販促キャンペーンと企画アイデア事例16選&施策案の企画で重要な4つのポイント
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販促キャンペーンと企画アイデア事例16選&施策案の企画で重要な4つのポイント

「販促キャンペーンにはどのような事例があるのか」
「キャンペーン施策案のアイデアがほしい」

とお悩みの方もいるのではないでしょうか?

この記事では販促キャンペーンの事例や、施策案の企画で気をつけるポイントについて解説します。

販促キャンペーン成功のノウハウを知りたい方は、ぜひご一読ください。

販促キャンペーンに関する知識を持った上で紹介する事例をご覧いただけると、知識と事例を関連付けることができ、より理解が深まります。

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目次 []

販促キャンペーンとは

販促キャンペーンとは、販促ツール・アイテムを利用し

  • ブランドの認知度向上
  • 新規顧客の増加
  • リピート顧客の増加
  • 自社商品・サービスの売上向上

を目的としたキャンペーンの総称です。

近年ではSNSやインターネット上で完結するキャンペーンも増えており、手法も多様化しています。

次の章では、販促キャンペーンを実施する4つの目的について詳しく解説します。

販促キャンペーンを実施する4つの目的

販促キャンペーンを実施する主な目的は、以下の4つです。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

目的1.ブランドの認知度向上

商品・サービスの売上を伸ばすためには、まず消費者に「知ってもらうこと」が重要です。

販促キャンペーンに多くの人が参加したり情報拡散したりすることで、ブランドをより大勢の人に知ってもらえるようになります。

例えば、「ハッシュタグキャンペーン」や「フォロー&リポストキャンペーン」などの参加型キャンペーンは、投稿がSNSで拡散されることで認知度向上につながりやすいです。

