビジネスシーン別におすすめの贈り物と選び方のポイントを紹介します。

目安となる予算相場やマナーなどもお伝えしますので、ぜひご参考ください。

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シーン別!ビジネスでおすすめの贈り物と選び方のポイント

ビジネスでおすすめの贈り物を、下記の4つのシーンに分けて紹介します。

ビジネスでおすすめの贈り物と選び方のポイント

  1. 季節の挨拶・手土産・差し入れ
  2. 開業祝い・周年記念・株式上場祝い
  3. 昇進祝い(個人向け)
  4. 相手の好みがわからない場合

では、それぞれ見ていきましょう。

シーン1.季節の挨拶・手土産・差し入れ

1つ目のシーンは、お中元やお歳暮などの季節の挨拶や手土産など、取引先との関係を良好にするための贈り物についてです。

会社宛に贈るのであれば、複数の社員が職場で楽しめるようなお菓子類をおすすめします。

具体的な選び方の基準としては、下記のような品物が挙げられます。

選ぶ基準プレゼント例
季節感のあるもの
賞味期限が長いもの
個包装で配布しやすいもの
会話のきっかけづくりになりそうなもの
  • インパクトのあるパッケージデザイン
  • SNSで話題のお菓子
  • 地元名産品

いずれも調理の手間なくその場で食べられて、複数の社員でシェアできることを前提とした品物です。

職場全体で楽しめるよう、個数を考えてギフトを選ぶようにしましょう。

シーン2.開業祝い・周年記念・株式上場祝い

続いて、取引先の開業祝い・周年記念祝い・株式上場祝いなど、お祝いを会社向けに送る機会もあります。

その場合には、社内に飾って華やかになるものや開業パーティーに使えるギフトがおすすめです。

プレゼント例

  • 胡蝶蘭
  • スタンディングブーケ
  • ブリザードフラワー
  • 名入れのお酒(シャンパン・ワイン・日本酒など)
  • 洋菓子詰め合わせ

など

お花のなかでも胡蝶蘭は、上品で豪華な見た目とともに「幸福が飛んでくる」という縁起の良い花言葉があるため、ビジネスのお祝いにもぴったりの贈り物です。

スタンディングブーケは、花瓶付きの花束のことを指します。社内にそのまま飾っておけるので手間がかからず手軽に飾れます。

シーン3.昇進祝い(個人向け)

ビジネスパートナーや同僚の昇進祝いなど、個人向けにお祝いを送る場合には、その人らしいギフトを見つけましょう。

代表的なものでは、好みにあったお酒や趣味のスポーツグッズ、ビジネスシーンで役立つ実用アイテムがおすすめです。

プレゼント例

  • 花束
  • 名入れのお酒(シャンパン・ワイン・日本酒など)
  • タンブラー
  • 質の良い文房具(ボールペンや万年筆)
  • スポーツグッズ(趣味がわかっている場合)

など

相手が好きなジャンルから、少し高価なものや手に入りにくいものを中心に選ぶと喜ばれます。

シーン4.相手の好みがわからない場合

最後に、お祝いを送る相手の好みがわからない場合には、選べるタイプの贈り物がおすすめです。

相手が好きなものを得られるため、ギフト選びの失敗がなく、相手に迷惑がかかりにくい点が魅力といえます。

プレゼント例

  • カタログギフト
  • 商品券・ギフトカード
  • デジタルギフト

カタログギフトは、カタログに掲載されている商品の中から好きなものをギフトとして選べるサービスです。

商品券は、人気飲食店や専門店独自のものから、全国百貨店やQUOカードなど汎用性の高いものまで、さまざまなものがあります。

デジタルギフトとは、オンラインでやりとりするギフトやオンライン上で商品をプレゼントできるサービスです。

すべての手続きをオンライン上でやり取りできるので、例えば遠く離れた場所からのお祝いとしても利用できます。

法人向けギフトで迷ったら、デジタルギフトをおすすめします。デジタルギフトなら商品の在庫を抱えるコストがなく、URLを贈るだけなので個人情報の管理も最小限ですむからです。

なお、デジタルギフトについて詳しくは下記の記事にて解説していますので、よろしければお読みください。
 

ビジネスシーンで扱われる贈り物の種類と相場感

ここで、贈り物に関する種類や金額の相場などの一般知識をおさらいします。

ビジネスシーンで扱われる贈り物について

  1. 贈り物の種類
  2. 贈り物の予算相場

順に見ていきましょう。

贈り物の種類

ビジネスシーンにおける贈り物を種類別に解説します。

種類説明
季節の挨拶お中元・お歳暮など
手土産・差し入れ接待での手土産・現場への差し入れなど
お祝いの品開業祝い・株式上場祝い・昇進祝い・周年記念など
その他入院中のお見舞いの品・お礼・お詫びの品など

お中元・お歳暮などの季節の挨拶は、ビジネスパーソンにとって会話のきっかけが作れるいい機会となるため、利用する人が多いです。

お中元を贈る時期は一般的に「お盆休みより前の期間」とされています。ただし、下記のように地域によって若干差がありますので、取引先の地域を考慮して対応しましょう。

  • 北海道・東海・関西・中国・四国・九州:7月中旬~8月15日
  • 関東・東北・甲信越・北陸:7月初旬~7月15日
  • 沖縄:旧暦7月15日(新暦8月中旬に相当)まで

