デプスインタビューのやり方を5ステップで解説!質問項目を作るコツもあわせて紹介
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デプスインタビューのやり方を5ステップで解説!質問項目を作るコツもあわせて紹介

デプスインタビューとは、定性調査の手法の1つで「インタビュアーと対象者による1対1の面談式で実施する調査方法」です。

本記事では、

「デプスインタビューのやり方・流れが知りたい」
「デプスインタビューを実施するにあたっての成功するポイントを知りたい」

とお考えの方へ向けて、デプスインタビューのやり方を5ステップで詳しく解説します。

また、デプスインタビューの概要については「デプスインタビューとは?目的やメリット・デメリットを具体例付きで解説」にて詳しく解説していますので、あわせてお読みください。

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デプスインタビューのやり方を5ステップで解説

デプスインタビューの事前準備から当日の流れは、以下の5ステップでおこなわれます。

デプスインタビューやり方5ステップ

  1. 企画構成
  2. インタビュー対象者の選定
  3. インタビューフロー・質問内容の設定
  4. インタビューの実施
  5. 調査結果の分析・レポート作成

ステップごとに見ていきましょう。

ステップ1.企画構成

最初に、デプスインタビュー調査の企画構成を作成します。企画の構成内容は下記のとおりです。

企画の構成内容

  • 目的・ターゲット
  • 場所
  • コスト(人件費、謝礼、データ化、レポート作成費など)
  • インタビュアーの選定

まずは、デプスインタビューを実施する目的を明らかにしましょう。

「何のためにおこなうのか」、「何が知りたいのか」といった目的が明確でないと、その先の質問内容や対象者選びが固まりません。

また、質問項目に抜け漏れがあったなど、失敗の原因にもつながります。

調査によって、何を得たいのか、また何に活用するのかをチーム全体で整理しておきましょう。

ステップ2.インタビュー対象者の選定

目的に合わせてインタビュー対象者を選定しましょう。デプスインタビューは、意見の偏りを防ぐため、最低でも5~10名程度を対象におこなうのが理想です。

インタビュー対象者の選び方の例

  • 商品のターゲット層(属性、趣味嗜好、ライフスタイル)
  • 商品について関心の高い人、積極的に話す意欲がある人
  • 自分の言葉で感情を説明できる人

また、この時点で対象者への調査協力に対するインセンティブも考えておきましょう。

デプスインタビューは、一人ひとりじっくり時間をかけておこなう性質上、対象者にも負担がかかることから、謝礼を用意するのが一般的です。

なお、謝礼相場は1時間のインタビューで1~2万円程度です。対象者が医師などの専門職である場合には、高めに設定します。

ステップ3.インタビューフロー・質問内容の設定

続いて、インタビューの流れや質問する順番を決めます。

デプスインタビューでは、1つの質問に対し深掘りするため、時間切れにならないよう優先順位や時間配分をあらかじめ考えておく必要があるためです。

質問内容はあらかじめ「絶対する質問」と「確認しないといけない質問」を決めておきましょう。

ステップ4.デプスインタビューの実施

準備が整ったら、フローに沿って対象者にインタビューを実施します。

インタビューは、事前準備した質問をベースにしておこないますが、対象者の反応を見ながら掘り下げられる点は掘り下げるなど、臨機応変に対応しましょう。

例えば、購入理由を聞いた際に対象者から「ネットで調べてA商品を買おうとお店に行ったのに、結局B商品を買った」というエピソードが出てきたとします。

当然ながら、このエピソードだけでは、本当の購入理由はわかりません。

そこでインタビュアーは、「なぜB商品購入に至ったのか」そのときの考えや気持ちを詳しく深掘りする必要があります。

インタビューに慣れていないと深掘りできずに流してしまうことがあります。

もし、担当スタッフにインタビュアーの経験者がいない場合には、プロに任せるなどの検討も必要です。

ステップ5.調査結果の分析・レポート作成

インタビュー終了後は、得られた対象者の情報や発言内容を整理・分析します。

録音や録画したインタビュー内容を文字起こしして整理しましょう。

定性調査の分析には、よく「KJ法」が用いられます。詳しいやり方は下記のとおりです。

KJ法のやり方

  • 印象・感情・行動・価値観など、各回答の特徴をグルーピングする
  • 回答に高い頻度で出てくる言葉や共通した内容は、アイデアや発見のヒントとなるケースがある
  • 特徴ごとにグループ化したら、続いてグループ同士の関連性を見る