  • 参加者の喜びの声を企業アカウントでリポストする
  • キャンペーンの当選者数を増やす

など、ユーザーに「参加したい!」と思ってもらえるような施策を打つことがポイントです。

下記記事では、効果的な販促施策や企業の成功事例を紹介していますので、関心のある方はご覧ください。

目的2.新規顧客の増加

これまで接点がなかった新たな顧客にアプローチできるという意味でも、販促キャンペーンは有効な施策です。

例えば、無料体験・サンプリングや割引・セールなど「消費者がお得に感じる販促キャンペーン」は、新規顧客の増加を期待できます。

また、販促キャンペーンを展開することで、競合商品を使っていた顧客がブランドスイッチするきっかけにもなります。

目的3.リピート顧客の増加

3つ目は、リピート顧客の増加です。

クーポン配布やポイントアップキャンペーンなど、「また使ってみよう!」と感じてもらえる施策を打つことで、既存顧客のリピート率向上につながります。

リピート顧客の増加は、経営を安定させる意味でも重要です。

目的4.自社商品・サービスの売上向上

販促キャンペーンの主要な目的は、自社商品・サービスの売上向上です。

商品の購入を迷っていた消費者が、販促キャンペーンをきっかけに購入へと踏み切ることもあります。

販促方法は種類が多く、どれを選ぶべきか迷ってしまいがちですが、大切なのは販促の目的に応じた方法を選択することです。

下記記事では、12種類の販促方法を販促の目的別に紹介しています。

「認知拡大にはマス広告」など具体的な販促方法を紹介しているので、自社に合う販促方法を見つけたい方はぜひチェックしてみてください。

成功した販促キャンペーンの種類と事例16選

成功した販促キャンペーンとして、上記の8種類が挙げられます。

本項では、成功した販促キャンペーンの種類とその事例について解説します。

種類1.SNSを活用した「フォロワー」限定キャンペーン

「フォロワー限定キャンペーン」とは、キャンペーン用アカウントや公式アカウントをフォローし、投稿をリポストすることで参加できるキャンペーンです。

限定アイテムや自社商品が当たる抽選を開催することで、フォロワー獲得や自社の認知度向上を狙えるメリットがあります。

キャンペーン終了後も、自社アカウントが発信する情報や新たなキャンペーンをユーザーに伝えていくことが可能です。

事例1.7日間で新規フォロワー1.7万超、X(旧:Twitter)トレンド入りを実現

株式会社モバイルファクトリー様のソーシャルゲームアプリ「ステーションメモリーズ!」の事例です。

7周年キャンペーンの一つとして、デジタルギフトを777名にプレゼントするXフォロー&リポストキャンペーンを実施しました。

キャンペーン開始から1週間でフォロワーが1.7万人超え、Xのトレンド入りも達成。タイトル認知と新規ユーザー獲得に成功しました。

参考:Twitterフォロワー1.7万増!インスタントウィン活用で大規模キャンペーンも実施可能に

事例2.フォロー&引用リポストキャンペーンで1万近い引用リポスト

ロッテ雪見だいふくの公式Xアカウントが、2020年の冬に実施したフォロー&引用リポストキャンペーンの事例です。

本事例では、景品として「雪見だいふく5個セット×100」を用意しました。

応募条件として自粛が続いた1年を振り返り、友達や家族とのなにげない「小さな幸せ」についての投稿を募集しました。

このキャンペーンは、結果として1万近い「いいね・引用リポスト」を獲得しています。

Twitterキャンペーンの方法やポイントを知りたい場合は、「X(旧:Twitter)を活用した販促事例5選&集客を成功させる3つのポイント」を参考にしてください。

