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Web調査の費用はいくら?アンケート方法別の相場感を解説

「Web調査やアンケートにはどのくらい費用がかかるのだろう」と考えていませんか。

Web調査はどのようなアンケート方法で実施するか、調査会社へ委託するかなどで費用が大きく変わります。

本記事では、Web調査・アンケートにかかる費用について以下をまとめました。

  • 調査方法別の費用感
  • 自社・委託で調査する違い
  • コストを抑えて自社調査する際のポイント

Web調査・アンケートの実施を考えており、費用感を知りたい場合はぜひ最後までご一読ください。

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【方法別】Web調査・アンケートの費用感

【方法別】Web調査・アンケートの費用感

  • メールによるユーザーアンケート調査費用
  • クラウドソーシングによるアンケート調査費用
  • セルフ型リサーチによるアンケート調査費用
  • 調査会社によるアンケート調査費用

Web調査・アンケートは、基本的に設問数や必要回収数が多いほどコストがかかります。

さらに、さまざまな調査方法があるため、利用するツールや委託する会社によっても費用が異なります。

ここでは大きく4つのアンケート方法について費用を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

方法1.メールによるユーザーアンケート調査費用

費用感:無料~

メールによるユーザーアンケートは、費用を抑えやすい調査方法のひとつです。

すでに商品やサービスを利用している既存顧客のメールアドレスがあれば、アンケート回答者を別途集める費用はかかりません。

また、アンケートフォームも無料で使えるサービスがあります。

例えばGoogleフォームでアンケートを作成し、メールにアンケートURLを添付すれば無料で実施することも可能です。

方法2.クラウドソーシングによるアンケート調査費用

費用感:1,000円~

続いての方法は、クラウドソーシングサイトにアンケートを掲載し調査する方法です。

PR表示や急募などの有料オプションを利用しない場合は、アンケート回答者への謝礼のみが発生します。

クラウドソーシングサイトに掲載されるアンケートは謝礼相場が低く、回答1件につき10円~30円という報酬も珍しくありません。

ただし、サイト利用手数料は回答者側に発生するため、設定報酬額が低いと回答者へ支払われる謝礼は微々たるものになります。

謝礼が低すぎるアンケートは、回答の質も落ちやすい点を考慮しましょう。

方法3.セルフ型リサーチによるアンケート調査費用

費用感:3,000円~

セルフ型リサーチとは、アンケートを自作できるツールです。調査会社が提供するツールのため、自作のなかでも質を高めたアンケートをおこなえます。

セルフ型リサーチによるWeb調査は、アンケート作成ツールの利用料が発生します。

利用料はツールによって異なりますが、「設問数×サンプル数×10円~」といった相場が一般的です。

なお、プロのリサーチャーによるコンサルティングをオプション追加できるサービスも多くあります。

方法4.調査会社によるアンケート調査費用

費用感:40,000円~

プロの調査会社に委託し、アンケートを実施してもらうのは昔からよくある調査方法です。

他の調査方法と比べ費用は高くなりますが、コストよりも質を重視したい場合におすすめです。

調査会社の利用料金には、アンケート画面の作成や調査対象者の選定などが含まれています。

必要な設問数や回答者数が多くなると、費用が数十万円ほどになることもあるため、十分に予算を取っておきたい調査方法といえます。

Web調査・アンケートではどのような費用がかかるのか


費用を知るにあたり、そもそもWeb調査・アンケートにどのような作業があり、どこにお金がかかるのか知っておくことも大切です。

Web調査・アンケートでは、主に以下の作業で費用が発生します。

  • アンケート作成
  • 本調査・事前調査(スクリーニング)
  • データ集計・報告書作成
  • 回答の謝礼

それぞれの内容について見ていきましょう。

アンケート作成

具体的な質問内容や回答のバリエーションなど、アンケート本文を作成する費用がかかります。

自社の担当者が作成する場合は無料ですが、アンケートは作ってみると意外と難しいものです。

「どのような聞き方をするか」「回答は選択式か記述式か」など、よく練り上げないと集めた結果を有効活用できません。

そのため、アンケート作成はプロのリサーチャーに外注するのもひとつの手です。

本調査・事前調査(スクリーニング)

調査会社に委託する場合は、アンケートを作成し回答を収集するまでを本調査といいます。

また、回答者に特定条件を設けたいときは、対象者を抽出・選定するための事前調査もおこなわれます。

回答者の年代・性別・属性などをふるいにかけ、調査ターゲットをより絞り込めるのが事前調査(スクリーニング)です。

例えば「30代で都内在住の既婚男性」や「中学受験する子どもを持つ母親」など、具体的な層を対象に調査をおこなえます。

データ集計・報告書作成

アンケートで回収した結果を集計し、まとめる作業にも費用が発生します。

集まった回答結果をそのまま見ても、情報が散乱していると結論や仮説を立てることは難しいです。

そのため、分析を容易にするためにグラフ化したり、報告者へ提出するためにレポートを作成したりします。

データ集計と報告書作成は別々に費用がかかる場合があるため、調査会社に委託する際は事前に確認するのがおすすめです。

回答の謝礼

無料で実施されるアンケートもあるため謝礼は必須ではありませんが、できれば費用に組み込んでおきましょう。

謝礼のないアンケートは回答の質が落ちたり、そもそも十分な回答数を得られなかったりします。

それではWeb調査・アンケートの謝礼相場はいくらなのでしょうか。一般的な金額は以下となります。

アンケートの種類調査概要謝礼相場
Webアンケートインターネットで実施するアンケート1~500円程度
ホームユーステスト商品サンプルを送付し感想を教えてもらう調査500~5,000円程度
グループインタビューあるテーマについてグループで話し合いをする調査4,000~12,000円程度
デプスインタビュー1対1でおこなう面談形式のインタビュー調査4,000~20,000円程度