個々の行動や感情から得た発見と関連性など、得られた分析結果をもとに整理します。

レポートのまとめ方は調査目的によって変わりますが、いずれも分析の論理性や結論に納得感があるのかを確認しながら進めましょう。

デプスインタビューの質問設計時に必要な3つのポイント

デプスインタビューは、質問項目の設計や聞き方によって引き出せる情報が変わる調査手法のため、事前にしっかりと準備して差異をなくしていく必要があります。

ここでは、質問設計に必要なポイントを3つ紹介します。

質問設計のポイント

  1. 目的・ターゲットを明確にする
  2. 仮説を立てる
  3. 質問の優先順位を決める

では、1つずつ見ていきましょう。

ポイント1.目的・ターゲットを明確にする

質問設計を考える上で重要なのは、目的・ターゲットを明確にすることです。

前述したとおり、目的が明らかでないと、ターゲットや質問内容の軸がぶれてしまい、引き出したい情報が得られなくなる可能性があるためです。

あらかじめ、「何のための調査なのか、インタビューで得た情報をどう活用するのか」といった自社が知りたい情報を事前に整理しておくと、施策の方向性がぶれません。

例えば、下記のように目的に合わせて質問設計は大きく変わります。

  • 「新商品のペルソナを作成する」場合、ライフスタイル・価値観にまつわる質問をする
  • 「マーケティング戦略のための仮説を立てる」場合、対象商品が必要と思うときなどを中心に消費者の行動を聞く
  • 「課題点を把握する」場合、商品購入後の感想・別の商品を選んだ理由・競合商品へ切り替えた理由などの心理状況を聞く

知りたい答えにたどり着くためにも、目的を明らかにしてから調査に入るようにしましょう。

ポイント2.仮説を立てる

仮説を立てると、調査テーマへの解像度が上がり、質問項目を設定しやすくなります。

仮説を立てずに漠然としたまま調査をしても、その先が見えずに行き詰まることがあるからです。

仮説とは、例えば下記のような原因の答えです。

  • 他社製品へ移行しているのは自社商品のパッケージデザインがわかりにくいからでは?
  • 子育て世代の離職率が高いのは現在の評価制度が原因では?

一度仮説を立てて、それをインタビュー調査で検証・確認しながら進めていけば「結局漠然とした質問ばかりして本質に迫れなかった」という失敗は避けられます。

もし、仮説が間違っていたとしたら、別の仮説を検討し新たに調査します。

また、仮説には、あわせて改善策まで考えておくこともポイントです。

改善方法もまとめて検証できれば、調査後すぐに具体的なアクションを実行できます。

ポイント3.質問の優先順位を決める

質問項目を考えるときは、調査目的を果たすために「必ず聞くこと」を決めます。

質問に優先順を決めておくことで、時間配分がしやすくなるからです。

インタビューの状況次第では、優先順位の低い質問はせずに終える場合もあります。

デプスインタビュー中に意識したいこと

デプスインタビュー中に意識したいのは「相手が話しやすい環境作り」です。

対象者の反応を見ながら掘り下げるデプスインタビューでは、対話であることを意識して質問を投げかけるときは、相手の様子を観察するのが重要です。

インタビュアーは、アクティブ・リスニング(傾聴)を心がけると相手は徐々に心を開き、話しやすい環境を作りましょう。

例えば下記のとおりです。

  • 対象者が答えやすいような質問を投げかける
  • 相手の意見に共感を示す
  • 回答を誘導しない
  • オープン・クエスチョンを用いる

オープン・クエスチョンとは、答える範囲を制限せずに自由な回答ができる質問の仕方です。

以下のように、答え方の範囲を意識するとより多くの情報を引き出せます。

×「○○カフェを一人で利用するにはハードルが高いですか?」

○「○○カフェにどのようなイメージを持っていますか?」

ただし、自由に回答できるからこそ、回答を考える時間が必要であったり、話題がずれたりしてしまいます。

インタビュアーは、対象者の様子を観察しながら負担がかかる質問ばかりではなく、ときには答えやすい簡単な質問を投げかけるなどの工夫も大切です。

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デプスインタビューは、回答者に時間や労力をかけるため、謝礼を用意するのが一般的です。

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まとめ:消費者の本音を聞き出してマーケティングに役立てよう

デプスインタビューは、下記の5ステップでおこないます。

デプスインタビューやり方5ステップ

  1. 企画構成
  2. インタビュー対象者の選定
  3. インタビューフロー・質問内容の設定
  4. インタビューの実施
  5. 調査結果の分析・レポート作成

まずは、デプスインタビューを実施する目的を明確にし、立てた仮説を軸に企画を始めます。

インタビュー中に意識したいのは、「相手が話しやすい環境作り」です。

対話であることを意識して、相手の様子を観察しながら話すようにしましょう。

また、デプスインタビューは回答者にも負担が高いため、謝礼を用意するのが一般的です。

謝礼相場は1時間のインタビューで1~2万円程度です。話す内容の専門性などを加味して設定しましょう。

この記事を書いた人

東村龍樹

東村龍樹

株式会社DIGITALIO 販促DX事業本部 本部長。日本インターネットポイント協議会(JIPC)のラーニング&ネットワーキング委員としても活動中。現在は、ポイントメディアの知見を活かして、販促DX事業本部にてデジタルギフトサービス「デジコ」の責任者を務めています。