種類2.ユーザー参加型のタグ付け投稿キャンペーン

「タグ付け投稿キャンペーン」とは、特定のハッシュタグを付けて投稿することで参加できるキャンペーンです。

ユーザーにハッシュタグを付けた投稿を促すだけで開催できるため、簡単に企業キャンペーンをおこなえるのがメリットです。

「フォロワー限定キャンペーン」と並び、こちらも販促イベントとして頻繁に採用されています。

事例1.毎週当選を実施し長期間でもアクティブなキャンペーンを実現

出典:東ハト

東ハトの人気商品である「キャラメルコーン」の、50周年を記念したキャンペーン事例です。

Instagramのフォロー&投稿キャンペーンとして、キャラメルコーンの曲にあわせて歌って踊る動画の投稿を募集しました。

実施期間は3ヵ月と長い期間を設けつつ、毎週締め切りを設定します。

そうすることで抽選に参加できる回数を増やし、アクティブなキャンペーンを実現しました。

事例2.ストーリーづくりを意識したキャンペーンで参加者は前年比の1.2倍に

「きのこの山とたけのこの里のどちらが好きか。」この話題性を活かし、明治はXでキャンペーンをおこないました。

「きのこの山・たけのこの里国民総選挙」というテーマで、特設WebサイトやSNSから投票をおこなえるキャンペーンを2年続けて開催します。

2年目に実施した「ポストと同時にプレゼントに応募できるキャンペーン」ではおよそ33万票が集まり、総投票数は1年目の1.2倍を記録しました。

種類3.人気の作品・キャラクターとのコラボキャンペーン

「コラボキャンペーン」とは、話題の作品やキャラクターと自社商品・サービスをコラボし、双方のファンを集客するキャンペーン手法です。

作品・キャラクターのファンに対して、自社を認知してもらうことが目的になります。

そのため、コラボ対象のファン層が自社商品・サービスとマッチしているのか、事前に確認することが大切です。

事例1.大ヒット作品のフィギュアが当たるキャンペーンで商品の購入を促す

出典:日清食品

アニメ・映画化で社会現象を起こした「鬼滅の刃」と日清食品がコラボした事例です。

限定パッケージの販売や、作中キャラクターのフィギュアが当たる抽選キャンペーンをおこないました。

LINEで日清チキンラーメンやキャンペーンアカウントと友達登録をし、対象商品のレシート写真をアップロードすることで応募ができます。

第1期・第2期と景品の内容を変えることで、長くユーザーに参加してもらえるような工夫を凝らしています。

事例2.人気キャラクターと東京土産の定番商品コラボで認知度向上を狙う

東京の定番土産である「東京ばな奈」と、ポケモンの人気キャラクター「ピカチュー&イーブイ」がコラボした事例です。

それぞれが印刷された東京ばな奈型のメガだきマクラが当たるXキャンペーンを実施しました。

  • 全長120cmとインパクトのあるサイズ
  • 人気のキャラクターをデザイン

など話題性でユーザーの関心を引き、キャンペーンへの参加を促すことに成功します。

種類4.商品の購入数に応じた懸賞・プレゼントキャンペーン

「懸賞・プレゼントキャンペーン」とは、

  • 特定の商品を購入した際のレシート
  • 商品に付属したシール

を集めることで参加できる販促キャンペーンです。

ユーザーのニーズが高い販促品を採用することで、新規顧客とリピート顧客、両方の獲得を期待できます。

事例1.知名度の高いキャンペーンと「必ずもらえる」ギフトで幅広いターゲット層にリーチ

山崎製パンが毎年おこなっている「ヤマザキ春のパン祭り」は、以下の流れで食器と交換できる長寿の販促キャンペーンです。

  1. 対象商品のパンに貼られた点数シールを集める
  2. 一定の点数を集めて対象店舗に持っていく

「毎年食器のデザインが変わる」「点数を集めれば必ずもらえる」といった理由から、幅広いユーザー層に支持されています。

事例2.「応募者全員にプレゼント」で購買の継続につなげる事例

出典:サントリー

「セイコーマートで対象商品12本以上を購入すれば、電動ビールサーバーを必ずプレゼント」というサントリーの事例です。

特典を用意しユーザーにアプローチをおこなう手法は「プレミアム手法」と呼ばれ、プレミアム感を高めて購入へつなげる狙いがあります。

また本キャンペーンでは、抽選応募の際にクーポンサイト「Gotcha!mall」への会員登録を必要としました。

これにより、サイトの会員登録者数や継続利用ユーザー数の向上も期待できます。

種類5.QRコードを使った販促キャンペーン

「QRコードキャンペーン」とは、店頭や商品に記載されたQRコードを読み取ることで参加できるキャンペーンです。

スマートフォン普及率の高い現代において、気軽に参加できるQRコードキャンペーンもおすすめの販促手法の一つとなっています。

事例1.QRコードを活かした飲料メーカーとファッションブランドのコラボキャンペーン

日本コカ・コーラ株式会社と株式会社ユニクロがコラボしたキャンペーン事例です。

本キャンペーンは、いろはすのペットボトルに記載されたQRコードを読み取ることで参加できます。

いろはすのロゴが入ったオリジナルフリースが当たる他、

  • 抽選にはずれてもSNSでキャンペーンに応募すれば再抽選に参加できる
  • Wチャンスとしてユニクロのクーポン300円分が当たる

とキャンペーンの拡散をおこなうと同時に、両社の顧客を増やせる施策です。

事例2.QRコードとAR機能を組み合わせた季節限定の販促キャンペーン

スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社が実施した、AR(スマートフォンやARグラスを通して現実世界に3Dデータなどを出現させる技術)を活用した事例です。

