クオカードは電子化できる?クオカードペイとの違いや注意点も紹介
更新日:

クオカードは電子化できる?クオカードペイとの違いや注意点も紹介

「QUOカードを電子化する方法が知りたい」
「法人としてQUOカードを活用したいので、電子化して管理を効率化させたい」
このように考えることはありませんか?

全国約6万店で使えるQUOカードには「QUOカードPay」という電子サービスもありますが、購入場所や使用できる店舗が異なります。

そこで本記事では、QUOカードとQUOカードPayの違いや、QUOカードPayのメリット、注意点を解説します。

QUOカードをより便利に活用したい方の参考になれば幸いです。

QUOカードを電子化して活用したい方のなかには、「法人として相手に喜ばれるギフトを贈りたい」方もいるのではないでしょうか。

オンラインで受け取りが完結するデジタルギフトは、福利厚生や販促キャンペーンなど、さまざまな用途で使われています。

「デジコ」では、デジタルギフトに関するアンケートをおこない、活用シーンや満足度などを調べました。

「デジタルギフトが自社の活動に本当に役立つのか知りたい」方は、下記より調査レポートをダウンロードしてみてください。

クオカードは電子化できる?

「QUOカードをスマートフォンに取り込めたら便利」だと思う方もいるのではないでしょうか。しかし、QUOカードをスマートフォンに取り込むことはできず、電子マネー化もできません。

ただし、オンライン決済に対応したQUOカードとして、「QUOカードPay」というサービスがあります。

次からは、QUOカードPayの詳細を解説します。

クオカードペイとは?クオカードとの違い

QUOカードPayとは、コード決済として使えるデジタルギフトです。カードタイプのQUOカードとの違いを、下記の表にまとめました。

種類QUOカードQUOカードPay
形式現物(カードタイプ)オンライン
有効期限なし最長3年
残高の確認方法レシートの印字アプリorコードのURL
購入方法
  • 加盟店
  • オンラインストア
  • FAX
  • コンビニエンスストア店頭端末
QUOカードPayオンラインストア
使えるお店約6万店非公開

なお、QUOカードが使えるお店であれば、必ずQUOカードPayが使えるとは限りません。

Q
QUOカードPayが使える店舗を教えてください
A:
セブンーイレブン、ローソン、サンドラッグ、吉野家(一部店舗除く)、
ユニクロ(一部店舗を除く)を始めとしたQUOカードPay加盟店でご利用いただけます。
導入店舗は順次拡大中です。
(略)
※カード型のQUOカードとはご利用できる加盟店が異なります。

出典:QUOカードPayよくあるご質問

QUOカードは約6万店のお店で使えると公式サイトに明記されていますが、QUOカードPayの対応店舗数は非公開です。

セブン-イレブンやローソン・サンドラッグなど、有名店舗でも対応していますので、贈る相手の生活圏内に対応店舗があるか確認しておきましょう。

クオカードペイが使えるお店

QUOカードPayが使えるお店の一例を、カテゴリ別に表にまとめました。

カテゴリ使えるお店の例
コンビニエンスストア
  • セブン-イレブン
  • ローソン
  • ミニストップ
スーパー
  • Aコープ(一部店舗のみ)
  • たいらや
  • サンエー食品館
ドラッグストア
  • アインズ&トルペ
  • ココカラファイン(一部店舗を除く)
  • スギ薬局(一部店舗を除く)
飲食店
  • 大戸屋(一部店舗を除く)
  • スシロー(一部店舗を除く)
  • デニーズ
参考:QUOカードPay

このほか、宿泊施設やカラオケボックス・書店でも利用できます。なお、イオンはQUOカードPayの利用に対応していません(2025年1月時点)。

クオカードペイを使うメリット5つ

QUOカードPayを使うメリットは、大きく5つあります。

QUOカードPayを使うメリット5つ

  1. 住所を知らない相手にも贈れる
  2. 贈る金額が自由に選べる
  3. 残高を1つにまとめられる
  4. 現金と併用できるので残高を使い切れる
  5. アプリをインストールしなくても利用できる