お歳暮を贈る時期は、どの地域でも大体12月1日~12月20日頃が一般的です。

贈り物の予算相場

贈り物の種類ごとの予算相場を、下記に記します。

  • 差し入れや簡易的な品物:1,000~1,500円程度
  • 取引先への手土産:2,000~3,000円程度
  • お中元・お歳暮:3,000~5,000円程度
  • 取引先の方へ贈る昇進祝い:5,000円~10,000円程度
  • 開業祝い・上場祝い:10,000円~50,000円程度

ただし、贈り物の予算相場は、贈る相手や目的によっても異なります。

相場をベースにし、贈る相手との関係性が深ければ少し高めに設定するなど、柔軟に対応しましょう。

贈る前に知っておきたいビジネスマナー

贈り物を贈る前にチェックしておきたい、ビジネスマナーをまとめます。

贈り物に関するビジネスマナー

  1. 贈答品の受取が可能か事前確認する
  2. のしはシーンに合わせて選ぶ
  3. 配送で贈る際は事前に送り状を用意する

順に見ていきましょう。

1.贈答品の受取が可能か事前確認する

法人向けにギフトを贈る際は、まず相手先企業が「贈答品の受け取りが可能か」を事前に確認する必要があります。

企業によっては、コンプライアンスの観点から贈答品を受け取ることを一律禁止としている会社があるためです。

また、公務員は法律で利害関係者からの金銭や物品の贈与を受けることが禁止されていますので、こちらも頭に入れておきましょう。

参考:国家公務員倫理規程

2.のしはシーンに合わせて選ぶ

フォーマルなシーンでの贈り物やお祝いの品は、のしと表書きをつけて贈りましょう。

のしには種類があり、シーンに合わせて使い分ける必要があります。基本的には下記に合わせて選べば問題ありません。

用途表書き水引
お中元・お歳暮「御中元」「御歳暮」紅白・蝶結び(花結び)
お礼「御礼」「謝礼」紅白・蝶結び(花結び)
手土産「粗品」紅白・蝶結び(花結び)
開業祝い「御祝」「御開業祝」紅白・蝶結び(花結び)
結婚祝い「寿」「御祝」紅白・結び切り
快気祝い「快気祝」紅白・結び切り

蝶結び(花結び)は、何度でも結べるということから、「何度あっても良いお祝いごと」に用いられます。

反対に結び切りは、結び目が簡単にほどけないことから、「一度きりであってほしいお祝いごと」、つまり結婚祝いや快気祝いに使われます。

なお、親しい関係の取引先への手土産やお礼の場合には、表書きやのしがなくても問題ありません。

3.配送で贈る際は事前に送り状を用意する

配送で贈る場合には、事前に送り状を送ると丁寧な印象を与えます。送り状は、到着する3日前には送り状が届くようにするのがマナーです。

送り状の書き方は型が決まっています。下記を参考に書き進めましょう。

  • 時候の挨拶:季節に合わせた挨拶を選ぶ
  • 感謝の言葉:日頃の感謝やお礼の言葉を伝える
  • 贈り物の内容や日時:お中元を贈った旨を伝える。贈り物が届く日時がわかる場合にはあわせて記載する
  • 結びの言葉:相手へこれからの健康を気遣う言葉とともに締める

また、参考までに送り状の例文を下記にて紹介します。

(会社名)
代表取締役社長 (名前)様

拝啓

盛夏の候、貴社におかれましては、よりいっそうご清栄のこととお喜び申し上げます。
平素より格別のお引き立てを賜り厚くお礼申し上げます。

ささやかではございますが、心ばかりの品を別便にてお送りいたしました。
ご受納いただければ幸いに存じます。

皆さまのご健勝と貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。
略儀ながら書中をもちましてお中元の挨拶を申し上げます。

敬具

例文は以上です。

ちなみに例外として、親しい関係の場合には送り状を送付しないという方もいます。

その場合には、メールで贈った旨を伝える、もしくは贈り物にメッセージカードを添えると印象がアップします。

まとめ:相手に喜ばれる贈り物でビジネスを円滑に進めよう

おすすめの景品

贈り物の選び方は、シーンによって異なります。相手がもらう場所やシーンを考えながら、ギフト選びを楽しんでください。

また、ビジネスで贈る際にはマナーがあるので、贈る前には必ずチェックするようにしましょう。

なお、贈り物に迷ったら、デジタルギフトがおすすめです。デジタルノベルティはWeb上で配布できるため、在庫管理などのコストを必要としません。

デジタルギフトの「デジコ」では、PayPayやAmazonギフトカードをはじめとする、6,000種類の豊富なラインナップを取り揃えています。

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この記事を書いた人

東村龍樹

東村龍樹

株式会社DIGITALIO 販促DX事業本部 本部長。日本インターネットポイント協議会(JIPC)のラーニング&ネットワーキング委員としても活動中。現在は、ポイントメディアの知見を活かして、販促DX事業本部にてデジタルギフトサービス「デジコ」の責任者を務めています。