店内に掲示されたQRコードを読み込むことで、スマートフォンのカメラ内にARで桜の花を咲かせるキャンペーンを実施しました。

本キャンペーンの特徴は、桜の写真をハッシュタグ「#スターバックスさくら2020」でSNSに投稿できるようにしたことです。

店舗への来店を促すだけではなく、SNSを通じた集客効果アップの狙いもあります。

種類6.季節のイベントを取り入れたキャンペーン

季節のイベントを利用したキャンペーンは集客に欠かせません。季節にあわせてキャンペーンを打つことで消費者の関心を引き付けられます。

さらに毎年の実施が可能のため、売上予測がしやすく、予算計画も立てやすくなるのが魅力です。

事例1.お正月におみくじ企画を開催。5.8万リポストを実現

株式会社メルカリのXアカウントで行われたお正月キャンペーン事例です。

公式アカウントをフォロー・対象ツイートをリポストするだけで、「メルカリみくじ」というおみくじ結果が返ってきます。

さらに、抽選で豪華賞品やメルカリポイントがもらえるというお正月ならではの華やかな企画です。

「おみくじの結果を知りたい」「結果を自分のフォロワーに見せて話のネタにしたい」というニーズにマッチし、結果的に5.8万リポストを集めました。

この企画は、前年(2023年)にも行い人気のため継続して行っている企画です。

事例2.引用リポストで当選確率2倍!前向きになれる新生活応援キャンペーン

日本ハム株式会社の商品「シャウエッセン」が春の新生活に行ったプレゼントキャンペーン事例です。

通常のプレゼントキャンペーンの応募条件(公式アカウントをフォロー+対象投稿をリポスト)に加えて、引用リポストで「新生活の意気込み​」「忘れ去りたいこと」を投稿すると当選確率が2倍となる仕組みを加えています。

応募したユーザーが自分に関する投稿をすることで、ただのリポストよりもフォロワーにも読まれやすくなり、内容の濃いキャンペーンとなりました。

種類7.自社・アカウントオリジナル記念日を使ったキャンペーン

自社オリジナル記念日を作り、販促を展開しているキャンペーンは、他社と時期がかぶらないメリットがあります。

自社オリジナル記念日の具体例とは以下のとおりです。

記念日の例

  • 新商品発売記念
  • 創業◯周年記念
  • SNSアカウント開設◯周年記念
  • 会員(フォロワー)◯人達成ありがとうキャンペーン
  • 商品名との語呂を合わせた記念日

日付を商品名とかけあわせるなど、商品に絡んだキャンペーンを行えばブランド認知度アップへとつながります。

事例1.新商品発売を記念したプレゼントキャンペーン

オリジナル企画事例として、日本ハムグループの公式Xアカウントが行った新商品発売記念キャンペーンを紹介します。

Xの公式アカウントフォロー+対象投稿をリポストすると、「抽選で30名に新商品8種の詰め合わせセットが当たる」といったプレゼントキャンペーンです。

本キャンペーンは開催期間中、1人何回でも応募することができます。それをふまえて公式アカウントは、締切日までの10日間毎日カウントダウン式で投稿しました。結果、そのすべての投稿が1.4万以上リポストされ認知拡大へつながりました。

事例2.引用リポストで当選確率2倍!前向きになれる新生活応援キャンペーン

続いて紹介したいのは、商品の語呂合わせた記念日の事例です。

機能性飲料である「ネスレミロ」は、3月6日を「ミロの日」とし、商品+ノベルティのプレゼントキャンペーンを企画しています。

キャンペーンでは、時間限定でハッシュタグ「#ミロの日」をつけて投稿すると当選確率が6倍に上がる仕組みを採用し、短時間で1.6万リポストを獲得しました。

種類8.商品理解を深めるコンテスト型キャンペーン

コンテスト型キャンペーンとは、「クイズに答える」「テーマに合った動画を投稿する」など、フォロワーの積極的なアクションを求めるキャンペーンを指します。

具体的な企画例は以下です。

コンテスト型企画例

  • クイズ
  • 人気投票・総選挙
  • 写真投稿
  • モニター・アンバサダー

キャンペーンは通常、会社からフォロワーへの一方通行になりがちですが、コンテスト型にすることで商品のファンとのコミュニケーションを深められる効果があります。

また、コミュニケーションを取ることで、フォロワーの継続利用や再利用を促せる期待も高められます。

事例1.SNS上で動画を投稿して参加するコンテスト型キャンペーン

出典:エジソンママ

ベビーグッズのブランド「エジソンママ」の動画投稿型キャンペーンを実施した事例です。

「商品を使ったオリジナルレシピ」・「お子様が商品を食べている様子」といった、商品テーマに沿った動画を募集しました。

動画募集など、投稿に時間がかかるものはユーザーにとってハードルが高いものです。

同社は少しでもユーザーが気軽にキャンペーンに参加できるよう、プレゼントには汎用性の高いデジタルギフトを採用するなど、さまざまなニーズに答えられるような工夫をしています。