QUOカードPayを十分に活用するために、それぞれのメリットをみていきましょう。

メリット1.住所を知らない相手にも贈れる

QUOカードPayは、メールやLINE・FacebookなどのSNSで相手に贈れます。相手の住所を知らなくてもプレゼントが可能です。

送料もかからず、発行したURLを送付するだけなので、すぐにプレゼントを贈りたいときに適しています。

メリット2.贈る金額が自由に選べる

QUOカードPayは、カードタイプのQUOカードに比べて金額設定の自由度が高いです。

種類QUOカードQUOカードPay
最低金額300円1,000円
最高金額10,000円100,000円
金額の種類
  • 300円
  • 500円
  • 700円
  • 1,000円
  • 2,000円
  • 3,000円
  • 5,000円
  • 10,000円

50円から1円単位で注文可能

(合計で1,000円以上の注文であれば、1枚が50円でも可)

参考:QUOカードQUOカードPay

カードタイプのQUOカードは金額が決まっていますが、QUOカードPayは50円から1円単位で注文できます。

贈る相手やシーンにあわせて、柔軟な対応が可能です。

メリット3.残高を1つにまとめられる

専用アプリをインストールすれば、複数のQUOカードPayの残高を1つにまとめられます。

カードタイプのQUOカードだと、複数回に分けてもらうとその分かさばってしまい、持ち運びや利用に不便でした。

QUOカードPayなら、別々の相手に何枚もらっても、スマートフォンで1つにまとめられます。

さらに専用アプリを使うと、有効期限が近いものから使えるので便利です。

メリット4.現金と併用できるので残高を使い切れる

QUOカードPayは、カードタイプのQUOカードと同じく、現金と併用できます。

PayPayや楽天ペイなどのコード決済は、基本的に現金と併用できませんが、QUOカードPayは可能です。

残高が数十円単位と少額になっても、最後まで使い切れます。

メリット5.アプリをインストールしなくても利用できる

QUOカードPayは、専用アプリをインストールしなくても、ブラウザ上で利用できます。

クレジットカードの登録や、本人確認もいりません。

普段は使わないアプリがスマートフォンに増えていく煩わしさがないため、気軽に使えます。

クオカードペイを使う注意点2つ

QUOカードPayを使う際の注意点は、下記の2つです。

QUOカードPayを使う注意点2つ

  1. 有効期限がある
  2. チャージはできない

注意点を知らないと、実際に使う場面で困ってしまうかもしれません。

それぞれの注意点を詳しくみていきましょう。

注意点1.有効期限がある

QUOカードPayは、カードタイプのQUOカードと異なり「発行日から最長で3年」という有効期限があります。

カードタイプのQUOカードは、特定の種類を除き有効期限がないため、混同しないように覚えておきましょう。

注意点2.チャージはできない

QUOカードPayはあくまでデジタルギフトであるため、PayPayや楽天ペイのようにチャージ(入金)ができません。

残高を使い切ったら、それ以上は利用できない仕様です。

またカードタイプのQUOカードの残高を、QUOカードPayとしてチャージ(入金)することもできません。

残高にチャージできるタイプのギフトカードが欲しい場合は、「Google Playギフトカード」「ドトール バリューカード」などがあります。

「Google Playギフトカード」は、Google Playストア内で決済ができるプリペイドカードです。

電子書籍やアプリの購入・サブスクリプションの支払いなどに使えます。

QUOカードPayと異なり、オンラインでの支払いにも利用できる点が特徴です。

「Google Playギフトカード」の使い道については、下記の記事で詳しく紹介していますので、併せてご覧ください。

クオカードの電子化に関してよくあるQ&A

QUOカードの電子化に関して、よくある質問をQ&A形式で紹介します。

気になる使い方や手数料にも触れていますので、事前にしっかり押さえておきましょう。

Q1.クオカードペイの使い方は?