不特定多数に依頼するアンケートは、1~500円程度と相場は低めです。

一方で、グループインタビューやデプスインタビューは回答者も思考を巡らせたり時間を要したりするため、謝礼相場は高めといえます。

他のアンケートやインタビューの謝礼相場を知りたい場合は、以下の記事でさらに詳しく紹介しています。よろしければこちらもご一読ください。

Web調査・アンケートを自社or委託でおこなう違い


Web調査・アンケートを実施する際、自社でおこなうか調査会社へ委託するかは重要な検討項目です。

自社と調査会社のアンケートで得られる違いを理解しておくと、検討しやすくなります。

ここでは、Web調査・アンケートを自社または委託でおこなう違いについてお伝えします。

自社完結は費用を抑えやすい

自社でWeb調査・アンケートをおこなうメリットは、費用を抑えられることです。

調査会社に依頼すると費用がかかるアンケート作成やデータ集計も、自社の担当者がおこなえば特別な費用はかかりません。

ただし、自社ですべての工程をまかなうには作業量が多く非常に大変です。

Web調査・アンケートに慣れていない場合は、期待したデータが取れず調査が失敗に終わる可能性もあります。

コストを抑えつつある程度の質を保つには、部分的に外注を検討するのもおすすめです。

委託は費用はかかるが質・効率ともに期待できる

調査会社へ委託するメリットは、質の高いアンケートを実施できることです。

調査会社はさまざまな企業・ケースの調査を通し、アンケートに役立つノウハウや経験を蓄積しています。

「初めてのWeb調査で何をどうすべきかわからない」という状態でも、調査会社のアドバイスがあると心強いでしょう。

一方で、費用が高くなることがデメリットとなります。

また、調査会社との打ち合わせや集計結果の報告など、調査完了まである程度時間がかかることを想定しなければなりません。

Web調査・アンケートを自社でおこなう4つのポイント

Web調査・アンケートを自社でおこなう4つのポイント

  1. アンケートの目的を明確にする
  2. 目的に沿ったアンケート手法を選ぶ
  3. アンケートは楽に答えられる質問を工夫する
  4. アンケート回答への謝礼を準備する

「コストを抑えるために自社で調査を実施したい」と考える企業もあるのではないでしょうか。

そこでこの章では、自社でおこなうWeb調査・アンケートの質をなるべく落とさないためのポイントを紹介します。

ポイント1.アンケートの目的を明確にする

Web調査・アンケートをいきなり実施する前に、事前準備が大切です。なかでも調査目的を明確にすることは、質を担保するのに重要な土台となります。

目的が曖昧だとアンケートを実施することがゴールとなってしまいます。

重要なのは「何のためにアンケートをおこなうのか」「アンケートで集まったデータをどのように活用するのか」です。

調査結果を目的のために活用できてこそ、アンケートが意味あるものになります。

ポイント2.目的に沿ったアンケート手法を選ぶ

アンケートには「定量調査」と「定性調査」の大きく2つの手法があります。それぞれ得られる結果は違うため、目的にあわせて手法を選ぶのがおすすめです。

まず、定量調査は数値に表すことができる調査をおこないます。

設問に対する「はい・いいえ」といった、選択式の回答でより多くの人の意見を聞きたい場合に用いられる調査方法です。

続いて、定性調査は商品に対する意見や反応といった数値に表せない調査をおこないます。

数値に表せない抽象的な考えを探ることで、新たな視点や潜在的ニーズの発見につながる場合もあります。

より詳しくアンケート手法について知りたい場合は、以下の記事をぜひご一読ください。

ポイント3.アンケートは楽に答えられる質問を工夫する

アンケートを自作する際は「回答者が楽に答えられるか」という視点で考えることが大切です。

回答者は判断に迷うと「どちらでもない」といった曖昧な回答を選びやすくなります。

作成するコツは、回答者の「考えを聞く」のではなく「事実を尋ねる」ことです。

回答者自身に考えさせる問いかけは答えに迷いやすいため、事実かどうかをはい・いいえで答えられる質問を工夫しましょう。

アンケートの作成者1人で答えるのが楽かどうか判断するのは難しいため、2人以上で作るのがおすすめです。

ポイント4.アンケート回答への謝礼を準備する

少額でもアンケート謝礼を用意しておくと、回答率アップにつながります。

Web調査・アンケートであれば、オンラインで簡単に渡せるデジタルギフトが謝礼としておすすめです。

デジタルギフトとは、メールやSNSでURLを送るだけでプレゼントできる電子ギフトです。

例えば、多くの企業でアンケート謝礼として活用されているデジコは、以下のような特徴があります。

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まとめ:費用相場を参考にWeb調査・アンケートを実施しよう


Web調査・アンケートにかかる費用は、無料~数十万円まで幅広いです。

調査会社は質の高いアンケートを期待できますが、余裕のある予算を取っておく必要があります。

コストを抑えたい場合はほとんどの作業を自社で担うため、低コストの代わりに業務量は増えてしまいます。

アンケート謝礼品の準備や集計作業など、一部業務を外注することでコスト軽減かつ効率的な調査を実施しましょう。

この記事を書いた人

東村龍樹

株式会社DIGITALIO 販促DX事業本部 本部長。日本インターネットポイント協議会(JIPC)のラーニング&ネットワーキング委員としても活動中。現在は、ポイントメディアの知見を活かして、販促DX事業本部にてデジタルギフトサービス「デジコ」の責任者を務めています。