結果、Instagramにはクオリティの高いレシピや赤ちゃんがおいしそうに食べる動画が投稿されました。

キャンペーンについて詳しい内容は以下の記事をお読みください。

参考:ベビー用品のSNSキャンペーン施策、ギフトを送る側も受け取る側も簡単に

事例2.商品に関するクイズを取り入れたキャンペーン

続いて、サッポロビール株式会社が行ったクイズを取り入れたキャンペーン事例を紹介します。

プレゼント応募条件が、投稿内の動画を見て用意された選択肢のなかから答えを選択し、引用リポストするタイプのキャンペーンです。

応募したいユーザーは、クイズに答えるため必然的に動画を観ることになります。

このように商品に関するクイズを取り入れたキャンペーンは、ゲーム感覚で楽しみながら参加でき商品訴求がしやすい魅力があります。

キャンペーン企画アイデアの作り方2つのコツ

ここで、キャンペーン企画をおこなう際のアイデアの作り方を2つ紹介します。

アイデアの作り方のコツ

コツ1.季節性・トレンドを取り入れる
コツ2.狙うべきターゲットを明確にする

では、1つずつ見ていきましょう。

コツ1.季節性・トレンドを取り入れる

まずは、季節性や世の中のトレンドに合った企画をおこなうことです。

例えば、以下のようなアイデアが挙げられます。

  • 猛暑が続く夏に、熱中症対策グッズをプレゼントする
  • 梅雨の季節に、室内で過ごせるゲームやエンタメをプレゼントする

このように、ユーザーの関心が高い季節感のある企画やトレンドを取り入れた企画は、注目を集めやすくなります。

また、下記に季節のイベント一覧をまとめました。

<季節のイベント例>

イベント・記念日 キャンペーン例
1月 お正月・成人の日 コンテンツお年玉キャンペーン・新春大売り出し
2月 節分・バレンタインデー バレンタインキャンペーン
3月 ひなまつり・ホワイトデー・卒業 入園・入学準備フェア
4月 入園・入学・新年度 新生活応援キャンペーン・お花見キャンペーン
5月 ゴールデンウィーク・母の日 こどもの日・母の日キャンペーン
6月 父の日 梅雨を吹き飛ばせキャンペーン
7月 七夕・海の日・夏休み 夏休みキャンペーン
8月 夏休み・山の日 夏祭り・猛暑応援
9月 シルバーウィーク・敬老の日 秋の大感謝祭・敬老の日キャンペーン
10月 スポーツの日・ハロウィン トリックオアトリートキャンペーン
11月 文化の日・勤労感謝の日・七五三 ブラックフライデー
12月 クリスマス・年末 年末大感謝祭