QUOカードPayの使い方は、下記のとおりです。

  • 専用URLを受け取って開く
  • お店でバーコードを読み取ってもらう

QUOカードPay専用アプリをダウンロードしておけば、「アプリに保存」ボタンからQUOカードPayが保存・合算できます。

Q2.クオカードペイに手数料はかかる?

QUOカードPayの利用にはかかりませんが、発行する際(贈る側)には手数料がかかります。

QUOカードPayの発行にかかる手数料は、下記のとおりです。

  • 発行手数料:発行金額の6%(税別)
  • 振込手数料

参考:QUOカードPay公式サイト

QUOカードの手数料に関しては、以下の記事でも詳しく解説していますので、併せてご覧ください。

Q3.クオカードペイはネットショップで使える?

QUOカードPayは、ネットショップやオンラインでの支払いに使えません。

参考:QUOカードPay公式サイト

Q4.クオカードからPayPayなどにチャージできる?

QUOカードからPayPayなど、別の決済サービスにチャージすることはできません。

【法人向け】使い道が幅広いデジタルギフトもおすすめ

従業員へのプレゼントや株主優待などに導入するなら、使い道が幅広いデジタルギフトもおすすめです。

QUOカードPayは、相手の住所を知らなくてもプレゼントできるので、住所や名前などの個人情報を管理しなくて良い点がメリットです。

ただし、同じ特徴をもつデジタルギフトは他にもあります。

QUOカードPayと異なり、ネットショップでの支払いに使える種類もあります。

デジタルギフトを贈る手続きはオンラインで完結するため、在庫管理や発送の手間がかかりません。

デジタルギフトについては、下記の記事で詳しく紹介していますので、気になる方は併せてご覧ください。

デジタルギフトを活用するなら「デジコ」

法人としてデジタルギフトを活用するなら、デジタルギフトサービス「デジコ」がおすすめです。

「デジコ」を導入すると、QUOカードPayだけではなく、PayPayマネーライトやAmazonギフトカードなど、6,000種類以上のラインナップから選べます。

導入費用や月額管理費用はかからないため、手軽に試せる点もメリットです。

またデジタルギフトを法人として利用する際に必要な商標やロゴの利用申請も、デジコが一括対応しているため、手続きの手間を減らせて、施策やキャンペーンに注力できます。

実際に1,000社以上で導入されており、販促キャンペーンや福利厚生などで活用されています。

「デジコ」の詳しい資料は下記よりダウンロードできますので、気になる方はチェックしてみてください。

まとめ:クオカードを電子化したクオカードペイはより便利!

QUOカードそのものをスマートフォンに取り込むことはできませんが、「QUOカードPay」であれば、スマートフォンで決済ができます。

発行したURLを相手に送信するだけでプレゼントできるので、住所を知らなくても贈れます。

QUOカードPayは、QUOカードと異なり有効期限があるものの、贈れる金額の自由度が高く、複数枚の残高を1つにまとめられる点はメリットです。

法人としてQUOカードPayを活用したい場合は、QUOカードPayをはじめとした6,000種類以上のラインナップを取り扱っているデジタルギフトサービス「デジコ」がおすすめです。

デジコは、即日納品(発注から2時間以内に発券)できるので、急なキャンペーンや販促にも対応できます。

またAPI連携を無償で提供しているため、顧客データとデジタルギフトの発行が紐づけられ、情報の一元管理や効率化も可能です。

「デジコ」の資料は下記からダウンロードできますので、気になる方はチェックしてみてください。

この記事を書いた人

東村龍樹

東村龍樹

株式会社DIGITALIO 販促DX事業本部 本部長。日本インターネットポイント協議会(JIPC)のラーニング&ネットワーキング委員としても活動中。現在は、ポイントメディアの知見を活かして、販促DX事業本部にてデジタルギフトサービス「デジコ」の責任者を務めています。