このようにイベントを活用し、顧客の行動を一歩先読みして、需要が高まる商品やサービスに注目し、時期に合わせたキャンペーンを企画しましょう。

コツ2.狙うべきターゲットを明確にする

効果的なキャンペーンを企画するには、まず自社の顧客となり得るターゲットを明確にする必要があります。

ターゲットが曖昧なままでは、宣伝するSNSの選定や景品の選定などの適切な判断ができません。

具体的なターゲットの例として、以下のようなイメージが挙げられます。

子育て世代向け:忙しい生活生活に役立つ商品や家計の助けになるプレゼントキャンペーン

10代・20代向け:リアルで話題にできるような占い・診断・クイズ系コンテンツを取り入れたキャンペーン

狙うべきメインターゲットを定めれば「どのメディアでどのような企画をすれば刺さるのか」が格段に考えやすくなります。

なお、キャンペーン企画の進め方については、以下の記事をあわせてお読みください。

販促キャンペーンの企画で気をつける4つのポイント

販促キャンペーンの施策案を企画する際、気をつけるポイントは上記の4点です。

本項ではそれぞれの詳細について解説します。

ポイント1.期間限定のキャンペーンをおこなう

1つ目のポイントは、期間限定のキャンペーンをおこなうことです。

ユーザーに「今しか参加できない」と思ってもらい、キャンペーンへの参加を促しましょう。

ハロウィン・クリスマスなど、季節イベントの他にも、

  • ○日の23:59まで
  • 夏季限定セール
  • 年に一度の

といった限定性の訴求をすることで、ユーザーが行動に移すきっかけとなります。

ポイント2.顧客に商品を体験してもらう

サンプリングの配布やモニタリングをおこない、ユーザーに商品やサービスを触れてもらうのもポイントの一つです。

効果や使い心地を実感してもらうことでユーザーの理解・関心を深め、購入意欲の増加を狙います。

他にも既存顧客に対して、関連アイテムや別商品のサンプルを提供するのも一つの方法です。

ポイント3.定期的なキャンペーンでリピーターを増やす

定期的にキャンペーンを続けなければ、ユーザーはフォローを解除し離れてしまいます。

定着率を上げリピーターを増やすためにも、定期的にキャンペーンをおこないましょう。

ポイント4.効果測定をおこなう

販促キャンペーンは実施して終わりではなく、効果測定までおこなうことが重要です。

効果測定をおこなうことで、改善案や変更点を次回以降のキャンペーンに活かせます。

下記記事では、販促で分析すべき指標や効果測定の重要性を解説していますので、関心のある方はご覧ください。

販促キャンペーンには導入が簡単なデジタルギフトがおすすめ

販促キャンペーンをより多くのユーザーへリーチするには、ニーズの高い販促品を選ぶ必要があります。

販促品のなかでもおすすめなのは、在庫管理や商品発送の手間がいらないデジタルギフトです。

豊富な種類の中からユーザーの好きなアイテムを選べるデジタルギフトなら、

  • ターゲット層にあわせてアイテムを変える
  • 販促品の種類別に業者を探す

といった必要がないため、工数やコストの削減も期待できます。

販促はもちろん、「アンケート回答の謝礼」「SNSキャンペーンの景品」「社内インセンティブ・福利厚生」と実は幅広く利用ができるデジタルギフト。

デジタルギフトの活用事例や導入メリットは以下の記事で詳しく解説しているので、興味があればぜひご一読ください。

販促キャンペーンに強いデジタルギフト「デジコ」

デジコトップ画像
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即日納品(発注から2時間以内に発券)!導入までのステップ

デジコ導入までの4ステップ

  1. 申し込みフォームに記入(所要時間:5分)
  2. カンタンな審査(所要時間:最短当日)
  3. 管理画面の設定(所要時間:最短当日~翌営業日)
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デジコは申し込みから即日納品(発注から2時間以内に発券)で導入が可能です。後払いも可能なため、スピーディーな販促キャンペーンを実現します。

また1円単位でギフトを発行できるため、柔軟な景品設定が可能となり、小規模なアンケートや低予算のプロジェクトにも最適です。

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まとめ:事例を参考に販促キャンペーンを成功させよう

本記事では、成功した販促キャンペーンとして、以下のような種類とその事例をお伝えしました。

  • SNSを活用した「フォロワー」限定キャンペーン
  • ユーザー参加型のタグ付け投稿キャンペーン
  • 人気の作品・キャラクターとのコラボキャンペーン
  • 商品の購入数に応じた懸賞・プレゼントキャンペーン
  • QRコードを使った販促キャンペーン

ぜひこの記事で紹介した事例やノウハウを、自社の販促キャンペーンに役立てていただけたらと思います。

なおキャンペーンの成功には、販促の目的と施策内容にズレが生じないことも重要です。以下の資料では、具体的な施策を目的別に紹介しています。

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この記事を書いた人

東村龍樹

東村龍樹

株式会社DIGITALIO 販促DX事業本部 本部長。日本インターネットポイント協議会(JIPC)のラーニング&ネットワーキング委員としても活動中。現在は、ポイントメディアの知見を活かして、販促DX事業本部にてデジタルギフトサービス「デジコ」の責任者を務めています。